(Noun) Dust
Define fuku ふく Meaning フク
Displaying results for fuku (fuku・ふく・フク) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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フク fuku (huku) ⓪ 名
- 復習のための読書。復読。~sjuN.復読する。
フク fuku (huku) ⓪ 名
- 肺。肺臓。主として動物のそれをいう。
フク fuku (huku) ⓪ 名
- 福。~nu ?ukami.福の神様。
フクイ fukui (hukui) ① 名
- ほこり(埃)。目に見えないような細かなごみ。~nu tubuN.ほこりが飛ぶ。miinu~.目に入ったごみ。
フクジ fukuji (hukuzi) ⓪ 名
- 福木。亜熱帯喬木。葉は大判のような楕円形で厚く,子供がいろいろのおもちゃを作る。防風林・防火林にもなるので,琉球の至る所で,村・家の周囲に植えており,奥深い感じを与えている。樹皮からは黄色の染料をとる。hukugiともいう。
フクジ fukuji (hukuzi) ⓪ 名
- 福地。《地》参照。
フクル fukuru (hukuru) ⓪ 名
- 袋。
ユフク yufuku ('juhuku) ⓪ 名
- 'juuhukuと同じ。
フクガー fukugaa (hukugaa) ⓪ 名
- 鶏の一種。烏骨鶏。hukugii(ふくげ)のあるものの意。
- 寒さで,ふくげの立った鶏。~nu gutooN.(hukugaaのように)鳥肌が立っている。
フクギー fukugii (hukugii) ⓪ 名
- ふくげ。鶏のひなのうぶげ。
- 不揃いの小さい毛。人の髪の生え際などの短い薄い毛などをもいう。
- (寒い時,恐ろしい時などの)鳥肌立った毛。
フクミン fukumin (hukumiN) ⓪ 名
- てんぷら。tiNpuraともいう。
フクター fukutaa (hukutaa) ⓪ 名
- ぼろ。つづれ。
フクットゥ fukuttu (hukuQtu) ① 副
- 不服そうに。不満げに。~sjooN.不服そうにしている。
フクユン fukuyun (huku=juN) ① 自=raN,=ti
文・古
- 喜ぶ。
イナフク inafuku (?inahuku) ⓪ 名
- 稲福。《地》参照。
ウフクビ ufukubi (?uhukubi) ⓪ 名
- 大首の意。次の句でいう。~toorijuN.大ぎょうに頭を下げて頼む。我を折って頼み入る。懇請する。
ヲーフク woofuku ('oohuku) ① 名
- 往復。
ユーフク yuufuku ('juuhuku) ⓪ 名
- 裕福。富裕なこと。'juhukuともいう。~na Qcu.裕福な人。
フクフク fukufuku (hukuhuku) ① 副
- かおりのよいさま。馥郁と。juinu hanaa~Qsi kabasjaN.ゆりの花は馥郁としてかおりがよい。
フククリ fukukuri (hukukuri) ①* 名
- 不心得。~na.不心得な。
A dictionary of the Ryukyuan language
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ふく 【福】
ふく 【拭く】
See also
ふく 【葺く】
ふくぎ 【福木】 (植物名)
Phrases
- ~のいけ垣 fukujigachi
ふくげ
Phrases
- ~の立った鶏 fukugaa,fukugaadui
ふくさ 【袱紗】
ふくべ 【瓠】
See also
ふくむ 【含む】
ふぐり 【陰嚢】
See also
ふくれ 【脹れ】
See also
ふくかん 【副官】
ふくけん 【福建】
ふくどく 【復読】
ぶくぶく
ふくらむ 【脹らむ】
See also
ふくれる 【脹れる】
ふくろう 【梟】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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ふく
- 肺
- ふくまーみ
(心臓) - 、たきーまーみ
(腎臓) - 、ちむぐゎー
(肝臓) - うちなーをぅてー くんちぶすく ないねー、ししぬ ふく、ふくまーみ、たきーまーみ、ちむぐゎーとぅ ちでーくに、ちりびらー、ふぃる ぐー なち、んーすん かたがたーとぅ いってぃ、しんじむん ちゅくやーに くんち ちきーん。
(沖縄では元気がなくなると、豚の肺、心臓、腎臓、肝臓とにんじん、ニラ、にんにくを混ぜて、味噌もたくさん入れて、おつゆにして元気をつける)
Example phrases
ふくい
- ほこり
- ふくいぬ みーんかい いっち みーぬ やどーん。
(埃が目に入って目が痛い) - ちんぬ ふくい はれーうとぅしぇー。
(服のほこりを払い落としなさい) - んなやー なてぃ、ふくいぶったー そーん やー。
(空き家になって、埃だらけになっているね) - みーにん みーらん、てぃーにん とぅららん ふくいぐゎー やしが、てぃーだぬ あたいねー みーに みーゆん。
(目にも見えない、手にも取れない小さな埃だが、陽がさすと目に見える)
Example phrases
ふくいん (ふくたん、ふくらん、ふくてぃ、われーふくいを参照)
- 喜ぶ
- にーびちっし ふくとーたん。
(結婚して喜んでいた) - しけんに うかてぃ ふくとーたん。
(試験に合格して喜んでいた) - あまぬ やーや っんまが もーきてぃ いっぺー ふくとーたん/ふくらしゃ そーたん。
(あの家は孫を授かってとても喜んでいた)
Example phrases
ふくぎー
- 産毛
- なまぬ うぃきがわらびぬ からじぇー、たましぬぎてぃ たっちょーる ばすぬ ふくがーぬ ふくぎーんかい ゆー/まったち にちょーん。
(現代の男の子の髪は、びっくりして立っている際の烏骨鶏の産毛によく/そっくり似ている)
Example phrases
ふくたー
- ボロ
- ちんぬ みーや くーっし、ボタンぬ ねーん なとーらー ボタンぐゎー ちきてぃ、やーをぅてー ふくたー やてぃん しみどぅ する。
(服の穴は塞いで、ボタンが無くなっていたらボタンをつけて、家ではボロでも構わない) - やーからちやーや/やーからーや ふくたー やてぃん しむん。
(普段着はボロでもよい)
Example phrases
ふくたー むし
- みの虫
- くーばーぬぐとぅ ゆだんかい いーちゅーさーに さがとーる ふくたーむしぇー、まーから ふくたー ふぃらてぃっち やーぢゅくい そーがやー? ふぃるましー いちむし やん。
(クモのように枝に糸で下がっているみの虫はどこからボロを拾ってきて家造りをしているのか.不思議な生き物だ)
Example phrases
*(参考)ふぃらいん、かめーいん(拾う)
ふくぢ
- フクギ
- やーぬ まーいんかい っうぃーらっとーる ふくぢぇー、てぃーだん くゎっくゎち かーぎ ちゅくいくとぅ しだかじ うくてぃ、うふかじぬ ばすねー かじかたかっし やー まむてぃとぅらすん。
(屋敷の周りに植えてあるフクギは陽を遮って陰をつくり涼風を送って、台風の際には風よけになって家を護ってくれる)
Example phrases
ふくちち
- 悪臭を放つゴミ
⇒ ふくちちかー〈ゴミだらけ〉 - まやーぬ ふくちちかー そーし きじゃーすん。
(猫がゴミだらけなのをかき乱す) - ふくちちぇー ほーちがちっし しじみらんだれー かじゃ すん どー。
(ゴミは掃いて処理しないと臭うよ) - ふくちち かじゃ すん。
(ゴミの悪臭がする) - キャンプぬ あとぅぬ ふくちちかー そーしぇー しじみらんねー、まやーぬ あさぐてぃ うふやま ちらかさりーん どー。
(キャンプのあとのゴミ山は処理しないと、猫があさってさんざん散らかされるよ)
Example phrases
ふくっとぅ すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- 不服な様をする
- ふくっとぅ そーたん。
(不服そうだった)
Example phrases
*(参考)類似表現として、がってぃのー あらんたん(納得してはいなかった);あねー あらん ちら そーたん(そうじゃないという顔をしていた);うむさぎさーや しぇー をぅらんたん(おもしろくは思っていなかった);くさみちょーんねー そーたん(いらだっているようだった);ぷーぷー そーんねー すたん(怒っているようであった)
ふくふく すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- いい香りがする
- やーぬ うちまでぃ ふくふく そーくとぅ、なーぬ げっかびじんぬ まっくらしん なてぃ さちぇーさやーんち しぐ わかたん。
(家の中までよい香りがするので、庭の月下美人が暗くなって咲いたんだとすぐわかった)
Example phrases
ふく まーみ
- 心臓
- ししぬ ふくまーみ こーやーに しんじてぃ ぬみーねー、どぅーむち やしく ないん。
(豚の心臓を買って煎じて飲むと、体調がよくなる)
Example phrases
*(参照)ふく
ふくらさん
- 嬉しい
- わん うむいぬ かなてぃ ふくらさん。
(自分の望みがかなって嬉しい)
Example phrases
うっさ ふくらさ すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- 非常に嬉しい
- うちなーぐち ふぃるみらやーんでぃーる っちゅぬちゃーぬ うふく なてぃ うっさふくらさ そーん。
(沖縄語を普及しようという人たちが多くなって嬉しい)
Example phrases
われー ふくい
- 喜び笑い
- うっさっし われーかんとーるくとー 「われーふくい すん」でぃ いーん。
(喜んで笑いころげていることを「喜び笑いする」と言う)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アーフクン [⸢ʔaːɸukuŋ] (自動)
- あえぐ(喘ぐ)。激しく呼吸する。息切れする。「泡吹く」の転訛したものか。
- カ⸢キッツァー⸣シ ⸣パルカー ⸢アーフクンドゥ キュー⸣ヤ ⸢アーフカンシェン
[kḁ⸢kitʦaː⸣ʃi ⸣parukaː ⸢ʔaːɸu̥kundu kjuː⸣ja ⸢ʔaːɸu̥kaŋʃeŋ]
(駆けて走ると激しくあえぐが、今日は喘がなかった) - ヌー⸢スンティ⸣ アイニ ⸢アーフケー⸣ティ ⸢アーク⸣ワ
[⸣nuː⸢sunti⸣ ʔaini ⸢ʔaːɸukeː⸣ti ⸢ʔaːku⸣wa]
(何故そんなに喘いでいるのか) - ウ⸢ビッ⸣チン ⸣パリティ ⸢アーフクプソー⸣ ブ⸢ラーヌ
[ʔu⸢bit⸣ʦim ⸣pariti ⸢ʔaːɸu̥ku⸣ pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
(これぽっち走って喘ぐ人はいない) - ⸢マー⸣ビン ⸢アーフケー⸣ ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ ⸢ʔaːɸu̥keː⸣ misamunu]
(もっと喘げばいいのに) - ⸢パー⸣ク ⸢アーフキ⸣バ
[⸢paː⸣ku ⸢ʔaːɸu̥ki⸣ba]
(早く喘げよ)
Example phrases
アウフクリ [⸢ʔauɸukuri] (名)
- 青膨れ。顔全体が青くむくんだ様子。体が青くむくんだ様子。
- ⸢ナーヤンバ シーティル ドゥー⸣ヤ ⸢アウフクリ シーベー⸣バン
[⸢naːjamba ʃiːtiru duː⸣ja ⸢ʔauɸukuri ʃiːbeː⸣baŋ]
(長患い<長病み>をして体は青膨れしているわい)
Example phrases
アジフクマスン [ʔa⸢ʤi⸣ ɸu̥⸢kuma⸣suŋ] (連)
- 味を十分にしみ込ませる。
- ⸢ダイ⸣クネー イ⸢ズダシ⸣ナー ⸢ネーシティ⸣ ア⸢ジフクマ⸣シ
[⸢dai⸣kuneː ʔi⸢ʣudaʃi⸣naː ⸢neːʃi̥ti⸣ ʔa⸢ʤiɸu̥kuma⸣ʃi]
(大根は魚出しで煮て、味を十分にしみ込ませなさい)
Example phrases
アジフクムン [ʔa⸢ʤi⸣ ɸu̥⸢ku⸣muŋ] (連)
- 味が十分にしみ込む。味を含む。
- ク⸢ヌ ダイ⸣クネー イッ⸢ケナ⸣ ア⸢ジ フク⸣ミティ ン⸢マーン⸠ダー
[ku⸢nu dai⸣kuneː ʔik⸢kena⸣ ʔa⸢ʤiɸu̥ku⸣miti ʔm⸢maːn⸠daː]
(この大根は非常に味がしみ込んでいて美味しいよ)
Example phrases
アリフクリ [ʔa⸢riɸu̥ku⸣ri] (名)
- ものが有り余って、もののありがたさを知らないこと。
- ⸣ヌーンクイン ⸣スルイティ ア⸢リフク⸣リ ⸢シー ブンダル⸣ ム⸢ヌアタラ⸣サティ ⸢スームノー⸣ ッ⸢サヌ
[⸣nuːŋkuin ⸣suruiti ʔa⸢riɸu̥ku⸣ri ⸢ʃiː bundaru⸣ mu⸢nuʔatara⸣sati ⸢suːmunoː⸣ s⸢sanu]
(何もかも揃って有り余っているので、ものを大切にすること<ものを惜しむべきこと>を知らない)
Example phrases
イキフクン [ʔi⸢ki⸣ɸu̥kuŋ] (自動)
- 喘ぐ。息苦しくなる。激しく呼吸する。激しい息づかいをする。「息吹く」の義か。
- カ⸢キッツァー⸣シ パリ⸢クー⸣ター イ⸢キ⸣フキ ⸢ナー⸣ヌ
[kḁ⸢kitʦaː⸣ʃi ⸣pari ⸢kuː⸣taː ʔi⸢ki⸣ɸu̥ki ⸢naː⸣nu]
(全力で駆けつけて<駆け散らして>きたので激しく喘いでしまった) - 呼吸が激しくなる。激しく呼吸する。息切れする。「息吹く」の義。 ⸢ウイ⸣プソー カ⸢キッツァー⸣スカー イ⸢キ⸣フクンダ イ⸢キフカン⸣ヨーニ ア⸢ラ⸣キバ
[⸢ʔui⸣pu̥soː kḁ⸢kitʦaː⸣su̥kaː ʔi⸢ki⸣ɸu̥kunda ʔi⸢kiɸu̥kaŋ⸣joːni ʔa⸢ra⸣kiba]
(老人は駆けつけると喘ぐ<息切れする>から、喘がないように歩きなさいよ) - イ⸢キ⸣フキ ⸢ナー⸣ヌ
[ʔi⸢ki⸣ɸu̥ki ⸢naː⸣nu]
(息切れしてしまった) - イ⸢キ⸣フク ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
[ʔi⸢ki⸣ɸu̥ku ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
(息切れすることはない)
Example phrases
イツァフクビ [⸣ʔiʦaɸu̥kubi] (名)
- 虹。若年層の言葉。「絹の帯」の義。古老は、⸣イツフクビ[⸣ʔiʦuɸu̥kubi](虹)『八重山語彙』という。
- ナ⸢チェー⸣ ア⸢ミフイ⸣ヌ ⸣アトゥナー ⸣ユー ⸣イツァフクビヌ ミ⸢ラリ⸣タン
[na⸢ʧeː⸣ ʔa⸢miɸui⸣nu ⸣ʔatunaː ⸣juː ⸣ʔiʦaɸu̥kubinu mi⸢rari⸣taŋ]
(夏は雨降りの後にはよく虹が見られたものだ)
Example phrases
イツフクダー [⸣ʔiʦuɸu̥kudaː] (名)
- uby{襤褸}{ボ|ロ}でも絹になる。「絹の襤褸」の義。襤褸のような古着でも綺麗に繕えば絹のような立派な着物になるの意。
- ⸣イツフクダーティ ア⸢ザリブー⸣ ッ⸢ふ⸣キン ヤ⸢リバ⸣ティ ⸢シー⸣ シ⸢ティルナ⸣ヨー
[⸣ʔiʦuɸu̥kudaːti ʔa⸢ʣaribuː⸣ f⸢fu⸣kiɲ ja⸢riba⸣ti ⸢ʃiː⸣ ʃi̥⸢tiruna⸣joː]
(「絹の襤褸」と言われている古着だからといって決して<して>捨てるなよ)
Example phrases
イツフクビ [⸣ʔiʦuɸu̥kubi] (名)
- にじ(虹)。「絹の帯」の転訛したもの。イトゥフクビ[ʔituɸu̥kubi](虹)、⸢ノーギ[noːgi](虹)『八重山語彙』ともいう。
- ム⸢カ⸣シプソー ⸣イツフクビバ ⸣イトゥフクビティル ア⸢ゾー⸣レーバン⸢ナー
[mu⸢ka⸣ʃipu̥soː ⸣ʔiʦuɸu̥kubiba ⸣ʔituɸu̥kubitiru ʔa⸢ʣoː⸣reːban⸢naː]
(昔の人はイツフクビ<虹>をイトゥフクビ<虹>と言われたんですねえ)
Example phrases
イリフクン [ʔi⸢riɸu̥kuŋ] (自動)
- 入り浸る。「入り耽る」の義。
- ミ⸢ドゥムン⸣ヤーナ イ⸢リフキティ⸣ シ⸢グトー⸣ イ⸢カシタ⸣ティ ⸢ナー⸣ヌ
[mi⸢dumuɲ⸣jaːna ʔi⸢riɸu̥kiti⸣ ʃi⸢gutoː⸣ ʔi⸢kaʃi̥ta⸣ti ⸢naː⸣nu]
(女の家に入り浸って <耽って> 仕事は忘れている<如何するともない>)
Example phrases
イルフクン [⸣ʔiru ⸣ɸu̥kuŋ] (連)
- 顔面蒼白となる。「色・ふく(自動、四段)<色がにげる>」の転訛したもの。⸣イル フ⸢キ⸣ルン[⸣ʔiru ɸu⸢ki⸣ruŋ]と同じ。
- ウ⸢レー⸣ イ⸢ズ⸣カー ⸣イル フクン⸢ダー
[ʔu⸢reː⸣ ʔi⸢ʣu⸣kaː ⸣ʔiru ɸu̥kun⸢daː]
(彼<あれ>は叱ると顔面蒼白になるよ) - ⸣イロー ⸣フキティ トゥ⸢ルバイ ベー
[⸣ʔiroː ⸣ɸu̥kiti tu⸢rubai beː]
(顔面蒼白になってぽかんとしている) - ⸢ウンザン⸣ ウ⸢バーサリ⸣ イロー ⸣フキティル ⸢フッツォーリ ベー
[⸢ʔunʣaŋ⸣ ʔu⸢baːsari⸣ ʔiroː ⸣ɸu̥kitiru ⸢ɸutʦoːri beː]
(あいつに驚かされて、顔面蒼白になって震えている)
Example phrases
ウスンフクン [ʔu⸢suŋɸu̥kuŋ] (自動)
- うつむく(俯く)。頭を垂れる。顔を下に向ける。
- ナー⸢イ⸣ ウ⸢スンフキ ベーン⸣ナ
[naː⸢i⸣ ʔu⸢suŋɸu̥ki beːn⸣na]
(ずうっと俯いているな) - ヌ⸢ビシジ⸣ヌ ⸣ヤミティ ウ⸢スンフカラヌ
[nu⸢biʃiʤi⸣nu ⸣jamiti ʔu⸢suŋɸu̥karanu]
(首筋が痛くて俯かれない) - ⸢ワー⸣ ウ⸢スンフク⸣カー ⸢バン⸣ヌン ウ⸢スンフクン
[⸢waː⸣ ʔu⸢suŋɸu̥ku⸣kaː ⸢ban⸣nuŋ ʔu⸢suŋɸu̥kuŋ]
(君が俯くなら私も俯く) - ン⸢ベーマー⸣ ウ⸢スンフケー⸣ ミサムヌ
[ʔm⸢beːmaː⸣ ʔu⸢suŋɸu̥keː⸣ misamunu]
(俯けばよいのに) - ア⸢バティ⸣ ウ⸢スンフキ⸣バ
[ʔa⸢bati⸣ ʔu⸢suŋɸu̥ki⸣ba]
(急いで俯けよ) - バ⸢カ⸣ヤカー プ⸢ソー⸣ ウ⸢スンフクンドゥ⸣ ウ⸢レー⸣ ウ⸢スンフカヌ
[ba⸢ka⸣jakaː pu̥⸢soː⸣ ʔu⸢suŋɸu̥kundu⸣ ʔu⸢reː⸣ ʔu⸢suŋɸu̥kanu]
(恥ずかしかったら、人は俯くが、彼は俯かない) - ウ⸢スンフキ ヤッ⸣サン
[ʔu⸢suŋɸu̥ki jas⸣saŋ]
(俯きやすい) - ウ⸢スンフク⸣ クトゥ
[ʔu⸢suŋɸu̥ku⸣ ku̥tu]
(俯くこと) - ⸢マー⸣ビン ウ⸢スンフケー⸣ ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ ʔu⸢suŋɸu̥keː⸣ misamunu]
(もっと俯けばいいのに) - ン⸢メーマー⸣ ウ⸢スンフキ⸣バ
[ʔm⸢meːmaː⸣ ʔu⸢suŋɸu̥ki⸣ba]
(少しは俯けよ)
Example phrases
ウタフクル [⸣ʔutaɸu̥kuru] (名)
- 歌が上手なこと。歌の名人。「歌袋」の義。「名歌を自在に歌いこなし、名歌が無限に出てくる人」の義。本土の、和歌の uby{詠草}{エイ|ソウ}を入れておく袋の「歌袋」に擬した命名であろう。
- ウ⸢ヤッ⸣ふァザーン ⸣ナリ ⸣ウタフクル ヤ⸢ロー⸣ルンダ イ⸢カムス⸣ク ウ⸢ムッ⸣サワ⸢ツォー
[ʔu⸢jaf⸣faʣaːn ⸣nari ⸣ʔutaɸu̥kuru ja⸢roː⸣runda ʔi⸢kamusu̥⸣ku ʔu⸢mus⸣sawa⸢ʦoː]
(親子ともども歌の名人<歌袋>でいらっしゃるから、どんなにか面白くて楽しいことか)
Example phrases
ウブフクビ [ʔu⸢buɸu̥ku⸣bi] (名)
- ティ⸢ジリ⸣ビ[ti⸢ʤiri⸣bi](男性の神人{EOS}男性神職者)の用いる帯。「大帯」の義。
- ⸢プー⸣ル ⸣キチゴンナーヤ ティ⸢ジリ⸣ビンケーヤ カ⸢ンプス⸣ヌ ウ⸢ブフク⸣ビ ⸢シェー⸣ティル ⸣ウガン ⸢オーッ⸣タ⸢ダー
[⸢puː⸣ru ⸣ki̥ʧigonnaːja ti⸢ʤiri⸣biŋkeːja ⸢kampu̥su⸣nu ʔu⸢buɸu̥ku⸣bi ⸢ʃeː⸣tiru ⸣ʔugaŋ ⸢ʔoːt⸣ta⸢daː]
(豊年祭や結願祭には男性神職者達は大帯を締めて御嶽へ行かれたよ)
Example phrases
ウヤキフクジン [ʔu⸢ja⸣kiɸu̥kuʤiŋ] (名)
- 大金持ちで子孫繁盛した人。⸣フクジン[⸣ɸu̥kuʤiŋ]は(福人<富裕な人)」『天草本伊曾保物語』の義。
- パ⸢トゥ⸣マナテー ウ⸢ヤ⸣キフクジンティ ア⸢ズ⸣カー ⸣メー ク⸢ヌ プスバー⸣キ⸢ナー
[pḁ⸢tu⸣manateː ʔu⸢ja⸣kiɸu̥kuʤinti ʔa⸢ʣu⸣kaː ⸣meː ku⸢nu pu̥subaː⸣ki⸢naː]
(鳩間島では大金持ちの福人といえば、もうこの人までだなあ)
Example phrases
カーフクビ [⸢kaːɸu̥⸣kubi] (名)
- 革帯。
- ⸢タイ⸣パンラー ⸢カーフク⸣ビ ⸢カイ⸣キー ⸢フォーッ⸣タ
[⸢tai⸣panra ⸢kaːɸu̥ku⸣bi ⸢kai⸣kiː ⸢foːt⸣ta]
(台湾から革帯を買ってきてくださった) - ⸢カーフクビ⸣ヌ ⸣ミー
[⸢kaːɸukubi⸣nu ⸣miː]
(革帯の穴) - ⸢カーフクビ⸣ヌ ⸣キシティ ⸢ザー⸣パイ ⸢シーナー⸣ヌ
[⸢kaːɸu̥kubi⸣nu ⸣ki̥ʃiti ⸢ʣaː⸣pai ⸢ʃiːnaː⸣nu]
(革帯が切れて厄介なこと<大変なこと、始末に負えない困ったこと>になってしまった>)
Example phrases
カーフクラベー [⸢kaːɸukura⸣beː] (名)
- (動)魚の名。和名、モンガラカワハギ。古老は、⸢トーフクラ⸣ベ[⸢toːɸu̥kura⸣be]ともいう。長菱形の体形をしてる。白の斑点があり、口回りが橙色で尾びれに数本の横縞模様がある。体長約20センチ。全体的に厚い皮状の鱗で覆われている。珊瑚礁の中に棲息していており、強い歯で甲殻類をも食いかじる。第一背びれに硬い刺がある。煮ると美味しい。
- ⸢カーフクラ⸣ベー ⸣スー バ⸢カス⸣カー ン⸢マーン⸣ダー
[⸢kaːɸukura⸣beː ⸣suː ba⸢kasu⸣kaː ʔm⸢maːn⸣daː]
(モンガラカワハギは、お汁に炊くと美味しいよ)
Example phrases
カクフクビ [kḁ⸢kuɸukubi] (名)
- 角帯。ティ⸢ジリ⸣ビー[ti⸢ʤiri⸣biː](男性神職者)が神前に出る際に着用する正装の帯。
- ティ⸢ジリビー⸣ヤ ⸣ウガン ⸢オー⸣ル ⸣ピンマー カ⸢クフクベー シーティル オーッ⸣タ
[ti⸢ʤiribiː⸣ja ⸣ʔugaŋ ⸢ʔoː⸣ru ⸣pimmaː kḁ⸢kuɸu̥ku⸣beː ʃiːtiru ʔoːt⸣ta]
(男性神職者は御嶽<お願>へ行かれる時は角帯を締めて行かれた)
Example phrases
カザーフクローフクローシ [ka⸢ʣa⸣ ɸu̥⸢kuroːɸu̥kuroː⸣ʃi] (連)
- 香りが馥郁としてただようさま。
- ⸢ティンプラ⸣ヌ カ⸢ザヌ⸣ フク⸢ローフクロー⸣シ カ⸢バッ⸣サタン
[⸢timpura⸣nu ka⸢ʣanu⸣ ɸu̥⸢kuroːɸu̥kuroː⸣ʃi ka⸢bas⸣sataŋ]
(テンプラの香りが uby{馥郁}{フク|イク}とただよって香ばしかった)
Example phrases
カシガーフクル [ka⸢ʃigaːɸu̥ku⸣ru] (名)
- 南京袋。麻糸を粗く織って大豆や米を入れるのに用いた袋。ル⸢クトゥダー⸣ラ[ru⸢kutudaː⸣ra](六斗俵、六斗入りの袋)、⸢ユントゥダーラ[⸢juntudaːra](四斗俵、四斗入りの袋)があった。朝鮮袋ともいった。昭和に入って⸢ホーライ⸣マイ[⸢hoːrai⸣mai](蓬莱米{EOS}台湾で開発された改良種の米)が作付けされるようになると、稲刈りした後、西表の田圃で脱穀して籾をカシガーフクル(南京袋)に詰め、⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](板船{EOS}サバニ)で鳩間島に運び乾燥して保存した。
- ⸢マイヤー⸣ ル⸢クトゥダー⸣ラナ ⸣シミティル パ⸢トゥ⸣マー ハ⸢クボーッ⸣タ <カ⸢ヤーシタ>
[⸢maijaː⸣ ru⸢kutudaː⸣rana ⸣ʃimitiru pḁ⸢tu⸣maː hḁ⸢kuboːt⸣ta]
(米は六斗俵に詰めて鳩間島に運ばれた) - ヤ⸢ラ⸣ビ ⸢シェーン⸣ケンマー カ⸢シガーフクル⸣バ ⸣カベーティル ア⸢ミフイ⸣ヌ ⸣ピンマー ⸢ガッ⸣コーン ⸢パッタ⸣ル
[ja⸢ra⸣bi ⸢ʃeːŋ⸣kemmaː kḁ⸢ʃigaːɸu̥kuru⸣ba ⸣kabeːtiru ⸢gak⸣koːm ⸢patta⸣ru]
(子供の頃は南京袋を被って雨降りの日には学校へも行ったものだ)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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ウフクイ [uɸu]kui] (名)
- 大声
カビゥフクル [kabɨɸu̥kuru] F (名)
- 紙袋
フク [ɸu̥ku] L (名)
- 肺
フク [ɸu̥ku] F (名)
- 茎
フクル [ɸu̥kuru] L (名)
- 袋
マイフクル [maiɸu̥kuru] F (名)
- 米袋
ヨーフク [joːɸu̥ku] L (名)
- 洋服
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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ふく【服】
(Common Noun)
- Clothes (esp. Western clothes)
(Common Suffix)
- Counter for doses of medicine, gulps of tea, drags of a cigarette, etc.
ふく【複】
(Noun)
- Diplo-; Double
- Doubles (tennis, etc.)
— Abbreviation
- Place betting (in horse racing, etc.)
— Abbreviation
ふく【福】
(Common Noun)
- Good fortune
ふく【拭く】
(Common Godan verb, transitive)
- To wipe; To dry
ふく【吹く・噴く】
(Common Godan verb, intransitive)
- To blow (e.g. wind); To play a wind instrument
- To emit; To spout
- To whistle
- To laugh; To burst into laughter
— Slang
(Common Godan verb, transitive)
- To smelt; To mint
(Common Godan verb, intransitive)
- To brag; To talk big
ふく【副】
(Common Noun)
- Assistant; Associate; Vice-; Sub-; Deputy; Substitute; Auxiliary; Supplementary; Additional; Collateral
- Duplicate; Copy
- Adverb
— Abbreviation
ふぐ・ふく・ふくべ・かとん・フグ【河豚・鰒・鮐・魨・鯸・鯺】
(Noun)
- Puffer fish; Blow fish; Fugu; Globefish; Swellfish
— Word usually written using kana alone
ふく【葺く】
(Godan verb, transitive)
- To roof (a house with some material); To thatch; To shingle; To tile
ふく【幅】
(Noun)
- Scroll
(Suffix)
- Counter for scrolls
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言葉の助言:
- fui (ふい) — Japanese adjective (adverbial form)