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Define jama じゃま Meaning ジャマ

Displaying results for jama (jama・じゃま・ジャマ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

じゃま【薊】

(Noun) Thistle

Ryukyu (Amami: Kikai)

じゃま

(Noun) Mosquito

Ryukyu (Okinawa)

ちゃーびらさい【来ゃーびらさい】

(Male Expression) May I enter? May I come in? Sorry for intruding; Hello

Ryukyu (Okinawa)

ちゃーびらたい【来ゃーびらたい】

(Female Expression) May I enter? May I come in? Sorry for intruding; Hello

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ジャマ jama (zama) ① 名

  1. 邪魔。さまたげ。

ジャマ jama (Zama) ① 名

  1. ざま。見たようす。Zamaa neeN.見苦しい。

アジャマ ajama (?aZama) ⓪ 名

  1. 安座間。«地»参照。

ジャマミ jamami (Zamami) ⓪ 名

  1. 座間味島。慶良間列島(kirama)の島の名。また,座間味。«地»参照。

ニジャマ nijama (niZama) ① 名

  1. 寝相。寝ざま。niNziZamaともいう。~nu 'waQsaN.寝相が悪い。

ジャマドゥイ jamadui (zamadui) ⓪ 名

  1. うろたえること。狼狽。とまどうこと。~sjuN.

シジャマ shijama (siZama) ① 名

  1. さま。したありさま。ざま。ようす。態度。多くは悪い,あるいはみじめな場合にいう。~nu 'waQsaN.する態度が悪い。makutu gusjo ?araba ?icati katati kwiri, ?asaju naci?akasu ?ujanu~.[まこと後生あらば行逢て語て呉れ朝夕なきあかす親のしざま]本当にあの世があるならば,会って話してくれ,朝夕泣き明かしている親のありさまを。

イチジャマ ichijama (?icizama) ⓪ 名

  1. 生霊。生きている人の怨霊。恨みのある人にとりついてわざわいをなす。
  2. のろい。のろうこと。~sjuN.のろう。昔はのろう者は罰せられた。

ニジャマサ nijamasa (niZamasa) ① 名

  1. 寝ぼけること。~sjuN.

サマジャマ samajama (samaZama) ① 名

  1. さまざま。種種。~nakutu.さまざまなこと。

フィジャマユン fijamayun (hwizama=juN) ⓪ 自=raN,=ti

  1. へだたる。間にはいってへだたる。また,距離が離れる。mura tiiCi hwizamatooN.村一つはさんで離れている。

ジャマドゥユン jamaduyun (zamadu=juN) ⓪ 自=raN,=ti

  1. うろたえる。狼狽する。とまどう。

ニンジジャマ ninjijama (niNziZama) ① 名

  1. 寝ざま。寝相。niZamaともいう。

ダンジャマユン danjamayun (daNzama=juN) ① 自=raN,=ti

  1. 黙りこむ。黙る。?iQpooni hwicinati daNzamati 'usiN Ciitee.[一方に引きなてだんぎやまて居すんついてや(大川敵討)]一方に引きさがっておし黙っているのでは。

ジャマドゥイカー jamaduikaa (zamaduikaa) ⓪ 名

  1. zamaduikaaduiと同じ。

ウトゥシジャマ utushijama (?utusizama) ⓪ 名

  1. 鏡餅。正月に供える?ucanuku。仏壇と火の神の前に供える。大中小の三つを重ねる。下の大きなものをsicadee(下台),中のものをnakadee(中台),上の小さなものを?waadee(上台)という。

シーシジャマ shiishijama (siisiZama) ① 名

  1. 起居振舞。挙動。

アシジャマチヤ ashijamachiya (?asizamacija) ⓪ 名

  1. はきもの店。下駄屋。

ジャマドゥイカードゥイ jamaduikaadui (zamaduikaa]dui) ⓪ 名

  1. 大いにうろたえること。大狼狽。大いにとまどうこと。~-nu ?uhusaN.大いにうろたえることが多い。~sjuN.

シヨーシジャマ shiyooshijama (sijoosiZama) ① 名

  1. やりよう。やりかた。行ないぶり。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

じゃま 【邪魔】

See also

Phrases

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

じゃまどぅいん (じゃまどぅたん、じゃまどぅらん、じゃまどぅてぃ)

  • うろたえる
  • Example phrases
    • ゆくしむにーっし くゎっくゎちょーたる くとぅ いーあてぃらりやーに いっぺー じゃまどぅとーたん。
      (嘘をついて隠していたことを言い当てられてとてもうろたえていた)

じゃま

  • Example phrases
    • あれー っくゎ なち うや なとーしが、えーさちん わからん、じゃまー ねーらん。
      (あの人は子もできて親になっているが、挨拶もわからなくて、みっともない)

うきじゃま にじゃま

  • 起きぬけ
  • Example phrases
    • あったに でんわぬ なてぃ、うきじゃまにじゃまぬ くとぅ やてぃ ぬー なとーが すら、ちゃーっし ふぃんとー しぇー しみが すら わからんたん。
      (突然電話が鳴って、起きぬけのことでいったいどうなっているのか、いったいどのようにして返答したらいいのか分からなかった)

しじゃま

  • 態度
  • Example phrases
    • あれー しじゃまぬ わっさぬ、うやぬ ならーしぬ たらーんくとぅ、ちむぬ ふどぅっうぃーてー をぅらん。
      (あの人は態度が悪くて、親の教育が足りないので、精神が成長していない)

しよー しじゃま

  • やり方
  • Example phrases
    • あれー てぃふん ないる っちゅ やくとぅ、ありが しよーしじゃま ねーびしぇー。
      (あの人は手本になる人なので、あの人のやり方を真似なさい)

にじゃまさ すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 寝ぼける
  • Example phrases
    • にじゃまさ そーてぃ あちぢゃー そーぬぎてぃ ぬまーに ちゅばちなかい みーくふぁたん。
      (寝ぼけていて熱い茶を何も考えずに飲んでしまって一気に目が覚めた)

にんぢ じゃま

  • 寝相
  • Example phrases
    • わらべー あましぢゅーさぬ、にんぢじゃまぬ わっさん。
      (子どもは元気が有り余っていて、寝相が悪い)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アダンパームス [ʔa⸢dam⸣paːmusu] (名)

  • アダン葉で作った蓆。アダン葉の中央と両側の刺を取り除いて乾燥し、⸣ムス フ⸢ミ⸣ヤマ[⸣musu ɸu⸢mi⸣jama](蓆編み機)で編んだもの。編み目の粗い筵であるから座敷用には用いず、夏の暑い時期に庭先や縁側に敷いて、その上に寝たり座ったりするのに用いた。
  • Example phrases
    • ア⸢ダン⸣パームス シ⸢キティ⸣ プ⸢スマニビ⸣ シ⸢ミリ
      [ʔa⸢dam⸣paːmusu ʃi̥⸢kiti⸣ pu̥⸢sumanibi⸣ ʃi⸢miri]
      (アダン葉蓆を敷いて昼寝をさせなさい)

アマシェーヌヤマザーテー [ʔa⸢maʃeːnu⸣ jamaʣaːteː] (連)

  • 屋号。小浜屋真氏宅。⸣ヤマザー[⸣jamaʣaː](屋真兄さん)は、名前の⸣ヤマー[⸣jamaː](屋真)に、⸢アー⸣ザ[⸢ʔaː⸣ʣa](兄さん)が下接して生成された合成語

アラカー [ʔa⸢ra⸣kaː] (固)

  • (地)新川。中森の西のパ⸢カヤマ[pa⸢kajama](墓山)に連続した森の東端部にある地名。ア⸢ラ⸣カーウガン[ʔa⸢ra⸣kaːʔugaŋ](新川御願)という拝所がある。直径約1メートルのヤ⸢ラブ[ja⸢rabu](テリハボク)の大木が鬱蒼と生い茂っている。
  • Example phrases
    • ア⸢ラ⸣カーヤ ナ⸢カンブレー⸣ヌ ⸢インタカタ⸣ナール アル⸢ダー
      [ʔa⸢ra⸣kaːja na⸢kambureː⸣nu ⸢ʔintakatanaː⸣ru ʔaru⸢daː]
      (新川は中岡の西側にあるのだよ)

アラカーウガン [ʔa⸢ra⸣kaːʔugaŋ] (固)

  • 鳩間島の水の神を祀る拝所(御願、お嶽)。ミ⸢ジムトゥ[mi⸢ʤimutu](水源)といわれている。ウ⸢ブ⸣マイ[ʔu⸢bu⸣mai](大前)とパ⸢カヤマ[pḁ⸢kajama](墓山<林>)の境にある。ヤ⸢ラブ[ja⸢rabu](テリハボク)の巨木やフ⸢クン[ɸu̥⸢kuŋ](福木)の大木が鬱蒼と生い茂る中に瓦葺の拝殿がある。拝殿の奥には、⸣ウボー[⸣ʔuboː](威部{EOS}香炉のある聖域)がある。ア⸢ザテーは⸢ヨー⸣カヤーから養子入って継いだ家である。⸢ヨー⸣カヤーの屋敷の東庭は大変セジ高い所で、ビ⸢チ⸣ル[bi⸢ʧi⸣ru](神霊の高い霊石の庭)がある。昔は、⸢ウイヌ⸣ウガン(友利御嶽)で祈願があった後、サカサ(司{EOS}神女)やティ⸢ジリ⸣ビー(男性神職者)たちが、⸢カンヌ⸣ミチ[⸢kannu⸣miʧi](神の道)を通って⸢ヨー⸣カヤーの東庭のビ⸢チ⸣ルに集まり、⸢カンアサ⸣ビ[⸢kaŋʔasa⸣bi](神遊び)をして、ア⸢マイヨーッ⸣タ[ʔa⸢maijoːt⸣ta](歓え誇られた)と伝えられている。現在の東里家は西村のトゥ⸢ニムトゥ[tu⸢nimutu](根家{EOS}根元)で、豊年祭のカ⸢シ⸣ラ<旗頭。雌>を保管する家である。東里家から分与されたと伝えられるカシラ<旗頭>を東村のカシラ<旗頭。雄>として、東村のトゥ⸢ニムトゥ(根家{EOS}友利家)に保管されている。新川御願の最後のティ⸢ジリ⸣ビー[t⸢iʤiri⸣biː](手摩り部{EOS}男性神職者)は東里清光氏であった。/ウフイラカ カミガナシ アミブシャヌ/カミイラカ タケバル アミブシャヌ/ミジムトゥヌ マブルシュー アミブシャヌ/ウブガーラヌ シキフチ アミブシャヌ/ウムルミジ タラショーリ アミブシャヌ/フダルミジバ タボラリヨー アミブシャヌ/(ア⸢マン⸣グイ<雨乞い歌>)と歌われている。
  • Example phrases
    • サ⸢カサ [sa⸢kasa] (司{EOS}神女)は米盛クヤ氏(1960年代) ティ⸢ジリ⸣ビ [ti⸢ʤiri⸣bi] (てずりべ{EOS}男の神人)は東里清光氏が勤めておられた(平成10年頃))。伝承によると、ム⸢カ⸣シナー ⸢ペーレーヌ⸣ シ⸢ジキティ⸣ ス⸢クリ⸣ムヌン サ⸢リティ⸣ トゥ⸢ララン⸣シェンドゥ ⸢ヨー⸣カヤートゥ ア⸢ザテーヌ ターパタ⸣キナー カー⸢ニ⸣ ア⸢ミ⸣ヌ フイ⸢キー⸣ル パ⸢トゥ⸣マー ガ⸢シ⸣ ナ⸢ラン⸣シェンツォー ⸣アイ ヤ⸢レー⸣キ ⸢ウン⸣ネヌ ウ⸢ガンバ⸣ ブ⸢ラクヌ⸣ プ⸢スン⸣ ウ⸢ガ⸣モーリ ⸢ウン⸣ネナー ⸢アッ⸣タ カ⸢シ⸣ラン ⸣バキティ ⸢アンヌムラヌ⸣ トゥ⸢ムレー⸣ ム⸢タ⸣ソーッタ⸣ツォー[mu⸢ka⸣ʃinaː ⸢peːreːnu⸣ ʃi⸢ʤikiti⸣ su̥⸢kuri⸣munun tu⸢raraŋ⸣ʃendu ⸢joː⸣kajaːtu ʔa⸢ʣatenu taːpata⸣kina kaː⸢ni⸣ ʔa⸢mi⸣nu ɸui⸢kiː⸣ru pḁ⸢tu⸣maː ga⸢ʃi⸣ na⸢raŋ⸣ʃenʦoː ⸣ʔai ja⸢reː⸣ki ⸢ʔun⸣nenu ʔu⸢gam⸣ba bu⸢rakunu⸣ pu̥⸢suŋ⸣ ʔu⸢ga⸣moːri ⸢ʔun⸣nena ⸢ʔat⸣ta kḁ⸢ʃi⸣ram ⸣bakiti ⸢ʔannumuranu⸣ tu⸢mureːm⸣ mu⸢ta⸣soːttaʦoː](昔に旱魃が続いて作物も枯れて収穫出来なかったが、西原家と東里家の田畑にだけ雨が降ったので、鳩間島は餓死しなかったそうだ{EOS}それで、その家の御嶽を村の人も拝まれ、その家にあった旗頭も分けて東村の友利家に分与され<持たされ>たそうだ)(鳩間真吉氏談)

ウガン [⸣ʔugaŋ] (名)

  • 御嶽。御願所。聖域。「拝み」の義。「Vogamijo.ヲガミジョ(拝み所)、Faiden」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。ヲガミ[wogami] → ウガミ[ʔugami] → ウガン[ʔugaŋ]の音韻変化による。鳩間島では「ウタキ」とは言わない。必ず⸣ウガン[⸣ʔugaŋ]という。ム⸢トゥ⸣ウガン[mu⸢tu⸣ʔugaŋ](「本お願」の義{EOS}友利御嶽{EOS}単に⸣ムトゥともいう{EOS}歌謡では、トゥ⸢ムル{SqBr}tu⸢muru{/SqBr}と歌われている)、ピ⸢ナイ⸣ウガン[pi⸢nai⸣ʔugaŋ](鬚川御嶽)、ア⸢ラ⸣カーウガン[ʔa⸢ra⸣kaːʔugaŋ](新川御嶽{EOS}ミ⸢ジムトゥ{SqBr}mi⸢ʣimutu{/SqBr}ともいう)、⸢マイドゥム⸣ルウガン[⸢maidumu⸣ruʔugaŋ](前泊御嶽{EOS}タ⸢ビヌ⸣ウガン{SqBr}ta⸢binu⸣ʔugaŋ{/SqBr}<旅のお願>ともいう)、ニ⸢シ⸣ドーウガン[ni⸢ʃi⸣doːʔugaŋ](西堂御嶽)、フ⸢ナ⸣バルウガンン[ɸu⸢na⸣baruʔugaŋ](船原お嶽)などがある。『琉球国由来記』には、「友利御嶽」と「ヒナイ御嶽」のフ⸢タヤマ[ɸu̥⸢tajama](二御嶽<二山{EOS}二岳>)が記載されている。
  • Example phrases


    • ⸢ガン⸣マー プ⸢ス⸣ヤマ フ⸢タヤマ⸣ティル ⸣カズイ⸢ヨーッ⸣タ(ユ⸢モーッ⸣タ(数えられた)

    • [ʔu⸢gam⸣maː pu̥⸢su⸣jama ɸu̥⸢taja⸣matiru kaʣui⸢joːt⸣ta]
      (御嶽は一山、二山と<ぞ>数えられた)

ウシヌピラ [ʔu⸢sinu⸣ pira] (連)

  • すき(犂)。「牛の箆(へら)」の義。ウ⸢シヌ⸣ヤマ[ʔu⸢ʃinu⸣ jama](牛の犂)ともいう。⸣ヤマ[jama](仕掛け{EOS}装置)はL字型木枠の中央に uby{轅}{ナガエ}を付け、 uby{軛}{クビキ}に掛けて引かせるようにした鋤。下の木枠の先端部に鉄の歯<箆>を装着したもの。木枠にハンドルを付け、牛に引かせて田畑の土を鋤き返した。
  • Example phrases
    • ウ⸢シヌ⸣ ピ⸢ラ⸣バ ウ⸢シン⸣ ピ⸢カシティ⸣ パ⸢タ⸣キ シゥ⸢カシ⸣バ
      [ʔu⸢ʃinu⸣ pi⸢ra⸣ba ʔu⸢ʃim⸣ pi̥⸢kaʃi̥ti⸣ pḁ⸢ta⸣ki sï̥⸢kaʃi⸣ba]
      (犂<牛の箆>を牛に引かせて畑を鋤かせなさいよ)

ウシヌヤマ [ʔu⸢ʃinu⸣ jama] (連)

  • すき(犂)。「牛のヤマ」の義。⸣ヤマ[⸣jama](仕掛け{EOS}装置)の義で、「牛に引かせて土地を鋤く装置<犂>」の意。ウ⸢シヌ⸣ピラ[ʔu⸢ʃinu⸣ pira](鋤)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢アー⸣ネーラ ウ⸢シヌ⸣ ヤマ カ⸢リ⸣クー
      [⸢ʔaː⸣neːra ʔu⸢ʃinu⸣jama ka⸢ri⸣kuː]
      (東隣の家から犂を借りてきなさい)

ウブマイ [ʔu⸢bu⸣mai] (名)

  • (地)「大前」と表記されている。ナ⸢カン⸣ブレー[na⸢kam⸣bureː](中岡)とパ⸢カヤマ[pḁ⸢kajama](墓山)の南側の畑地一帯。
  • Example phrases
    • ウ⸢ブマイ⸣ヌ パ⸢タ⸣キナー ⸣ヤサイ ス⸢ク⸣リティ サ⸢カラシ⸣シケー
      [ʔu⸢bumai⸣nu pḁ⸢ta⸣kinaː ⸣jasai su̥⸢ku⸣riti sḁ⸢karaʃi⸣ʃi̥keː]
      (大前の畑に野菜を作って繁らせてある)

カサ [⸣kḁsa] (名)

  • {Mn_2}ランプにつける笠状の反射板。ガラス状の厚さ3ミリ程度の円形板。中央部に直径約6センチ程の穴があり、フ⸢ヤ[ɸu⸢ja](火屋)が突き抜けて立てられるようになっている。⸢トゥール⸣ヌ ⸣ヤマ[⸢tuːru⸣nu ⸣jama](針金で出来たランプの枠)にセットして部屋に吊るし、部屋を明るくした。それ以前はトゥ⸢ブ⸣シ[tu⸢bu⸣ʃi]を灯した。
  • Example phrases


    • ダンプヌ (⸢トゥール⸣ヌ)
    •  ⸣カサ ウ⸢タ⸣シ バ⸢リシティナー⸣ヌ

      ⸣カサ ウ⸢タ⸣シ バ⸢リシティナー⸣ヌ [⸣dampunu(⸢tuːru⸣nu)

    • ⸣kḁsa ʔu⸢ta⸣ʃi ba⸢riʃi̥tinaː⸣nu]
      (ランプ<⸢燈炉、トウロ、俗」『色葉字類抄』の転訛したものか>の笠を落として割ってしまった)

カシカキ [kḁ⸢ʃi⸣kḁki] (名)

  • {Mn_1}かせかけ。かせを掛けること。経糸をかける工字型の道具を改良した物がカ⸢シカキ⸣ヤマ[kḁ⸢ʃikaki⸣jama]である。養蚕が普及した頃に導入されたものという。

カンヌクー [⸢kan⸣nu ⸣kuː] (連)

  • 神司の交替の儀式を行う際に使う米の粉。交替の儀式を行う家の庭に、⸢クー⸣ジ[⸢kuː⸣ʤi](トウヅルモドキ)を⸣カンヤマ[⸣kaŋjama](御嶽{EOS}<神の山>)より採取してきて、注連縄も張り巡らす。祈願をしている間にシ⸢ル[ʃi⸢ru](代{EOS}注連縄の中)で屈強の男が米粉を搗いて神に供え、それを参会者に配る

キータムヌ [⸢kiːtamu⸣nu] (名)

  • 薪。生木や枯れ木を切って薪にしたもの。⸢ユシ⸣キキー[⸢juʃi̥⸣kikiː](枯れたススキの薪)、ヤ⸢キバイ[ja⸢kibai](ススキ林を焼き払い、燃え残ったススキを刈って薪にしたもの)の対義語。鳩間島の人は西表島の田圃の回りや海岸端の雑木を伐って自家用の薪にしたり、丸太を長さ約40センチに切って斧で割り、直径約16センチの束にして石垣島へ売ったりした。輸出用の薪は、薪の束を高さ約150センチ、長さ約2メートルに積んで、それをプ⸢ス⸣ヤマ[pu̥⸢su⸣jama](一山)と称して入札にかけ、値段を決めて売買していた。
  • Example phrases
    • ⸢キータム⸣ノー バ⸢リタムヌ⸣ティン ア⸢ジティ⸣ ウ⸢リバ キー⸣タナナ シ⸢ミティ モーシタ
      [⸢kiːtamu⸣noː ba⸢ritamunu⸣tiŋ ʔa⸢ʤiti⸣ ʔu⸢riba kiː⸣tanana ʃi⸢miti moːʃita]
      (木の薪は割り薪とも言い、それを薪棚に積んで乾燥させて燃やしたものだ)

キガ [⸣kiga] (名)

  • 怪我。若年層の言葉。老年層は⸢ドゥーヤマ⸣シ[⸢duːjama⸣ʃi](怪我{EOS}<胴病まし>)という。
  • Example phrases
    • イ⸢フナ⸣ ア⸢サビバ シーベー⸣ティ ⸣キガ ⸢スン⸠ダー <⸣ドゥ ヤ⸢マ⸣スン⸢ダー>
      [ʔi⸢ɸuna⸣ ʔa⸢sabiba ʃiːbeː⸣ti ⸣kiga ⸢sun⸠daː <⸣du ja⸢ma⸣sun⸢daː>]
      (妙な遊びをしていて、怪我をするぞ)
    • ⸢ウイ⸣プソー ク⸢ルブ⸣カー ⸣キガ ⸢ソーリ⸣スバ ミス⸢コーミスコー⸣シ ア⸢ラ⸣コーリ
      [⸢ʔui⸣pu̥soː ku⸢rubu⸣kaː ⸣kiga ⸢soːri⸣suba misu̥⸢koːmisu̥koː⸣ʃi ʔa⸢ra⸣koːri]
      (老人は転んだら怪我をされるから、注意深く慎重に歩いてください<お歩きなされまし>)

キガニン [ki⸢ga⸣niŋ] (名)

  • 怪我人。負傷者。「怪我人」の転訛。老年層は、⸢ドゥーヤマシ⸣プス[⸢duːjamaʃi⸣pu̥su](怪我人<胴病まし人>)という。
  • Example phrases
    • ⸢ダイダマ⸣ヌ ⸢パス⸣クリティ キ⸢ガニン⸣ヌ ⸣ンジェーン ティバン⸢ナー
      [⸢daidama⸣nu ⸢pasu̥⸣kuriti ki⸢ganin⸣nu ⸣ʔnʤeːn tiban⸢naː]
      (ダイナマイトが爆発して怪我人が出たそうだねえ)

クーイシ [⸢kuː⸣ʔiʃi] (名)

  • 水成岩の一種。コー⸢シェー⸣マイシ[koː⸢ʃeː⸣maʔiʃi]ともいう。ナ⸢カン⸣ブレ[na⸢kam⸣bure](中岡)の下やパ⸢カヤマ[pḁ⸢kajama](墓山)にある。墓山の南斜面の水成岩には伝統的な⸢フインチ⸣バカ[⸢ɸuinʧi⸣baka](掘抜き墓{EOS}亀甲墓)が作られている。
  • Example phrases
    • パ⸢カヤマヌ クー⸣イシナー パ⸢カヌ⸣ プ⸢ラ⸣リ ⸢ベー
      [pa⸢kajamanu kuː⸣ʔiʃinaː pḁ⸢kanu⸣ pu⸢ra⸣ri ⸢beː]
      (墓山の水成岩には亀甲墓が掘られている)

クーラミナトゥ [⸢kuːraminatu] (名)

  • クーラ川の川口。⸢久浦港」の義。伊武田の西側と久浦田原の境を流れる川の河口。古見岳の西側、タ⸢カ⸣スクヤマ[tḁ⸢ka⸣su̥kujama](タカスク山)とティ⸢ドゥ⸣クヤマ[ti⸢du⸣kujama](ティドゥク山)から流れる雨水を集めて流れる⸢クーラガーラ[⸢kuːragaːra](久浦川)の河口は海砂が堆積して干潮時には船の通行ができない。満潮時に伝馬船やサバニを河口から乗り入れて荷物の積み下ろしをした

サカサ [sḁ⸢kasa] (名)

  • 司。女性の神職者。⸢カン⸣プス[⸢kam⸣pu̥、su](神職者{EOS}「神人」の義)で、担当する⸣ウガン[⸣ʔugaŋ](お願{EOS}御嶽)の⸣ウボー[⸣ʔubou](威部{EOS}霊域)を護る神女。毎月の朔日、十五日には⸣ウガン[ʔugaŋ]にお参りをして祈願をした。キ⸢ザル[ki⸢ʣaru](村の祭祀)には神事の中心となって、担当する⸣ウガン[⸣ʔugaŋ](お願{EOS}御嶽)で祈願をする。⸣サーダカマリ[⸣saːdakamari](セジ高い生まれ{EOS}生来霊感のすぐれた人)で、カ⸢ンダー⸣リ[ka⸢ndaː⸣ri](神懸り)したり、フ⸢ダマリ[ɸu⸢damari](神懸り{EOS}体調を崩したりして寝込んでいて、急に神が憑依して常人と異なる言動をし、神託を告げるようになること)  によって就任する。⸣シジ[⸣siʣi](血筋)、ピ⸢キ[pi̥⸢ki](御嶽を中心とする血統)によって所属する御嶽(お願)のサカサが誕生する。サカサ(司)に就任することを、⸣ヤマ ダ⸢クン[⸣jama da⸢kuŋ](山を抱く)という。特定の⸣ウガン[⸣ʔugaŋ](御嶽)でサカサの欠員が生じた場合、それぞれのピ⸢キ[pi̥⸢ki](血統)の御嶽で祈願をし、ウ⸢ク⸣ジ バ⸢リ[ʔu⸢ku⸣ʣi ba⸢ri](神籤を占い)、後継者を決定した。また、⸣シジダカマリ[⸣ʃiʣidakamari](セジ高い人)で病弱な状態が続いた場合、石垣島の⸣サンギンソー[⸣saŋginsoː](三世相{EOS}易者)やユタ[ju⸢ta](かんなぎ{EOS}口寄せする巫女{EOS}霊能者)に観てもらい、継ぐべき神職を決めてもらうこともあった。また本人が神がかり状態になって、神司職を継ぐべき御嶽の神意を告げることもあった。神懸り状態になることを、フ⸢ダマルン[ɸu⸢damaruŋ]という。
  • Example phrases
    • サ⸢カサー カンダー⸣リ シ⸢ティ⸣ ウ⸢ガ⸣モール プ⸢スン オー⸣リ フ⸢ダマリティ⸣ ナ⸢ロー⸣ル プ⸢スン オー⸣ルン
      [sḁ⸢kasaː kandaː⸣ri ʃi̥⸢ti⸣ ʔu⸢ga⸣moːru pu̥⸢suŋ ʔoː⸣ri ɸu⸢damariti⸣ na⸢roː⸣ru pu̥⸢suŋ ʔoː⸣ruŋ]
      (司は神懸りして拝まれる人もおられ、フダマリ<神懸り>して神託によって成られる人も居られる)
    • 1970年頃の司は、⸢ウイヌ⸣ウガン
      [ʔuinu⸣ʔugaŋ]
      (友利御嶽{EOS}加治工千代氏)
    • 、ピ⸢ナイ⸣ウガン
      [pi⸢nai⸣ʔugaŋ]
      (鬚川御嶽{EOS}花城イガ氏)
    • 、ニ⸢シ⸣ドーウガン
      [ni⸢ʃi⸣doːʔugaŋ]
      (西堂御嶽、米盛クヤ氏)
    • 、ア⸢ラ⸣カーウガン
      [ʔa⸢ra⸣kaːʔugaŋ]
      (新川御嶽、吉川信子氏)


    • あった)

シママール [ʃi⸢mamaː⸣ru] (名)

  • {Mn_2}島々の巡視。役人の島々巡視は、ウ⸢ヤマー⸣ル[ʔu⸢jamaː⸣ru](親回り)ともいう。
  • Example phrases
    • ヤ⸢クニン⸣ヌ シ⸢ママール⸣ヌ トゥ⸢ルム⸣チェー ⸢デー⸣ジ ⸢ヤッタ⸣ツォー
      [ja⸢kunin⸣nu ʃi⸢mamaːru⸣nu tu⸢rumu⸣ʧeː ⸢deː⸣ʤi ⸢jatta⸣ʦoː]
      (役人の島回りの接待は大変だったそうだ)

シミ [⸣ʃimi] (名)

  • つむ(錘)。糸巻きの心棒。⸣ブンブンヤマ[⸣bumbuŋjama](糸車)の付属品。鉄製の細い棒で、フ⸢ドー⸣シ[ɸu⸢doː⸣ʃi](竹管)を差し込んで回転させ、撚りを掛けながら糸を巻く器具。
  • Example phrases
    • フ⸢ドー⸣シナ バ⸢ラフ⸣タ イ⸢リティ⸣ シミナー ヌ⸢キティ⸣ ヤマー ⸢マーセー⸣ティル ⸣イトー マ⸢コーッ⸣タ
      [ɸu⸢doː⸣ʃina ba⸢raɸu̥⸣ta ʔi⸢riti⸣ ʃiminaː nu⸢kiti⸣ jamaː ⸢maːʃeː⸣tiru ⸣ʔitoː ma⸢koːt⸣ta]
      (竹管に藁を差し入れて uby{錘}{ツム}に貫き差し、糸車を回しながら<ぞ>糸は巻かれた)

タカスク [tḁ⸢ka⸣suku] (名)

  • (地)ティ⸢ドゥ⸣クヤマ[ti⸢du⸣kujama](古見岳の西側の連山で、⸢インダ{SqBr}⸢ʔinda{/SqBr}<伊武田>、⸢クーラ{SqBr}⸢kuːra{/SqBr}<久浦>あたりまで裾野を張り出している山)からインダ崎へ流れ出した台地の根幹の部分にある原野の窪地を水田に開いたところ。田が深く、牛を入れることができなかったという。所によっては水田に丸太を沈めて、それを踏んで稲を植え付け、刈り取りをしたといわれている。⸣ウブシケー[⸣ʔubuʃi̥keː](大城家)、⸢メー⸣ケー[⸢meː⸣keː](大城家<宮古屋>)の水田があった。
  • Example phrases
    • ヤ⸢ラ⸣ビ ⸢シェーン⸣ケン タ⸢カスク⸣ヌ ⸣ウブシケヌ ⸢ター⸣ヌ ⸢マイ カリン ゲー⸣タン
      [ja⸢ra⸣bi ⸢ʃeːŋ⸣ken tḁ⸢kasuku⸣nu ⸣ʔubuʃi̥keːnu ⸢taː⸣nu ⸢mai kariŋ geː⸣taŋ]
      (子供の頃、タ⸢カ⸣スク{SqBr}tḁ⸢ka⸣suku{/SqBr}にある大城家の田の稲刈りに行ったことがある)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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シジャマリー [ʃidʒamariː] L (名)

  • 長男

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

じゃま邪魔

(Common Noun)

  1. Hindrance; Obstacle; Nuisance

  1. To visit (somebody's home)

  1. Demon who hinders Buddhist training; Demon who obstructs sentient beings from maintaining moral behaviour

ジャマ

(Noun)

  1. Jammer

またねじゃまたね

(Common Expression)

  1. Good-bye; See you later

ではまたじゃま

(Expression)

  1. See you later (used in casual correspondence and conversation); Goodbye; Sincerely
    Abbreviation

じゃまお邪魔御邪魔

(Noun)

  1. Hindrance; Intrusion
    Polite (teineigo) language

ジャマ

(Noun)

  1. Pyjamas

じゃまもの邪魔者邪魔物じゃま

(Noun)

  1. Obstacle; Hindrance; Impediment; Obstruction

  1. Nuisance; Bore; Burden

じゃまだて邪魔立てじゃま立て

(Noun)

  1. Deliberate hindrance; Obstruction

じゃまっけじゃまッけ邪魔っけ邪魔っ気邪魔ッけ邪魔ッ気

(Noun)

  1. Nuisance; Obstructive (person); Troublesome (person)

じゃま

(Noun)

  1. Peanut brittle

ジャマイカ牙買加

(Common Noun)

  1. Jamaica
    Word usually written using kana alone

じゃまくさい邪魔くさい邪魔臭い

(Expression)

  1. Troublesome; Pain in the butt

じゃまむしお邪魔虫御邪魔虫

(Noun)

  1. Someone who gets in the way without serving any useful purpose; Fly in the ointment; Buttinsky; Third wheel

じゃましますお邪魔します御邪魔します

(Expression)

  1. Excuse me for disturbing (interrupting) you; Greeting used when entering someone's home

ジャマ

(Common Noun)

  1. Pajamas; Pyjamas

ジャマコール

(Noun)

  1. Late-night phone call

ジャマすがたジャマ姿

(Noun)

  1. (Appearance while) in pajamas (pyjamas)

さんじゃまつり三社祭

(Noun)

  1. Sanja Festival (Asakusa Shrine in Tokyo; third weekend of May)

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【JAMA】

Jama

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