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Define Nna んな Meaning ンナ

Displaying results for Nna (nna・んな・ンナ) – ryukyu

Results from Jlect.com, including regional variants.

Ryukyu (Okinawa)

んな【皆】

(Noun) Everyone, everybody

Ryukyu (Okinawa)

んな【恩納】

(Name) Onna, Onna village

Ryukyu (Kunigami: Nago)

んな【皆】

(Noun) Everyone, everybody

Ryukyu (Miyako)

んなま【今】

(Noun, adverb) Now, at the present moment, currently

Ryukyu (Yonaguni)

んな【沖縄】

(Noun) Okinawa

Ryukyu (Okinawa)

んない【雷】

(Noun) Thunder

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

んな

(Noun, adverb) Together

Ryukyu (Okinawa)

たーんな【田蜷】

(Noun) Pond snail

Ryukyu (Kunigami: Nakijin)

んなー【田蜷】

(Noun) Pond snail

Ryukyu (Yonaguni)

んな

(Noun) Sea

Ryukyu (Okinawa)

んなじ【同じ】

(Noun, adjective) Same, identical, alike

Ryukyu (Okinawa)

んな

(Adverb) Slowly, gently

Ryukyu (Okinawa)

ゆた

(Noun) Yuta, medium, spiritual arbitrator, spiritual adviser, shaman

Ryukyu (Okinawa)

ちゃぬ

(Adjective) What, what kind of, what sort of

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

うなぐ【女子】

(Noun) Woman, girl

Ryukyu (Yoron)

ふなぐ【女子】

(Noun) Girl, woman

Ryukyu (Amami: Kikai)

ひんにゃ【皆】

(Noun) Everyone, everybody

Ryukyu (Okinawa)

ゐなぐ【女子】

(Noun) Woman, girl

Ryukyu (Okinoerabu, Yoron)

をぅなぐ【女子】

(Noun) Woman, girl

Ryukyu (Okinoerabu)

いぃなぐ・ゐなぐ【女子】

(Noun) Woman, girl

Ryukyu (Okinawa)

いまいゆ

(Noun) Freshly harvested fish, fresh fish

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

んなは【真ん中・真中】

(Noun) Middle, centre

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0).

ンナ nna ('Nna) ① 名

  1. から。むなしいこと。空虚。~natooN.からになっている。

ンナ nna ('Nna) ① 名

  1. 皆。すべて。全員。全部。

アンナ anna (?aNna) ⓪ 名

  1. 安仁屋。«地»参照。

アンナ anna (?aNna) ⓪ 連体

  1. あんな。~sjumuCi.あんな本。

ッンナ qnna (?Nna) ⓪ 名

  1. うんこ。大便の小児語。

ウンナ unna (?uNna) ⓪ 名

  1. 恩納。«地»参照。

ウンナ unna (?uNna) ⓪ 連体

  1. そんな。~kutu.そんなこと。

ダンナ danna (daNna) ⓪ 名

  1. だんな。主人。廃藩後の巡査・役人などはdaNnaと呼ばれた。?utumuzurasadu daNnazurasa.お供が立派だとだんなも立派に見える。

カンナ kanna (kaNna) ⓪ 名

  1. カンナ。だんどく。hanabasjuuと同じ。

クンナ kunna (kuNna) ⓪ 連体

  1. こんな。

マンナ manna (maNna) ⓪ 名

  1. 満名。《地》参照。

ミンナ minna (miNna) ⓪ 名

  1. 植物名。るりはこべ。瑠璃色の小さい花が咲く。家畜の飼料となる。

ミンナ minna (miNna) ⓪ 名

  1. 水納島。沖繩本島本部半島西方にある小島。
  2. 水納島。宮古群島の島の名。

ンナイー nnaii ('Nnaii) ① 名

  1. 無為にすわっていること。-ii<'ijuN。

ンナトゥ nnatu ('Nnatu) ① 名

  1. 港。tumaiともいう。

タンナ tanna (taNna) ⓪ 名

  1. 手綱(たづな)。

ティンナ tinna (tiNna) ⓪ 名

  1. 天仁屋。tiNnjaともいう。«地»参照。

ウーンナ uunna (?uuNna) ⓪ 名

  1. [大繩]大綱引き。盛大な綱引き(Cinahwici)。首里のそれは?ajazoo?uuNnaという。

ヲゥンナ wunna ('uNna) ① 名

  1. 女。口語は'winagu。~?NmaritiN ziri siraN munuja kuridu 'jununakanu ziguku demunu.[女生れても 義理知らぬものや これど世の中の 地獄だいもの(執心鐘入)]女に生まれても義理を知らぬ者は,これこそ現世の地獄である。

アダンナ adanna (?adaNna) ⓪ 名

  1. 安谷屋。«地»参照。

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0) [Japanese→Okinawan]

あんな

Phrases

  • ~に ʔanugutu,ʔaN,ʔaNgutu
  • ~に多く ʔasakii
  • ~に高く ʔadaki
  • ~に遠く ʔagatoo
  • ~に長い間 ʔaNnagee
  • ~に長く ʔanagi
  • ~ものʔanugutooruu

おんな 【女】

Phrases

  • ~が生まれること →ʔufuwikiga
  • ~に夢中になること →winagumuchiri
  • ~の親winagunuʔuya
  • ~の子winaguNgwa,winaguwarabi
  • ~の声 winagugwii
  • ~のなり winagufuuji
  • ~の身 winagumi
  • ~のような男winagufuujii
  • 男のような~ wuuwinagu,wikigafuujii

かんな 【鉋】

カンナ (植物名)

こんな

See also

Phrases

  • ~遠方 kugatoo
  • ~時間 kuniya
  • ~に kaNshi,kunugutu,kuNgutu
  • ~大きい kufina
  • ~多く kusakii
  • ~遅く kuniya
  • ~高く kudaki
  • ~長い間 kuNnagee
  • ~長くkunagi
  • ~もの kunugutooruu

そんな

Phrases

  • ~こと →ʔaNshitakutu
  • ~に ʔaNshi,ʔuNgutu
  • ~に大きく ʔuppinaa
  • ~に高く ʔudaki
  • ~にたくさん ʔusakii,ʔusakiinaa
  • ~に近く ʔugachikasa
  • ~に遠く ʔugatoo
  • ~に長い間 ʔuNnagee
  • ~に長く ʔunagi
  • ~もの ʔunugutooruu

だんな 【旦那】

See also

Phrases

  • ~様 satunushi,shunumee

どんな

See also

Phrases

  • ~に chaashuka,chanugutu,chanushuka,ʔikira
  • ~に沢山 chasakii
  • ~に長い間chaNnagee
  • ~遠方 chagatoo
  • ~もの chanugutooruu

みんな 【皆】

See also

あんない 【案内】

See also

Phrases

  • ~を乞うこと munushirari

げんなり

See also

こんなん 【困難】

すんなり

See also

Phrases

  • ~している yuyujurasaN

ねんない 【年内】

まんなか 【真中】

よんなん 【四男】

おおおんな 【大女】

See also

おんなおや 【女親】

See also

おんなべや 【女部屋】

かんなくず 【鉋くず】

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan) (© CC BY-ND 3.0 DEED), by Shinsho Miyara. [Northern Ryukyuan: Okinawan]

んな

  • Example phrases
    • んなっし わたれー、うとぅるしこーねーらん。
      (皆で渡れば、恐くはない)

んな〜

  • 空っぽな

んな うっさ

  • ぬか喜び
  • Example phrases
    • いっとーしょー あたたしが、くりんかえー いふぇー じんぬ かかいんでぃ わかてぃ んなうっさ しみらさったん。
      (一等賞当たったが、これにはお金が少しかかると分かってぬか喜びさせられた)

んな くち

  • 何も食べさせないさま
  • Example phrases
    • ちゅーらー ちゅーんどー んでぃち くれー しむるむんぬ、あったに ちゃくとぅ んなくち しみてぃ ちむ やどーん。
      (来るなら来るよといって来ればいいのに、不意に来たので何も食べさせないで気にしている)

*(参考)んなくち しみてぃ=かますしん ねーらんくとぅ(食べさせるのもないので)

んな ぐるま

  • 空車
  • Example phrases
    • こーこーやきゅーぬ ぜんこくたいくゎいぬ うふみーむんぬ ばすねー、すーぶぬ うわいるまでぃ たくしーや んなぐるまっし あっかちょーんでぃ。
      (高校野球の全国大会の大きな対戦の際には、試合の終わるまでタクシーは空車で走らせているんだって)

んな たるがき

  • 空頼み
  • Example phrases
    • じんむちゃー うや やてぃん いちまでぃん たるがきらりーる むのー あらん、いちかー んなたるがき ないるくとぅん あん。
      (金持ちの親であってもいつまでも頼れるものではない、いつかは空頼みになってしまうこともある)

んな でぃー から でぃー

  • 手ぶら
  • Example phrases
    • たびから んなでぃーからでぃーっし けーいしぇー ちむがかいん すしが、どぅーぬ にーん あくとぅ、なーぎむん こーてぃ むっちちゅーしぇー あんまさん。
      (旅行から手ぶらで帰るのは気が引けるが、自分の荷物もあるので、お土産を買って持ってくるのは面倒だ)

んな どぅー

  • 身一つ
  • Example phrases
    • んかしぇー じんぬ ねーらんたくとぅ にーびち しん んなどぅーっし をぅとぅぬ とぅくるんかい っんぢゃん。
      (昔はお金がなかったので、結婚しても身一つで行った)

んな なんぢ

  • 徒労
  • Example phrases
    • たーからん うしちきらってぃ そーる むのー あらん、どぅーぬ しーぶさ あてぃどぅ そーくとぅ、ボランティアんかい んななんぢんでぃ いーしぇー あたらん。くれー じんしぇー こーららん くとぅどぅ やる。
      (誰から押しつけられてしているものではない、自分がしたくてしているのだから、ボランティアに徒労というのは適当ではない。これはお金では買えないことなのだ)

んな まち

  • むなしく待つこと
  • Example phrases
    • いくさ あとー いちちが をぅら、しぢが をぅら わからん をぅとぅ んなまち そーる とぅじぬちゃーが まんどーたん。
      (戦後は生きているのか、死んでいるのか分からない夫をむなしく待っている妻たちがたくさん居た)

んな ばい

  • ぼんやり目を見開いていること
  • Example phrases
    • あれー ちゃー みーん んなばい そーてぃ まーん んちぇーをぅらん、どぅしぬ みーぬ めーから とぅーてぃん わからん、っちゅぬふぃさ くんぴたい、まやーぬ じゅー くんぴたい そーん。
      (あの人はぼんやりしていてどこも見てはいない、友人が目の前を通っても分からない、他人の足を踏んづけたり、猫のしっぽを踏みつけたりしている)

んな ゐー

  • ただ座っていること
  • Example phrases
    • ふぃさ やでぃ あっからんくとぅ、んなゐー そーてぃ っちゅぬ とぅーいし んーちゃい、くるまぬ とぅーいし んーちゃいっし ゆくとーん。
      (足が痛くて歩けないので、ただ座っていて人が通るのを見たり、車が通るのをみたりして休んでいる)

んな わた

  • 空腹
  • Example phrases
    • んなわた やれー ぬー やてぃん かむん。やーさぬどぅ まーさる。
      (空腹であれば何でも食べる。お腹がすいているから何でもおいしい)

あさ んなーら

  • 朝っぱら
  • Example phrases
    • そーぐゎちねー うぃなごー あさんなーらから っちゅぬ やーんかい いちゅる むのー あらん。
      (正月には女性は朝早くから他所の家に行くものではない)
    • あさんなーらから/あかちちなーらから/してぃみてぃなーらから ゐー はなしぬ あたん。
      (朝早くから/夜明けから/早朝から良い話があった)
    • あさんなーらから まやーぬ やなあび そーん。
      (朝っぱらから猫が嫌な鳴き声をしている)
    • っちゅぬ やーんかい あさんなーらから ちー?
      (他所の家に朝早くから来たの)

うさきー(なー) そんなにたくさん

  • Example phrases
    • うさきーなーぬ っちゅぬ まーから あちまてぃちゃが やー?
      (そんなにたくさんの人が何処から集まって来たのかねえ)
    • 「うさきーぬ こーいむんっし たーがが かむら?」「いん まやーん をぅいびーしぇー。」
      (「そんなにたくさんの買い物をしていったい誰が食べるのか」「犬も猫もいますから」)

かんない

  • Example phrases
    • かんないぬ ないねー、 てんぶす とぅらってー ならんでぃち、ちちょーる ちんさーに わた うすいたん。
      (雷が鳴ると、ヘソを取られてはならないと、着ている着物でお腹を隠したものだ)

ちゃんなぎーん (ちゃんなぎたん、ちゃんなぎらん、ちゃんなぎてぃ)

  • 捨ててしまう
  • Example phrases
    • がんちょー ちゃんなぎーん。
      (めがねを捨ててしまう)

とぅいん ちかみん ならん

  • 制御できない
  • Example phrases
    • うぬ うぃーっちゃーや じゃーまてぃーまっし とぅいんちかみん ならんさ。
      (その酔っぱらいは行く先がわからくなってどうしようもない)

ふーりんなー

  • ほうれん草
  • Example phrases
    • ふーりんなーや とーふとぅ ししとぅ っんぶさー しーねー いっぺー まーさん。
      (ほうれん草は豆腐と肉で煮込みにすると、とてもおいしい)

ふぁんない すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 高熱が噴き出る
  • Example phrases
    • にちぬ くまてぃ ふぁんない そーん。
      (熱がこもって体が熱い、=にちぬ ぱんぱん そーん)

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon) (© CC BY-SA 3.0 DEED), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa. [Southern Ryukyuan: Hatoma Yaeyama]

アガジンナーマ [ʔa⸢gaʤinnaː⸣ma] (名)

  • 小額の赤銭。小額の銅貨。小銭。
  • Example phrases
    • ⸢ナー⸣マ
      [⸢naː⸣ma]
      (接尾指小辞)
    • 鳩間方言の接尾指小辞は、上接語の末尾が-ン
      [-ŋ]
      で終わる場合、⸢-ナー⸣マ[⸢-naː⸣ma]となり、上接語の末尾母音が-イ[-i]の場合は、⸢-エー⸣マ[⸢-eː⸣ma]、例、フ⸢ネー⸣マ[ɸu⸢neː⸣ma](小さな舟)
    • 、上接語の末尾母音が-ウ
      [-u]
      の場合は、⸢-オー⸣マ[⸢-oː⸣ma]、例パ⸢コー⸣マ[pa⸢koː⸣ma](小さな箱)
    • 、上接語の末尾母音が-ア
      [-a]
      の場合は、⸢-アー⸣マ[⸢-aː⸣ma]となる。例、パ⸢ナー⸣マ[pa⸢naː⸣ma](小さな花)
    • また、上接語の末尾母音が連母音⸢-アイ
      [⸢-ai]
      の場合は、⸢-ヤー⸣マ[⸢-jaː⸣ma]となり、例、ガイ⸢ヤー⸣マ[gai⸢jaː⸣ma](小匙)
    • 、連母音⸢-アウ
      [⸢-au]
      の場合は⸢-ワー⸣マ[⸢-waː⸣ma]となる。例、バウ⸢ワー⸣マ[bau⸢waː⸣ma](小さな棒)

アサカンナール [ʔa⸢sakannaː⸣ru] (名)

  • 朝雷。朝方に鳴る雷。
  • Example phrases
    • ア⸢サカンナールヌ ナール⸣カー トゥ⸢ナロー⸣ ン⸢ジル⸣ナティル ア⸢ザリブー
      [ʔa⸢sakannaːrunu naːru⸣kaː tu⸢naroː⸣ ʔn⸢ʤiru⸣natiru ʔa⸢ʣaribuː]
      (朝雷が鳴ると隣家へ出かけるなと<ぞ>言われている)

アザランナカーラ [ʔa⸢ʣaraŋ⸣ nakaːra] (連)

  • 言うにことかいて。言えないので。「~と言えないなかで」の義。
  • Example phrases
    • ウ⸢ナール ワッ⸣サティ ア⸢ザラン⸣ ナカーラ ⸣カイブ ム⸢ニ⸣バ イ⸢ジェー⸣ティ ⸢アー⸣ク
      [ʔu⸢naːru was⸣sati ʔa⸢ʣaran⸣nakaːra ⸣kaibu mu⸢ni⸣ba ʔi⸢dʒeː⸣ti ⸢ʔaː⸣ku]
      (己が悪いと言えないので、言うに事欠いて、このようなことを言っている<言ってあるく>)

アジンカシンナーヌ [ʔa⸢ʤiŋ⸣kaʃin ⸢naː⸣nu] (連)

  • 味も素っ気もない。
  • Example phrases
    • ア⸢ジン⸣カシン ⸢ナーン⸣ ムニカー⸢ニ⸣ イ⸢ズナ
      [ʔa⸢ʤiŋ⸣kaʃin ⸢naːm⸣ munikaː⸢ni⸣ ʔi⸢ʣuna]
      (意味のない言葉<味も素っ気もない言葉>だけ言うな)

アティングインナーヌ [ʔa⸢tiŋguin naː⸣nu] (連)

  • 音沙汰がない。音信不通である。
  • Example phrases
    • タ⸢ベー パッ⸣タ ⸢ターナ⸣ ア⸢ティングイン ナー⸣ヌ
      [ta⸢beː pat⸣ta ⸢taːna⸣ ʔa⸢tiŋguin naː⸣nu]
      (旅へ行ったきり<まま>音沙汰がない)

アティンクティンナーヌ [ʔa⸢tiŋ⸣kutin ⸢naː⸣nu] (連)

  • 音沙汰なし。何の消息のない。無関心である。何とも思わない。言いっ放しで責任を取らない。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー⸣ ンジ ⸢パッ⸣タ ⸢ターナ⸣ ア⸢ティン⸣クティン ⸢ナー⸣ヌ
      [ʔu⸢reː⸣ ʔnʤi ⸢pat⸣ta ⸢taːna⸣ ʔa⸢tiŋ⸣kutin ⸢naː⸣nu]
      (彼は出て行ったまま音沙汰なしだ)
    • ⸣ドゥーシ ア⸢ジティ⸣ マ⸢ナ⸣マ ⸢ナッタ⸣クトゥ ⸢バシキティ⸣ ア⸢ティン⸣クティン ⸢ナー⸣ヌ
      [⸣duːʃi ʔa⸢ʤiti⸣ ma⸢na⸣ma ⸢nat⸣taku̥tu ⸢baʃi̥kiti⸣ ʔa⸢tiŋ⸣kutin ⸢naː⸣nu]
      (自分で言ったのに、今になって忘れて知らんぷりである<言いっ放しで責任を取らない>)
    • うんともすんともない。なんの音沙汰もない。平気である。無頓着である。感心がない。下に否定の語を伴って用いられる。 シ⸢マー⸣ラ ンジ⸢パッ⸣タ ⸢ター⸣ナ ア⸢ティン⸣クティン ⸢ナーヌ⸣ヌ イ⸢カ⸣シタ ⸣ムヌカヤー
      [ʃi⸢maː⸣ra ʔnʤi⸢pat⸣ta ⸢taː⸣na ʔa⸢tiŋ⸣kutin ⸢naːnu⸣nu ʔi⸢ka⸣ʃi̥ta ⸣munukajaː]
      (島から出て行ったきり音沙汰もないがどうしたことかねえ)
    • ウ⸢ヌス⸣ク ⸣プサ ⸢シーブタヌ⸣ ミ⸢ドーン⸣ッふァ ⸢ヤッタヌ⸣ マ⸢ナ⸣マー ア⸢ティン⸣クティン ⸢ナー⸣ヌ
      [ʔu⸢nusu̥⸣ku ⸣pu̥sa ⸢ʃiːbutanu⸣ mi⸢doːŋ⸣ ffa ⸢jattanu⸣ ma⸢na⸣maː ʔa⸢tiŋ⸣kutin ⸢naː⸣nu]
      (あれほど欲しがっていた娘<女の子>だったのに、今では全く無関心だ<無頓着である>)

アティンソーンナーヌ [ʔa⸢tin⸣soːn ⸢naː⸣nu] (連)

  • 正気を失っている。記憶をすっかり失っている。物忘れしている。
  • Example phrases
    • ア⸢ティン⸣ソーン ⸢ナーン⸣スク サ⸢キバ⸣ ヌミ ⸣ヌーヤ ウ⸢レー
      [ʔa⸢tin⸣soːn ⸢naːn⸣su̥ku sḁ⸢kiba⸣ numi ⸣nuːja ʔu⸢reː]
      (前後不覚になる<記憶をすっかり失う>ほど酒を飲んで、一体どうしたのだ<何だね、これは>)

アリンナーン [⸣ʔarin ⸢naː⸣ŋ] (連)

  • あってもなくても。
  • Example phrases
    • ⸣アリン ⸢ナー⸣ン プ⸢スピライヤ サン⸣カー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [⸣ʔarin ⸢naː⸣m pu̥⸢supiraija saŋ⸣kaː na⸢ra⸣nu]
      (金があろうとなかろうと人<世間>との交際はしなくてはならない)

アンナーマ [ʔan⸢naː⸣ma] (名)

  • 花嫁。「姉・ガマ」の転訛。「アニ」に指小辞「ガマ」の「ガ」が融合脱落して形成されたもの。
  • Example phrases
    • ⸢マイ⸣ネヌ プ⸢ソー⸣ アン⸢ナー⸣マ ⸢サーロー⸣ルンツォ [⸢mai⸣nenu pu̥⸢soː⸣ ʔan⸢naː⸣ma ⸢saːroː⸣runʦoː] (前の家の人は花嫁を迎えられるそうだ)。指小辞⸢ナー⸣マ[⸢naː⸣ma](小)は指小辞⸣マ[⸣ma](小)の異形態で、上接語の語末がNで終わる時に法則的に現れる。従って上接語の⸣アン[ʔaŋ]は「姉」の義で、義弟妹からの愛称であったことが帰納される

アンナーマクーン [ʔan⸢naː⸣ma ⸣kuːŋ] (連)

  • 花嫁を娶る。花嫁をもらう。「花嫁を乞う」の義。
  • Example phrases
    • マ⸢ダ⸣ アン⸢ナー⸣マ ⸢コー⸣ヌ [ma⸢da⸣ ʔan⸢naː⸣ma ⸢koː⸣nu] (まだ花嫁を貰ってない)。 アン⸢ナー⸣マ ⸣クイン ⸣パルン [ʔan⸢naː⸣ma ⸣kuim ⸣paruŋ] (花嫁を貰いに行く)。ユ⸢ミ⸣ クーン[ju⸢mi⸣ kuːŋ](嫁を貰う<乞う>)、トゥ⸢ジ⸣ トゥムン[tu⸢dʒi⸣ tumuŋ](妻を娶る<妻を探す>)ともいう

アンナーマサーリヨイ [ʔan⸢naː⸣ma ⸢saːri⸣joi] (連)

  • 結婚祝い。⸣ニービキヨイ[⸣niːbikijoi](結婚祝い)ともいう。
  • Example phrases
    • アン⸢ナー⸣マヨイ ⸢スー⸣ピンマ イ⸢チ⸣ ヤ⸢ルン⸣サ
      [ʔan⸢naː⸣majoi ⸢suː⸣ pimmaː ʔi⸢ʧi⸣ ja⸢run⸣sa]
      (花嫁をもらう日<結婚式>はいつの日のことか)

アンナーマサールン [ʔan⸢naː⸣ma ⸢saːruŋ] (連)

  • 花嫁を娶る。結婚する。「花嫁を連れる」の義。ユ⸢ミ サールン[ju⸢mi saːruŋ](<嫁を連れる>結婚する)、トゥ⸢ジ サールン[tu⸢dʒi saːruŋ](結婚する<妻を連れる>)ともいう。
  • Example phrases
    • アン⸢ナー⸣マ ⸢サールンティ⸣ サ⸢ニンケーリ オー⸣ル
      [ʔan⸢naː⸣ma ⸢saːrunti⸣ sa⸢niŋkeːri ʔoː⸣ru]
      (花嫁を迎えるといって喜んでおられる)

アンナーマナルン [ʔan⸢naː⸣ma naruŋ] (連)

  • 花嫁になる。嫁ぐ。
  • Example phrases
    • ⸣マーッふァヌ アン⸢ナー⸣マ ナルンケン⸢バー⸣キ イ⸢キラ⸣リンカヤー
      [⸣maːffanu ʔan⸢naː⸣ma naruŋkem⸢baː⸣ki ʔi⸢kira⸣riŋkajaː]
      (孫娘が嫁ぐ<花嫁になる>まで生きられるかなあ)

アンナーマヌアウ [ʔan⸢naːma⸣nu ⸣ʔau] (連)

  • 花嫁の供。八、九歳頃の少女が二人花嫁のそばに付き添っていて走り使いの用に供した。
  • Example phrases
    • アン⸢ナーマ⸣ヌ ⸢アウ⸣ワ ⸢タール スワ
      [ʔan⸢naːma⸣nu ⸢ʔau⸣wa ⸢taːru suwa]
      (花嫁の供は誰がするのか)

アンナーマヨイ [ʔan⸢naː⸣majoi] (名)

  • 結婚祝い。「花嫁祝い」の義。⸣ニービキヨイ[⸣niːbikijoi](結婚祝い)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢エン⸣マー ⸢バン⸣テナーン アン⸢ナー⸣マヨイヌ ⸣アルパジ
      [⸢jem⸣maː ⸢ban⸣tenaːŋ ʔan⸢naː⸣majoinu ʔarupadʒi]
      (来年は私の家にも結婚祝いがあるはずだ)

アンナーンッサヌ [⸣ʔan ⸢naː⸣n s⸢sanu] (連)

  • 金銭や食料の貯えがどれほどあるか知らないで浪費する。「有る無しも知らぬ」の義。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー⸣ アン ⸢ナー⸣ン ッ⸢サン ムヌ⸣ ヤ⸢ルンダ⸣ ア⸢テー⸣ ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ʔu⸢reː⸣ ʔan ⸢naː⸣n s⸢sammunu⸣ ja⸢runda⸣ ʔa⸢teː⸣ na⸢ra⸣nu]
      (あれは家庭の貯蓄がどれほどあるか分からず浪費する人だから、当てにならない)

アンナイヌカウ [⸢ʔannai⸣nu ⸢kau] (連)

  • 「案内の香」の義。祈願の始めに神様にお取次ぎを願うための線香。先ず3本、12本の線香を焚いて、神様へお取次ぎの⸢カン⸣フチ ニ⸢ガイ⸣フチ[⸢kaŋ⸣ɸu̥ʧini⸢gai⸣ɸu̥ʧi](神口、願い口)を唱える際に焚く線香。
  • Example phrases
    • ⸢カンヌ⸣マイ ⸢ニン⸣ガイ ⸢ソー⸣ル ⸣バソー ヤー⸢ディン アンナイ⸣ヌ ⸢カウヤー⸣ タ⸢ティ⸣ソーッタ
      [⸢kannu⸣mai ⸢niŋ⸣gai ⸢soː⸣ru ⸣basoː jaː⸢diŋ ʔannai⸣nu ⸢kaujaː⸣ tḁ⸢ti⸣soːtta]
      (神前に祈願をされる場合は、必ず案内の香を焚いて立てられた)

イカーンナランドゥ [ʔi⸢kaːn⸣ na⸢ran⸣du] (連)

  • 仕方なく。やむを得ず。万策尽きて。
  • Example phrases
    • イカー⸢ン⸣ ナ⸢ラン⸣ドゥ プ⸢スン⸣ シゥ⸢カーレー⸣ティ アー⸣ク ⸢ジン⸣ヌサーギ ⸣アルカー ⸣ドゥーシ ⸢シーゲ⸣ラ
      [ʔi⸢kaːn⸣ na⸢ran⸣du pu̥⸢sun⸣ sï̥⸢kaːreː⸣ti ⸢ʔaː⸣ku ⸢ʤin⸣nusaːgi ⸣ʔarukaː ⸣duːʃi ⸢ʃiːge⸣ra]
      (仕方がなくて他人に使われているのであって、金がさえあれば自分でするさ)

イキスーマドゥンナーヌ [⸣ʔiki ⸢suː⸣ madun ⸢naː⸣nu] (成)

  • 多忙で息をする暇(まどお<間遠>)もない。
  • Example phrases
    • ⸢マイカリヌ パンタ⸣サー ⸣イキ ⸢スー⸣ マドゥン ⸢ナー⸣ヌ
      [⸢maikarinu panta⸣saː ⸣ʔiki ⸢suː⸣ madun ⸢naː⸣nu]
      (稲刈りの忙しさ<繁多さ>は、息をする暇も無いくらいだ)

イチンナーカ [ʔi⸢ʧinnaː⸣ka] (副)

  • いつか。何時の日か。未来および過去における不確定の時、ある日。
  • Example phrases
    • ⸢ワンヌン⸣ ウ⸢ブ⸣プス ⸣ナルカー イ⸢チンナー⸣カー ウ⸢ヤ⸣ヌ キ⸢ムウチン サッシラリ⸣クトゥン ア⸢リ⸣ス ⸣パジェー ア⸢ラン⸣カヤー
      [⸢wannuŋ⸣ ʔu⸢bu⸣pu̥su ⸣narukaː ʔi⸢ʧinnaː⸣ka ʔu⸢ja⸣nu ki⸢mu⸣ʔuʧin saʃʃirari⸣ku̥tuŋ ʔa⸢ri⸣su ⸣paʤeː ʔa⸢raŋ⸣kajaː]
      (君も大人になったら、いつかは親の気持ち<肝内、心の内>も察知できることもあるのではなかろうか<察せられることもあるはずではないかねえ>)

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect) (© CC BY-NC 3.0 DEED), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa. [Southern Ryukyuan: Miyara Yaeyama]

ンナカク [ɴnakaku] F (名)

  • 空き屋敷

ンナカクヤスゥキゥ [ɴnakḁkujasɨ̥kɨ] F (名)

  • 空き家。空き家の屋敷

ンナスゥマ [ɴnasɨma] F (名)

  • 無人島

ンナズゥル [ɴnadzɨru] F (名)

  • 空汁

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【NNA】

NNA

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言葉の助言:

  • Nru (んる) — Japanese 'ru' verb (prohibitive form: 'don't ~')
  • N (ん) — Japanese noun or phrase with the particle な, used to indicate emphasis, prohibition or an adjective.