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Define ろう rou Meaning ロウ

Displaying results for ろう (rou・ろう・ロウ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Yonaguni)

どぅや【牢屋】

(Noun) Jail, prison

Ryukyu (Okinawa)

くば

(Noun) Chinese fan palm (tree), Chinese fountain palm

Ryukyu (Okinawa)

るーや【牢屋】

(Noun) Jail, prison

Ryukyu (Okinawa)

あぬひゃー【彼ぬひゃー】

(Pronoun) That guy; that rascal; he; she

Ryukyu (Okinawa)

しむさ

(Expression) Ok, okay, alright, all right, fine

Ryukyu (Okinawa)

とぅめーいん

(Verb) To locate, to find, to search, to pick up, to come across

Ryukyu (Okinawa)

ばんしるー【蕃石榴】

(Noun) Common guava (Psidium guajava)

Ryukyu (Okinawa)

るー・どぅー【竜・龍】

(Noun) Dragon; tornado, waterspout

Ryukyu (Yoron)

ぱじ【筈】

(Noun) Seems, appears, looks, should

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

ろう 【牢】

See also

Phrases

  • ~に入れること→ ruugumi,ruusha

ろうか 【廊下】

ろうご 【老後】

ろうと 【漏斗】

ろうひ 【浪費】

See also

Phrases

ろうや 【牢屋】

ろうがん 【老眼】

ろうじん 【老人】

See also

ろうすい 【老衰】

See also

ろうそく 【蠟燭】

Phrases

  • ~の燃えかす dookusu,rookusu

ろうどう 【労働】

See also

ろうどく 【朗読】

ろうばい 【狼狽】

ろうもう 【老耄】

See also

ろうもん 【楼門】

ろうどうしゃ 【労働者】

ろうりょくこうかん 【労力交換】

Phrases

いろう 【慰労】

かろう 【過労】

See also

ぎろう 【妓楼】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

すなわいん (すなわたん、すなわらん、すなわてぃ)

  • 充分にそろう
  • Example phrases
    • しくちにんじょー
      (=しくちえーじゅーや)
    •  すなわとーみ?
      (仕事をする人たちの人数は充分そろっているか)

っわーび ぢゅらー

  • 外見をつくろう者
  • Example phrases
    • 「っわーびぢゅらーが うちくんじょー」ん あくとぅ、かーぎんかい まんぶりー しーねー、あとー でーじ ないん どー。
      (「外見は美しくても内心は根性悪」ということもあるので、容姿にぞっこん惚れ込んだら、終いには困ったことになるよ)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アーヤ [⸢ʔaː⸣ja] (名)

  • 父。父親。親族名称。呼称。明治生まれの古老が用いる。[ʔa](吾)・[uja](親) → [⸢ʔaː⸣ja](父)、「~よし名は告らせ父母<オヤ>はしるとも。万、363」の転訛したものか。多くの若年層では、⸣アチャー[⸣ʔaʧaː](父{EOS}父親{EOS}親族名称、呼称)ともいう。これは、⸢ア(吾)・ヂ「知(父『古事記中、應神謡49』)・ア(*a<指小辞>)」によって形成されたものであろう。また、⸣イーヤ[⸣ʔiːja](父{EOS}名称、呼称{EOS}?i:ja)という家もあり、⸢チャー⸣チャー[⸢ʧaː⸣ʧaː](父{EOS}名称{EOS}⸢ヨー⸣カヤーヌ ⸢チャー⸣チャー{SqBr}⸢joː⸣kajaːnu ⸢ʧaː⸣ʧaː{/SqBr}<西原家のお父さん>)という家もある。
  • Example phrases
    • ⸢バン⸣テヌ ⸢アー⸣ヤー サ⸢キゾーグ
      [⸢ban⸣tenu ⸢ʔaː⸣jaː sḁ⸢kiʣoːgu]
      (私の父は酒上戸だ)
    • アー⸢ヤー ワー マー オール⸣ワ
      [ʔaː⸢jaː waː maː ʔoːru⸣wa]
      (お父さん、貴方は何処へいらっしゃい<行かれ>ますか)
    • ク⸢レー バン⸣テヌ ⸢アー⸣ヤ
      [ku⸢reː ban⸣tenu ⸢ʔaː⸣ja]
      (これは私の家のお父さんです<名称>)
    • アー⸢ヤー キュー⸣ヤ イ⸢ソー オールン
      [ʔaː⸢jaː kjuː⸣ja ʔi⸢soː ʔoːruŋ]
      (お父さん、今日は漁にいらっしゃいますか<呼称>)

アカジュー [ʔa⸢kadjzuː] (名)

  • (動)魚の名。和名、ウメイロモドキ(体長約27センチ)。古老はム⸢レー⸣ジ[mu⸢reː⸣ʤi](沖縄方言のグルクン)という。「群れ魚」の義であろう。若年層はグルクンというのが多い

アギゾー [ʔa⸢giʣoː] (名)

  • 「上げゾー」の義か。包み紙のこと。「上げる」とは、祈願などが「終了」することの意である。祈願が終わるごとに供物のお初を、神の苞として別に取っておくものの意味であろう。祈願が済んで、ウ⸢ツァナ⸣ク[ʔu⸢ʦana⸣ku](団子の供物)の上の⸢カンヌ⸣ク、ム⸢リクバンの上の⸣クバンとア⸢ライパナを一つまみずつ包んでおく紙のこと。大きさは約10センチ正方形の紙である。
  • Example phrases
    • ア⸢ギゾーヤ⸣ トゥリ ⸣シキバ
      [ʔa⸢giʣoːja⸣ turi ⸣ʃi̥kiba]
      (包み紙は取っておきなさいよ)

アライクサイ [ʔa⸢raikusai] (名)

  • 洗骨。洗骨の法事。いったん土葬して葬った遺骸を三年以後に掘り出して洗骨し、火葬して骨壺に収め、本墓に納骨すること。⸢シン⸣クチ[⸢ʃiŋ⸣kuʧi](洗骨)ともいうが、沖縄方言からの借用語であろう。「あらいこしらえ(洗い拵え)」の義。ク⸢サイ[ku̥⸢sai]は、「Coxiraye,uru,eta.コシラエ、ユル、エタ(拵・刷・調へる、ゆる、へた)整える、または、用意する」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。鳩間島では、昭和60年ごろまでは火葬をしなかったので、人が死ぬと⸢フインチバカ[⸢ɸuinʧibaka](岩を掘り抜いた墓)での風葬や埋葬にするのが一般的であった。そして埋葬後三年以上経つと骨を洗い清めて甕に納める洗骨の法事を執り行った。
  • Example phrases
    • ⸣アッパター ⸣アブジター ⸢バー⸣ケー シ⸢マ⸣ナーティ ア⸢ライクサイヤー ソー⸣レーン
      [⸣ʔappataː ⸣ʔabuʤitaː ⸢baː⸣keː ʃi⸢ma⸣naːti ʔa⸢raikusaijaː soː⸣reːŋ]
      (お祖母さんやお祖父さんたちまでは、島で洗骨を済まされてある)
    • ⸣アッパー ア⸢ライクサイヤー⸣ イ⸢チ ソーッ⸣タカヤー
      [⸣ʔappaː ʔa⸢raikusaijaː⸣ ʔi⸢ʧi soːt⸣takajaː]
      (お祖母さんの洗骨の法事は何時されたのかねえ)

イガバーキ [ʔi⸢gabaːki] (名)

  • イカ(烏賊)を入れるのに用いる竹製の大きな籠。烏賊釣り漁が糸満や久高島、奥武島から導入された時に借用された語であろう。笊の一種。漁業に用いる笊で、常に海水がかかるから柔らかくなって型崩れせぬよう、竹の皮で硬くしっかりと編み上げてある。⸢クー⸣ジ[⸢kuː⸣ʣi](トウヅルモドキ)の皮で編んだ笊は水に濡れると柔らかくなり、扱いにくい。
  • Example phrases
    • イ⸢ガバーキヌ ピッ⸣チン イ⸢ガ ホー⸣ソーレーン
      [ʔi⸢gabaːkinu pit⸣ʧiŋ ʔi⸢ga hoː⸣soːreːŋ]
      (竹籠の一杯イカを釣ってこられた)

イカムスク [ʔi⸢kamusu̥⸣ku] (副)

  • いかほど(如何程)か~。どれほど(多く)~。下に続く疑問の句と呼応して用いられる。イ⸢カン[ʔi⸢kan](如何に)・⸣スク[⸣su̥ku](程)→ イ⸢カムス⸣ク[ʔi⸢kamusu̥⸣ku](如何程か)と音韻変化したものであろう。
  • Example phrases
    • ⸢ワー クーン⸣タ ⸢ベー⸣ティ ⸣アボー イ⸢カムス⸣ク イ⸢ナムヌ ソーッ⸣タワ⸢ツォー
      [⸢waː kuːn⸣ta ⸢beː⸣ti ⸣ʔaboː ʔi⸢kamusu̥⸣ku ʔi⸢namunu soːt⸣tawa⸢ʦoː]
      (君が来なかったので、お母さんはどれほど残念に思われたことか<お前わかるか?>)
    • ⸢サンシンバ⸣ ピ⸢キ⸣ ウ⸢タ⸣バ イ⸢ジェー⸣ティ イ⸢カムス⸣ク ウ⸢ムッ⸣サタワ⸢ツォー
      [⸢sanʃimba⸣ pi̥⸢ki⸣ ʔu⸢ta⸣ba ʔi⸢ʤeː⸣ti ʔi⸢kamusu̥⸣ku ʔu⸢mus⸣satawa⸢ʦoː]
      (三味線を弾き、歌を歌いながらどんなに楽しかったことか)
    • ⸢ワー⸣ イ⸢カムスク⸣ヌ プ⸢ス⸣ヤー
      [⸢waː⸣ ʔi⸢kamusu̥ku⸣nu pu̥⸢su⸣ja]
      (君は如何程の偉い人か)

イザテー [ʔi⸢ʣa⸣teː] (名)

  • 屋号。西花賀栄氏宅。西原章吉氏宅の西隣の家。村外れの家。その西隣に⸢ガンダルゴー⸣ヤー[⸢gandarugoː⸣jaː](龕小屋)があった。イ⸢ザ⸣テー[ʔi⸢ʣa⸣teː]はイ⸢リ[ʔi⸢ri](西)・⸣サトゥ[⸣sḁtu](里)・⸣ヤー[⸣jaː](家)→ [ʔiriʣatujaː] → [ʔi⸢ʣa⸣teː](西花家<西里家>)のように音韻変化して生成された合成語であろう。
  • Example phrases
    • ⸢ウンタイラ⸣ブレーヌ ⸢イー⸣ネール イ⸢ザ⸣テー ⸢ヤッタ
      [⸢ʔuntaʔira⸣bureːnu ⸢ʔiː⸣neːru ʔi⸢ʣa⸣teː ⸢jatta]
      (西原家<上西原家>の西隣が西花賀栄氏宅<西里家>だった)

イジットー [ʔi⸢ʤittoː] (名)

  • 上手な言い方。上手な言い回し。他人を傷つけない表現。⸢ットー[⸢ttoː]は「望ましいあり方、仕方」を表す接尾語。語源は願望の助動詞「たし」の連用形「たく」に遡源できる。[taku] → [taɸu] → [tau] → [toː] のように音韻変化したものであろう。イ⸢ジットー[ʔi⸢ʤittoː](望ましい言い方、言いたくなるような表現、上手な言い方)、⸢ミッ⸣トー[⸢mit⸣toː](見たくなるさま、望ましい外見、容貌)、シ⸢キットー[ʃi̥⸢kittoː](望ましい聞き方、上手な聞き方)のように解釈される。
  • Example phrases
    • ⸣ムネー イ⸢ジットーヌ⸣ アルカー シ⸢キットーン⸣ アン
      [⸣muneː ʔi⸢ʤittoːnu⸣ ʔarukaː ʃi⸢kittoːŋ⸣ ʔaŋ]
      (言葉は言いようによっては<言い方が良ければ>受け取り方<よい聞き方もある>もある)
    • イ⸢ジットーヌ⸣ アルヨーニドゥ ⸣ムネー イ⸢ズ ワー⸣ ムネー ⸣ヌーヤ 
      [ʔi⸢ʤittoːnu⸣ ʔarujoːnidu ⸣muneː ʔi⸢ʣu waː⸣ muneː ⸣nuːja]
      (他人を傷つけない上手な言い回しがあるように<ぞ>ものは言うのであって、君の言葉遣い<物言い>は一体なんだ)

イス [ʔi⸢su] (名)

  • 椅子。若年層の言葉。老年層はビ⸢リダイ[bi⸢ridai](座り台{EOS}椅子)というのが普通。新しく標準語から借用された語。学校教育が始まった明治29年以降に定着したものであろう。
  • Example phrases
    • イ⸢ス⸣ナー ⸢ヌーリティ⸣ パ⸢ナン⸣ギ ⸢シー ベーン⸣ケンマー ⸢トー⸣リティ ⸣ドゥー ヤ⸢マ⸣シ ⸣シケー
      [ʔi⸢su⸣naː ⸢nuːriti⸣ pa⸢naŋ⸣gi ⸢ʃiː beːŋ⸣kemmaː ⸢toː⸣riti ⸣duː ja⸢ma⸣ʃi ⸣ʃi̥keː]
      (椅子に乗って悪戯しているうちに倒れて怪我して<胴病まして>ある)

イミ [⸣ʔimi] (名)

  • 忌み。喪。石垣方言からの借用語であろう。⸢ムー[⸢muː](喪)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸣イミ カ⸢カリ⸣ プソー プ⸢スン⸣ヤー ⸢パン⸣ナ
      [⸣ʔimi kḁ⸢kari⸣ pu̥soː pu̥⸢suɲ⸣jaː ⸢pan⸣na]
      (喪中の<忌みがかった>人は他人の家には行くな)

イラカマイ [ʔi⸢ra⸣kamai] (名)

  • (地)。「甍前」の義か。ウ⸢ブ⸣マイミチ[ʔu⸢bu⸣maimiʧi](大前農道)の南にこんもりと生い茂る雑木林の一帯。破壊された古墓の跡があり、昔は人骨が残っていた。おそらく無縁墓地であろう。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー イ⸢ラ⸣カマイナー サ⸢リプニ⸣ヌ ⸢アッ⸣タンティ⸢ダー
      [mu⸢ka⸣ʃeː ʔi⸢ra⸣kamainaː sa⸢ripuni⸣nu ⸢ʔat⸣tanti⸢daː]
      (昔はイラカマイに古い人骨があったそうだよ)

イリクヌティー [ʔi⸢rikunu⸣tiː] (名)

  • 入子の笛。獅子舞の一団やアンガマ踊り隊が獅子元の家から家々へと移動する際に、それを知らせるために吹き鳴らす笛の曲名。「入れ子の笛<笛の曲>」の転訛したもの。⸣ティー[⸣tiː]は、鳩間方言の⸣ピー[⸣piː](笛)に対応する伊江島方言であろう。イ⸢リクヌ⸣ティー[ʔi⸢rikunu⸣tiː]は、豊年祭の⸢ゾーラキ[⸢ʣoːraki](入子型の舞踊)の西村、東村の演目交代の際にも吹奏される。
  • Example phrases
    • イ⸢リクヌティー⸣ヌ ⸢ナーレー⸣チバ ⸢シーシェーマ⸣ヌ ⸢オー⸣ルン⸢ダー
      [ʔi⸢rikunutiː⸣nu ⸢naːreː⸣ʧiba ⸢ʃiːʃeːma⸣nu ⸢ʔoː⸣run⸢doː]
      (入れ子の笛の音が鳴ったから獅子舞、アンガマ踊り隊がいらっしゃるぞ)

ウーグチ [⸢ʔuːgu⸣ʧi] (名)

  • (海底地名)大津口(「大口」の義)。石垣、鳩間、白浜の定期船が出入りする干瀬の津口。島の西南西、⸢クー⸣シビーの南側に位置する。⸢ウーグ⸣チの北側にク⸢チ⸣グヮー[ku̥⸢ʧi⸣gwaː](小津口)がある。また、⸢ウーグ⸣チの南側には、⸢ミーグチ⸣グヮー[⸢miːguʧi⸣gwaː](新小津口)がある。指小辞⸢~グヮー[~gwaː](小)」の付く海底地名は糸満方言からの借用語であろう。従って、指小辞「~グヮー」の付く地名は、無名の糸満漁師たちによる命名に基づくものと考えられる

ウキウーン [ʔu⸢ki⸣ʔuːŋ] (他動)

  • 請け負う。請負仕事は石垣島のコンクリート建設業者が実施した。昭和初期頃に標準語から借用され、それから転訛した語であろう。
  • Example phrases
    • ⸢サンバシコー⸣ジェー ⸢タール⸣ ウ⸢キ⸣ウイ ⸢ソーッ⸣タカヤー
      [⸢sambaʃikoː⸣ʤeː ⸢taːru⸣ ʔu⸢ki⸣ʔui ⸢soːt⸣takajaː]
      (桟橋工事は誰が請負いなさったかねえ)

ウタフクル [⸣ʔutaɸu̥kuru] (名)

  • 歌が上手なこと。歌の名人。「歌袋」の義。「名歌を自在に歌いこなし、名歌が無限に出てくる人」の義。本土の、和歌の uby{詠草}{エイ|ソウ}を入れておく袋の「歌袋」に擬した命名であろう。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヤッ⸣ふァザーン ⸣ナリ ⸣ウタフクル ヤ⸢ロー⸣ルンダ イ⸢カムス⸣ク ウ⸢ムッ⸣サワ⸢ツォー
      [ʔu⸢jaf⸣faʣaːn ⸣nari ⸣ʔutaɸu̥kuru ja⸢roː⸣runda ʔi⸢kamusu̥⸣ku ʔu⸢mus⸣sawa⸢ʦoː]
      (親子ともども歌の名人<歌袋>でいらっしゃるから、どんなにか面白くて楽しいことか)

ウトゥザ [ʔu⸢tu⸣ʣa] (名)

  • 親戚。親類。「弟兄」の転訛したものか。共通の先祖からでた「兄弟の間柄」の意であろう。
  • Example phrases
    • ウ⸢トゥ⸣ザティ ⸢シー⸣ アイニ プ⸢スヌ ニーラリン⸣ツォカー ビッ⸢ツティ ニーブ
      [ʔu⸢tu⸣ʣati ⸢ʃiː⸣ ʔaini pu̥⸢sunu niːrariŋ⸣ʦokaː bit⸢ʦuti niːbu]
      (親戚だからといって人があんなにも似られるものだろうか{EOS}そっくり似ているよ)
    • ウ⸢トゥザ⸣ドゥ ヤ⸢ルヌ⸣ ッ⸢サン⸣ ブ⸢レー⸣バン⸢ナー
      [ʔu⸢tuʣa⸣ du ja⸢runu⸣ s⸢sam ⸣ bu⸢reː⸣ban⸢naː]
      (親戚だのに知らずにいたのだなあ)
    • ⸢ワッ⸣テートゥ ⸢バン⸣テーヤ ウ⸢トゥ⸣ザ⸢ダー
      [⸢wat⸣teːtu ⸢ban⸣teːja ʔu⸢tu⸣ʣa⸢daː]
      (君の家と私の家は親戚だよ)
    • 親戚関係にある家には法事の際に⸢コー⸣パナ
      [⸢koː⸣pana]
      (線香と花米三合)


    • 贈る習慣があった)

ウブアンマー [ʔu⸢bu⸣ʔamma] (名)

  • 最年長の姉、長姉の名称。「大姉」の義。⸣ウボマー[⸣ʔubomaː](長姉)の名称、呼称。⸢ホン⸣マ[⸢hom⸣ma](長姉の名称、呼称)ともいう。⸢ホン⸣マ[⸢hom⸣ma]は石垣方言からの借用語であろう。
  • Example phrases
    • ワ⸢ター⸣ ブ⸢ネーヤ⸣ バーラ ア⸢ズ⸣カー ウ⸢ブ⸣アンマー ⸣ナルシジ
      [wa⸢taː⸣ bu⸢neːja⸣ baːra ʔa⸢ʣu⸣kaː ʔu⸢bu⸣ʔammaː ⸣naruʃiʤi]
      (君達の母親は私からいうとウ⸢ブ⸣アンマー<ウボマー>になるわけだ)

ウブミジ [ʔu⸢bu⸣miʣi] (名)

  • (地)大見謝川。西表北岸の南ヨシキラとケーダの中間を流れる川。西側訳50メートルの所ににケーダ川の川口が、東側約30メートルの所に⸢ユシ⸣キダミナトゥ[⸢juʃi̥⸣kidaminatu](ヨシキラ港)がある。昔は夏に旱魃が続くと、ウブミジ(大見謝川)から水を汲んで鳩間島に運んだ。「水量の多い川」の義。この川は大雨の時には越えられないほどの激流となる。古見岳に降る雨が急勾配の山間の谷間を流れ落ちるからであろう。人々は干潮を待って砂浜から歩いて渡った。
  • Example phrases
    • ミ⸢ジヌ⸣ シゥ⸢カラー⸣ ウ⸢ブ⸣ミジェーラン ⸢ケーダガーラヌン⸣ドゥ ⸢スー⸣ワティ ア⸢ザリブー⸣ダー
      [mi⸢ʤnu⸣ si̥⸢karaː⸣ ʔu⸢bu⸣miʤeːraŋ ⸢keːdagaːranun⸣du ⸢suː⸣wati ʔa⸢ʣari buː⸣daː]
      (水の量<水の力>は大見謝川よりもケーダ川が多い<強い>といわれているよ)

オーザンマ [⸢ʔoː⸣ʣamma] (名)

  • (人)女性の童名。「オーザ・アンマ」が融合変化して形成されたものであろう。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シプスヌ ミ⸢ドゥム⸣ヌ ⸢ナー⸣ナ ⸢オー⸣ザティ ⸢スー ナーン アッ⸣タン
      [mu⸢ka⸣ʃipu̥sunu mi⸢dumu⸣nu ⸢naː⸣na ⸢ʔoː⸣ʣati ⸢suː naːŋ ʔat⸣taŋ]
      (昔の人の、女性の名前にオーザという名前もあった)

オンギ [⸢ʔoŋ⸣gi] (名)

  • 扇。「アフギ(扇)」、「~裘<かはころも>扇不放<アフギハナタヌ>~。万、1682」の転訛したもの。*[ʔapuŋgi] → *[ʔaɸuŋgi] → [ʔawuŋgi] → *[ʔauŋgi] → [ʔoːŋgi] → [⸢ʔoŋ⸣gi] のような音韻変化の過程を経たものであろう。扇には、ク⸢バオンギ[ku⸢baoŋgi](クバの葉製の扇)、ヤ⸢マトゥオン⸣ギ[ja⸢matuoŋ⸣gi](本土製の扇や団扇{EOS})がある。人が死ぬと、蒲葵の生の葉で死者のために扇を作った。団扇<うちわ>は戦後石垣島から購入された。家庭ではクバ扇が主体で、葉が裂けても何年も使い古されていた。母親の手で煽られて送られる柔らかな風の肌触りと、時々クバ扇の先で背中をさすってくれる感触が子供に安心感を与えて眠りへ誘ってくれたものである。其の他、⸢シェン⸣スル[⸢ʃeŋ⸣suru](扇子)、ミ⸢ルクヌ オン⸣ギ[mi⸢rukunu ʔoŋ⸣gi](弥勒神の持つ軍配扇)等がある。
  • Example phrases
    • ⸢オン⸣ギシ ⸢アウ⸣リ
      [⸢ʔoŋ⸣giʃi ⸢ʔau⸣ri]
      (扇で uby{煽}{アオ}ぎなさい)
    • ⸢オンギ⸣バ ス⸢ク⸣ルンティ ⸢ベー
      [⸢ʔoŋgi⸣ba su̥⸢ku⸣runti ⸢beː]
      (扇を作ろうとしている)
    • ⸢オンギ⸣ヌ タ⸢ラーヌ
      [⸢ʔoŋgi⸣nu ta⸢raːnu]
      (扇が足りない)
    • ⸢オン⸣ゲー ⸣マナー ア⸢ル⸣ワ
      [⸢ʔoŋ⸣geː ⸣manaː ʔa⸢ru⸣wa]
      (扇は何処にあるか)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

ろう

(Noun)

  1. Wax

ろう

(Common Noun)

  1. Labor; Labour; Toil; Trouble; Pains; Work; Effort; Striving

ろう

(Noun)

  1. Tower; Turret; Lookout; Belvedere

ろう

(Noun)

  1. Old age; Age; Old people; The old; The aged

ろう

(Noun)

  1. Chinese "Bond" constellation (one of the 28 mansions)

ろう

(Noun)

  1. Prison; Jail; Gaol

ろう

(Noun)

  1. Year in the Buddhist order (after the completion of the first meditation retreat)

  1. Becoming more experienced with age; Social status based on this experience

ろう

(Noun)

  1. Offering ceremony held on the third day of the dog after the winter solstice

  1. Twelfth month of the lunisolar calendar

  1. Year in the Buddhist order (after the completion of the first meditation retreat)

ろう

(Noun)

  1. Corridor; Passage; Hall

ろう

(Noun)

  1. Solder