(Noun) Dream
Define imi いみ Meaning イミ
Displaying results for imi (imi・いみ・イミ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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イミ imi (?imi) ⓪ 名
- 夢。?imeecooN 'NNdaN.夢にさえ見ない。少しも思わない。?imee ?araNga 'jaa.夢ではないか。~'NNcaru gutooN.(楽しくて)夢のようだった。~miigamarasjaN.悪い夢ばかり見る。夢見が悪い(不幸の前兆とされる)。~N miikeesigeesi.深く思って夢にまで何度も見て。~miiCirugajuN.夢を見続ける。毎晩夢ばかり見る。
イミ imi (?imi) ⓪ 名
- 量・体積がふえること。外米のように,煮るとふえて,徳用になるという場合に多く用いる。~sjuN.ふえる。ふえて得である。
イミ imi (?imi) ⓪ 名
- 喪に服すること。忌み。~ni kakajuN.喪に服するような近い関係にある。
イミ imi (?imi) ① 名
新
- 意味。普通にはcimueeという。
ミミ mimi (mimi) ⓪ 名
- 耳。~hwiramijuN.耳を傾ける。熱心に聞く。耳をすます。また,(動物が)耳を立てる。
チミ chimi (cimi) ① 名
文
- 首里や地方の王家筋の宗教をつかさどる神女。cihwiziN[聞得大君]に直属し,各間切(maziri)のnuuru(のろ)よりも位が高い。
- 〔文〕君。主君。'jaa hwahwa?ujaju, tiNtu zinu nakani eimi?ujanu ticija tumuni tiN kamiti, zija humaNtijari. [やあ母親よ 天と地の中に 君親の敵や 供に天かめて 地やふまぬてやり(忠臣身替)]やあ母よ,天と地の間に君や親のかたきは倶に天を戴いて地をふまぬといわれています。
チミ chimi (Cimi) ⓪ 名
- 詰め。勤務。ある場所に詰めて勤務すること。複合語に,'eemazimi(八重山勤務), 'juzimi(夜の当番。宿直)などがある。
チミ chimi (Cimi) ① 名
- 爪。
- 紡錘。つむ。糸をつむぐ機についた鉄錐。 'jaamanu~.糸車の紡錘。
イリミ irimi (?irimi) ① 名
- 入り目。ものいり。出費。金がかかったり,物がいったりすること。
シミ shimi (simi) ⓪ 名
- 締め。合計。
シミ shimi (Simi) ⓪ 名
- 墨。
- 学問。?agari ?akagariba~narega ?icuN, kasira 'juti tabori 'wa?ujaganasi.[東明がれば墨なれが行きゆん髪結てたばうれ我親がなし]東の空が明るくなると学問を習いに行きます。髪を結ってくださいおかあさま。Simee siQci munoo siraN.学問はありながら,物の道理を知らない。論語読みの論語知らず。~N siraN muN.無学な者。文盲。
- 消し炭。caasiziNのこと。木炭は普通taNという。
シミ shimi (Simi) ① 名
- 隅。
ヲゥイミ wuimi ('uimi) ⓪ 名
- 'ujumiと同じ。
フィーミン fiimin (hwiimiN) ⓪ 名
新
- 平民。普通はhjakusjooという。
ハジミ hajimi (hazimi) ① 名
- 始め。最初。
イチミ ichimi (?icimi) ⓪ 名
- 現世に生きていること。また,現世。この世。gusjoo(後世)の対。~nu gutu ?aree.この世のようであれば。
イミユン imiyun (?imi=juN) ⓪ 他=raN,=ti
- 催促する。
イリミー irimii (?irimii) ① 名
新
- 入れ目。義眼。
クジミ kujimi (kuzimi) ① 名
- 入相の鐘。「こじみ(昏鐘鳴)」に対応する。
ミミジ mimiji (mimizi) ⓪ 名
- みみず。
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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いみ 【忌】
いみあけ 【忌み明け】
ものいみ 【物忌み】
Phrases
- ~をする chichishinuN
かいみよう 【戒名】
つかいみち 【使い道】
すいみつとう 【水密桃】
See also
すいみんぶそく 【睡眠不足】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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いみ
- 夢
- みーくーてぃからー ちゅけーんちょーん いめー みしらん どー。ぬーがな いーぶさるくとー ねーやびらん がやー?
(亡くなってから一度も夢は見させてくれないよ。何か言いたいことはないのかねえ)
Example phrases
いみ あき
- 忌み明け
- いみあけー さんにん かかいくとぅ、うぬ っうぇーだー うゆうぇー さい、やー ぢゅくい さい、やーうーちー さい しぇー ならんでぃ。
(忌み明けは3年かかるので、その間はお祝いしたり、家を築いたり、引っ越しをしたりしてはいけないって)
Example phrases
いみーん (いみたん、いみらん、いみてぃ)
- 催促する
- ふぇーたいぬ アミリカーたーや うちなーから ふぇーくなー っんぢてぃ いけーんでぃ いみらっとーん。
(軍人のアメリカ人たちは沖縄から早く出て行けと催促されている) - ふぇーくなー わん とぅじっし とぅらしよーんでぃ あーいる かーじ いみらっとーん。
(早く私を妻にしてと出会うごとに催促されている) - かとーる じん ふぇーくなー けーしぇーんち どぅしから いみらっとーん。
(借りているお金を早く返してと友人から催促されている)
Example phrases
いみ すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- 量が増す
- くみんかい っんむ いったい、まーみんでー まんちきーねー くみぬ いみすん。
(米に芋を入れたり、豆などを混ぜると米の量が増す) - くぬ スプレーや ちゅばちなかい うほーく っんぢてぃちゅーくとぅ いめーさん。
(このスプレーや一度に多く出て来るので無駄が出る) - わらびぬ うふさる とぅくろー あちびーぐゎー ちゅくてぃ かましーねー くめー いみ すん。
(子どもの多いところは粥をつくって食べさせると米の量が増す)
Example phrases
いみがしまさん
- 夢見が悪い
- ちかぐろー いふーな いみびかー んーち いみがしまさっさー。
(近頃は変な夢ばかり見て夢見が悪い)
Example phrases
うちぇーいみしぇーん (うちぇーいみそーちゃん、うちぇーいみそーらん、うちぇーいみそーち)
- おいで遊ばす
- んかしぇー すいぐしくんかえー うしゅがなしーめーぬ うちぇーいみそーちゃん。
(昔は首里城に国王がおいで遊ばされた)
Example phrases
しー いみやー
- 借金取り
- しわーし ないねー、しーいみやーや ぬちちりばい じん あちみーが あっちゅん。
(師走になると、借金取りが懸命に集金に出歩く)
Example phrases
たまい みじ
- 溜まり水
- たまいみじぇー くさりーん。
(走水の如く、いつでも頭を働かせ、技術も磨かないと衰える) - いちむしぇー たまいみじ とぅめーいる くとぅぬ ないしが、ちゃーっし みじぬ ある とぅくるぬ わかいがやー?
(生き物は溜まり水を探すことができるが、どのようにして水があるところが分かるのかねえ) - たまいみじんかい みかぢちぬ うちてぃ どぅく ちゅらさぬ、ふぃちくまりーんねー すん。
(溜まり水に三日月が映ってあまりに美しくて、引き込まれるようだ)
Example phrases
とぅーい みち
- 通り道
- がっこーから けーいる じぶんに とぅーいみちんかい ちゃー いんぬ をぅてぃ、しーとぅぬちゃー んーぢーねー、あびてぃ うーてぃちゅーたん。
(学校から帰る通り道にいつも犬がいて、生徒たちを見つけると吠えて追って来たものだ)
Example phrases
にーぶい みー
- 眠たそうな目
- っやーや にーぶいみー そーしが、なー にんぢゅる じぶんどぅ なとーみ?
(あなたは眠たそうな目をしているが、もう寝る時間になっているのか)
Example phrases
ふぃぢゃい みぐい
- 空回り
- あれー まくとぅな むん やしが、ぬーんち ふぃじゃいみぐい そーがやー?
(あの人は誠実な人だが、どうして空回りしているのかね)
Example phrases
をぅいみ/をぅゆみ
- 四季折々の祝日
- うちなーぬ をぅいめー たーがん ならーちゃる むのー あらん、まーいぬ うみ、やま、あみ、かじ、ぢー、きーくさ、いちむしんでーからぬ ならーしさーに をぅいみぬ はじまたん、まくとぅ ふぃるましーむん やー。
(沖縄の祝日は誰が教えたものでもない、周囲の海、山、雨、風、地、植物、動物などからの教えで祝日は始まった、本当に不思議なことだね)
Example phrases
をぅいみ しちび
- 年間行事
- うちなーや をぅいみしちべー うちなーぐゆみさーに うさぎてぃ、っちゅぬ くらしがた まむたい、ゆがふー にがたい そーん。
(沖縄は年間行事は陰暦でお供えをして、人々の暮らしを守ったり、豊年を願ったりしている)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アイミー [⸣ʔaimiː] (連)
- そうだろう?そうだね。目下に対して確認する表現。⸣アイ ⸢ヤン⸣ミー[⸣ʔai ⸢jam⸣miː](そう・である・ね<確認のイ>?)の縮まった形。ク⸢レー ワー⸣ ムヌ。
- ⸣アイミー
[ku⸢reː waː⸣ munu ⸣ʔaimiː]
(これは君のものだ{EOS}そうだろう?)
Example phrases
アサイミ [ʔa⸢sa⸣ʔimi] (名)
- 朝みる夢。明け方にみる夢。
- ア⸢サ⸣イメー ⸢マーイミ⸣ティ ア⸢ズンダ キー⸣ シ⸢キ⸣リ⸢ヨー
[ʔa⸢sa⸣ʔimeː ⸢maːʔimi⸣ti ʔa⸢ʣunda kiː⸣ ʃi̥⸢ki⸣ri⸢joː]
(朝夢は真実の夢<夢の通りにことが起こる>というから、気をつけなさいよ)
Example phrases
イミ [⸣ʔimi] (名)
- 忌み。喪。石垣方言からの借用語であろう。⸢ムー[⸢muː](喪)ともいう。
- ⸣イミ カ⸢カリ⸣ プソー プ⸢スン⸣ヤー ⸢パン⸣ナ
[⸣ʔimi kḁ⸢kari⸣ pu̥soː pu̥⸢suɲ⸣jaː ⸢pan⸣na]
(喪中の<忌みがかった>人は他人の家には行くな)
Example phrases
イミ [⸣ʔimi] (名)
- 夢。「~心し行けば伊米尓<イメニ>見えけり。万、3981」の転訛したもの。
- ア⸢サ⸣イミ
[ʔa⸢sa⸣ʔimi]
(朝夢{EOS}明け方にみる夢) - サ⸢カイミ
[sa⸢kaʔimi]
(逆夢) - ⸢マーイミ
[⸢maːʔimi]
(真夢{EOS}夢に見たことが実際に起きる真実の夢) - ⸣アボー イ⸢ミ⸣バ ⸣ミリティル シンジン⸢トゥ⸣ ウ⸢ヤ⸣ヌ ク⸢トゥ⸣バ ⸣ウムイ ナ⸢キベー
[⸣ʔaboː ʔi⸢mi⸣ba ⸣miritiru ʃinʤin⸢tu⸣ ʔu⸢ja⸣nu ku⸢tu⸣ba ⸣ʔumui na⸢kibeː]
(お母さんの夢を見てしみじみと親のことを思いだして泣いている) - ⸣カイブ サ⸢ニ⸣ヤル ⸣クトゥティン アリ⸢ナー ⸣イメー ア⸢ラン⸣カヤー
[⸣kaibu sa⸢ni⸣jaru ⸣kututiŋ ʔari⸢naː⸣ ʔimeː ʔa⸢raŋ⸣kajaː⸣]
(こんなに嬉しいことってもあるものだねえ{EOS}夢ではないだろうか) - ⸣イメー ノー⸢ンティン⸣ ミ⸢リ⸣スンダ ⸢ソースナ⸠ヨー
[⸣ʔimeː noː⸢ntim⸣ mi⸢ri⸣sunda ⸢soːsuna⸠joː]
(夢は如何様にも<なんとでも>見るものだから心配するなよ) - シ⸢トゥム⸣ティ ⸣ミル ⸣イメー ⸢マーイミ⸣ティ ア⸢ザリブー
[ʃi̥⸢tumu⸣ti ⸣miru ⸣ʔimeː ⸢maːʔimi⸣ti ʔa⸢ʣaribuː]
(朝みる夢は正夢と言われている)
Example phrases
イミ [⸣ʔimi] (名)
- 使い出があること。少量の食物が炊飯によって量が増え、多く食べられること。
- ⸢ザイレーマイ⸣ヤ ⸣イミ ⸢サンバ ホーライ⸣マイ バ⸢カシ⸣バ
[⸢ʣaireːmai⸣ja ⸣ʔimi ⸢samba hoːrai⸣mai ba⸢kaʃi⸣ba]
(赤米<在来米>は使い出がないから蓬莱米を炊きなさい) - ⸢マイトゥ ウン⸣トゥ マ⸢ザーシ⸣ティ バ⸢カス⸣カー ⸣イミ ⸢スン
[⸢maitu ʔun⸣tu ma⸢ʣaː⸣ʃi̥ti ba⸢kasu⸣kaː ⸣ʔimi ⸢suŋ]
(米と芋を混ぜて炊くと使い出がある<より多くの人に食べられる分量が出る>)
Example phrases
イミ [ʔi⸢mi] (名)
- 意味。訳。
- ウ⸢ランタプス⸣ヌ ア⸢ズ⸣ ムネー ⸣ヌーティル ア⸢ジブー⸣ユー ムシ⸢トゥ⸣ イ⸢ミ⸣クジ ア⸢ティンガーラヌ
[ʔu⸢rantapu̥su⸣nu ʔa⸢ʣu⸣ muneː ⸣nuːtiru ʔa⸢ʤibuː⸣juː muʃi̥⸢tu⸣ ʔi⸢mi⸣kuʤi ʔa⸢tiŋgaːranu]
(オランダ人<アメリカ人{EOS}欧米人>の話す<言う>言葉は、なんと言っているのかちっとも意味が分からない<意味・故事が見当つかない>)
Example phrases
イミアキ [ʔi⸢miaki] (名)
- 忌明け。服喪明け。近親者の死の際は七七日(四十九日)の間外出を慎むが、その喪が明けること。
- ⸣シンズコー ウ⸢チナ⸣ソーレチバ イ⸢ミアキ⸣ ナ⸢リ⸣ブ ⸣メー
[⸣ʃinʣukoː ʔu⸢ʧina⸣soːreːʧiba ʔi⸢mi⸣ʔaki na⸢ri⸣bu ⸣meː]
(四十九日忌はお済ませになったから忌み明けになっているよ、もう)
Example phrases
イミアムサン [ʔi⸢miʔamu⸣saŋ] (形)
- よく悪い夢を見る。夢見がちである。「伊米<イメ>万、3981・疚<ヤマ>し」の転訛したものか。頭が痛くなるほど多く夢を見るさま。翌朝頭の重い感じがするほどよく夢を見るさま。夢を見すぎて、あれやこれやと思い悩むさま。
- ク⸢ヌ⸣グロー ⸣イミン ム⸢タバ⸣リティ イ⸢ミアムサ⸣ヌ ナ⸢ラン⸣バン ⸢ニンガイブス⸣クカヤー
[ku⸢nu⸣guroː ⸣ʔimim mu⸢taba⸣riti ʔi⸢miʔamusa⸣nu na⸢ram⸣ban ⸢niŋgaibusu⸣kukajaː]
(このごろは夢に振り回されて< uby{弄}{モテアソ}ばれて>こまるよ<どうにもならない>{EOS}神仏への祈願不足だろうか) - ⸢グヮンスグトゥ⸣ヌ ミ⸢チ⸣ フ⸢マンドゥ ブー⸣ユー イ⸢ミアムサ⸣ヌ ナ⸢ラ⸣ヌ
[⸢gwansugutu⸣nu mi⸢ʧi⸣ ɸu⸢mandu buː⸣juː ʔi⸢miʔamusa⸣nu na⸢ra⸣nu]
(先祖供養の道が正しくないのか、夢を見すぎて困る)
Example phrases
イミウチ [ʔi⸢mi⸣ʔuʧi] (名)
- 服喪中。「忌み内」の義。近親者の死に際し、49日間外出を控える期間。七七日(四十九日忌)。
- ッ⸢ふ⸣ムー [f⸢fu⸣muː] (服喪、黒喪)。⸢ムー⸣ カ⸢カリ⸣ムヌ[⸢muː⸣ ka⸢kari⸣munu](服喪中の者、喪にかかっている者)ともいう。 イ⸢ミウチェー⸣ アイニ ア⸢サビマール スームノー⸣ ア⸢ラ⸣ヌ [ʔi⸢miuʧeː⸣ ʔaini ʔa⸢sabimaːru suːmunoː⸣ ʔa⸢ra⸣nu] (服喪中はあんなに遊びまわるものではない)
Example phrases
イミガイシ [ʔi⸢migai⸣ʃi] (名)
- 夢違え(ゆめちがえ)。悪い夢を見た時に災いを防ぐため呪いをすること。「夢返し」の義。
- ヤ⸢ナイミバ⸣ ミリティ イ⸢ミガイ⸣シ シ⸢ミルンティ⸣ ム⸢ヌシリン⸣ ヤー ⸢パッ⸣タ
[ja⸢naimiba⸣ miriti ʔi⸢migai⸣ʃi ʃi⸢mirunti⸣ mu⸢nuʃiriɲ⸣jaː ⸢pat⸣ta]
(悪い夢を見て、夢違えをさせようと易者<物知り>の家に行った)
Example phrases
イミカサマサン [ʔi⸢mikasama⸣saŋ] (形)
- 煩わしいほど夢をみるさま。「夢・可志麻乃<かしまし。囂し>万、4370」の転訛したものか。鳩間島では、亡き人の存命中の頃の夢を続けて見ると、死者が何か頼みごとをしていることの兆候であるといわれている。
- グ⸢ソーンプス⸣ヌ イ⸢ミ⸣ ミリ イ⸢ミカサマサ⸣ヌ ⸢ヌー⸣ヌ ム⸢ヌシラ⸣シカヤー
[gu⸢soːmpusu⸣nu ʔi⸢mi⸣ miri ʔi⸢mikasamasa⸣nu ⸢nuː⸣nu mu⸢nuʃira⸣ʃikajaː]
(死者<後生の人>の夢を見て、煩わしいくて堪らない{EOS}何の知らせごとかなあ)
Example phrases
イミガマーラサン [ʔi⸢migamaːra⸣saŋ] (形)
- よく悲しい夢を見る。悲しい夢を見がちである。夢に弄<モテァソ>ばれる。
- ⸢ヌー⸣ドゥ ヤ⸢ル⸣ユー ク⸢ヌ⸣グロー イ⸢ミガマーラサ⸣ヌ ナ⸢ラ⸣ヌ
[⸢nuː⸣du ja⸢ru⸣juː ku⸢nu⸣guroː ʔi⸢migamaːsa⸣nu na⸢ra⸣nu]
(どういうわけか<何だろうか>、最近<この頃>はよく夢をみて困る<どうにもならない>)
Example phrases
イミガマラサーン [ʔi⸢migamara⸣saːŋ] (形)
- 夢見がちである。悪い夢をよく見る。「夢侘しい」、「夢悲しい」の義。夢を見て、過去の悲しみを想起し、家族に不幸が起きる前兆ではないかと恐れ悲しむ。
- ア⸢マ⸣ヌ イ⸢ミガマラ⸣サーティ ウ⸢ヤプス⸣ヌマイ ⸣ティー ウ⸢サーシ⸣ シケー⸢ダー
[ʔa⸢ma⸣nu ʔi⸢migamara⸣saːti ʔu⸢japu̥su⸣nu ⸣mai ⸣tiː ʔu⸢saːʃi⸣ ʃi̥keː⸢daː]
(あまりにも夢見がちなので仏壇に手を合わせてお祈りをしてあるんですよ)
Example phrases
イミガマラサン [ʔi⸢migamara⸣saŋ] (形)
- 夢見が悪い。むやみに不吉な夢をみるさま。
- チ⸢カ⸣グロー イ⸢ミガマラサ⸣ヌ ナ⸢ラ⸣ヌヌ ⸢ヌー⸣ヌ シ⸢ラシグトゥ⸣ヌ ⸣アルカヤー
[ʧi̥⸢ka⸣guroː ʔi⸢migamarasa⸣nu na⸢ra⸣nunu ⸢nuː⸣nu ʃi⸢raʃigutunu⸣ ʔarukajaː]
(最近は夢見ガ悪い<むやみに不吉な夢をみる>が何か先祖からの知らせごとがあるのかなあ)
Example phrases
イミクジ [ʔi⸢mi⸣kuʤi] (名)
- 意味。意味内容。「意味・故事」の義。
- ウ⸢リヌ⸣ ア⸢ズ⸣ムネー ムッ⸢トゥ⸣ イ⸢ミ⸣クジ ア⸢ティンガーラヌ
[ʔu⸢rinu⸣ ʔa⸢ʣu⸣muneː mut⸢tu⸣ ʔi⸢mi⸣kuʤi ʔa⸢tiŋgaːranu]
(彼の言うことは、ちっとも意味<意味・故事>が分からない<見当つけられない>) - イ⸢ミクジ⸣ヌ ワ⸢カラン⸣ ム⸢ヌ⸣バ ⸣カキ ⸣シケー
[ʔi⸢mikuʤi⸣nu wa⸢karam⸣ mu⸢nu⸣ba ⸣kḁki ⸣ʃi̥keː]
(意味内容の分らないものを書いてある)
Example phrases
イミサラ [ʔi⸢mi⸣sara] (副)
- 夢にも。いささかも。夢更(ゆめさら)。下に来る打消しの語と呼応して「夢にも~ない」の意味を表す。「夢にも」を強調した表現。
- ウ⸢ヌ⸣ ⸣クトー イ⸢ミ⸣サラーンツァン ウ⸢モーン⸣シェン
[ʔu⸢nu⸣ ku̥toː ʔi⸢mi⸣saraːnʦaŋ ʔu⸢moːŋ⸣ʃeŋ]
(そのことは夢にも<夢更>思わなかった) - ⸣アイ ⸢ブンティ⸣ イ⸢ミ⸣サラーンツァン ウ⸢モーリタン⸣ツォー
[⸣ʔai ⸢bunti⸣ ʔi⸢mi⸣saraːnʦaŋ ʔu⸢moːritan⸣ʦoː]
(あのような状態だ<あのようにいる>とは夢だにも思えたかよ)
Example phrases
イミサン [ʔi⸢mi⸣saŋ] (形)
- 幼い。幼少である。石垣方言からの借用語。普通はシ⸢ナー⸣ン[ʃi⸢naː⸣ŋ](幼い)という。歌謡語として用いられる。
- イ⸢ミ⸣サンケーンラヌ ア⸢サビ ドゥシ
[ʔi⸢mi⸣saŋkeːranu ʔa⸢sabiduʃi]
(幼少の頃からの遊び友達)
Example phrases
イミシタフ [ʔi⸢miʃi̥ta⸣fu] (名)
- 喪服。「忌み支度」の義。
- イ⸢ミシタ⸣ホー ⸣チニヒージーラ ス⸢コーリ⸣ シゥ⸢カン⸣カー ナ⸢ラン⸣ダー
[ʔi⸢miʃi̥ta⸣hoː ⸣ʧiniçiːʤiːra su̥⸢koːri⸣ si̥⸢kaŋ⸣kaː na⸢ran⸣daː]
(喪服は常平生から準備しておかないといけないよ)
Example phrases
イミシラシ [ʔi⸢miʃira⸣ʃi] (名)
- 夢で仏事、神事を告げ知らせられること。「夢知らせ」の義。
- ⸢ジーヌギヌ⸣ サ⸢リブラーン⸣ティ ⸢スー⸣ イ⸢ミシラシ⸣ヌ ⸢アッ⸣タ⸢トゥ⸣ツォー
[⸢ʤiːnuginu⸣ sa⸢riburaːn⸣ti ⸢suː⸣ ʔi⸢miʃiraʃi⸣nu ⸢ʔat⸣ta⸢tu⸣ʦoː]
(死去した所の地祇に対して霊を放してもらう祈願がなされていないという夢知らせがあったそうだ)
Example phrases
イミスン [⸣ʔimi ⸢suŋ] (連)
- 使い出がある。長く使える。長持ちする。少量で相当長く使えること意。少量でも炊飯すると量が増えて多くの人に食べさせられる等の意に用いられる。
- ク⸢ヌ マイヤー ミー⸣ザー アレー⸢スヌ⸣ イッ⸢ケナ⸣ イミ ⸢スン
[ku⸢nu maijaː miː⸣ʣaː ʔareː⸢sunu⸣ ʔik⸢kena⸣ ʔimi ⸢suŋ]
(この米は不味くはあるが<不味くありはするが>たいへん使い出がある<長持ちする>)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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ナマスゥ [namasɨ] L (名)
- 刺し身。酢の物
イミ [imi] L (名)
- 忌み。喪
イミ [imi] L (名)
- 夢
マサイミ [masaimi] L (名)
- 正夢
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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いみ【意味】
(Common Noun)
- Meaning; Significance
いみ【忌み・斎み・忌・斎】
(Noun)
- Mourning; Abstinence
- Taboo
- Religious purification
(Prefix)
- Pure; Holy
Wikidata
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【IMI】
IMI
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言葉の助言:
- imu (いむ) — Japanese 'mu' verb (nominal form)