(Noun) Oil
Define aNda あんだ Meaning アンダ
Displaying results for aNda (anda・あんだ・アンダ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
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(Noun) Compliment, flattery, commendation, praise; fawning, sucking up, obsequiousness; incessant talking, prattle, jabber
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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アンダ anda (?aNda) ⓪ 名
- 油。脂。~mudusjuN.揚げ物をする場合,においを消し温度を調節するために,あらかじめ何か別なものを揚げる。
アンダ anda (?aNda) ⓪ 名
- [安駄]kagu(駕籠)の敬語。普通は,さらにその上の敬語?unaaNdaを用いる。kaguの項参照。
カンダ kanda (kaNda) ⓪ 名
- かずら。つる草の類。
- 甘藷。さつまいも。その植物としての名。また,そのつる。根は?Nmuという。
ータンダ -tanda (-taNda) 接尾
- たぶら。肉の太っている部分を意味する接尾辞。CibitaNda(しりべた),kweetaNda ?ucuN.(まるまると太っている)など。
ダンダン dandan (daNdaN) ⓪ 名
- 大層。仰山~nu?utuimuci.大層なおもてなし。~nu kutu'jasa'jaa.ご大層なことだねえ。
ウランダ uranda (?uraNda) ⓪ 名
- 西洋。「オランダ」を以て西洋全体をさす。
アンダンス andansu (?aNdaNsu) ⓪ 名
- 味噌を油いためしたもの。味噌の中には肉などを入れる。茶うけにしたり,握り飯の中に入れたりする。また,湯にとけば,そのまま味噌汁になるので,旅行用の味噌として用いる。
アンダヤー andayaa (?aNdajaa) ⓪ 名
- 油屋。
ハンダマ handama (haNdama) ⓪ 名
- 野菜の名。はるたま。水前寺菜。
イチャンダ ichanda (?icaNda) ⓪ 名
- ただ。無料。代金を払わないですむこと。
ウナーンダ unaanda (?unaaNda) ⓪ 名
- おかご。貴族の乗るかご(?aNda)の敬語。
ウランダー urandaa (?uraNdaa) ⓪ 名
- 西洋人。
アンダーギー andaagii (?aNdaagii) ⓪ 名
- 菓子の一種。揚げ菓子。麦粉を水でこね,油で揚げたもの。kubaN?agiiともいう。砂糖のはいったものはsaataa?aNdaagiiという。
アンダチャー andachaa (?aNdaCaa) ⓪ 名
- とかげ。
アンダシュン andashun (?aNda=sjuN) ① 他=saN,=ci
- 溢れさせる。
ジーアンダ jii anda (zii?aNda) ① 名
- 骨の髄にある油。
カンダバー kandabaa (kaNdabaa) ⓪ 名
- さつまいもの葉。
マーアンダ maa anda (maa?aNda) ① 名
- 種油。菜種油。
マンダチ mandachi (maNdaci) ① 名
- しっかりと抱くこと。抱きしめること。
タンダーラ tandaara (taNdaara) ① 名
- 炭俵。
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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あんだ
- 油、脂
あんだ がーき
- 肉を長いこと食べていないこと
- ちかぐろー あんだがーき そーくとぅ、あしてぃびちんでー ちゅくてぃ かまな。
(近頃肉はごぶさたなので、`あしてぃびち' でも作って食べよう)
Example phrases
あんだ ぐち
- お世辞
- みーぬ めーをぅてぃ ふみらってぃん うっさー ねーん。あんだぐちんかいどぅ ちかりーる。
(目の前でほめられても嬉しくない。お世辞にしか聞こえない) - あんだぐちっし あんだもーき さん。
(お世辞でボロ儲けした)
Example phrases
あんだすん (あんだちゃん、あんださん、あんだち)
- こぼす
- とーりてぃん さけー くーてんぐゎーどぅ あんでぃーん。
(倒れても酒は少しだけしかこぼれない) - コーヒーぬ あんでぃらあんでぃら そーん。
(コーヒーがあふれそうになっている) - ちゃーや あんださんぐとぅ いりり。
(お茶はこぼさずに入れなさい)
Example phrases
さーたー あんだぎー
- 砂糖てんぷら
- さーたーあんだぎーや いるかじ あてぃ、ハワイをぅてぃん なんべいをぅてぃん なーある うちなーぐゎーし なとーん。
(砂糖てんぷらは種類が多くて、ハワイでも南米でも有名な沖縄菓子になっている)
Example phrases
*(参考)あがらさー(揚げ物)
てぃー あんだ
- 料理に込めた愛情
- うふっちゅ なてぃ あまくま まーさむん かでーをぅしが、あんまー てぃーあんだぬ いっちょーる かみむんやか まーさる むのー ねーらんたん。
(大人になってあちらこちらでおいしいものを食べてはいるが、母親の愛情を込めた食べ物よりおいしいものはなかった)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アンダミース [⸢ʔandamiː⸣su] (名)
- 油味噌(あぶらみそ)。伝統的な保存食。豚三枚肉を約1センチ程度の角切りにして油で炒め、脂を抽出した油粕に味噌、砂糖を入れて混ぜ、焦げないように炒め合わせたもの。茶請け等に供される。石垣方言からの借用語。旧盆や旧正月用に豚を uby{屠}{ホフ}り、その三枚肉を利用して脂味噌を作った。
- ⸢アンダミー⸣ソー ⸢オー⸣ヌ ア⸢バッ⸣タラ グ⸢マーグマー⸣シ ⸣キシティ ア⸢バ⸣ナビナ ヤ⸢キ⸣ アバ ⸣シジタリティ ウ⸢ヌ⸣ ア⸢バカシ⸣バ ⸢ミース⸣トゥ ⸣サタ カ⸢ケー⸣シティ ウ⸢リバ⸣ イ⸢ラ⸣キティル ス⸢ク⸣ローッタ
[⸢ʔandamiː⸣soː ⸢ʔoː⸣nu ʔa⸢bat⸣tara gu⸢maːgumaː⸣ʃi ⸣ki̥ʃiti ʔa⸢ba⸣nabina ja⸢ki⸣ ʔaba ⸣ʃiʤitariti ʔu⸢nu⸣ ʔa⸢bakaʃi⸣ba ⸢miːsu⸣tu ⸣sata kḁ⸢keː⸣ʃi̥ti ʔu⸢riba⸣ ʔi⸢ra⸣kitiru su⸢ku⸣roːtta]
(脂味噌は豚の脂肉を小さく切って油鍋で焼いて油を抽出し<煎じて>、その油粕を味噌と砂糖を混ぜ合わせ、それを炒って<ぞ>作られた)
Example phrases
アジシゥカスン [ʔa⸢ʤisi̥kasuŋ] (他動)
- 言い聞かせる。理由を話して教え諭す。⸣バーラ シカイ⸢トゥ⸣ ア⸢ジシゥカスン。ワー⸣ ア⸢ジシゥカサンダル⸣ ウ⸢レー⸣ ワ⸢カラ⸣ヌ[⸣baːra si̥kai⸢tu⸣ ʔa⸢ʤisi̥kasuŋ。waː⸣ ʔa⸢ʤisi̥kasandaru⸣ ʔu⸢reː⸣ wa⸢kara⸣nu](私からしかと言い聞かせる<話して教え諭す>{EOS}君が言い聞かさない<教え諭さない>から、彼は分らないのだ)。
- ア⸢ジシゥカシ⸣ ミサカー ア⸢ジシゥカス⸣ クトー ナルン⸢ダー
[ʔa⸢ʤisi̥kaʃi⸣ misakaː ʔa⸢ʤisi̥kasu⸣ ku̥toː narun⸢daː]
(言い聞かせて<教え諭して>良ければ、言い聞かせる<教え諭す>ことは出来るよ) - ア⸢ジシゥカシェー⸣ ミサムヌ
[ʔa⸢ʤisi̥kaʃeː⸣ misamunu]
(言い聞かせれば良いのに) - ヤー⸢ディン⸣ ア⸢ジシゥカシ
[jaː⸢diŋ⸣ ʔa⸢ʤisi̥kaʃi]
(必ず言い聞かせ<教え諭せ>)
Example phrases
イザテー [ʔi⸢ʣa⸣teː] (名)
- 屋号。西花賀栄氏宅。西原章吉氏宅の西隣の家。村外れの家。その西隣に⸢ガンダルゴー⸣ヤー[⸢gandarugoː⸣jaː](龕小屋)があった。イ⸢ザ⸣テー[ʔi⸢ʣa⸣teː]はイ⸢リ[ʔi⸢ri](西)・⸣サトゥ[⸣sḁtu](里)・⸣ヤー[⸣jaː](家)→ [ʔiriʣatujaː] → [ʔi⸢ʣa⸣teː](西花家<西里家>)のように音韻変化して生成された合成語であろう。
- ⸢ウンタイラ⸣ブレーヌ ⸢イー⸣ネール イ⸢ザ⸣テー ⸢ヤッタ
[⸢ʔuntaʔira⸣bureːnu ⸢ʔiː⸣neːru ʔi⸢ʣa⸣teː ⸢jatta]
(西原家<上西原家>の西隣が西花賀栄氏宅<西里家>だった)
Example phrases
ガン [⸢gaŋ] (名)
- がん(龕)。棺を納めて墓へ運ぶこし(輿)。⸢ガンダルゴー[⸢gandarugoː]ともいう。
- ⸢ガンマー⸣ シンタ ⸣マンタ ユ⸢タールナーシ⸣ル カ⸢タ⸣モーッタ
[⸢gammaː⸣ ʃinta ⸣manta ju⸢taːrunaːʃi⸣ru kḁ⸢ta⸣moːtta]
(ガン<龕>は前後四人ずつ<前四人、後四人>で担がれた)
Example phrases
カンシラシ [⸢kaŋʃira⸣ʃi] (名)
- 神のお告げ。神託。神女(巫女)が⸢カンダー⸣リ[⸢kandaː⸣ri](神がかり)して告げたり、ユ⸢タ[ju⸢ta](巫げき)の占いによって知らされたりする。夢によって知らされることもある。「神知らせ」の義。
- ⸢カンシラシ⸣ヌ ア⸢ロー⸣リキー ⸢ニン⸣ガイ シ⸢ミルンティ ベー
[⸢kaŋʃiraʃi⸣nu ʔa⸢roː⸣rikiː ⸢niŋ⸣gai ʃi⸢mirunti beː]
(神のお告げ<神知らせ>があったので祈願をさせようとしている)
Example phrases
ガンダラゴー [⸢gandaragoː] (名)
- uby{棺}{ヒツギ}(棺箱)を入れて運ぶ屋形のみこし(御輿)。前4人(2×2)、後4人(2×2)の男8人で担いだ。軒とナ⸢カグス⸣ク[na⸢kagusu̥⸣ku](ヒンプン)の間の距離は、ガンダラゴーの御輿が入る長さをとって作られてある。⸢ガンダルゴー[⸢gandarugoː]ともいう。霊柩車。八歳以上の人が死んだときにガンダラゴーに棺を載せて葬式を出すといわれていた。ガンダラゴーを保管する小屋(⸢ガンダラゴーヤー{SqBr}⸢gandaragoːjaː{/SqBr})が西村の村はずれにあった。1960年頃まで利用されていたが過疎化により担ぐ若者が減ったことと、石垣島における火葬の普及により、利用されなくなった。幼児は朱塗りのガンダラゴーを恐れて西村の村はずれを出て一人で農道を行くことは出来なかった。畑へ行く母親の着物の裾にしがみついて追いすがって来ても、ガンダラゴー保管小屋の前で親と別れて家に帰らざるを得なかった。
- ⸢ガンダラゴーヤ ヤーチ⸣ ナ⸢ラバ⸣ル カ⸢タ⸣モーッタツォー
[⸢gandaragoːja jaːʧi⸣ na⸢raba⸣ru kḁ⸢ta⸣moːttaʦoː]
(ガンダラゴーは八歳になったらば<ぞ>棺を載せて担がれたそうだ)
Example phrases
ガンヤー [⸢gaŋjaː] (名)
- がん(龕)を納めて保管する小屋。「龕屋」の転訛したもの。若年層は、⸢ガンダラゴーヤー[⸢gandaragoːjaː]ともいう。
- ⸢ガンヤーヤ⸣ イ⸢ザ⸣テヌ ⸢インタヌ ナードーヌ⸣ ヤ⸢マン⸣ミーナール ⸢アッ⸣タ
[⸢gaŋjaːja⸣ ʔi⸢ʣa⸣tenu ⸢ʔintanu naːdoːnu⸣ ja⸢mam⸣miːnaːru ⸢ʔat⸣ta]
(龕小屋は西花家<西里家>の西側のナードー<長堂>の林の中にが<ぞ>あった)
Example phrases
シブク [ʃi⸢buku] (名)
- 釣竿。「つりほこ(釣り矛)」の転訛したものか。ク⸢サンダキ[ku̥⸢sandaki](ホテイチク)という竹が、釣竿に適していることから、ホテイチクをシ⸢ブクダキ[ʃi⸢bukudaki](釣り竿竹{EOS}ホテイチク)ともいう。西表島北岸の鳩間村の水田地帯に密生していた。
- ク⸢サンダキ⸣シ シ⸢ブク⸣ ス⸢ク⸣リティ ム⸢チイズ ホー⸣シン ⸣パラ
[ku̥⸢sandaki⸣ʃi ʃi⸢buku⸣ su̥⸢ku⸣riti mu⸢ʧiʔiʣu hoː⸣ʃim ⸣para]
(ホテイチクで釣竿を作ってノコギリダイを釣りに行こう)
Example phrases
ソーフイ [⸢soːɸui] (名)
- 本降り。雨が本降りになること。ナ⸢マンダフイ[na⸢mandaɸui](「半端な雨降り」の義、しょぼしょぼ降る雨)の対義語。
- ア⸢ミ⸣ヌ ⸢ソーフイ サン⸣ケン ⸢ヤー⸣ パラ⸢ディー
[ʔa⸢mi⸣nu ⸢soːɸui saŋ⸣keɲ ⸢jaː⸣ para⸢diː]
(雨が本降りにならないうちに家に帰ろうよ) - ⸣ティダアミカヤーティ ウ⸢ムータン⸣ドゥ ⸢ソーフイ⸣ ナリ ⸢ナー⸣ヌ
[⸣tidaʔamikajaːti ʔu⸢muːtan⸣du ⸢soːɸui⸣ nari ⸢naː⸣nu]
(通り雨だろうと思ったのに本降りになってしまった) - ⸣アメー ナ⸢マンダフイ⸣ カー⸢ニ シティ ソーフイヤー サンバン
[⸣ʔameː na⸢mandaɸui⸣ kaː⸢ni ʃi̥ti soːɸuijaː sambaŋ]
(雨は半端な降り方だけして本降りはしないよ)
Example phrases
ッふァーランふァイ [f⸢faːranffai] (連)
- 食べ飽きたような食べ方。いやいや(嫌嫌)食べること。「食えない食い」の義。ナ⸢マンダッふァイ[na⸢mandaffai](中途半端な食べ方)ともいう。
- ⸢ミー⸣ザバティ ⸢シー⸣ ッ⸢ふァーランふァイ サンドー⸣シ カシー⸢カシ⸣ ッ⸢ふァイ⸣バ
[⸢miː⸣ʣabati ⸢ʃiː⸣ f⸢faːraŋfai sandoː⸣ʃi kaʃiː⸢kaʃi⸣ f⸢fai⸣ba]
(不味いからといって食い飽きた食い方をしないで、しっかり食べなさいよ)
Example phrases
ティンガイ [⸢tiŋgai] (名)
- 葬具の一つ。朱塗りの槇棒の頂に竜頭<たつがしら>を付けてある。「天蓋(てんがい)」の義。葬列の、⸢ガンダラゴー[⸢gandaragoː](龕<がん>{EOS}棺を納めて担ぎ運ぶ葬具)の前をティンガイを持った人が歩く。死者を守るといわれている。
- ム⸢カ⸣シェー ⸢ガンダラゴーヌ⸣ マンタナール ⸢ティンガイ⸣ ム⸢ティ⸣プソー ア⸢ラ⸣コーッタ
[mu⸢ka⸣ʃeː ⸢gandaragoːnu⸣ mantanaːru ⸢tiŋgai⸣ mu⸢ti⸣pu̥soː ʔa⸢ra⸣koːtta]
(昔は棺を納めて担ぎ運ぶ龕の前を天蓋を持つ人が歩かれた)
Example phrases
ナカグスク [na⸢kagusu̥⸣ku] (名)
- 目隠しの石塀<石垣>。首里では、hwinpuN。門と母屋の間にある、高さ約6尺、長さ約9尺の石塀。防風と目隠し、悪霊の進入を防ぐ等の機能があるという。鳩間島ではナ⸢カグス⸣ク[na⸢kagusu̥⸣ku]と母屋の軒との距離は葬儀の際に必要な、最低でも⸢ガンダラゴー[⸢gandaragoː](龕)の長さを必要とされていた。神事に関する客はナ⸢カグス⸣クの右<東>側を通って入室し、普段の客や不祝儀の客は、ナカグスクの左<西>側を通って入室した。ナ⸢カグス⸣クの内側にはパ⸢ナ⸣ギ[pa⸢na⸣gi](活花用の花卉類、イ⸢ツァン⸣パイキー{SqBr}ʔi⸢ʦam⸣paikiː{/SqBr}<榊{EOS}サカキ>、クロトン、トゥ⸢ラヌズー{SqBr}tu⸢ranuʣuː{/SqBr}<虎の尾>など)を植栽した。また、鑑賞用に薔薇をうえたり、生活に実用の⸢クース[⸢kuːsu](唐辛子{EOS}「胡椒」の義)を植栽する家もあった。
- ナ⸢カグスク⸣ヌ ウ⸢チンタ⸣ナー パ⸢ナギ⸣ イ⸢ビティ⸣ シ⸢キダ⸣チ ⸣ズングニチナー ⸢ザートゥク⸣トゥ トゥ⸢クニヌ⸣ パ⸢ナ⸣イキナー イ⸢コーッ⸣タ
[na⸢kagusu̥ku⸣nu ʔu⸢ʧinta⸣naː pa⸢na⸣gi ʔi⸢biti⸣ ʃi̥⸢kida⸣ʧi ⸣ʣuŋguniʧinaː ⸢ʣaːtuku⸣tu tu̥⸢kuninu⸣ pa⸢na⸣ikinaː ʔi⸢koːt⸣ta]
(目隠し用の石垣の内側に花卉類を植えて uby{朔日}{ツイ|タチ}、十五日には床の間と仏壇の花活けに活けられた)
Example phrases
ナマプリムヌ [na⸢mapuri⸣munu] (名)
- 半気違い。うすばか。「生狂れ者」の義。ナ⸢マンダプリムヌ[na⸢mandapurimunu](半気違い{EOS}<生狂れ者>)ともいう。
- プ⸢リル⸣カー カ⸢シーカシール⸣ プ⸢リル⸣ ナ⸢マプリ⸣ムヌ ⸣ナリティ プ⸢スバ オス⸣ク ⸢シーベー
[pu⸢riru⸣kaː ka⸢ʃiːkaʃiːru⸣ pu⸢riru⸣ na⸢mapuri⸣munu ⸣nariti pu̥⸢suba ʔosu̥⸣ku ⸢ʃiːbeː]
(狂うならいっそのこと完全に狂えばよいのに、半気違いになって人に迷惑をかけている)
Example phrases
ナマミース [na⸢mamiː⸣su] (名)
- 生味噌。料理してない味噌。⸢アンダミー⸣ス[⸢ʔandamiː⸣su](脂味噌)の対義語。
- ナ⸢マミース⸣バ ミ⸢ジ⸣ナ ⸣タリティ ⸢クースン⸣ イ⸢リティル⸣ ナ⸢マ⸣シェー ン⸢コーッ⸣タ
[na⸢mamiːsu⸣ba mi⸢ʤi⸣naː ⸣tariti ⸢kuːsuŋ⸣ ʔi⸢ritiru⸣ na⸢ma⸣ʃeː ʔŋ⸢koːt⸣ta]
(生味噌を水に溶かして唐辛子も入れて<ぞ>刺身は召し上がられたものだ)
Example phrases
ニシドーウガン [ni⸢ʃi⸣doːʔugaŋ] (固)
- 西堂御嶽。{ナ⸢カン⸣ブレ[na⸢kam⸣bure](鳩間中岡)の西にあるパ⸢カヤマ[pḁ⸢kajama](墓山)の北東斜面に位置する⸣ウガン[⸣ʔugaŋ](御嶽)}。東北に向いた墓を御嶽にしたもの。伝承によると、宮古島の方に向けて作られているという。島の創建者となった人が宮古島から与那国のウニトゥラ征伐に行く途中、一旦鳩間島で休んで力をつけ、与那国征伐を成功させたという。その人が与那国から宮古島へ凱旋の途中鳩間島に残り、そこで一生を終えたという。その人を葬った墓が現在のニ⸢シ⸣ドーウガンであり、そこに⸣サヤンガタナ[⸣sajaŋgatana](鞘刀)と杯が副葬品として埋葬されていたという。明治期に入り、糸満から来島したイ⸢ガピキプス[ʔi⸢gapi̥kipusu](烏賊漁師)と妻の⸣ミサーバーチー[⸣misaːbaːʧiː](ミサー叔母さん)がキ⸢ダシケー[ki⸢daʃi̥keː](石嶺家)に宿っていた。そのミサーバーチーがスズー⸢コ⸣ フ⸢ダマリティ[suʣuː⸢ko⸣ ɸu⸢damariti](重篤な神懸り)をしてウ⸢ブナクラーローッ⸣タンツォー[ʔu⸢bunakuraːroːt⸣tanʦoː](大変怖かったそうだ)。その方の⸢カンダー⸣リ[⸢kandaː⸣ri](神懸りして神のお告げをすること)に基づいて墓が御嶽に建立され、初代のサ⸢カサ[sḁ⸢kasa](司)にはパ⸢トゥ⸣メーヌ ⸣アッパ[pḁ⸢tu⸣meːnu ⸣ʔappa](鳩間家のお祖母さん)が就任され、二代目の司にはニ⸢シムレーヌ⸣ アンマー[ni⸢ʃimureː⸣nu ⸣ʔamma](米盛クヤ氏)が後を継がれた。⸢カンダー⸣リ[⸢kandaː⸣ri](神懸り)に基き、その墓をニ⸢シ⸣ドーウガン[ni⸢ʃi⸣doːʔugaŋ](御嶽)として創建した際、仲底家、鳩間家の方々によって墓が開けられたが、その時には金の杯と刀剣が発掘されたという。そこで村人と共に、その杯で酒を酌み交わそうとしたが、その際に杯が音をたてて割れたので人々は神慮を感じ、それらをもとの場所に戻して墓を密閉し、神域として祭るようになったという。以後、同御嶽は代々仲底家と鳩間家の血統による神司によって司祭されてきたが、墓の宝物は盗掘にあって今は伝わらないという(鳩間真吉氏伝承)
ニンガイムヌ [⸢niŋgai⸣munu] (名)
- 神への供え物。供物。神仏への供物のお下がりのご馳走は、⸣ウサンダイ[⸣ʔusandai](供物のお下がり)という。
- ⸢ニンガイ⸣ムノー ⸢ヌー⸣ル ス⸢コール⸣ワ
[⸢nigai⸣munoː ⸢nuː⸣ru su̥⸢koːru⸣wa]
(祈願の供物は何を供えられますか)
Example phrases
ビチル [bi⸢ʧi⸣ru] (名)
- びんずる(賓頭盧)の義か。屋敷の東側の庭に自然石を据え、⸢マー⸣ニ[⸢maː⸣ni](くろつぐ<黒桄椰子>)やシ⸢トゥッ⸣チ[ʃi̥⸢tut⸣ʧi](蘇鉄)、パ⸢ナ⸣ギ[pa⸢na⸣gi](花木<クロトン>)などを植栽し、桑の大木やフ⸢クン[ɸu̥⸢kuŋ](福木)の大木が生えていて、信仰の対象となっている所。シ⸢ジダカー⸣ン[ʃi⸢ʤidakaː⸣ŋ](セジ<神霊>が高い)として、普段は人の立ち入りを禁じている。⸣ウブシケー[⸣ʔubuʃi̥keː](大城家)、⸢ヨー⸣カヤー[⸢joː⸣kajaː](西原家)、⸢クシケー[⸢kuʃi̥keː](小底家)の屋敷の東側にあるビチルは、⸢カンダカー⸣ン[⸢kandakaː⸣ŋ](神霊が高い)といって、子供達は恐れて近寄らなかった。
- ⸢ヨー⸣カヤーヌ ⸢アンタヌ⸣ ビ⸢チ⸣ルナー ム⸢カ⸣シェー ⸢カン⸣プスンケーヌ ⸢ウイヌ⸣ウガンラヌ ⸢カイ⸣ロー ⸣ウナーティ ⸢カンアサ⸣ビ ⸢ソーッ⸣タンティ⸢ダー
[⸢joː⸣kajaːnu ⸢ʔantanu⸣ bi⸢ʧi⸣runaː mu⸢ka⸣ʃeː ⸢kam⸣pu̥suŋkeːnu ⸢ʔuinu⸣ʔuganranu ⸢kai⸣roː ⸣ʔunaːti ⸢kaŋʔasa⸣bi ⸢soːt⸣tanti⸢daː]
(西原家の東側のビチルには、昔は神職者<神人>の方々が友利お嶽からの帰りに、そこで神遊びをされたそうだよ)
Example phrases
ブーソー [⸢buː⸣soː] (名)
- ぶっしょう(仏餉)の転訛したもの。法事の際に供物の他に、茶碗に盛り飯をして供えるもの。無縁仏への分<お布施>として供えるという。⸢ブー⸣ソー[⸢buː⸣soː]の⸣ウサンダイ[⸣ʔusandai](お下がり)は必ず女性が食すること、男性は食しないことに決まっているという。
- ⸢ブーソー⸣ヌ ⸣ウサンダイヤー ヤー⸢ディン⸣ ミ⸢ドゥム⸣ル ッ⸢ふー⸣ティ キ⸢マリ ブー⸣ツォー
[⸢buːsoː⸣nu ⸣ʔusandaijaː jaː⸢dim⸣ mi⸢dumu⸣ru f⸢fuː⸣ti ki⸢mari buː⸣ʦoː]
(仏餉のお下がりは必ず女が食べるものと決まっているそうだ)
Example phrases
ミーコーヤー [⸢miːkoː⸣jaː] (名)
- おめざ。「お目覚め」の義。子供が朝起きたときに与える菓子類やご飯。「目強飯」の義か。主として昨晩の米飯の残りを与えた。親達は朝ご飯の前に、お茶と⸢サー⸣フキ[⸢saː⸣ɸu̥ki](茶請け)に、⸢マイヌミー⸣ス[⸢mainumiː⸣su](米味噌)や⸢アンダミー⸣ス[⸢ʔandamiː⸣su](米味噌に豚の脂肉を混ぜて炒めた味噌)を食して、早朝に畑へ出た。
- コー⸢ネー⸣ ア⸢バティ⸣ ウキティ ⸢ミーコー⸣ヤー ッ⸢ふァイ
[koː⸢neː⸣ ʔa⸢bati⸣ ʔukiti ⸢miːkoː⸣jaː f⸢fai]
(坊や、早く起きてお目ざを食べなさい)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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アダニ [adani] L (名)
- アダン
サバ [saba] F (名)
- 草履
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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あんだ【安打】
(Common Noun)
- Safe hit
あんだ
(Noun)
- Oil
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言葉の助言:
- aN (あん) — Japanese noun or expression with casual copula だ 'is'