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Define Nchi んち Meaning ンチ

Displaying results for Nchi (nchi・んち・ンチ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

んち【根気】

(Noun) Perseverance, persistance, drive

Ryukyu (Okinawa)

てぃんち【天気】

(Noun) Weather

Ryukyu (Okinawa)

んちぇー【蕹菜・甕菜】

(Noun) Water spinach, River spinach, Kangkong

Ryukyu (Okinawa)

んちょー【勉強】

(Noun) Study

Ryukyu (Okinawa)

んちょー【眼鏡】

(Noun) Glasses

Ryukyu (Okinawa)

ぬーんち【何んち

(Adverb) Why, how come, what for

Ryukyu (Amami, Okinawa)

うみんちゅ【海人】

(Noun) Fisherman, fishermen; diver

Ryukyu (Yamatu)

ちょんちょん・チョンチョン

(Noun, Adverb) Drip drip, dripping water

Ryukyu (Yonaguni)

きぶんち【煙】

(Noun) Smoke, fumes

Ryukyu (Yoron)

んち

(Noun) Scalpel sawtail (Prionurus scalprum)

Ryukyu (Okinawa)

ちん【金武】

(Name) Kin, Town of Kin

Ryukyu (Okinawa)

ひーす【干潮】

(Noun) Ebb tide, low tide, receding tide

Ryukyu (Yonaguni)

んてぃす【満潮】

(Noun) High tide, full tide, high water

Ryukyu (Okinawa)

ちゃたん【北谷】

(Name) Chatan, town of Chatan

Ryukyu (Yonaguni)

ちーす【干潮】

(Noun) Ebb tide, low tide, receding tide

Ryukyu (Okinawa)

ひーしゅ【干潮】

(Noun) Ebb tide, low tide, receding tide

Ryukyu (Okinawa)

しーじゃ

(Noun, adjective) Oldest, older, eldest, senior; older sibling (brother or sister)

Ryukyu (Okinawa)

みちす【満潮】

(Noun) High tide, full tide, high water

Ryukyu (Okinawa)

うーまくー

(Noun) Mischievous person, naughty child, troublemaker, miscreant

Ryukyu (Okinawa)

みちしゅ【満潮】

(Noun) High tide, full tide, high water

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ンチ nchi ('Nci) ① 名

  1. 手(tii)の敬語。御手。

ウンチ unchi (?uNci) ⓪ 名

  1. お顔。顔(Cira)の敬語。~kwaNkwaN.顔つきが立派で威厳のあるさま。顔が福福しいさま。~kwaNkwaNtu,hwizija tada miSizi.顔つきは堂堂としているが,ひげはたった三本。(ひげの少ないのを笑った歌の文句)

ウンチ unchi (?uNci) ① 名

  1. [運気]運。運勢。人に賦与された運。~nu 'joosaN.運勢が弱い。

ディンチ dinchi (diNci) ⓪ 名

  1. riNciと同じ。

フィンチ finchi (hwiNci) ⓪ 名

  1. 急に気が変わって反抗的になること。人・馬などが,急に不機嫌になること。~sjuN.急に気が変わって怒り出す。~na muN.急に不機嫌になる者。

ガンチ ganchi (gaNci) ① 名

  1. 悪知恵。~kwatooN.悪知恵をもっている。~na muN.悪知恵のある者。

クンチ kunchi (kuNci) ⓪ 名

  1. 癩病。

クンチ kunchi (kuNci) ① 名

  1. 根気。

ニンチ ninchi (niNci) ⓪ 名

  1. 年忌。法事の年忌。sjuukooの項参照。niNcee ?iCimadi Sidooga 'jaa.法事の年忌はいつまですんでいるか。

ヌンチ nunchi (nuNci) ① 名

  1. mjuNciと同じ。

リンチ rinchi (riNci) ⓪ 名

  1. 恪気。男女間のしっと。diNciともいう。

タンチ tanchi (taNci) ① 名

  1. 短気。~haradacija kiganu mutu.短気腹立ちはけがのもと(諺)。

ティンチ tinchi (tiNci) ① 名

  1. 天気。空模様。?waaCici(上っ気)ともいう。

ティンチ tinchi (tiNci) ① 名

  1. 天地。

トゥンチ tunchi (tuNci) ⓪ 名

[殿内]tunuciともいう。

  1. 脇地頭以上の家柄の称。島持(simamu-ci),親方(?weekata)及び上士の家柄。また,それらの邸宅。御殿(?uduN)の下。明治17年ころには次の姓のtuNciがあった。kamigaa[亀川],hjakuna[百名],?izina[伊是名],takusi[沢岻],?ahwaguN[阿波根],'wakugaa[湧川],sacihama[崎浜],kuciNda[東風平],tamagusiku[玉城],?uruku[小緑],ziwaN[冝湾],nakada[仲田],'juna-baru[与那原],mabui[摩文仁],gusi-caN[具志頭],teera[平良],timigusi-ku[豊見城],nuuhwa[饒波],kuNza-N[国頭],ciN[金武],siisi[添石],gu-sicaa[具志川],'junagusiku[与那城],'Nzatu[美里],?oo[奥武],?urasii[浦添],makabi[真壁],?ii[伊江],caN[喜屋武],kusi[久志],ciniN[知念],?icumaN[糸満],cinaa[喜納],biN[保栄茂],sicina[識名],kaQCiN[勝連],hukujama[譜久山],tumigaa[富川],Zacimi[座喜見],nakaZatu[仲里],ci-bana[知花],sakuma[佐久間],kooci[幸地],sadujama[佐渡山]。
  2. 大きな家・他人の家などの敬称。おやしき。お宅。

ウンチン unchin (?uNciN) ① 名

  1. 運賃。元来は単にtima(手間),または,人が運搬する場合katamidima(かつぎ賃),舟の場合Cimidima(積み賃),馬の場合?uusidima(負わせ賃)などという。

ユンチ yunchi ('juNci) ⓪ 名

  1. [寄満]首里城の建物の名。

ブンチン bunchin (buNciN) ⓪ 名

  1. 文鎮。

フインチ fuinchi (huiNci) ⓪ 名

  1. huiNcibakaと同じ。

ムンチン munchin (muNciN) ① 名

  1. 木戸銭。芝居などの入場料。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

おんち 【音痴】

かんち 【奸智】

ぜんち 【全治】

See also

てんち 【天地】

うんちん 【運賃】

だんちく 【暖竹】

Phrases

たんちょ 【端緒】

ちんちん (小児語)

ぶんちん 【文鎮】

あんちゃん

See also

えんちょう 【延長】

See also

かいこんち 【開墾地】

かんちがい 【勘違い】

かんちょう 【干潮】

Phrases

  • ~に現われる岩や洲 fishi

きんちゃく 【巾着】

けんちょう 【県庁】

さんちょう 【山頂】

しんちゅう 【真鍮】

Phrases

しんちょう 【身長】

See also

せんちょう 【船長】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

んち くーが

  • 剥き卵
  • Example phrases
    • やまとぅから ちゃる あぬ うぃなごー いるん まっしーらっし はだん んちくーがぬ はだ そーん。
      (本土から来たあの女性は色も真っ白で肌も剥き卵の肌をしている)

んちゃ/んーちゃ

  • Example phrases
    • うふあみぬ ふいねー、あかんーちゃぬ うみんかい ながりてぃ ちゅらうめー ゆぐさってぃ ならんさ やー。
      (大雨が降ると、赤土が海に流れて美しい海は汚される、しょうがないね)
    • やんばるぬ んーちゃー ないむぬん ゆーできてぃ はなん ゆー さかすん やー。
      (山原の土壌は果物がよくでき、花もよく咲かすね)

んちゃ

  • なるほど
  • Example phrases
    • んちゃ、あん やさ。
      (なるほど、そうだ)

んちゅ

  • おととし
  • Example phrases
    • っやー っくゎー んちゅなてぃぬ なちんちゅなてぃぬ なちどぅどぅ  いちゃたしが、あったに うふっちゅ なとーんねー すさ やー。
      (あなたの息子に会ったのはおととしの夏だったが、急に大人になったようだね)

*(参考)「んちゅ」(3年)はその年から数えて3年なので、実際は〈一昨年〉を意味する

んちゅん/んーちゅん (んちゃん、んかん、んち)

  • 剥く
  • Example phrases
    • でーくに/しぶい/じゃがいも/くにぶぬ かー んちゅん。
      (だいこん/冬瓜/じゃがいも/みかんの皮をむく)
    • くにぶぬ かー んち うむやーぐゎーんかい かまちゃくとぅ、ぬー やかにん くゎっちー ないさんでぃる いるぬ みーとーたん。
      (恋人にミカンの皮を剥いて食べさせたら、何よりの御馳走だと言わんばかりの顔つきをしていた)

んちゃ

  • 本当に、なるほど
  • Example phrases
    • んちゃ っやーや うんなくとぅ すてーさ やー。
      (本当にあなたがそんなことをしでかしたんだね)
    • んちゃ あん やさ。
      (本当にそうだよ)

いーび ばんち

  • つま弾き
  • Example phrases
    • ギターや いーびばんち すしが、さんしのー いーびばんちぇー さん。
      (ギターはつま弾きをするが、三線はつま弾きはしない)

いちゃい はんちゃい

  • ああ言ったり、こう言ったり
  • Example phrases
    • あん いーねー かん いーっし あれー いちゃいはんちゃいびけーっし、ぬーんでぃ いちが をぅら むさっとぅ わからん。
      (ああ言えばこう言ってあの人は言い返してばかりいて、何と言っているのかまったく分からない)
    • あれー いぢりぬ ねーんくとぅ、ちゃー いちゃいはんちゃいびけー そーん。
      (あの人は意気地がないので、いつも言い返してばかりいる)

いちぇー はんちぇー

  • 口答え
  • Example phrases
    • あん いーねー、かん いーっし いちぇーはんちぇー すん。
      (ああ言えばこう言って口答えする)

いなか んちゅ

  • 田舎(出身の)者
  • Example phrases
    • いなかんちょー たんかーまんかー むる どぅーぬ やーにんじゅぬ ぐとぅ ふぃれー すくとぅ、すい なーふぁとー ちがてぃ っちゅびれー しーやっさん。
      (田舎出身の人は隣り近所と自分の家族のように付き合うので、首里那覇とは違って付き合いやすい)

うし んちゅん (〜んちゃん、〜んかん、〜んち)

  • 押し込む
  • Example phrases
    • まーみなー ふくるんかい いーる うっさ いりーんち じんぶん っんぢゃち うほーく うしんちょーる わかうぃなぐぬ をぅたん。
      (もやしを袋に入るだけ入れようと知恵を出してたくさん押し込んでいる若い女性がいた)

うしんちー

  • 着物の前の端を腰巻きの紐の内側に押し込むこと
  • Example phrases
    • うーベー ちかーんくとぅ、ちんぬ はっぱらんぐとぅ ちんぬ めーぬ はた くしまちぬ をぅーんかい うしんちゅる ちーかたんかい 「うしんちー」んでぃ いーん。
      (帯は使わないので、着物が前に開かないように着物の前の端を腰巻きの紐に押し込む着付けを「うしんちー」と言う)

*(参考)をぅー(結ぶための紐)、うぃーるー(よって作ったヒモ)

うまんちゅ

  • 多くの人
  • Example phrases
    • しまくとぅばー うちなー うまんちゅぬ たから やん。
      (しまくとぅばは沖縄県民の宝だ)

うんち/ぬんち/みゅんち

  • お顔
  • Example phrases
    • ぬーんくぃーん みー なとーる っちょー うんち くゎんくゎんっし っんぶらーさん。
      (何でも成就した人はお顔つきがふくよかで品がある)

*(参考)うんちゅー(ご機嫌)、うんちゅー をぅがでぃ くぃみそーり。(よろしく言ってください)

うんちょーび/ぬんちょーび/みゅんちょーび

  • 髪の敬称
  • Example phrases
    • からぢぬ うやめーくとぅばー 「うんちょーび」んでぃ いーん。
      (髪の敬称は「うんちょーび」と言う)

うんちぇー すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • お借りする
  • Example phrases
    • あちゃー けーさびーくとぅ、うんちぇー さびら。
      (明日返しますので、お借りしてかまいませんか)
    • うれー うんちぇーむんどぅ やくとぅ さーらんき よー。
      (それは拝借したものだから触らないでよ)

うんちけー する (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 案内、お迎え、ご招待する
  • Example phrases
    • やーぢゅくい/にーびち うゆうぇーぬ うんちけー さん。
      (家造り/結婚式のお祝いの案内をした)
    • かじまやーぬ うゆうぇーんかい うんちけー さびらな やーんでぃ うむとーいびーしが、じふぃ めんそーちくぃみそーり。
      (98歳のお祝いにご招待したいと思っていますが、是非いらっしゃってください)
    • うちなーぐゆみぬ しちぐゎち なぬかねー なーめーめーぬ はかんかい っんぢ、ほーちかち さーに うちゃとーっし はなん いちてぃ うやふぁーふじんかい しちぐゎちぬ うんちけー すん。
      (旧暦の7月7日には各々の墓に行って、掃除をしてお茶湯をして花も活けて御先祖にお盆のお迎えをする)
    • にーびちぬ うゆうぇーんかい うんちけー さっとーん。
      (結婚のお祝いにご招待されている)

かた ぐー まんちゃー

  • 片チンバ
  • Example phrases
    • あれー もーいっうぇーかたぬ ねーびっし あしぢゃとぅ さば かたぐーまんちゃー くでぃ あっちょーたん。
      (あの人はモーイ親方のまねをして下駄と草履をちぐはぐに履いて歩いていた)

かたんちゅん (かたんちゃん、かたんかん、かたんかち)

  • 傾く
  • Example phrases
    • てぃーだぬ いりんかい かたんちょーくとぅ なーやーやーんかい けーいる じぶん やさ やー。
      (陽が西に傾いているので、それぞれ自分の家に帰る時分だね)
    • なまー さんしぬん ならとーしが、をぅどぅいん すがやーんち ちむぬ かたんちょーん。
      (今は三線も習っているが、踊りもしようかと気持ちが傾いている)
    • バスぬ なーかをぅてぃ にんぢふりてぃ かたんちゃーに とぅないぬ っちゅぬ かたんかい うっちゃかってぃ ゐーあんべーぎさ にんとーん。
      (バスの中で眠りこけて傾いて隣りの人の肩に寄りかかって気持ち良さそうに眠っている)

かたんち ばい

  • 恥ずかしくて顔をそむけて逃げ出すこと
  • Example phrases
    • んかしぇー なまぬぐとぅ うぃきが うぃなぐぬ まじゅーん っんでぃーる なれーや あらんたくとぅ、うぃきが いちゃたい うぃなぐ いちゃたい しーねー かたんちばい すたん。
      (昔は現在のように男女一緒に外出する習慣はなかったので、男子に出会ったり女子に出会ったりすると顔をそむけて足早にその場を去った)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

イサナキドゥンチ [ʔi⸢sanakidunʧi] (名)

  • 石垣殿内。石垣島の名家の一つ。琉球国時代の石垣の頭職を務めた家。
  • Example phrases
    • イ⸢サナキドゥンチヌ アンタヌ⸣ ミ⸢ナ⸣カー イッ⸢ケン カイ⸣ヤン
      [ʔi⸢sanakidunʧinu ʔantanu⸣ mi⸢na⸣kaː ʔik⸢keŋ kai⸣jaŋ]
      (石垣殿内の東側の庭は非常に美しい)

ウシンチー [⸣ʔuʃinʧiː] (名)

  • 婦人の着物の着け方。着物の前の端を下袴の紐に差し込んで着る着方。琉舞に置けるコスチュームの型。⸢クスクン[⸢kusu̥kuŋ](差し込む)ともいう。
  • Example phrases
    • ウ⸢キナーブドゥ⸣ル ⸢ソー⸣ル ⸣プソー ⸣ウシンチール ⸢ソーッ⸣タ
      [ʔu⸢kinaːbudu⸣ru ⸢soː⸣ru ⸣pu̥soː ⸣ʔuʃinʧiːru ⸢soːt⸣ta]
      (沖縄舞踊をされる時はウシンチーをされた)

ウマンチュ [ʔu⸢manʧu] (名)

  • 衆人。人民。大衆。歌謡語。沖縄本島首里方言の「?umaNcu(御真人・御万人{EOS}人民)」からの借用語。「/ウブシクヌ マブルシュー アミブシャヌ/ウブトゥムル カミガナシ アミブシャヌ/ウマンチュヌ ニガイヤ アミブシャヌ/アカカラジヌ ニガイヤ アミブシャヌ/(大グスクの守り神さま、雨が欲しいのです、大友利御嶽の神様、雨が欲しいのです{EOS}大衆<人民>の願いは、雨が欲しいのです、百姓の願いは、雨が欲しいのです)」(『雨乞い歌』<トゥムルウガン・ナガミク>)と歌われている

ウヤーンチズン [ʔu⸢jaːnʧi⸣ʣuŋ] (他動)

  • 念願する。祈る。祈念する。期待する。「拝み手摺る」の転訛したものという(『石垣方言辞典』)説があるが、「拝み手擦りおる」が音韻法則に適合するようだ。「先人の余沢にあずかることが出来るよう祈願<念願>する」の意が強い。
  • Example phrases
    • ⸢カンヌ⸣マイ ⸢ティー⸣ッサイ ウ⸢ヤーンチザ⸣バ ヤー⸢ディン⸣ シ⸢キン⸣マー ア⸢タリ⸣ クー⸢ヨー
      [⸢kannu⸣mai ⸢tiː⸣ssai ʔu⸢jaːnʧiʣa⸣ba jaː⸢diŋ⸣ ʃi⸢kim⸣maː ʔa⸢tari⸣ kuː⸢joː]
      (神様に手を合わせて祈願するから、必ず試験に合格して<当って>きなさいねえ)
    • ⸢バン⸣ヌン ウ⸢ヤーンチ⸣ズン
      [⸢ban⸣nuŋ ʔu⸢jaːnʧi⸣ʣuŋ]
      (私も祈願<念願>する)
    • ター⸢ン⸣ ウ⸢ヤーンチジ⸣ プ⸢サ⸣ル
      [taː⸢ŋ⸣ ʔu⸢jaːnʧiʤi⸣ pu̥⸢sa⸣ru]
      (誰もが余沢にあずかれるよう祈願したがるものだ)
    • ウ⸢ヤーンチ⸣ズ ⸣クトゥ
      [ʔu⸢jaːnʧi⸣ʣu ⸣ku̥tu]
      (念願すること)
    • ウ⸢ヤーンチ⸣ジェー ⸣ミサムヌ
      [ʔu⸢jaːnʧi⸣ʤeː ⸣misamunu]
      (念願すればよいのに)
    • ⸢ワンヌン⸣ ウ⸢ヤーンチジ⸣リ
      [⸢wannuŋ⸣ ʔu⸢jaːnʧiʤi⸣ri]
      (君も余沢にあずかれるよう念願しなさい)

ウンチュー [⸢ʔun⸣ʧuː] (名)

  • 下男。首里方言の⸢ウンチュミー[⸢wunʧumiː](下男)からの借用語。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シ ⸢ウン⸣ネナー ⸢ウンチュ⸣ヌ ⸢タン⸣ガ ⸢オーッ⸣タン
      [mu⸢ka⸣ʃi ⸢ʔun⸣nenaː ⸢ʔunʧu⸣nu ⸢taŋ⸣ga ⸢ʔoːt⸣taŋ]
      (昔、その家に下男が一人おられた)

ウンチン [⸢ʔunʧiŋ] (名)

  • 運賃。船賃。
  • Example phrases
    • パ⸢トゥ⸣マーラ イ⸢サナケーバーキ⸣ヌ ⸢ウンチンマー ギュー⸣サヤー
      [pḁ⸢tu⸣maːra ʔi⸢sanakeːbaːki⸣nu ⸢ʔunʧimmaː gjuː⸣sajaː]
      (鳩間から石垣島までの運賃はいくらか)
    • ⸢ウンチン⸣ パライ
      [⸢ʔunʧim⸣ parai]
      (運賃を払え)

カタグーパンチ [kḁ⸢taguːpan⸣ʧi] (名)

  • 片方はずれ。一足の履物の片方が揃わないもの。
  • Example phrases
    • カ⸢タグーパンツァー⸣リ
      [kḁ⸢taguːpanʦaː⸣ri]
      (片具はずれ)
    • ア⸢チ⸣ツァー カ⸢タグーパン⸣チ ナリ⸢ナー⸣ヌ
      [ʔa⸢ʧi⸣ʦaː kḁ⸢taguːpan⸣ʧi nari⸢naː⸣nu]
      (下駄は不揃い<片具はずれ>になってしまった)

カニパンチムニ [ka⸢nipanʧimuni] (名)

  • uby{辻褄}{ツジ|ツマ}の合わない言葉。でたらめな言葉。筋の通らない言葉。「勘外れ物言い」の義か。耄碌した者のいう辻褄の合わない言葉。
  • Example phrases
    • ⸣アブジェー トゥ⸢シ⸣ トゥ⸢ローッ⸣ター カ⸢ニパンチムニ⸣ イ⸢ゾー⸣リ ⸢ナー⸣ヌ
      [⸣ʔabuʤeː tu̥⸢ʃi⸣ tu⸢roːt⸣taː ka⸢nipanʧimuni⸣ ʔi⸢ʣoː⸣ri ⸢naː⸣nu]
      (おじいさんは年をとられた<年老いた>ので辻褄の合わない言葉を話されるようになってしまった)

カンチガイ [⸢kan⸣ʧigai] (名)

  • 勘違い。考え違い。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー⸣ バー ⸢カン⸣チガイ ヤ⸢レー⸣バ ⸢マー プス⸣ケン パ⸢ナシアー⸣シ ⸣ミラ
      [ʔu⸢reː⸣ baː ⸢kan⸣ʧigai ja⸢reː⸣ba ⸢maː pu̥su⸣kem pa⸢naʃiʔaː⸣ʃi ⸣mira]
      (それは私の勘違い<誤解>であったから、もう一度話し合ってみようよ)

カンチョー [⸢kan⸣ʧoː] (名)

  • かんちょう(浣腸)すること。標準語からの借用語。戦後から使用されるようになった。
  • Example phrases
    • シ⸢ビコー⸣リティ ⸣ッス マ⸢リユーサン⸣ベーティ ⸢カン⸣チョー シ⸢ミルタ
      [ʃi⸢bikoː⸣riti ⸣ssu ma⸢rijuːsam⸣beːti ⸢kan⸣ʧoː ʃi⸢miruta]
      (便秘して排便できないので浣腸させた)

キカンチョー [ki̥⸢kan⸣ʧoː] (名)

  • 機関長。標準語からの借用語。カツオ漁業の発動汽船が導入された時に借用された語であろう。一気筒の焼玉エンジンや二気筒の焼玉エンジンの操作担当者。
  • Example phrases
    • キ⸢カンチョー⸣ヌ ⸢キン⸣マー ⸣アバゴーダー ⸢シーブタ
      [ki̥⸢kanʧoː⸣nu ⸢kim⸣maː ⸣ʔabagoːdaː ⸢ʃiːbuta]
      (機関長の着物はエンジンオイルがべとついていた)

キンチョー [⸢kin⸣ʧoː] (名)

  • 県庁。
  • Example phrases
    • ⸣バー マ⸢ナ⸣マー ⸢キン⸣チョーナ シ⸢トゥ⸣ミ ⸢ベー
      [⸣baː ma⸢na⸣maː ⸢kin⸣ʧoːna ʃi̥⸢tu⸣mi ⸢beː]
      (私は今県庁に勤めている)

グーパンチャー [⸢guːpan⸣ʧaː] (名)

  • 不揃いのもの。対をなして揃うべきものの片方が欠けているもの。
  • Example phrases
    • ⸣カイブ ⸢グーパンチャー⸣バ ⸢カイ⸣キー ⸢ヌー⸣ スー ⸢カン⸣ガイヤ
      [⸣kaibu ⸢guːpanʧaː⸣ba ⸢kai⸣kiː ⸢nuː⸣ suː ⸢kaŋ⸣gaija]
      (こんな不揃いのものを買ってきて何をするつもりかね)

グーマンチャー [⸣guːmanʧaː] (名)

  • 不揃い。ちぐはぐなもの。
  • Example phrases
    • ⸢グーパンツァー⸣リムヌ [⸢guːpanʦaːri⸣munu] (具・外れもの、不揃いのもの)。箸や下駄など、一式のが不揃いであるもの。沖縄方言からの借用語か。「具・混じり」の転訛したもの。鳩間方言では、普通は⸢グーパンツァー⸣リムヌ[⸢guːpanʦaːri⸣munu](不揃い物{EOS}「具・外れ物」の義)ともいう。カタグーマンチャー[ka⸢taguːmanʧaː](不揃い物)ともいう。 ク⸢ヌ⸣ ア⸢チ⸣ツァー ⸢グーマン⸣チャー <グーパンチャー> ⸣ナリティ フ⸢マラヌ [ku⸢nu⸣ ʔa⸢ʧi⸣ʦaː ⸢guːman⸣ʧaː ⸣nariti ɸu⸢maranu] (この下駄は不揃いになって履けない)

ジルクンチ [ʤi⸢ru⸣kunʧi] (名)

  • 十六日祭。旧暦一月十六日の仏事。後生の正月といわれている。墓の周囲の掃除をし、雑草を取り払い、木の枝打ちをして浜から砂を運び、墓前に敷いて当日を迎えた。当日は、ッ⸢ス⸣ムチ[s⸢su⸣muʧi](白餅)、⸣バタムチ[⸣batamuʧi](餡餅)、豚肉、カ⸢マブク[ka⸢mabuku](カマボコ)、⸣タク[⸣tḁku](蛸)、⸢ティン⸣プラ[⸢tim⸣pura](てんぷら)等のご馳走とサ⸢キ[sḁ⸢ki](酒)、パ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)、ウ⸢ティン⸣ガビ[ʔu⸢tiŋ⸣gabi](紙銭)をバ⸢キトゥリ⸣ブン[ba⸢kituri⸣buŋ](脇取り盆)に揃えて供え、墓前で紙銭を焼き上げて祈願した後、親戚縁者が集まってご馳走を食べながら一家、一族の絆を固めつつ半日を過ごした。
  • Example phrases
    • ジ⸢ル⸣クンチェー パ⸢カヌ ソー⸣ジン ⸢シー⸣ ウ⸢トゥザマリン⸣ パ⸢カ⸣ナー ア⸢ツァ⸣マリティ ム⸢チン⸣ ジ⸢ブ⸣クン シ⸢キマチティ⸣ ウサイ ン⸢キティル ヤー⸣ヤ ⸢オーッ⸣タ
      [ʤi⸢ru⸣kunʧeː pḁ⸢kanu soː⸣ʤiŋ ⸢ʃiː⸣ ʔu⸢tuʣamarim⸣ pḁ⸢ka⸣naː ʔa⸢ʦa⸣mariti mu⸢ʧin⸣ ʤi⸢bu⸣kuŋ ʃi̥⸢kimaʧiti⸣ ʔusai ʔŋ⸢kitiru jaː⸣ja ⸢ʔoːt⸣ta]
      (十六日祭には墓の掃除もして、親戚も墓に集まって餅も重箱もお供えし祭って、そこでご馳走を食べてから家には帰られた<行かれた>)

ソーミンチャンプルー [⸢soː⸣minʧampuruː] (名)

  • 茹でた素麺に魚肉やカマボコ、シ⸢ビラ[ʃi⸢bira](ネギ<葱>)あるいは、⸣ビラ[⸣bira](ニラ<韮>)などを刻み、混ぜ絡めて軽く油炒めにしたもの。栄養価の高い、美味な食品であった。鳩間島では、⸣バコー[⸣bakoː](共同作業)の際に、3時の⸢サー⸣フキ[⸢saː⸣ɸu̥ki](茶請け)として簡単に大量炊飯が出来るので重宝された。
  • Example phrases
    • ⸢ソー⸣ミンチャン⸣プロー ム⸢カ⸣シェー バ⸢コーシンカン⸣ケーンヌ ⸢サー⸣フキティ ン⸢ザ⸣ソーッタ
      [⸢soːminʧam⸣puroː mu⸢ka⸣ʃeː ba⸢koːʃiŋkaŋ⸣keːnnu ⸢saː⸣ɸu̥kiti ʔn⸢ʣa⸣soːtta]
      (ソーメンチャンプルーは、昔は共同作業員の御茶請けとして出された)

タデーマンチン [ta⸢deːmanʧiŋ] (副)

  • 直ちに。今すぐに。短時間のうちに。「~只今参らむと侍るといふ」『源氏物語 帚木』、「Tadaima.タダイマ(只今)」『邦訳日葡辞書』に ⸣ンチン[⸣nʧiŋ](の・内に)が付いて、それが転訛したもの。
  • Example phrases
    • フ⸢チン⸣パー ⸢シッ⸣キ ⸣シル ス⸢ブ⸣リ ヌ⸢マ⸣シェーチバ タ⸢デーマンチン⸣ ニチェー サ⸢マリ⸣ス
      [ɸu̥⸢ʧim⸣paː ⸢ʃik⸣ki ⸣ʃiru su⸢bu⸣ri nu⸢ma⸣ʃeːʧiba ta⸢deːmanʧin⸣ niʧeː sa⸢mari⸣su]
      (よもぎ<蓬>の葉を搗いて汁を絞って飲ませたから直に熱はさがる<冷める{EOS}解熱する>よ)

ダンチガイ [⸢dan⸣ʧigai] (名)

  • 段違い。桁違い。桁外れ。標準語からの借用語。
  • Example phrases
    • ク⸢トゥシヌ マイヌ⸣ ディ⸢キ⸣レー イ⸢チン⸣ラン マ⸢シヌ ダンチガイ⸣ヌ ⸢ゾーディ⸣キ⸢ナー
      [ku̥⸢tuʃinu mainu⸣ di⸢ki⸣reː ʔi⸢ʧin⸣ram ma⸢ʃinu danʧigai⸣nu ⸢ʣoːdi⸣ki⸢naː]
      (今年の稲<米>の出来は例年<いつも>よりも良い<増しの>桁違いの上出来だなあ)

チョンチョンシ [⸢ʧonʧoŋ⸣ʃi] (副)

  • ポトポトと。液体が滴るさま。点々と。
  • Example phrases
    • ア⸢バ⸣バ ⸢チョンチョン⸣シ タ⸢ラ⸣シェーティ ⸣ムティ ⸢アー⸣ク
      [ʔa⸢ba⸣ba ⸢ʧonʧoŋ⸣ʃi ta⸢ra⸣ʃeːti ⸣muti ⸢ʔaː⸣ku]
      (油を点々と垂らして持っている<持ってあるく>)

チンチ [⸢ʧin⸣ʧi] (名)

  • つば(唾)。唾液。「液、小児口所kaeriten{㆑}出汁也、豆波木(つはき)」『新撰字鏡』の転訛したものか。
  • Example phrases
    • ⸢チン⸣チ ⸣パクン
      [⸢ʧin⸣ʧi ⸣pḁkuŋ]
      (唾を吐く)
    • ⸢チン⸣チ ⸢ヌン⸣クン
      [⸢ʧin⸣ʧi ⸢nuŋ⸣kuŋ]
      (唾を飲み込む)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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ムンチュー [muɴtʃuː] F (名)

  • 門中

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

んちん家

(Expression)

  1. 's house; 's home
    Word usually written using kana alone / Abbreviation

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