(Adverb) Already; more, again, further
Define もう mou Meaning モウ
Displaying results for もう (mou・もう・モウ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
Search languages: Japanese → Okinawan
もう
もう (牛の鳴声)
もうか 【真岡】 (織物の名)
もうけ 【儲け】
もうし 【孟子】
もうける 【儲ける】
- mookiyuN (≈ mookiiN)
- shiiʔNjashuN
Phrases
- ~こと一点張り mookijuku,jiNmookijuku
もうける 【設ける】
- yishiyuN (≈ yishiiN)
もうしご 【申し子】
もうもう (牛の小児語)
もうろく
もうしでる 【申し出る】
- mooshiʔNjiyuN (≈ mooshiʔNjiiN)
もうしあげる 【申し上げる】
- myuNnyukiyuN (≈ myuNnyukiiN)
- nuNnukiyuN (≈ nuNnukiiN)
- ʔuNnyukiyuN (≈ ʔuNnyukiiN)
- ʔuNnukiyuN (≈ ʔuNnukiiN)
もうしひらき 【申し開き】
See also
もうしこみじゅん 【申込み順】
おもう 【思う】
- ʔumuyuN (≈ ʔumuiN)
- (Honorific) ʔusoojimisheeN
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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くとぅゆしーん (くとぅゆしたん、くとぅゆしらん、くとぅゆしてぃ)
- 口実をもうける
- ちゃー いちゅなさに くとぅゆしてぃ くとぅわたん。
(いつも忙しいと口実をもうけて断った)
Example phrases
どーま すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- もうろく
- むぬ うびーぬ わるく なてぃ、なまー どーま そーっさー。
(物覚えが悪くなって、今はもうろくしているよ)
Example phrases
もーきーん (もーきたん、もーきらん、もーきてぃ)
- もうける
- じん もーきてぃ やー ちゅくたん。
(お金をもうけて家を造った) - もーきーしやか あがねーり。
(もうけるのよりも節約しなさい) - もーきはんしぇー かみはんすん。
(もうけそこなうと食べそこなう) - っやーが ちゅくてーる むん かまーに、ぬち もーきーんねー すさ。
(あなたが作ったものを食べて、命を救われたような気がするよ) - っくゎ もーきーん。
(子を授かる) - あれー なーだ しくちぇー かちみてーをぅらんくとぅ、うぬ とぅし なてぃん もーきてー かみかみ そーん。
(あの人はまだ定職に就いていないので、この歳になってもその日暮らしをしている)
Example phrases
ろーま
- もうろく
- っちょー むる ゐぬ みちどぅ あっちゅくとぅ、ろーま そーる うとぅすい わらたい、ぬらたい する むのー あらん。
(人はみんな同じ道を歩むので、もうろくしているお年寄りを笑ったり、叱ったりするものではない)
Example phrases
いーなぬふぇーなー/いーなー
- そんなに早く/もう
- いーなぬふぇーなーや くーんけー。
(そんなに早くは来ないで) - ふぇーぶに やくとぅ、いーなぬふぇーなー/たでーま ちちぇーさ やー。
(快速船なので、そんなに早く/もう着いたんだね) - っうぇーかぬちゃーんかえー いーなー っんぢ ちー?
(親戚の家にはもう行って来たの) - くゎいしゃー しんぐゎちにどぅ いっちゃる むんぬ、いーなー やみたんでぃー?
(会社は4月に入社したばかりなのに、もう辞めたんだって)
Example phrases
きっさ
- さっき、もう
- うんじゅなーたーや きっさ めんそーちぇーさ やー。わんやか さち なとーみそーてーさ やー。
(あなた方はもういらっしゃっていたんですか。私より先にみえていらっしゃたんですね)
Example phrases
たでーま
- すぐに、とっさに、急ぎの、もう
- たでーま けーてぃちゅーさ。
(すぐに帰ってくるよ) - たでーま ちょーさ。
(もう来ているよ) - たでーま っんぢちー?
(もう行ってきたの) - くゎっちーぬ たでーま ねーらん なとーん。
(ご馳走がすぐになくなった) - っんぢたる ふにぬ たでーま みーらん なとーん。
(出航した船がすぐに見えなくなった) - ぬーが やー、なまさちどぅ はじみーたる むんぬ、たでーま うわたん なー?
(どうしたの、今さっき始めたのに、もう終わったの) - をぅたとーるばすねー/あんまさるばすねー むぬ かまーに にんとーけー。たでーま まし ないさ。
(疲れているときには/気分のすぐれないときにはなにかを食べて寝ていなさい。すぐに良くなるよ) - たでーまぬ じんぶん
(とっさの知恵) - 、たでーまぬ しくち
(急ぎの仕事)
Example phrases
*(参照)ちゅーちゃん
なー
- もう(限定詞)
⇒ なー なてぃー?/うわとーみ?(もうできたか) なー なとーみ? なー やさ。(もうできているか。もうすぐだよ) なまんぢぇー なー んかしぬ くとぅ やしが。(今ではもう昔のことだが) なー うっさっし なとーん どー。(もうすこしでできるよ) 「いち まんぐれーぬ はなし やが?」「うれー なー にじゅーにんびけー ないん どー」(「いつぐらいの話なのか?」「それはもう20年ばかり前になるよ」) なー ちゅけーん(もう一度) なー ちゃーん ならん。(もうどうにもならない) なー っんぢ くー?(もう行ってくるね)
やがてぃ
- やがて、もう少しで
- みち わたとーる ばすに くるまぬ うしんちちゃーに やがてぃ
(=なー いふぃぐゎー しーねー) - しぬたん。
(道を横断しているときに車が突っ込んで来てあやうく死ぬところだった)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese
アーメー [⸢ʔaː meː] (感)
- ああ、もう。もう大変だ。始末に負えない。
- ⸢アー メー⸣ ナ⸢ラ⸣ヌ ク⸢ヌ⸣ イトー ア⸢ザー⸣リ ⸣クザーリ シ⸢ティ ユー⸣ゾー ⸢ナー⸣ヌ
[⸢ʔaː meː⸣ na⸢ra⸣nu ku⸢nu⸣ ʔitoː ʔa⸢ʣaː⸣ri ⸣kuʣaːri ʃi̥⸢ti juː⸣ʣoː ⸢naː⸣nu]
(ああ、もう、だめだ{EOS}どうにもならない{EOS}この糸は散々に縺れて養生<手当て>出来ない{EOS}手がつけられない)
Example phrases
アディンガー [ʔa⸢diŋ⸣gaː] (名)
- (植)和名、オキナワウラジロガシ(ヤエヤマガシ)。⸣カシンキー[⸣kaʃiŋkiː](椎の木)ともう。椎の木は西表島に産し、高木で20mに達する。材質は硬く、建築用材、船の櫓や櫂などを作るのに用いる。長さ3cm、径2.5cmの卵状球形の堅果は食用、豚の飼料に適する(『図鑑琉球列島有用樹木誌』)。
- フ⸢ノーラピトゥ⸣ヌ パリ⸢クー⸣バ ア⸢ディンガー⸣ヌ グ⸢ル⸣シ ミ⸢キ⸣ ヌ⸢マ⸣シ
[ɸu⸢noːra pitu⸣nu pari⸢kuː⸣ba ʔa⸢diŋgaː⸣nu gu⸢ru⸣ʃi mi⸢ki⸣ nu⸢ma⸣ʃi]
(船浦人が走ってきたら、樫の実の殻で神酒を飲ませ「鳩間中岡<鳩間節>」第13連) - ア⸢ディンガー⸣ヌ ナ⸢ル⸣ヌ ⸣アル ⸢アイ⸣ヤー カ⸢マイ⸣ヤー ⸢パン⸣タルン
[ʔa⸢diŋgaː⸣nu na⸢ru⸣nu ⸣ʔaru ⸢ʔai⸣jaː ka⸢mai⸣jaː ⸢pan⸣taruŋ]
(椎の実がある間は、猪は肥える)
Example phrases
ウタガイルン [ʔu⸢tagairuŋ] (他動)
- 疑う。不審におもう。
- プ⸢スバ⸣ ウ⸢タガイルンティ アー⸣キ ⸢カイ⸣テー ウ⸢タガイラリ<ウ⸢タガーリ> ナー⸣ヌ
[pu̥⸢suba⸣ ʔu⸢tagairunti ʔaː⸣ki ⸢kai⸣teː ʔu⸢tagairari <ʔu⸢tagaːri> naː⸣nu]
(他人を疑おうとして、却って<逆に>疑われてしまった) - カ⸢リバ⸣ ウ⸢タガイル⸣ クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
[ka⸢riba⸣ ʔu⸢tagairu⸣ ku̥toː na⸢ra⸣nu]
(彼を<あの人を>疑うことは出来ない<罷りならぬ>)
Example phrases
トー [⸢to⸣ː] (副)
- {PoS_1}もう。さあ。もはや。それまで。
トー [⸢toː] (副)
- {PoS_2}もう。もはや。
- ⸢トー⸣ ウビシ ⸣ミサン
[⸢toː⸣ ʔubisi ⸣misaŋ]
(もう、これでよい)
Example phrases
マー [⸢maː] (副)
- 更に。そのうえ。もう。今一つ。
- ⸢マー ピー⸣チ ⸣トゥリバ
[⸢maː piː⸣ʧi ⸣turiba]
(もう一つ取れよ) - ⸢マー ミー⸣ティ ⸢スー⸣カー ⸣アブジェー ⸢トーカキ⸣ヌ ヨイ⸢ダー
[⸢maː miː⸣ti ⸢suː⸣kaː ⸣ʔabuʤeː ⸢toːkaki⸣nu joi⸢daː]
(もう三年経ったらお祖父さんの米寿<斗掻>のお祝いだよ)
Example phrases
ムミパク [mu⸢mipaku] (名)
- 籾箱。 uby{籾}{モミ}を入れて保管する箱。若年層は、モ⸢ミバク[mo⸢mibaku](籾箱)ともう。幅約3尺、長さ約6尺、高さ約5尺の木箱。取り外し式の板で作られ、籾の減少につれて上段の板を取り外すようになっていた。普通は裏座に設置された。この籾箱から必要に応じて籾を取り出し、 uby{籾摺}{モミ|ス}りをして玄米にし、更に uby{搗}{ツ}き臼で精米して食した。
- ム⸢メー⸣ ティダナ ⸣プシティ ム⸢ミパク⸣ナ イ⸢リリ⸣バ
[mu⸢meː⸣ tidana ⸣pu̥ʃiti mu⸢mipaku⸣na ʔi⸢riri⸣ba]
(籾は太陽に干して籾箱に入れなさいよ)
Example phrases
メー [⸣meː] (間助)
- もう。ねえ。なあ。勧誘や催促などの感情を表し、文頭や文中、文末に付く。
- ⸣メー パ⸢ライ
[⸣meː pa⸢rai]
(もう、行こうね{EOS}行くよ) - ⸣バー パ⸢ライ⸣ メー
[⸣baː pa⸢rai⸣ meː]
(私は行こうねえ{EOS}行くよ) - ⸢パー⸣ク ッ⸢ふァイ⸣バ ⸣メー
[⸢paː⸣ku f⸢fai⸣ba ⸣meː]
(早く食べなさいよ、もう) - ク⸢レー⸣ メー ⸢ワー シー⸣バ
[ku⸢reː⸣ meː ⸢waː ʃiː⸣ba]
(これは、もう、君がやりなさいよ)
Example phrases
メー [⸣meː] (感)
- {Mn_1}もう。すでに。事態が完了したことを表す。
アラスクリ [ʔa⸢rasu̥kuri] (名)
- {Mn_2}粗雑な作り方。粗末な作り方。ク⸢ヌ バー⸣ケー ア⸢ラスクリ サリティ ダーッ⸣サー ⸢ナー⸣ヌ。マー⸢ンベーマ⸣ ク⸢メーキ⸣ ス⸢ク⸣レー ⸣ミサムヌ[ku⸢nu baː⸣keː ʔa⸢rasukuri sariti daːs⸣saː ⸢naː⸣nu。maː⸢mbeːma⸣ ku⸢meːki⸣ su̥⸢ku⸣reː ⸣misamunu](この竹笊は粗雑な作り方で良くない<本来の笊らしくない>{EOS}もう少し細やかに、入念に作ればよいものを)
イユイユ [ʔi⸢juʔiju] (副)
- いよいよ。とうとう。差し迫った状態を表す。「ますます」の意味には使われない。標準語からの借用語。普通は⸢トー⸣ メー[⸢toː⸣ meː](さあ、もう)のように言う。
- イ⸢ユイユ⸣ メー ク⸢ヌ⸣ シキシー ⸢ガッ⸣コーン ウ⸢ワーリスバン⸣ナー
[ʔi⸢juːʔiju⸣ meː ku⸢nu⸣ ʃi̥kiʃi ⸢gak⸣koːŋ ʔu⸢waːrisuban⸣naː]
(いよいよ今月で学校も卒業だねえ<学校も終わるねえ>)
Example phrases
ウブトゥムル [ʔu⸢butumuru] (名)
- ⸢友利御嶽」。歌謡語。日常は、⸢ウイヌ⸣ウガン[⸢ʔuinu⸣ʔugaŋ](上の御願<御嶽>)、ム⸢トゥ⸣ウガン[mu⸢tu⸣ʔugaŋ](本御願<御嶽>)という。ウ⸢ブトゥム⸣ル[ʔu⸢butumu⸣ru](大友利<御嶽>)が転訛したもの。国語のイ段音に対応する石垣方言は中舌母音[i̥]であるが、鳩間方言の母音は、その中舌母音[i̥]が音韻変化(弱化)して[u]となる。/ヘイヤー ウブトゥムル ホー マブルシュー(ヘイヤー<囃子>大友利御嶽の、ホー<囃子>守護神様)/ヘイヤー ウブシクヌ ホー ウヤンガミ(ヘイヤー 大底のホー 親神様)/ヘイヤー ウユミサ ホー アラバン ヘイヤー ナユミサ ホー アラバン(ヘイヤー畏れ多くあっても、ヘイヤー勿体無いことであっても)/ヘイヤー ウスバユティ ホー ウガマ ヘイヤー チカクユティ ホー ウガマ/(ヘイヤーお側に寄って拝もう、ヘイヤーお近くに侍って拝みましょう)「豊年祭の歌」
ウラ [⸣ʔura] (代)
- あなた(貴方)。君。歌謡語としてのみ用いられる。日常会話では用いない。/ウラトゥ バントゥヌ カヨーダ イバミテェーマ ナマニナリ フサバ ムイカバシ/(貴方と私とが人目を忍んで通った狭い小道は、通わない今ではもう草が生い茂っている)『八重山民謡誌』。16世紀初のハングル資料である「語音翻訳」には「'u-ra 汝」(『海東諸国紀』申叔舟、1501年)、15世紀の漢語資料では「烏喇哇 汝」(『琉球館訳語』15世紀半ば)、18世紀の漢語資料に「汝 牙」(『中山伝信録』徐保光1721年)とある。15世紀末の首里方言では、<貴方>を表す語はウラ系の語であった。八重山方言のウラ[ʔura](君)と宮古方言のッヴァ[vva](君)は15世紀の'ura(汝)に繋がる
カタパンツァーリ [kḁ⸢tapanʦaː⸣ri] (名)
- 一揃い<一対、一足>の物の片方が別の物と混じること。ふぞろい(不揃い)になること。ちぐはぐになること。「片足あざり(狂リ)」の義か。「Catachigu.カタチグ(片ちぐ)対で数える物の片方あって、たとえば、履物や瓶子などの片方がもう一方と違っている場合に言う.」『邦訳日葡辞書』。
- ⸣パシェー カ⸢タパンツァー⸣リ ⸢シーブ
[⸣pḁʃeː kḁ⸢tapanʦaː⸣ri ⸢ʃiːbuː]
(箸は不揃いである<片ちぐである>) - ア⸢シ⸣ツァン カ⸢タパンツァー⸣リ ⸢シーナー⸣ヌ
[ʔa⸢ʃi⸣ʦaŋ kḁ⸢tapanʦaː⸣ri ⸢ʃiːnaː⸣nu]
(下駄<足駄>も不揃いになってしまった)
Example phrases
サープスサバン [⸣saː pu̥⸢su⸣sabaŋ] (連)
- 茶一杯。「茶一茶碗」の義。お茶一杯だけ飲むのは不吉とされ、必ずもう一杯飲んでから行くように勧めたものである。
- ⸣サー プ⸢ス⸣サバン カー⸢ニ⸣テー ⸣ヌム ⸣ムノー ア⸢ラ⸣ヌティ ム⸢カ⸣シプソー ナ⸢ラー⸣ソーッタ
[⸣saː pu̥⸢su⸣sabaŋ kaː⸢ni⸣teː ⸣numu ⸣munoː ʔa⸢ra⸣nuti mu⸢ka⸣ʃipu̥soː na⸢raː⸣soːtta]
(お茶を一杯だけとは飲むものではないと先祖<昔の人>は教えられた)
Example phrases
シナカキヤマ [ʃi⸢nakaki⸣jama] (名)
- 綱を三本縒り合わせて一本の太い綱に仕上げる器具。「綱掛けやま」の義。「ヤマ」は、「機械」、「仕掛け」の意味。一枚の厚い板に三個の穴を開け、回転式のハンドルを付けて地面に立てた二本の棒に固定する。他方の板には一個の穴を開け、同じ回転式のハンドルを付けておく。三本の縄の片端を三本のハンドルに結び、もう一方のハンドルには三本の縄を結んで、三本のハンドルを右方に回して縄を縒る。適当に縒ったところで三つ又を当てて、片方の一本のハンドルを三本のハンドルと逆方向に回すと太い縄が縒りあがる。鳩間島ではこのようにして⸢フー⸣カラジナ[⸢ɸuː⸣karaʤina]のロープを製造していた。
- ⸢キュー⸣ヤ ⸣シナ カ⸢キ⸣ラティ ⸣ウムイ ⸢ベー⸣ティ ⸢ワー テー⸣ナイ ⸢シー ッふィーリ⸣ヨー
[⸢kjuː⸣ja ⸣ʃina kḁ⸢ki⸣rati ⸣ʔumui ⸢beː⸣ti ⸢waː teː⸣nai ⸢ʃiː ffiːri⸣joː]
(今日は綱を掛け合せようと思うので、君は手伝いしてくれよな)
Example phrases
ッサレー [⸣ssareː] (名)
- {Mn_2}もうしもうし(申し申し)。知らせごと。「申し上げます」の義。ふれごと<お触れ>。パ⸢マウリソー⸣ジ[pa⸢maʔurisoː⸣ʣi](浜下り精進)の前々日の夜、村のヤ⸢ク⸣サ[ja⸢ku⸣sa]が西村と東村に手分けして、各家を回り、声色を使って⸣ッサレー[⸣ssareː](知られごと{EOS}お触れ)をする。人々はそれを神の声と信じているが、声色の可笑しさに口を押さえて堪え、ッサレーの立ち去った後に爆笑した。
- ッ⸢サレー⸣ ッ⸢サレー アシ⸣トー パ⸢マウリソー⸣ジ ヤ⸢ローッ⸣タ シ⸢キン⸣ヌ カ⸢マチヌ⸣ ア⸢ガムノーマ⸣ヌ カ⸢キン⸣グ ウ⸢クタローラン⸣ヨーニ ⸢ミーマー⸣ルン ⸢ソーリ⸣ カ⸢マチヌ バン⸣ヌ ミ⸢ジェー⸣マン ス⸢コーロー⸣リ⸢ヨー⸣ ッサレー
[s⸢sareː⸣ s⸢sareː ʔasi̥⸣toː pa⸢maʔurisoː⸣ʣi ja⸢roːt⸣ta ʃi̥⸢kin⸣nu ka⸢maʧinu⸣ ʔa⸢gamunoːma⸣nu kḁ⸢kiŋ⸣gu ʔu⸢kutaroːraŋ⸣joːni ⸢miːmaː⸣run ⸢soː⸣ri ka⸢maʧinu ban⸣nu mi⸢ʤeː⸣man su̥⸢koːroː⸣ri⸢joː⸣ ssareː]
(申し上げます{EOS}明後日は浜下り精進ですので竈の火<赤いもの>の格護を怠りなく、見回りもなされ、竈の番の水もご準備くださいませ{EOS}ッサレー)
Example phrases
トートー [⸢to⸣ː⸢to⸣ː] (感)
- よしよし。もうよい、もうよい。
- ⸢ト⸣ー⸢ト⸣ーティ ア⸢ザバン⸣ タ⸢ダーイ⸣ イ⸢リス ムヌ⸣ ウ⸢ビ⸣ナー ヌ⸢マラ⸣ヌ
[⸢to⸣ː⸢to⸣ːti ʔa⸢ʣaban⸣ ta⸢daːi⸣ ʔi⸢risu munu⸣ ʔu⸢bi⸣naː nu⸢mara⸣nu]
(もうよい、もうよいと言ってもどんどん入れるんだもの、あんなには飲めない<飲まれない>)
Example phrases
トゥニムトゥヌウタ [tu⸢nimutunu⸣ ʔuta] (連)
- 豊年祭の歌。神歌の一種。旗頭をトゥニムトゥに納める際に歌われる。/⸣ヘイヤー ク⸢ヌ トゥンチ⸣ヌ ホー マ⸢ブ⸣ルシュ ⸣ヘイヤー トゥ⸢ニムトゥヌ⸣ ホー ⸣ウヤガミ ⸣ヘイヤー ウ⸢ユミ⸣サ ⸣ホー ア⸢ラ⸣バン ⸣ヘイヤー ナ⸢ユミ⸣サ ⸣ホー ア⸢ラ⸣バン ⸣ヘイヤー ウ⸢ス⸣バユティ ⸣ホー ウ⸢ガ⸣マディ ⸣ヘイヤー チ⸢カ⸣クユティ ⸣ホー ウ⸢ガ⸣マディ/(へいやー<囃子>、この殿内の ほー<囃子>、守り神、へいやー 村の宗家の、ほう 親神、へいやー 畏れ多くはあっても、へいやー 有難くもったいないことではあっても、へいやー お傍に寄って拝もうよ、へいやー お近くによって拝みましようよ)『鳩間島古典民謡古謡集』
プールウタ [⸢puːru⸣ʔuta] (名)
- {Exp_3}⸣サンシキヌ ⸣ウタ[⸣saŋsikinu ⸣ʔuta](桟敷の歌){Sg_1}/ヘイヤー サンシキヌ ホー マブルシュー ヘイヤー ユライズーヌ ホー ウヤガミ/(ヘイヤー 桟敷の ホー 守護神様 ヘイヤー 集い所<寄り合い所>の ホー おやがみ<祖神>)、{Sg_2}/ヘイヤー ウユミサ ヨー ホー アラバン ヘイヤー ナユミサ ヨー ホー アラバン/(ヘイヤー 畏れ多く ヨーホー あられても ヘイヤー かしこく<畏し(恐れ多く)> おわし<御座し>ても)、{Sg_3}/ヘイヤー ウスバユティ ホー ウガマディ ヘイヤー チカクユティ ホー ウガマディ/(へいやーお側に寄って ホー 拝もうよ ヘイヤー 近くに寄って ホー 拝もうよ)
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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もう【蒙】
(Noun)
- Ignorance
- Covering; Concealing
- Mongolia
もう【猛】
(Adjectival noun)
- Greatly energetic
- Ferocious
(Prefix)
- Extreme; Severe
もう【毛】
(Noun)
もう【網】
(Suffix)
- Network
もう
(Common Adverb)
- Now; Soon; Shortly; Before long; Presently
- Already; Yet; By now; (Not) anymore
- Further; More; Again; Another; The other
(Common Interjection)
- Interjection used to strengthen expression of an emotion (often exasperation)
きょうぎしょ【協議書】
(Noun)
- Memorandum of agreement; Agreement; Memorandum of understanding; MOU; Letter of intent; Heads of agreement