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Define amaN あまん Meaning アマン

Displaying results for amaN (aman・あまん・アマン) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Miyako)

あまん

(Noun) Hermit crab

Ryukyu (Tokunoshima)

あまん

(Noun) Hermit crab; spider

Ryukyu (Okinawa)

あーまん・ああまん

(Noun) Hermit crab

Ryukyu (Yoron)

たまん

(Noun) Emperor (fish), large-eye bream, Lethrinidae

Ryukyu (Yonaguni)

あまん

(Noun) Hermit crab

Ryukyu (Okinawa, Miyako)

たまなー【玉菜】

(Noun) Cabbage

Ryukyu (Yonaguni)

だーまんとぅ【八重山人】

(Noun) Yaeyamans, Yaeyama People

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

アマン aman (?amaN) ⓪ 名

  1. やどかり。節足動物の名。

タマン taman (tamaN) ① 名

  1. 鯛の類。makubuとともに魚のうちでもっとも美味とされるもの。?iibuusaani~CijuN.えびで鯛を釣る。?iibuuはとびはぜ。

アマニュ amanyu (?amaNju) ⓪ 名

  1. 昔の世。昔の時代。zitudee sjusitarimee ?utuiCizi sjabira, ~nu sinugu ?ujurusimisjoori.[地頭代主したり前 お取次しやべら あまん世のしのぐ お許しめしようれ(恩納節)]地頭代様申し上げます。昔の世のしのぐ踊り(sinugu)をお許し下さい。

カマンタ kamanta (kamaNta) ⓪ 名

  1. 大なべのふた。農家でさつまいもを煮る大きななべのふたをいう。かや・わらなどを編んで作る。
  2. 魚名。あんこう。形がなべのふたに似ているのでいう。

カマンタ kamanta (kamaNta) ⓪ 名

  1. 情夫。かくし男。

カマヌイ kamanui (kamanui) ① 名

  1. かまど作り。こまかく刻んだわらを土とこね合わせて作る。かまどは宗教的に大事なものであるので,吉日を選んで行なう。

タマヌー tamanuu (tamanuu) ⓪ 名

  1. 玉の緒。命。nasaki ?ati kakusi nubinu hanaSiSici,taiga~nu ?usisa ?araba.[情あてかくせ野辺の花すすき二人が玉の緒の惜しさあらば]情あって隠してくれ,野辺のすすきよ,二人の命を惜しく思うならば。

ヤマナジ yamanaji ('jamanazi) ⓪ 名

  1. なた。木を切る刀。山刀。

ヤマヌファ yamanufa ('jamanuhwa) ⓪ 名

  1. 山の端(は)。tanumu 'juja hukiti ?utuZirija neraN, hwicui ~nu Cicini 'Nkati.[頼む夜やふけておとずれやないらぬ一人山の端の月に向かて]頼みにしている夜はふけても,おとずれはない。ただひとり山の端の月に向かっているばかり。

ヤマヌファ yamanufa ('jamanuhwa) ⓪ 名

  1. 山入端。《地》参照。

ヤマンカジ yamankaji ('jamaNkazi) ⓪ 名

  1. さそり。

カマヌイビー kamanuibii (kamanuibii) ⓪ 名

  1. かまど作りの日。吉日が選ばれる。

タマヌワリ tamanuwari (tamanuwari) ⓪ 名

  1. ガラスの破片。

ヤマヌスドゥ yamanusudu ('jamanusudu) ⓪ 名

  1. 山賊。~nu gutoosa.山賊のようだ。ひげぼうぼうの者などをいう。

フィシャマンチ fishamanchi (hwisjamaNci) ① 名

  1. 端坐。正坐。~sjuN.端坐する。

ニーブイガマン niibuigaman (niibuiga]maN) ① 名

  1. 子供が眠たがって泣くこと。

ニタカマンタ nitakamanta (nitakamaNta) ① 名

  1. 似た者同志。kamaNtaは,編んで作る鍋のふた。

ヤマヌチジ yamanuchiji ('jamanuCizi) ⓪ 名

  1. 頂上。山頂。

ヤマヌナーカ yamanunaaka ('jamanunaaka) ⓪ 名

  1. 山の中。山林の中。

タマンチャーブイ tamanchaabui (tamaNcaabui) ⓪ 名

  1. [玉御冠・たまみきやぶり]玉のかんむり。王冠。

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

あまみ/あまん ゆー

  • 大昔

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アマンガサ [ʔa⸢maŋ⸣gasa] (名)

  • 月にかかるかさ(暈<カサ>)。あまがさ。月の周囲に見える光の輪。
  • Example phrases
    • ⸢キュー⸣ヌ ⸣シケー ア⸢マンガサ⸣ヌ カ⸢カ⸣リ ⸢ベー⸣ヌ ア⸢ミ⸣ヌ ⸣フーカヤー
      [⸢kjuː⸣nu ⸣ʃikeː ʔa⸢maŋgasa⸣nu ka⸢ka⸣ri ⸢beː⸣nu ʔa⸢mi⸣nu ⸣ɸuːkajaː]
      (今日の月には暈がかかっているが、雨が降るのかなあ)

アマングイ [ʔa⸢maŋ⸣gui] (名)

  • 雨乞い。旱魃が続くときア⸢マン⸣グイウタ[ʔa⸢maŋ⸣guiuta](雨乞い歌)を歌って降雨を神に祈願する祭祀。ム⸢トゥ⸣ウガン[mu⸢tu⸣ʔugaŋ](友利御嶽)、ニ⸢シ⸣ドーウガン[ni⸢ʃi⸣doːʔugaŋ](西堂御嶽)、ピ⸢ナイ⸣ウガン[pi⸢naiʔugaŋ](鬚川<ピナイ>御嶽)、ア⸢ラ⸣カーウガン[ʔa⸢ra⸣kaːʔugaŋ](新川御嶽)の神々と⸣マイパマ[⸣maipama](前浜)の神々に対する祈願の神歌を歌って雨乞いをした。
  • Example phrases
    • ナ⸢チヌ ペーレーヌ⸣ シ⸢ジク⸣カー サ⸢カサンケー⸣ヤ ム⸢トゥ⸣ウガンナ スルイ⸢ヨー⸣リティ ア⸢マングイ⸣ヌ ⸢ニン⸣ガイ ⸢ソーッ⸣タ [na⸢ʧinu peːreːnu⸣ ʃi⸢ʤiku⸣kaː sa⸢kasaŋkeː⸣ja mu⸢tu⸣ʔugannaː surui⸢joː⸣riti ʔa⸢mangui⸣nu ⸢niŋ⸣gai ⸢soːt⸣ta] (夏の旱が続くと司<神女>方が友利御嶽にお揃いになって雨乞いの祈願をなされた)。雨乞い歌。旱魃が続いて農作物に被害が出ると、島のサ⸢カサ[sḁ⸢kasa](司{EOS}女性神職者)やティ⸢ジリ⸣ビー[ti⸢ʣiri⸣biː](手摺り部{EOS}男性神職者)、それにヤ⸢ク⸣サ[ja⸢ku⸣sa](村役人{EOS}祭祀係り)らが集まって協議し、サ⸢カサに⸢ピュール[⸢pjuːru](日和)を取ってもらって雨乞いの祭祀を実施した。友利御嶽で「雨乞い」の祈願をし、雨乞いの歌を歌って五箇所の御嶽を回り、井戸から汲んできた桶の水を道中柄杓で汲み、それを掛け合いながら歩いた。雨乞いの歌は神歌としてサカサやティジリビーだけに歌い継がれ、一般の人には知られていなかった。1960年ごろまでは一般の人に教えることを禁じられていた。「雨乞い歌」は、ナ⸢ガミ⸣ク[na⸢gami⸣ku](長め句)とハ⸢ヤミ⸣ク[ha⸢jami⸣ku](早め句)から構成されている。 ⸢ペーレイヌ⸣ シ⸢ジキティ⸣ ス⸢クリ⸣ムノー ムー⸢ル⸣ サ⸢リナー⸣ヌ ⸢パイ⸣サ ア⸢マン⸣グイ ⸣ニンガイ ⸢ソーラン⸣カー ナ⸢ラ⸣ヌ [⸢peːreinu⸣ ʃi⸢ʤikiti⸣ su⸢kuri⸣munoː muː⸢ru⸣ sa⸢rinaː⸣nu ⸢pai⸣sa ʔa⸢maŋ⸣gui ⸣niŋgai ⸢soːraŋ⸣kaː na⸢ra⸣nu] (旱魃が続いて作物はみな枯れてしまった{EOS}早く雨乞いの祈願をなさらないといけません)

アマングイウタ [ʔa⸢maŋ⸣guiʔuta] (名)

  • 雨乞いの神歌。○トゥムルウガン(ナガミ)/ウブシクヌ マブルシュ アミブシャヌ/ウブトゥムル カミガナシ アミブシャヌ/ウマンチュヌ ニガイヤ アミブシャヌ/アカカラジヌ ニガイヤ アミブシャヌ/タンディトートゥ マブルシュ アミブシャヌ/ガラクトートゥ カミガナシ アミブシャヌ/。○ハヤミク(雨乞い歌)/ウマンチュヌ ニガイヤヨー アカカラジヌ ニガイヤヨー ハーリ アミタボリリューガナシ/タンディトートゥ マブルシュヨー ガラクトートゥ カミガナシ ハーリ アミタボリリューガナシ/ユスヌカミガナシ キムピティチ ムスビョーリ ハーリアミタボリ リューガナシ/アジルカタ ネーナー オーリヨー ムディルカタ ネーナー オーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/パトゥマティル シマヤヨー バケナーネーヌ シマヤヨ ハーリアミタボリ リューガナシ/ウティミジヌ ママヤリヨー カキミジヌ ママヤリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ウラダダイドーヌ ヤリヨーリ カンヤヌシ ヤリヨーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ウフヤマトゥ ハズミヨーリヨー カンヤマトゥ ハズミヨーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ヤーパニ ピキパラショーリヨー トゥパニピキ パラショーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ウフウキナ クダリョーリヨー スイウキナー クダリョーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ヤーパニ ピキパラショーリヨー トゥーパニ ピキパラショーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ウフミヤク クダリョリヨー シマジリニ クダリョーリヨー ハーリアニタボリ リューガナシ/カンヤシキ フマルヌヨー ヌシヤシキ フマルヌヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ヤーパニピキ パラショーリヨー トゥ―パニピキ パラショーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/タラマムラ オーラカラヨー ミンナムラ オーラカラヨー ハーリアミタタボリ リューガナシ/ヤイマシマ クダリヨーリヨー ウフイサナキ クダリヨーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/カンヤシキ フマルヌヨー ヌシヤシキフマルヌヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ヤーパニ ピキパラショーリヨー トゥーパニ ピキパラショーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/タキドゥンヌ オーラカラヨー ナカダキヌ オーラカラヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/クルシマニ クダリヨーリヨー ヌバンバマ フナシキヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/カンヤシキ フマルヌヨー ヌシヤシキフマルヌヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ヤーパニ ピキパラショーリ トゥーパニ ピキパラショーリ ハーリアミタボリ リューガナシ/バガパトゥマ クダリヨーリヨー フナバマニ フナシキヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/フナヤギサ イチヌマリ ギシャマシュヤ ハチヌマリ ハーリアミタボリ リューガナシ/カミヤシキ フミオーリヨー ヌシヤシキ フミオーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ミジヌフキ サシヒョーラヨー カヤヌフキ サシヒョーラヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ヌバルティジ ヌキダキヨー ミジヌムトゥ ヤリオーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/バガパトゥマ ピキユシオーリヨー クリトゥムリ トゥリユシヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/イチブプリ タボラリヨー ニヌブプリ タボラリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ウムルミジ タボラリヨー フダルミジ タボラリヨー ハーリアミタボリ リュガナシ/。○<ニシドーウガン>/クニムトゥヌ マブルシュ アミブシャヌ/ウヤムトゥヌ カミガナシ アミブシャヌ/ウマンチュヌ ニガイ アミブシャヌ/アカカラジヌ ニガイ アミブシャヌ/タンディトートゥ マブルシュ アミブシャヌ/アラクトートゥ カミガナシ アミブシャヌ/。○<マイヌウガン、ピナイウガン>/ピナイバナ マブルシュ アミブシャヌ/カンバナヌ カミガナシ アミブシャヌ/ピナイサーラ ミジムトゥヌ アミブシャヌ/マイナショール マブルシュ アミブシャヌ/ウマンチュヌ ニガイ アミブシャヌ/タンディトートゥ カミガナシ アミブシャヌ/アラクトートゥ マブルシュ アミブシャヌ/。○<アラカワウガン>/ウフイラカ カミガナシ アミブシャヌ/カミイラカ タケバル アミブシャヌ/ミジムトゥヌ マブルシュ アミブシャヌ/ウブガーラヌ シキフチ アミブシャヌ/ウムルミジ タラショーリ アミブシャヌ/フダルミジバ タボラリヨー アミブシャヌ/。○<マイパマヌ ウタ>/マイパマヌマブルシュ アミブシャヌ/ シルパマヌ カミガナシ アミブシャヌ/インスクヌ リューガナシ アミブシャヌ/テンシンマディ アガリヨーリ アミブシャヌ/。○<パマザキパマウタ>/ユニサキヌ マブルシュ アミブシャヌ/シラパマヌ カミガナシ アミブシャヌ/ウフガーラ シキフチ アミブシャヌ/。○<ハヤミブシ>/インスクヌ リューガナシヨー テンシマディ アガリヨーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/アンノーマヌ シマカラヨー クルミオール クルアミヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/シルクムバ アミナシヨー ヌリクムバ ミジナシヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/バガパトゥマ ピキユシオーリヨー/クリトゥムリ トゥリユシオーリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ニカヌユヌ ユナカニヨー/ユサヌユヌ ユナカニヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ドールドールシ タボラリヨー/ザールザールシ タボラリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ムリムリヌ タウナルケー タウタウヌ イキナルケー ハーリアミタボリ リューガナシ/パマカヤバ ウシウルシヨー イソスリバ ピキウルシヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/マイヌトゥーヌ ヤノールケヨー インヌトゥーヌ ヤノールケヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/ウマンチュヌ イヌチヤヨー ウンカザドゥ イヌチヤル ハーリアミタボリ リューガナシ/マミカザヌ イヌチヤヨー ウティミジドゥ イヌチヤル ハーリアミタボリ リューガナシ/ウティミジヌ ネーナブリヨー カキミジヌネーナヲリヨー ハーリアミタボリ リューガナシ/マミカザン ナイドゥシユル ウンカザン ナイドゥシユヨー ハーリアミタボリ リューガナシ

アマンベールン [ʔa⸢mambeːruŋ] (自動)

  • 甘くなる。甘ったるくなる。食物などが甘みをおびる。
  • Example phrases
    • サ⸢タ⸣ヌ ⸢ゴー⸣ラーカー  ム⸢チェー⸣ ア⸢マベールン
      [sa⸢ta⸣nu ⸢goː⸣raːkaː mu⸢ʧeː⸣ ʔa⸢mambeːruŋ]
      (砂糖が多いと餅は甘ったるくなる)
    • ク⸢ヌ ムチェー⸣ ア⸢マンベーリティ⸣ ン⸢マーナー⸣ヌ
      [ku⸢nu muʧeː⸣ ʔa⸢mambeːriti⸣ ʔm⸢maːnaː⸣nu]
      (この餅は甘みをおびていて美味しくない)
    • 食物全体が異常に甘ったるくなる。 ⸢アンムチ⸣バ ッ⸢ふァイシギル⸣カー フ⸢チンマーラー⸣ ア⸢マンベーリティ⸣ ム⸢ヌパキッ⸣ツァー ナルン⸢ダー
      [⸢ʔammuʧi⸣ba f⸢faiʃigiru⸣kaː ɸu̥⸢ʧimmaːraː⸣ ʔa⸢mambeːriti⸣ mu⸢nupakit⸣ʦaː narun⸢daː]
      (餡餅を食べ過ぎると口の周りは甘ったるくなって、嘔吐しそうに<嘔吐したく>なる)
    • ア⸢マンベールン⸣ティ ス⸢クタヌ⸣ ア⸢マンベーランワン⸣ノー
      [ʔa⸢mambeːrun⸣ti su̥⸢kutanu⸣ ʔa⸢mambeːraŋwan⸣noː]
      (甘ったるくなると聞いたが、甘ったるくならないではないか)
    • イ⸢コーラ⸣ ッ⸢ふァーバン⸣ ア⸢マンベール⸣ クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [ʔi⸢koːra⸣ f⸢faːbaŋ⸣ ʔa⸢mambeːru⸣ ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (いくら食べても甘ったるくなることはない)
    • ア⸢マンベーレー⸣ ミサムヌ
      [ʔa⸢mambeːreː⸣ misamunu]
      (甘ったるくなればいいのに)

アミツァ [⸣ʔamiʦa] (名)

  • (動)ヤドカリ。⸣アマンツァ[ʔamanʦa]ともいう。
  • Example phrases
    • ⸣アミツァヌ フ⸢ルバ ムン⸣ダニ シ⸢ティ⸣ イ⸢ズ ホースン
      [ʔamiʦanu ɸu⸢ruba mu⸣ndani ʃi̥⸢ti⸣ ʔi⸢ʣu hoː⸣suŋ]
      (ヤドカリの胴体を餌さにして魚を釣る)
    • ⸣アミツァヌ グ⸢ル
      [⸣ʔamiʦanu gu⸢ru]
      (アドカリの殻、転じて男児の頭髪を刈りそこねたものにいう)

イノーカジ [⸣ʔinoːkaʤi] (名)

  • 竜巻。「エイの尾」の義か。竜巻をエイの尾が空中から垂れ下がっている形にみたてた命名という説『石垣方言辞典』。えい(鱏)は⸣カマンタ[⸣kamanta]というから、⸣イノー(礁内湖)・カジ(風)[⸣ʔi⸢noː-kaʤi](礁内湖で海水を巻き上げて走る風{EOS}竜巻)の義とも解される。島の前の海上や後ろの海上で、よく竜巻の発生することが見られ、それを恐れてサバニが吸い込まれないよう用心していた。
  • Example phrases
    • ⸣イノーカジヌ ⸣フケーラ ノー⸢ンシェー⸣ル ⸣ムヌーン トゥ⸢バシ⸣ パ⸢リ⸣スティ⸢ダー
      [⸣ʔinoːkaʤinu ⸣ɸukeːra noː⸢ŋʃeː⸣ru ⸣munuːn tu⸢baʃi⸣ pa⸢ri⸣suti⸢daː]
      (竜巻が吹くとどんなものでも飛ばしていくそうだよ)

インダ [⸣ʔinda] (名)

  • 地名。名寄帳などには「伊武田」と表記されている。伊武田崎一帯。そこには人頭税時代に鳩間島の村人の田小屋が集団的に建てられていたという。石垣で屋敷を築き、小屋を建て、そこに宿泊して各自の田地へ赴き耕作したという。そこを⸣インダムラ[⸣ʔindamura](伊武田村)という。海岸には⸢ナーパマ[⸢naːpama](長浜)、⸣フクパマ[⸣ɸu̥kupama](福浜)、⸣インダパマ[⸣ʔindapama](伊武田浜)がある。⸢ナーパマ[⸢naːpama]の上には⸢ナーパマヌ ガマ[⸢naːpamanu gama](長浜の洞窟)がある。太平洋戦争中は鳩間島の住民がこの洞窟に避難した。
  • Example phrases
    • ⸣インダヌ ヤ⸢マン⸣ミーナー ⸢グス⸣クン シ⸢マリティ⸣ インダムラヌ ⸣アトゥ ヌ⸢カ⸣リ ブ⸢タン⸣ダー
      [⸣ʔindanu ja⸢mam⸣miːnaː ⸢gusu̥⸣kuŋ ʃi⸢mariti⸣ ʔindamuranu ⸣ʔatu nu⸢ka⸣ri bu⸢tan⸣daː]
      (伊武田の雑木林の中に石垣が積まれて、伊武田村の遺跡<跡>が残っていたよ)

ウマンタ [⸣ʔumanta] (代)

  • そちら。その辺り。そこら辺(中称)。⸣クマンタ[⸣kumanta](こちら{EOS}この辺{EOS}ここら辺)近称、⸣カマンタ[⸣kamanta](あちら{EOS}あの辺{EOS}あちら辺)遠称、などの代名詞の一種。
  • Example phrases
    • カイ⸢ブ⸣ツァー シゥ⸢カーンバ⸣ ウマンター ⸣ナシ シ⸢キ⸣リバ
      [kai⸢bu⸣ʦaː sï̥⸢kaːmba⸣ ʔumantaː ⸣naʃi ʃi̥⸢ki⸣riba]
      (こんな物は使わないから、そこら辺に片付けて<そこら辺になして>おきなさいよ)

キンヌマチ [⸢kin⸣nu ma⸢ʧi] (連)

  • 着物のまち( uby{襠}{マチ})。「Facamano machiuo iruru『邦訳日葡辞書』」の転訛か。
  • Example phrases
    • ⸢キン⸣ヌ マ⸢チ⸣ ア⸢ティラン⸣カー ⸣マター ヤ⸢リ⸣ス
      [⸢kin⸣nu ma⸢ʧi⸣ ʔa⸢tiraŋ⸣kaː ⸣mataː ja⸢ri⸣su]
      (着物の uby{襠}{マチ}を当てないと股が破れるよ)

タンカーマンカー [⸢taŋkaːmaŋ⸣kaː] (副)

  • 互いに向き合うさま。相対するさま。「手向ひ真向ひ」の義か。首里方言のtaNkaamaNkaa(相対するさま{EOS}向かい合うさま)の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸢ビー⸣プソー ⸢タンカーマン⸣カー シ⸢キ⸣ルカー ⸣アトー ⸢アイ⸣ル ⸣スー
      [⸢biː⸣pu̥soː ⸢taŋkaːmaŋ⸣kaː ʃi̥⸢ki⸣rukaː ⸣ʔatoː ⸢ʔai⸣ru ⸣suː]
      (酔っ払いは一対一で相対したまま放置しておくと、後は喧嘩になる<喧嘩ぞする>)

ボーウン [⸣boːʔuŋ] (名)

  • (植)ヤマノイモ科のイモ。ダイジョ(大薯)。細長く紫色に赤味を帯びた美しい色と美味しい味が特徴『石垣方言辞典』。「Yamano imo.ヤマノイモ(山の芋・ uby{薯蕷}{ショ|ヨ})山林に生ずる芋」『邦訳日葡辞書』。鳩間島には産しない。西表島の⸢フノー⸣ラ[ɸu⸢noː⸣ra](船浦)や、⸢ウイバル[⸢ʔuibaru](上原)で作っていた。
  • Example phrases
    • ⸣ボーウンマー パ⸢トゥ⸣マナー ス⸢ク⸣ロー⸢ラン⸣シェン
      [⸣boːʔummaː pḁ⸢tu⸣manaː su̥⸢ku⸣roː⸢raŋ⸣ʃeŋ]
      (ダイジョ<大薯>は、鳩間島では作られなかった)

マブルカルイヌニンガイフチ [ma⸢bu⸣rukaruinu ⸢niŋgai⸣ɸu̥ʧi] (連)

  • uby{魂籠}{タマ|ゴメ}めの祝詞。「マブル籠め願い口」の義。マ⸢ブ⸣ル(魂)が人体より抜け落ちた場合、サ⸢カサ[sḁ⸢kasa](司{EOS}神女{EOS}女性神職者)か、祖母に依頼して魂籠めの儀式を執り行ってもらうが、その際に次のような uby[g]{祝詞}{ノリト}を唱える。{Sg_1}⸣ヌーディマリヌ マ⸢ブ⸣ル ⸣プサティ ドー⸢ディン キュー⸣ヌ ⸢カイピール⸣バ ム⸢トゥ⸣バ ⸣シー ウ⸢ガミトゥー⸣シ ア⸢ギル⸣ ウ⸢ガミ⸣ヌ ニ⸢ガイ⸣ヤー ドー⸢ディンマー⸣ ピ⸢ナカンガナシヌ⸣ マイシー シ⸢キウキ⸣ トゥ⸢リウ⸣キ タ⸢ブ⸣ローレーティ ウ⸢ス⸣バユシ ウ⸢ガマ⸣リ タ⸢ブ⸣ローリ[⸣nuːdimarinu ma⸢bu⸣ru ⸣pu̥sati doː⸢diŋ kjuː⸣nu ⸢kaipiːru⸣ba mu⸢tu⸣ba ⸣ʃiː ʔu⸢gamituː⸣ʃi ʔa⸢giru⸣ ʔu⸢gami⸣nu ni⸢gai⸣jaː doː⸢dimmaː⸣ pi⸢nakaŋganaʃinu⸣ maiʃiː ʃi̥⸢kiʔuki⸣ tu⸢ri⸣ʔuki ta⸢bu⸣roːreːti ʔu⸢su⸣bajuʃi ʔu⸢gama⸣ri ta⸢bu⸣roːri](何年生まれの人が、マブル<魂>が欲しいので、どうぞ今日の uby{佳日}{カ|ジツ}をもとにして、黄金の佳日をもとにして拝み通しあげる拝みの願いを、どうぞ火の神様の御前<御自身>がお聞き受け、お取り受け下さってお側にお寄せになって、拝まれてください){Sg_2}(ドー⸢ディン⸣ティ ⸢シー)⸢ゴー⸣サナガラ ⸢ヨーミ⸣サナガラ ウ⸢ス⸣バユリ ウ⸢ガミ トゥー⸣シ ア⸢ギル⸣ ニ⸢ガイ⸣ヤー ドー⸢ディンマー⸣ ピ⸢ナカンガナシヌ⸣ マイ トゥ⸢クヌ⸣マイ ッ⸢サリ⸣ シ⸢キウ⸣キ トゥ⸢リウ⸣キ タ⸢ボー⸣ローレーティ ウ⸢ス⸣バユシ ウ⸢ガマ⸣リ タ⸢ブ⸣ローリ ドー⸢ディン⸣ ドー⸢ディン⸣ティ ⸢シー⸣ ウ⸢ス⸣バユリ ウ⸢ガミトゥー⸣シ ア⸢ギル⸣ ニ⸢ガイ⸣ヤー ⸢ジューニホン⸣ヌ コー ⸢トゥー⸣シ ⸣アギ ⸣ヌーディマリヌ ⸢トゥーヌ ティー⸣ピサ ウ⸢サーシ⸣ ス⸢ブシピサ⸣ ウ⸢シトーシ⸣ ウ⸢ガミトゥー⸣シ ア⸢ギル⸣ ニ⸢ガイ⸣ヤー ドー⸢ディンマー カンヌ⸣マイ ⸢ミートゥクルヌ カンヌ⸣マイ ドー⸢ディン⸣ シ⸢キウキ⸣ トゥ⸢ル⸣ウキ タ⸢ブ⸣ローレーティ ウ⸢ス⸣バユシ ウ⸢ガマ⸣リ タ⸢ブ⸣ローリ ⸢キュー⸣ワ ⸣カイブー ⸣ヌーディマリヌ ア⸢サビブリバ シー⸣ ア⸢ラ⸣クンケン キ⸢ムウダラ⸣キ ン⸢ニウダラキ シーベー⸣ティ ⸢ティーダル⸣サ ⸣ピサダルサ ⸢ティー⸣パン ⸣ダルサ ⸢ティーダラダラー⸣シ ⸢ブーユンダ⸣ ノー⸢シン⸣ マ⸢ブル⸣ヌ ⸣ドゥーナー シゥ⸢カ⸣ン ⸣ウティ ⸢ベー⸣ティル ア⸢サビブリ シー ベー⸣ティル ⸣カイ ⸢ブーダー⸣バ ドー⸢ディンマー⸣ アイ ヤ⸢ル⸣スクン ⸢デー⸣カー ナ⸢カミ⸣チェーラ ⸢アンタ⸣ナー ⸣ヌーディマリヌ マ⸢ブローマ⸣ヌ ア⸢サビブリバ ⸢シー⸣ ア⸢ラ⸣クスクン ⸢デー⸣カー ドー⸢ディンマー カンヌ⸣マイシ ⸢ウイマーシ⸣ カ⸢ルイマー⸣シ ⸢サーロー⸣リ ⸣ヌーヤーヌ ⸣ヌーディマリヌ ⸢フンダメー⸣ル ⸢ヤー⸣ウチ キ⸢ナイウチ トゥー⸣リ ウ⸢フムン⸣ヌ ウ⸢チェー⸣ニ ン⸢カイシミ⸣ タ⸢ボー⸣リ ン⸢カイシミ⸣ タ⸢ボー⸣レーティ マ⸢ナマ⸣ヌ ⸢カイ⸣トゥキナー ドー⸢ディン⸣ マ⸢ブル⸣ヌ ミ⸢ジ⸣ プサティ ⸢オー⸣ル スクン ⸢デー⸣カー ミ⸢ジヌ⸣ パ⸢チーン⸣ シ⸢ル⸣ミジ ア⸢マ⸣ミジ チャン⸢トゥ⸣ イ⸢リー⸣ ウ⸢ツァナ⸣クーン ⸣グシパナーン チャン⸢トゥ⸣ イ⸢リー⸣ マ⸢ミ⸣ヌ ⸣スーン バ⸢カシ⸣ シケーバ マ⸢ナ⸣マ ヤ⸢ラビ サーロー⸣リ ⸢ブー⸣ヌ ⸣タマ ナ⸢ナチ⸣ヌ ⸣タマ イ⸢チチ⸣ヌ ⸣タマ ⸢ミーチヌ⸣ タマナー ク⸢ミ⸣シミ タ⸢ブ⸣ローリ マ⸢ブロー⸣マ マ⸢ブロー⸣マ ⸢イー⸣ユン マ⸢ミ⸣ヌスーン バ⸢カシ⸣シケーバ ダン⸢ティ⸣ キー ッ⸢ふァイ⸣ ッ⸢ふァイ[doː⸢din⸣ti ⸢ʃiː goː⸣sanagara ⸢joːmi⸣sanagara ʔu⸢su⸣bajuri ʔu⸢gamituː⸣ʃi ʔa⸢giru⸣ ni⸢gai⸣jaː doː⸢dimmaː⸣ pi⸢nakaŋganaʃinu⸣mai tu̥⸢kunu⸣mai s⸢sari⸣ ʃi̥⸢kiʔu⸣ki tu⸢riʔu⸣ki ta⸢boː⸣reːti ʔu⸢su⸣bajuʃi ʔu⸢gama⸣ri ta⸢bu⸣roːri doː⸢din⸣ doː⸢din⸣ti ⸢ʃiː⸣ ʔu⸢su⸣bajuri ʔu⸢gamituː⸣ʃi ʔa⸢giru⸣ ni⸢gai⸣jaː ⸢ʤuːnihon⸣nu ⸣koː ⸢tuː⸣ʃi ⸣ʔagi ⸣nuːdimarinu ⸢tuːnu tiː⸣pi̥sa ʔu⸢saːʃi⸣ su⸢buʃipisa⸣ ʔu⸢ʃitoːʃi⸣ ʔu⸢gamituː⸣ʃi ʔa⸢giru⸣ ni⸢gai⸣jaː doː⸢dimmaː kannu⸣mai ⸢miːtukurunu kannu⸣mai doː⸢diŋ⸣ ʃi̥⸢kiʔuki⸣ tu⸢ru⸣ʔuki ta⸢bu⸣roːreːti ʔu⸢su⸣bajuʃi ʔu⸢gama⸣ri ta⸢bu⸣roːri ⸢kjuː⸣wa kai⸢buː⸣ nuːdimarinu ʔa⸢sabiburiba ʃiː⸣ ʔa⸢ra⸣kuŋkeŋ ki⸢muʔudara⸣ki n⸢niʔudaraki ʃiːbeː⸣ti ⸢tiːdaru⸣sa pi̥⸢sadarusa tiː⸣pan ⸣darusa ⸢tiːdaradaraː⸣ʃi ⸢buːjunda⸣ noː⸢ʃim⸣ ma⸢buru⸣nu ⸣duːna sï̥⸢ka⸣n ʔuti⸢beː⸣tiru ʔa⸢sabiburi ʃiːbeː⸣tiru ⸣kai ⸢buːdaː⸣ba doː⸢dimmaː⸣ ʔai ja⸢ru⸣su̥kun ⸢deː⸣kaː na⸢kami⸣ʧeːra ⸢ʔanta⸣naː ⸣nuːdimarinu ma⸢buroːma⸣nu ʔa⸢sabiburiba ʃiː⸣ ʔa⸢ra⸣kusu̥kun ⸢deː⸣kaː doː⸢dimmaː kannu⸣maiʃi ⸢ʔuimaːʃi⸣ ka⸢ruimaː⸣ʃi ⸢saːroː⸣ri ⸣nuːjaːnu ⸣nuːdimarinu ⸢ɸundameː⸣ru ⸢jaː⸣ʔuʧi ki⸢naiʔuʧi tuː⸣ri ʔu⸢ɸumun⸣nu ʔu⸢ʧeː⸣ni ŋ⸢kaiʃimi⸣ ta⸢bu⸣roːreːti ma⸢nama⸣nu ⸢kai⸣tukina doː⸢dim⸣ ma⸢buru⸣nu mi⸢ʤi⸣ pu̥sati ⸢ʔoː⸣ru su̥kun ⸢deː⸣kaː mi⸢ʤinu⸣ pḁ⸢ʧiːn⸣ ʃi⸢ru⸣miʤi ʔa⸢ma⸣miʤi ʧan⸢tu⸣ ʔi⸢riː⸣ ʔu⸢ʦana⸣kuːŋ ⸣guʃipanaːn ʧan⸢tu⸣ ʔi⸢riː⸣ ma⸢mi⸣nu ⸣suːm ba⸢kaʃi⸣ʃi̥keːba ma⸢na⸣ma ja⸢rabi saːroː⸣ri ⸢buː⸣nu ⸣tama na⸢naʧi⸣nu tama ʔi⸢ʧiʧi⸣nu ⸣tama ⸢miːʧinu⸣ tamanaː ku⸢mi⸣ʃimi ta⸢bu⸣roːri ma⸢buroː⸣ma ma⸢buroː⸣ma ⸢ʔiː⸣jum ma⸢mi⸣nu ⸣suːm ba⸢kaʃi⸣ ʃi̥keːba dan⸢ti⸣ kiː f⸢fai⸣ f⸢fai](どうぞ、願わくば、と言って、恐れ多いことですが、お側近くに寄って拝み通して祈願し申し上げる願い事は、どうぞ火の神様、床の間の神様へ申し上げますから、お聞き届け取り受け賜って、お側へ寄せて祈願されて下さい{EOS}願わくば、どうぞと言ってお側に寄って拝み通し上げる願いは、十二本の香を灯し通して祈願し、何年生まれの者が、十の掌を合わせ、足膝を押し倒して拝み通し上げる祈願は、どうぞ神様、三箇所の神様、どうぞお聞き届け、取り受け下さって、お側へ寄せさせ、拝まれ<祈願され>て下さい{EOS}今日は、このように、何年生まれの者が遊び uby{惚}{ホ}けているうちに、肝驚き胸驚きをしているので、手がだるく、足がだるく、手も足もだるく、手がだらだらしているので、きっとマブル<魂>が肉体に付かずに抜け落ちているので、魂が遊び惚けているので、このようにしているでしょうから、どうぞ、そうであるならば、中道から東の方に、何年生まれのマブローマ<幼い魂>が遊び惚けているようでしたらば、どうぞ神様で魂を追い回し、囲い回し<負ぶい回して>てお連れ下さって、何家の、何年生まれが踏み固めた<建立した>家内、家庭内、通り大門の内側に向かわしめてください{EOS}向かわしめてくださって、今の佳き時に、どうぞ魂<マブル>が水を欲しがっておられるのなら、水のお初も白水<神酒>、雨水<真水>もちゃんと入れ、 uby{供物}{ク|モツ}もお酒も米のお初もちゃんと入れ、豆のお汁も炊いてありますから、今すぐ呼んで連れてきてくださって、麻糸の玉の、七つの玉、五つの玉、三つの玉に籠めさせてください{EOS}マブローマ<幼い魂>よ、マブローマよ、ご飯も豆も炊いてあるから、早くきてお食べ、すぐ来てお食べ)と唱える。⸢マブル籠め」は、夕食の頃に執り行われるのが普通であったから、その時分に来客があると大変に喜ばれた。その客が男性の場合は最高に良いとされた。来客に連れられてマブローマが門より家の中へ入ってくると信じられているからである。マブル<魂>は水と大豆のお汁が大好物であるといわれている

ユナラミズ [ju⸢naramiʣu] (名)

  • (海底地名)西表島東部の野原崎、由布島と小浜島の間の海峡。「ユナラ澪」の義。ユ⸢ノーラミズ[ju⸢noːramiʣu]ともいう。干満の差による海流が早く、海の難所の一つであった。大型の⸣カマンタ[⸣kamanta](マンタ{EOS}オニイトマキエイ)や⸣ザン[⸣ʣaŋ](ジュゴン<儒艮>)が遊泳することで有名である。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー ⸣イダフネーラ ユ⸢ナラミズ<ユ⸢ノーラミズ> クイルンティ⸣ イッ⸢ケナ ナン⸣ギ ⸢ソーッ⸣タンツォー
      [mu⸢ka⸣ʃeː ⸣ʔidaɸuneːra ju⸢naramiʣu kuirunti⸣ ʔik⸢kena naŋ⸣gi ⸢soːt⸣tanʦoː]
      (昔は板舟でユナラ海峡を越えるのに大変苦労されたそうだ)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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ヤマナカ [jamanaka] L (名)

  • 山中。林の中

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

アマン

(Noun)

  1. Lover

あまんじる甘んじる

(Ichidan verb, intransitive)

  1. To content oneself with; To be resigned to (one's fate); To be contented (satisfied) with (one's lot)

アマン

(Noun)

  1. Doorman

アマン

(Noun)

  1. Almond

あまんずる甘んずる

(Ichidan verb, intransitive)

  1. To content oneself with; To be resigned to (one's fate); To be contented (satisfied) with (one's lot)

ディアマン

(Noun)

  1. Diamond

チェアマン

(Common Noun)

  1. Chairman

ファイアマン

(Noun)

  1. Fireman

フォアマン

(Common Noun)

  1. Foreman

アイディアマンアイデアマンアイディア・マンアイデア・マン

(Noun)

  1. Idea man; Ideas man; Person of ideas

クイニーアマンクイニアマンクイニー・アマンクイニ・アマン

(Noun)

  1. Kouign-amann; Round crusty cake

リベリアマングースリベリア・マングース

(Noun)

  1. Liberian mongoose (Liberiictis kuhni)

ガンビアマングースガンビア・マングース

(Noun)

  1. Gambian mongoose (Mungos gambianus)

リベリアマングースぞくリベリアマングース属

(Noun)

  1. Liberiictis; Genus containing the Liberian mongoose

ガンビアマングースぞくガンビアマングース属

(Noun)

  1. Mungos; Genus of mongooses

スピアマンのじゅんいそうかんけいすうスピアマンの順位相関係数

(Noun)

  1. Spearman's rank correlation coefficient

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【アマン (トールキン)】 — アマン(Aman)は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』、『シルマリルの物語』の世界において、西の果てにあるヴァラールの住まう地。「至福の地」ともよばれ、ヴァ... [more]

Aman