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Define futoxu ふとぅ Meaning フトゥ

Displaying results for futoxu (futu・ふとぅ・フトゥ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Amami)

ふとぅ【海豚】

(Noun) Dolphin

Ryukyu (Yoron)

ゆんぬふとぅば【与論言葉】

(Noun) Yoron language, Yoronjima language

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

フトゥ futu (hutu) ① 名

  1. 臨時。不時。不図の転意か。~-nu Cikeehwa.臨時の時の金。

フトゥキ futuki (hutuki) ⓪ 名

  1. 仏。普通は,三十三年忌をすませていない祖先の霊をhutukiという。三十三年忌以後の祖先の霊は神(kami)となる。
  2. 仏像。
  3. お人好し。飾り物的人物。

フトゥキー futukii (hutukii) ⓪ 名

  1. 人形。

フトゥチュン futuchun (hutu=cuN) ⓪ 他=kaN,=ci

  1. (結び目・縫い目などを)ほどく。また,(願を)解く。gwaN~.願を解く。

フトゥフトゥ futufutu (hutuhutu) ① 副

  1. 欲しがって得ようとするさま。また,一刻も早くしようとするさま。~sjuN.じれる。

フトゥングィ futungwi (hutuNgwi) ⓪ 名

  1. ほころび。着物の縫い目のほどけ。

フトゥドゥチ futuduchi (hutuduci) ① 名

  1. 不行き届き。注意などが行き届かぬこと。不注意。'waahutuduci 'jataN.わたしの不行き届きだった。
  2. 不届き。違法な非難すべきこと。~na muN.不届き者。

フトゥフトゥー futufutuu (hutuhutuu) ⓪ 副

  1. ぶるぶる。がたがた。寒さ・恐怖などで身を震わせるさま。~sjooN.ぶるぶる震えている。

カミフトゥキ kamifutuki (kamihutuki) ⓪ 名

  1. 神仏。

フトゥングィユン futungwiyun (hutuNgwi=juN) ⓪ 自=raN,=ti

  1. (結んだもの・縫ったものが)ほどける。ほころびる。

フトゥチウコー futuchi ukoo (hutuci?ukoo) ⓪ 名

  1. 一本一本にほどいた線香。?umuCiri?ukoo(束のままの線香)に対する。

フトゥチムスン futuchimusun (hutucimusuN) ⓪ 名

  1. ほどきむすびの意。片結び。紐の一方を引けばすぐほどけるようにする結び方。お祝い物を包む時や結婚の際はこの結び方を避ける。

フトゥフトゥーグィー futufutuugwii (hutuhutuugwii) ⓪ 名

  1. 震え声。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

ふとう 【埠頭】

ふどうい 【不同意】

See also

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

ふとぅちゅん (ふとぅちゃん、ふとぅかん、ふとぅち)

  • ほどく
  • Example phrases
    • いーちゅーぬ まちぶい ふとぅちゅんち なげー かかたん。
      (糸のからまりを解くのに長くかかった)

ふとぅふとぅー すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 心配で震える
  • Example phrases
    • っんまがぬ ぬとーる バスぬ しんでぃやーに かーらんかい うてぃたんでぃぬ しらしぬ あてぃ、いちちょーが すら しぢょーが すら わからんくとぅ、したたか ちむふとぅふとぅー そーたん。
      (孫が乗っているバスがスリップして川に転落したという知らせがあって、生きているのか、死んでいるのかわからないので、とても心配で震えていた)
    • ゆる ゆなかに やーぬ くさーをぅてぃ むぬ うとぅぬっし ぬすどぅが やら わからんくとぅ、ちむ ふとぅふとぅー さが なー じゅんさ ゆだん。
      (真夜中に家の裏で物音がして泥棒なのかわからないので、心配でどきどきしながら警官を呼んだ)
    • あまぬ めーうぃきがぬ わん とぅじっし とぅらしが すら、チルグヮーや めーなち ちむ ふとぅふとぅー そーん。
      (あそこの男性が自分を妻にしてくれるのか、チルグヮーは毎日どきどきしている)
    • ふとぅふとぅーぐぃー
      (震え声)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

キムフトゥフトゥー [⸣kimu ɸu̥⸢tuɸutuː] (連)

  • ぶるぶる。がたがた。怒りで心が震えるさま。怒りで震えが抑えられないさま。
  • Example phrases
    • ⸣キム フ⸢トゥフトゥー スン⸣ケン イ⸢ザリ ベー⸣タ
      [⸣kimu ɸu̥⸢tuɸu̥tuː suŋ⸣keŋ ʔi⸢ʣari beː⸣ta]
      (怒りでぶるぶる震えるほど叱られていた)

サリフトゥッチルン [sa⸢riɸututʧi⸣ruŋ] (自動)

  • 枯れ朽ちる。朽ち果てる。
  • Example phrases
    • フ⸢クンキーヤ⸣ ヤ⸢マン⸣ミーナ ⸣キシ ⸢トー⸣シ シ⸢キ⸣ルカー ッ⸢サール⸣ヌ ⸢ペー⸣リティ  サ⸢リフトゥッチ⸣ルン
      [ɸu̥⸢kuŋkiːja⸣ ja⸢mam⸣miːna ki̥ʃi ⸢toː⸣ʃi ʃi̥⸢ki⸣rukaː s⸢saːru⸣nu ⸢peː⸣riti sa⸢riɸututʧi⸣ruŋ]
      (福木は山の中に切って倒しておくと白蟻が入って朽ち果てる)

スクフトゥッチ [su̥⸢kuɸututʧi] (名)

  • ぶつぶつ不平不満をいうこと。口中でつぶやく(呟く)こと。
  • Example phrases
    • ⸣アイニ ス⸢クフトゥッチ サンドー⸣シ ⸣ヌーカ ⸣ヌーティ シカイ⸢トゥ⸣ ア⸢ジ⸣ ッ⸢サリバル⸣ ワ⸢カ⸣ル
      [⸣ʔaini su̥⸢kuɸututʧi sandoː⸣ʃi ⸣nuːka ⸣nuːti ʃi̥kai⸢tu⸣ ʔa⸢ʤi⸣ s⸢saribaru⸣ wa⸢ka⸣ru]
      (そんなにぶつぶつ不平を言わないで、何が何だとしっかり申し上げないと分からない<申し上げればぞ分かる>)

フトゥッチウン [ɸu̥⸢tutʧi⸣ʔuŋ] (名)

  • 虫が入って朽ち腐っているサツマイモ。「朽ち腐れ芋」の義。
  • Example phrases
    • フ⸢トゥッチウン⸣マー ッ⸢ふァーランバ オー⸣ヌ ⸣イー ⸢シー⸣バ
      [ɸu̥⸢tutʧiʔum⸣maː f⸢faːramba ʔoː⸣nu ⸣ʔiː ⸢ʃiː⸣ba]
      (虫が入って朽ち腐ったイモは食べられないから豚の餌にしなさい)

フトゥッチカーチ [ɸu̥⸢tut⸣ʧikaːʧi] (副)

  • 朽ち腐るさま。フ⸢トゥッ⸣チカタッチ[ɸu̥⸢t⸣ʧikḁtatʧi](朽ち腐れるさま)ともいう。ABCDEFD型の重言。
  • Example phrases
    • フ⸢トゥッ⸣チカーチ ⸢シー ブー キー⸣ヤ タ⸢ム⸣ヌ シ⸢ララヌ
      [ɸu̥⸢tut⸣ʧikaːʧi ⸢ʃiː buː kiː⸣ja ta⸢mu⸣nu ʃi⸢raranu]
      (朽ち腐っている木は薪炭には出来<され>ない)
    • ク⸢ヌ ウン⸣マー フ⸢トゥッ⸣チカーチ シ⸢ティ⸣ ッ⸢ふァーラヌ
      [ku⸢nu ʔum⸣maː ɸu̥⸢tut⸣ʧikaːʧi ʃi̥⸢ti⸣ f⸢faːranu]
      (この芋は虫に喰われ、朽ち腐れていて食べられない)

フトゥッチキー [ɸu̥⸢tutʧi⸣kiː] (名)

  • 朽木。木の髄が朽ち腐れているもの。
  • Example phrases
    • フ⸢トゥッチキー⸣ヤ シゥ⸢カーラヌ
      [ɸu̥⸢tutʧikiː⸣ja si̥⸢kaːranu]
      (朽木は使えない)
    • フ⸢トゥッチ⸣キーナー ッ⸢サール⸣ヌ ⸣シドゥン
      [ɸu̥⸢tutʧi⸣kiːnaː s⸢saːru⸣nu ⸣ʃiduŋ]
      (朽木には白蟻がわく<発生する>)

フトゥッチパー [ɸu̥⸢tutʧi⸣paː] (名)

  • 虫歯。「朽ちた歯」の義。
  • Example phrases
    • ウ⸢クバーヌ⸣ フ⸢トゥッチ⸣パー ⸣ナリティ ⸣ヤミ ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ʔu⸢kubaːnu⸣ ɸu̥⸢tutʧi⸣paː ⸣nariti ⸣jami na⸢ra⸣nu]
      (奥歯が虫歯<朽ち歯>になって、痛くて堪らない)

フトゥッチパー [ɸu̥⸢tutʧi⸣paː] (名)

  • 虫歯。「朽ち歯」の義。
  • Example phrases
    • フ⸢トゥッチパー⸣ヌ ヤミ⸢ベー⸣ティ イ⸢サン⸣ヤーナ ⸢ギー⸣ ⸣パー ⸢ノー⸣シタ
      [ɸu̥⸢tutʧipaː⸣nu jami⸢beː⸣ti ʔi⸢saŋ⸣jaːna ⸢giː⸣ paː ⸢noː⸣ʃi̥ta]
      (虫歯が痛むので病院<医者の家>に行って抜歯してもらった<抜かした>)

フトゥッチルン [ɸu̥⸢tutʧi⸣ru] (自動)

  • 朽ちる。転じて「虫歯になる」の意にもなる。
  • Example phrases
    • ⸣ドゥク ⸣サタ ッ⸢ふー⸣カー ⸣パー フ⸢トゥッチ⸣ルンティ ⸢スンドゥ⸣ フ⸢チ⸣ ア⸢ラウ⸣カー フ⸢トゥッチラン⸣ツォー
      [⸣duku ⸣sḁta f⸢fuː⸣kaː ⸣paː ɸu̥⸢tutʧi⸣runti ⸢sundu⸣ ɸu̥⸢ʧi⸣ ʔa⸢rau⸣kaː ɸu̥⸢tutʧiran⸣ʦoː]
      (あまり砂糖を食べると虫歯になる<歯が朽ちる>というが、歯磨きする<口を洗う>と虫歯にならない<朽ちない>そうだ)
    • フ⸢トゥッチ ヤッ⸣サン
      [ɸu̥⸢tutʧi jas⸣saŋ]
      (虫歯になりやすい<朽ちやすい>)
    • ⸣マイバーヤ フ⸢トゥッチ⸣ル ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [⸣maibaːja ɸu̥⸢tutʧi⸣ru ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (前歯は虫歯になる<朽ちる>ことはない)
    • ムー⸢ル⸣ フ⸢トゥッチ⸣レー ⸣ミサムヌ
      [muː⸢ru⸣ ɸu̥⸢tutʧi⸣reː ⸣misamunu]
      (全部虫歯になれば<朽ちれば>いいのに)
    • ムー⸢ル⸣ フ⸢トゥッチ⸣リ
      [muː⸢ru⸣ ɸu̥⸢tutʧi⸣ri]
      (全部虫歯になれ<朽ちれ>)

フトゥッツァスン [ɸu̥⸢tutʦa⸣suŋ] (他動)

  • 沸騰させる。沸かせる。煮立たせる。
  • Example phrases
    • ⸣スー フ⸢トゥッツァ⸣スンティ ⸢スンドゥ⸣ フ⸢トゥッツァサラ⸣ヌ
      [⸣suː ɸu̥⸢tutʦa⸣sunti ⸢sundu⸣ ɸu̥⸢tutʦasara⸣nu]
      (お汁を沸騰させようとするが沸騰させられない)
    • フ⸢トゥッツァ⸣シ ⸣ミサカー フ⸢トゥッツァ⸣ス クトー ⸣ナルン
      [ɸu̥⸢tutʦa⸣ʃi ⸣misakaː ɸu̥⸢tutʦa⸣su ⸣ku̥toː ⸣naruŋ]
      (沸騰させてよければ沸騰させることはできる)
    • ⸢パー⸣ク フ⸢トゥッツァ⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [⸢paː⸣ku ɸu̥⸢tutʦa⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (早く沸騰させればいいのに)
    • フ⸢トゥッツァ⸣シ
      [ɸu̥⸢tutʦa⸣ʃi]
      (沸騰させよ)

フトゥッツン [ɸu̥⸢tut⸣ʦuŋ] (自動)

  • 朽ちる。「くつ(朽つ) 上二段活用」の四段活用化したもの。
  • Example phrases
    • タ⸢タメー⸣ アミナー ⸢ゾーラス⸣カー フ⸢トゥッ⸣ツンダ フ⸢トゥッツァサン⸣スコーニ カ⸢キン⸣グ ⸢シー
      [tḁ⸢tameː⸣ ʔaminaː ⸢ʣoːrasu⸣kaː ɸu̥⸢tut⸣ʦunda ɸu̥⸢tutʦasan⸣su̥koːni kḁ⸢kiŋ⸣gu ⸢ʃiː]
      (畳は雨に濡らすと朽ちるから、朽ちさせないように保管<格護>しなさい)
    • フ⸢トゥッ⸣チ ⸢ナー⸣ヌ
      [ɸu̥⸢tut⸣ʧi ⸢naː⸣nu]
      (朽ち果ててしまった)
    • ⸢カーラカシ⸣ シ⸢キ⸣ルカー フ⸢トゥッ⸣ツ ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [⸢kaːrakaʃi⸣ ʃi̥⸢ki⸣rukaː ɸu̥⸢tut⸣ʦu ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (乾かしておくと朽ちることはない)
    • ⸢パー⸣ク フ⸢トゥッ⸣チェー ⸣ミサムヌ
      [⸢paː⸣ku ɸu̥⸢tut⸣ʧeː ⸣misamunu]
      (早く朽ち果てればいいのに)
    • ⸢パー⸣ク フ⸢トゥッ⸣チ
      [⸢paː⸣ku ɸu̥⸢tut⸣ʧi]
      (早く朽ちよ)
    • 植物が朽ち果てる。芋などに虫が入って腐れる。 ク⸢ヌ ウン⸣マー フ⸢トゥッ⸣チティ ッ⸢ふァーラヌ
      [ku⸢nu ʔum⸣maː ɸu̥⸢tut⸣ʧiti f⸢faːranu]
      (この芋は腐れていて食べられない)
    • ⸢ウン⸣マー ⸣プリ トゥ⸢ラン⸣カー フ⸢トゥッ⸣ツンティ ⸢スンドゥ⸣ ヒャ⸢クゴー⸣ヤー フ⸢トウッツァ⸣ンシェン
      [⸢ʔum⸣maː ⸣puri tu⸢raŋ⸣kaː ɸu̥⸢tut⸣ʦunti ⸢sundu⸣ ça⸢kugoː⸣jaː ɸu̥⸢tutʦaŋ⸣ʃeŋ]
      (芋は掘りとらないと腐れるというが、百号品種の芋は腐れなかった)
    • フ⸢トゥッ⸣ツ ⸣トンマー キ⸢マリ ブー
      [ɸu̥⸢tut⸣ʦu ⸣tommaː ki⸢mari buː]
      (腐れる所はきまっている)
    • フ⸢トゥッ⸣チェー ⸣ミサムヌ
      [ɸu̥⸢tut⸣ʧeː ⸣misamunu]
      (腐れればいいのに)
    • フ⸢トゥッ⸣チ
      [ɸu̥⸢tut⸣ʧi]
      (腐れろ)

フトゥッツン [ɸu̥⸢tut⸣ʦuŋ] (自動)

  • {Mn_1}沸騰する。ぐつぐつ煮えたぎる。
  • Example phrases
    • タ⸢ム⸣ヌ ⸢モース⸣カー イチジ⸢カン⸣シェー ⸢イー⸣ナベー フ⸢トゥッ⸣ツン パジ⸢ダー⸣ヌ マ⸢ダ⸣ フ⸢トゥッツァン⸣サー
      [ta⸢mu⸣nu ⸢moːsu⸣kaː ʔiʧiʤi⸢kaŋ⸣ʃeː ⸢ʔiː⸣nabeː ɸu̥⸢tut⸣ʦum paʤi⸢daː⸣nu ma⸢da⸣ ɸu̥⸢tutʦan⸣saː]
      (薪を燃やすと一時間では飯鍋は沸騰するはずだが、まだ沸騰しないよ)
    • キサー⸢ティ⸣ フ⸢トゥッ⸣チ ⸢ベー
      [ki̥saː⸢ti⸣ ɸu̥⸢tut⸣ʧi ⸢beː]
      (すでに沸騰しているよ)
    • ⸢オーパ⸣ヤー フ⸢トゥッ⸣ツ ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [⸢ʔoːpa⸣jaː ɸu̥⸢tut⸣ʦu ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (そんなに早く沸騰することはない)
    • ⸢マー⸣ビン フ⸢トゥッ⸣チェー ⸣ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ ɸu̥⸢tut⸣ʧeː ⸣misamunu]
      (もっと沸騰すればいいのに)
    • ⸢パー⸣ク フ⸢トゥッ⸣チ
      [⸢paː⸣ku ɸu̥⸢tut⸣ʧi]
      (早く沸騰しろ)
    • ⸢スー⸣ヤ フ⸢トゥッ⸣ツカー ⸢ミー⸣ス ⸣タリ イ⸢リリ⸣バ
      [⸢suː⸣ja ɸu̥⸢tut⸣ʦukaː ⸢miː⸣su ⸣tari ʔi⸢riri⸣ba]
      (お汁は沸騰したら味噌を{EOS}⸣溶かして入れなさいよ)

フトゥッツン [ɸu̥⸢tut⸣ʦuŋ] (自動)

  • {Mn_2}ぶつぶつ不平をいう。ぶつぶつ小言を言う。
  • Example phrases
    • プ⸢スン⸣ イ⸢ザリティ⸣ フ⸢トゥッ⸣チ ⸢ベー
      [pu̥⸢suŋ⸣ ʔi⸢ʣariti⸣ ɸu̥⸢tut⸣ʧi ⸢beː]
      (他人に叱られてぶつぶつ不平を言っている)
    • ⸣ヌンティル ⸣アイニ フ⸢トゥッ⸣チ ⸢ベー⸣ワ
      [⸣nuntiru ⸣ʔaini ɸu̥⸢tut⸣ʧi ⸢beː⸣wa]
      (君はどうしてそんなにぶつぶつ不平をいっているのか)

フトゥフトゥ [ɸu̥⸢tuɸutu] (副)

  • {Mn_1}どきどき。激しく動悸するさま。

フトゥフトゥ [ɸu̥⸢tuɸutu] (副)

  • {Mn_2}ふつふつ(沸沸)。思いが激しく湧き出るさま。
  • Example phrases
    • ウ⸢リバ⸣ シ⸢キティ⸣ バター フ⸢トゥフトゥ⸣シ ⸢ムイティ⸣ マーラル ⸢クン⸣ゾー ⸣ンジ ⸢クー⸣ワ⸢ツォー
      [ʔu⸢riba⸣ ʃi̥⸢kiti⸣ bataː⸣ ɸu̥⸢tuɸutu⸣ʃi ⸢muititi⸣ maːraru ⸢kun⸣ʣoː ʔnʤi ⸢kuː⸣wa⸢ʦoː]
      (それを聞いてはらわた<腸>がふつふつと煮えたぎって<燃えて>、何処から怒りが出てくるかってんだよ<怒りが収まらない>)

フトゥマスン [ɸu̥⸢tumasuŋ] (他動)

  • uby{蒸}{ム}らして温める。 uby{麹}{コウジ}などを温める。「浸水、ホトバカス」『運歩色葉集』の転訛したものか。
  • Example phrases
    • ⸢コージェー⸣ ムス カ⸢バ⸣シティ フ⸢トゥマスンティ⸣ シケーンドゥ フ⸢トゥマサラヌ
      [⸢koːʤeː⸣ musu ka⸢ba⸣ʃi̥ti ɸu̥⸢tumasunti⸣ ʃi̥keːndu ɸu̥⸢tumasaranu]
      (麹は筵を被せて蒸らそうとしているが蒸らされない)
    • フ⸢トゥマシティ⸣ パナ ⸢ホー⸣シ
      [ɸu̥⸢tumaʃi̥ti⸣ pana ⸢hoː⸣ʃi]
      (蒸らして黴を生やせなさい)
    • ⸢マー⸣ビン フ⸢トゥマス⸣ クトゥ
      [⸢maː⸣biŋ ɸu̥⸢tumasu⸣ ku̥tu]
      (もっと uby{蒸}{ム}らすこと)
    • フ⸢トゥマシェー⸣ ミサムヌ
      [ɸu̥⸢tumaʃeː⸣ misamunu]
      (蒸らせばいいのに)
    • フ⸢トゥマシ
      [ɸu̥⸢tumaʃi]
      (蒸らせ)

フトゥミカザ [ɸu̥⸢tumikaʣa] (名)

  • uby{黴臭}{カビ|クサ}いにおい(臭い)。蒸れて腐敗しつつある臭気。長期間放置した部屋や寝具類の湿った黴臭さ。夏場になると押入れの寝具類はフトゥミカザを放つようになる。
  • Example phrases
    • フ⸢トゥミカザヌ スンダ⸣ ウズンドーレー シゥカイ⸢トゥ⸣ ティダナー ⸣プシティ ⸢カーラカサン⸣カー シゥ⸢カーラヌ
      [ɸu̥⸢tumikaʣanu sunda⸣ ʔuʣundoːreː sï̥kai⸢tu⸣ tidanaː ⸣pu̥ʃiti ⸢kaːrakasaŋ⸣kaː sï̥⸢kaːranu]
      (湿った黴臭い臭いがするから布団などはしっかりと太陽に干して乾かさないと使用できない)
    • ヤ⸢ドゥ⸣フジ ⸢スー⸣カー フ⸢トゥミカザヌ スン
      [ja⸢du⸣ɸuʤi ⸢suː⸣kaː ɸu̥⸢tumikaʣanu suŋ]
      (戸締りして、締め切っておくと黴臭いにおいがする)

フトゥムン [ɸu̥⸢tumuŋ] (自動)

  • 多少熱気ががこもり、湿気を帯びる。 uby{蒸}{ム}れる。
  • Example phrases
    • ア⸢ミ⸣ヌ シ⸢ジクター⸣ ウゾー フ⸢トゥミティ カ⸢バラ⸣ヌ
      [ʔa⸢mi⸣nu ʃi⸢ʤikutaː⸣ ʔuʣoː ɸu̥⸢tumiti⸣ ka⸢bara⸣nu]
      (雨が続いたので布団は多少熱気がこもり湿気を帯びて被れない)
    • ⸣キンカー ⸢ウスクミ⸣ シ⸢キ⸣ルカー フ⸢トゥムンダ⸣ フ⸢トゥマサン⸣ ヨーニ ⸣ティダナ ⸣プシ
      [⸣kiŋkaː ⸢ʔusu̥kumi⸣ ʃi̥⸢ki⸣rukaː ɸu̥⸢tumunda⸣ ɸu̥⸢tumasaŋ⸣ joːni ⸣tidana ⸣pu̥ʃi]
      (衣類を押し込んで置くと湿気を帯びるから、湿らさないように日干ししなさい)
    • カ⸢ジ⸣ナ ス⸢ガス⸣カー フ⸢トゥム⸣ クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [ka⸢ʤi⸣na su⸢gasu⸣kaː ɸu̥⸢tumu⸣ ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (風にあてたら<そよがせたら>、湿気を帯びることはない)
    • フ⸢トゥメー⸣ラー キ⸢サラヌ
      [ɸu̥⸢tumeː⸣raː ki̥⸢saranu]
      (湿気を帯びたら着られない)
    • uby{蒸}{ム}れる。蒸し暑くなる。 uby{麹}{コウジ}が uby{醗酵}{ハッ|コウ}して温かくなる。 ナ⸢チェー マープスマ⸣ ナルカー フ⸢トゥミティ ヤーン⸣ ナカナー ブ⸢ララヌ
      [na⸢ʧeː maːpusuma⸣ narukaː ⸣ɸu̥⸢tumiti jaːn⸣ nakanaː bu⸢raranu]
      (夏は、真昼間になると蒸れて家の中にはおれない)
    • カ⸢ジヌ ソーン⸣カー ⸢ヤーン⸣ ナカー フ⸢トゥムンダ⸣ フ⸢トゥマン⸣ トン ⸣パリバ
      [ka⸢ʤinu soːŋ⸣kaː ⸢jaːn⸣ nakaː ɸu̥⸢tumunda⸣ ɸu̥⸢tuman⸣ tom ⸣pariba]
      (風がそよがないと家の中は蒸れるから、蒸れない所へ行きなさい)
    • ⸢マー⸣ビン フ⸢トゥム⸣ クトー ⸢ナーン⸣パジ
      [⸢maː⸣biŋ ɸu̥⸢tumu⸣ ku̥toː ⸢naːm⸣ paʤi]
      (これ以上蒸れることはないはずだ)
    • ⸢マー⸣ビン フ⸢トゥメー⸣ ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ ɸu̥⸢tumeː⸣ misamunu]
      (もっと蒸れたらいいのに)
    • フ⸢トゥミ
      [ɸu̥⸢tumi]
      (蒸れよ)

マタフトゥッツァシ [ma⸢taɸututʦaʃi] (名)

  • 煮返し。になおし。「又沸騰」の義。夏期は煮物が uby{饐}{ス}えやすいので、一度炊いたお汁や煮物などを煮返して<再度沸騰させて>食した。
  • Example phrases
    • ⸢スーン⸣シロー ⸢ナーン⸣パー イ⸢リティ⸣ マ⸢タフトゥッツァシ シー⸣バ
      [⸢suːŋ⸣ʃiroː ⸢naːm⸣paː ʔi⸢riti⸣ ma⸢taɸututʦaʃi ʃiː⸣ba]
      (お汁は、菜っ葉を入れて煮返し<再沸騰させ>なさい)

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

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Ryukyu (Yonaguni)

くとぅ【事】

(Noun) Thing, circumstance, business, matter

Ryukyu (Okinawa)

ふぃーとぅ【海豚】

(Noun) Dolphin

Ryukyu (Amami: Kikai, Kunigami: Oku)

ぴとぅ【海豚】

(Noun) Dolphin

Ryukyu (Amami: Kikai, Kunigami: Takazato)

ふぃとぅ【海豚】

(Noun) Dolphin

Ryukyu (Kunigami: Kin)

ひーとぅい【海豚】

(Noun) Dolphin