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Define みな mina Meaning ミナ

Displaying results for みな (mina・みな・ミナ) – ryukyu

Results from Jlect.com, including regional variants.

Ryukyu (Tokunoshima)

みな

(Noun) Snail

Ryukyu (Yonaguni)

みな

(Noun) Garden

Ryukyu (Okinawa)

みな

(Noun) Tadpole

Ryukyu (Okinawa)

みないび

(Noun) Princess

Ryukyu (Miyako)

みな【豆菜】

(Noun) Bean sprouts

Ryukyu (Kunigami: Nakijin)

みなー【蜷・蝸螺】

(Noun) Snail, pond snail

Ryukyu (Okinawa)

ふぇー【南・南風】

(Noun) South, southern, southward

Ryukyu (Yonaguni)

はい【南・南風】

(Noun) South, southern, southward

Ryukyu (Okinawa)

んな【皆】

(Noun) Everyone, everybody

Ryukyu (Okinawa)

まふぇー【真南・真南風】

(Noun) Towards the south, to the south (of), due south

Ryukyu (Kunigami: Nago)

まんな【皆】

(Noun) Everyone, everybody

Ryukyu (Amami: Kikai)

ひんにゃ【皆】

(Noun) Everyone, everybody

Ryukyu (Okinawa)

かんない【雷】

(Noun) Thunder

Ryukyu (Okinawa)

ふぇーかじ【南風】

(Noun) South wind, southerly wind, southern wind

Ryukyu (Yoron)

うれーたー【己達】

(Noun) Everyone, everybody

Ryukyu (Yaeyama)

ばがけーら

(Noun) Fellow, compatriot, associate

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0).

アミナー aminaa (?aminaa) ⓪ 名

  1. おたまじゃくし。蛙の子。

ミナダ minada (minada) ⓪ 名

  1. miinadaと同じ。

ウミナイ uminai (?uminai) ⓪ 名

  1. おねえさま。妹様。貴族・士族の,兄弟から見た姉妹の敬称。主として第三者がいう。

マーミナ maamina (maamina) ⓪ 名

  1. もやし。豆のもやし。?oomaamiiで作る。

ミナンカ minanka (minaNka) ① 名

  1. 三七日。死後21日目の法事。

ミナレー minaree (minaree) ⓪ 名

  1. 見習い。業務などを実地について練習すること。

シミナー shiminaa (Siminaa) ⓪ 名

  1. 墨繩。墨糸。

ソーミナー soominaa (soominaa) ⓪ 名

  1. めじろ。ciiju ciijuと鳴く。

ウミナーク uminaaku (?uminaaku) ① 副

  1. 安心したさま。心配がなくなったさま。次の句でいう。~najuN.心配がなくなる。また,皮肉として,万事休した場合にもいう。

ウミナイビ uminaibi (?uminaibi) ⓪ 名

  1. 王の娘に対する敬称。王女様。-biは複数または敬意の接尾辞。

カーミナクー kaaminakuu (kaaminakuu) ⓪ 名

  1. べっこう。

マーミナクー maaminakuu (maaminakuu) ⓪ 名

  1. きなこ。大豆を炒って粉にしたもの。

ソーミナークー soominaakuu (soominaakuu) ⓪ 名

  1. めじろ籠の意。鳥籠。小鳥用の籠の総称。

ウミナガシュン uminagashun (?uminaga=sju]N) ⓪ 他=saN,=ci

  1. 思い流す。思いあきらめる。つとめて忘れるようにする。

シミナラヤー shiminarayaa (Siminarajaa) ⓪ 名

  1. 学問を習う人。学生。生徒。

ウフウミナーク ufu uminaaku (?uhu?uminaaku) ⓪ 副

  1. すっかり安心したさま。次の句でいう。~najuN.すっかり安心する。大きな心配事が解消した場合にいう。

ウミナイティサジ uminaitisaji (?uminaiti]sazi) ⓪ 名

  1. 'unaigamiの項参照。

ウミナイウシジ uminai ushiji (?uminai?u]Sizi) ⓪ 名

  1. 姉妹(?uminai,'unai)の霊。'unai[をなり]の霊は旅に出ている男の守護神となる。'unaigamiの項参照。?uninu takatumuni siratujaga'icoN,siratujaja ?araN,~.[御船の高ともに白鳥が居ちよん白鳥やあらぬ思をなり御すじ]お船の高いともにしらとりがとまっている。しらとりではない。あれはわたしを守る「をなり」の霊だ。

カーミナクーウファカ kaaminakuu ufaka (kaaminakuu?uhwa]ka) ⓪ 名

  1. 亀甲式の墓。墓の様式の一つで,屋根が亀の甲の形にできているもの。

カーミナクージーファー kaaminakuujiifaa (kaaminakuuziihwaa) ⓪ 名

  1. べっこうのかんざし。平民の老女が儀式の時に差した。

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0) [Japanese→Okinawan]

みな 【皆】

See also

Phrases

  • ~の考え(~の世話) suukaNgee
  • ~のたましいsuumabui

みなす 【見なす】

みなと 【港】

みなみ 【南】

See also

みなり 【身なり】

みなさま 【皆様】

みなさん 【皆さん】

みなしご 【孤子】

See also

みならい 【見習い】

みならう 【見習う】

みなれる 【見馴れる】

みなみかぜ 【南風】

See also

Phrases

  • ~の吹く季節 feebuchaa

みなみむき 【南向き】

かみなり 【雷】

See also

すみなわ 【墨繩】

まみなみ 【真南】

にしみなみ 【西南】

はつがみなり 【初雷】

さけのみなかま 【酒飲み仲間】

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan) (© CC BY-ND 3.0 DEED), by Shinsho Miyara. [Northern Ryukyuan: Okinawan]

かーみな くー

  • べっ甲
  • Example phrases
    • んかしぇー かーみなくーさーに じーふぁー、さばちんでー ちゅくとーたん。
      (昔はべっ甲でかんざし、櫛などを作っていた)
    • うちなーをぅてー かーみなくーうふぁかぬ まんどーん。
      (沖縄では亀甲墓が多い)

そーみなー

  • メジロ
  • Example phrases
    • んかしぇー なーやーやーぬ そーみなーくーんかい そーみなー ちかなとーたしが、なまー とぅてー ならんくとぅ なとーん。
      (昔は各家々の鳥かごでメジロを飼っていたが、現在は捕獲してはいけなくなっている)
    • そーみなーぬ むぬ くゎいんねー、そーみなーぬ みじ ぬみんねー、そーみなーぬ みじ あみーんねー しぇー ならん どー。
      (メジロのようにちょっぴりしか食べない飲まない、メジロのように素早い水浴びをしてはだめだよ)

まーみ なー

  • もやし

まーみな くー

  • きな粉
  • Example phrases
    • くじむちんかい まーみなくー ほーてぃ かみーねー まーさん どー。
      (葛餅にきな粉をふって食べるとおいしいよ)

うみなーく

  • ほっと安堵するさま
  • Example phrases
    • しーかきとーたる むんぬ むる なー なてぃ うみなーく なとーん。
      (手がけていたものがみんな終わってほっとしている)

そーるそーる

  • するする、淀みなく
  • Example phrases
    • ハブぬ そーるそーる ほーいん。
      (ハブがするすると這う)
    • あんし はなしぬ そーるそーる っんぢてぃ ちゅーる むん なー。
      (あんなに話がよどみなく出てくるものなんだねえ)

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon) (© CC BY-SA 3.0 DEED), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa. [Southern Ryukyuan: Hatoma Yaeyama]

ノーン [noː⸢ŋ] (副)

  • 何も。何でも。みな。下にくる打消しの語と呼応して、「少しも~ない。全く~ない」の意を表す。
  • Example phrases
    • ⸣クナー ノー⸢ン ナー⸣ヌ
      [⸣kunaː noː⸢n naː⸣nu]
      (ここには何も無い)
    • ノー⸢ン カイ⸣ヤー ⸢ナー⸣ヌ
      [noː⸢ŋ kai⸣jaː ⸢naː⸣nu]
      (ちっとも<何も>美しくない)
    • ウ⸢リヌ⸣ ケーラー ノー⸢ン⸣ ヌ⸢カラ⸣ヌ
      [ʔu⸢rinu⸣ keːraː noː⸢n⸣ nu⸢kara⸣nu]
      (彼が来たら何も残らない)
    • ⸣バー ノー⸢ン⸣ ア⸢ザヌ
      [⸣baː noː⸢ŋ⸣ ʔa⸢ʣanu]
      (私は何も言わない)

ムールバーキ [muː⸢rubaː⸣ki] (副)

  • 総て。みな。ことごとく。「全部まで」の義。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー⸣ ムー⸢ルバー⸣キ ッ⸢ふァイ⸣ ミサン
      [ku⸢reː⸣ muː⸢rubaː⸣ki f⸢fai⸣ misaŋ]
      (これは総て食べてもいい)

アーラバカミナトゥ [⸢ʔaːrabakaminatu] (名)

  • 地名。西表島伊武田地区トゥ⸢マダ[tu⸢mada]のアーラバカ(東区画)の小港。アーラバカ一帯の水田の⸢ター⸣ヌ シ⸢ビ[⸢taː⸣nu ʃi⸢bi](田の排水口<田尻>)が小さな港状になった舟の出入り口を形成していて、⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](サバニ,板舟)をそこから出入りさせて荷物の積み下ろしをしていた。
  • Example phrases
    • ニ⸢シムレーヌ⸣ イダフネー ⸢アーラバカミナトゥナー⸣ル フ⸢バリ⸣ ス⸢コー⸣レータ
      [ni⸢ʃimureːnu⸣ ʔidaɸuneː ⸢ʔaːrabakaminatunaː⸣ru ɸu⸢bari⸣ su̥⸢koː⸣reːta]
      (米盛家のサバニ<板舟>はアーラバカ港にもやって<舫って>おかれた)

イミナカラ [ʔi⸢mina⸣kara] (名)

  • 半分以下。三分の一程度。少量。
  • Example phrases
    • イ⸢ミナカラー⸣ ヌ⸢カ⸣シ ⸣シキバ
      [ʔi⸢minakaraː⸣ nu⸢ka⸣ʃi ⸣ʃi̥kiba]
      (多少は残しておきなさいよ)
    • イ⸢ミ
      [ʔi⸢mi]
      は、イ⸢メーマ[ʔi⸢meːma](少し)


    • 語幹部)

ウミナーク [ʔumi⸢naːku] (副)

  • ほっとするさま。一安心するさま。精神的に安らぐさま。「思い無く」転訛か。
  • Example phrases
    • ッ⸢ふァンケー⸣ヌ ⸢ヨイ⸣ユン ウ⸢チナ⸣ソーリ ⸣メー ウミ⸢ナーク ソー⸣レーチバン
      [f⸢faŋkeː⸣nu ⸢joi⸣juŋ ʔu⸢ʧina⸣soːri ⸣meː ʔumi⸢naːku soː⸣reːʧibaŋ]
      (子供達のお祝いも無事に済まされてほっとされましたねえ)
    • ウ⸢ヤ⸣ヌ ウ⸢サンギソッコーン⸣ ウ⸢チナ⸣ソーリ ウミ⸢ナーク ソー⸣レーンミー
      [ʔu⸢ja⸣nu ʔu⸢saŋgisokkoːŋ⸣ ʔu⸢ʧina⸣soːri ʔumi⸢naːku soː⸣reːmmiː]
      (親の三十三年忌焼香<法事>もうち済まされて安心なされたことでしょうね)

ウミナークスン [ʔumi⸢naːku suŋ] (連)

  • ほっとする。ことが成就してほっとする。安心する。「思いなくする」の転訛か。
  • Example phrases
    • カ⸢ジヌ⸣ フクティ ウ⸢ヌス⸣ク ⸢ソーバ シー ベータ⸣ヌ ⸢マイカリン⸣ ウ⸢チナ⸣シ ウミ⸢ナーク シェー⸣チバン
      [ka⸢ʤinu⸣ ɸu̥kuti ʔu⸢nusu̥⸣ku ⸢soː ʃiː beːta⸣nu ⸢maikariŋ⸣ ʔu⸢ʧina⸣ʃi ʔumi⸢naːku ʃeː⸣ʧibaŋ]
      (台風が吹くといって、あれほど心配していた稲刈りも無事に済ませてほっとしたわい)

クーラミナトゥ [⸢kuːraminatu] (名)

  • クーラ川の川口。⸢久浦港」の義。伊武田の西側と久浦田原の境を流れる川の河口。古見岳の西側、タ⸢カ⸣スクヤマ[tḁ⸢ka⸣su̥kujama](タカスク山)とティ⸢ドゥ⸣クヤマ[ti⸢du⸣kujama](ティドゥク山)から流れる雨水を集めて流れる⸢クーラガーラ[⸢kuːragaːra](久浦川)の河口は海砂が堆積して干潮時には船の通行ができない。満潮時に伝馬船やサバニを河口から乗り入れて荷物の積み下ろしをした

サザミナ [⸣saʣamina] (名)

  • (動)貝の名。リュウテン科。和名チョウセンサザエ。さざえ(栄螺)。貝殻は拳の大きさで、殻口は丸い。直径約3センチ大の、石灰質で硬く渦巻き状に形成された円形の蓋(ウブシ⸢ケー⸣マ{SqBr}ʔubuʃi̥⸢keː⸣ma{/SqBr}<満月形のおはじき玉>)を有する。子供は、このウブシ⸢ケー⸣マ[ʔubuʃi̥⸢keː⸣ma]でおはじきをして遊ぶ。肉は煮たり茹でたりして食すると美味である。殻は終戦後までは貝ボタンの材料として輸出されていたが、プラスチック製品が出回るようになって昭和30年中期ごろには売れなくなった。
  • Example phrases
    • イ⸢ソー シン⸣ パルカー ⸢ピーヌ⸣クシナー ⸣サザミナー ⸣ユー プ⸢サーリタン
      [ʔi⸢soː ʃim⸣ parukaː ⸢piːnu⸣ku̥ʃinaː ⸣saʣaminaː ⸣juː pu̥⸢saːritaŋ]
      (漁り<潮干狩り>をしに行くと干瀬の上では、さざえ貝はよく拾われた)
    • ⸣サザミナ プ⸢サイ⸣ クー⸢ディー
      [⸣saʣamina pu̥⸢sai⸣ kuː⸢diː]
      (さざえ貝を拾ってこようよ)

シミナー [ʃi⸢mi⸣naː] (名)

  • 墨糸。墨縄。⸢シン⸣ナー[⸢ʃin⸣naː](墨縄)ともいう。大工用工具の⸢シン⸣スブ[⸢ʃin⸣subu](墨壷)の車に巻きつけてある縄。木材に直線を引くために、墨壷の縄を墨を付けて引き出し、縄を弾いて直線を引く。「縄墨、須美奈波<すみなは>」『和名抄』。「~飛騨人の打つ墨縄之<スミナハノ>~。万、2648」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸢サイ⸣コー シ⸢ミ⸣ナー ⸢パン⸣キテーラル ⸣イツァン ⸣キーン バ⸢コー⸣ル
      [⸢sai⸣koː ʃi⸢mi⸣naː ⸢paŋ⸣kiteːraru ⸣ʔiʦaŋ ⸣kiːm ba⸢koː⸣ru]
      (大工は墨縄を打って<弾いて>から板も木材も切り分けられ<製材され>る)

シミナー [ʃi⸢mi⸣naː] (名)

  • 締め縄。茅葺屋根の屋根を葺くのに用いる縄。茅葺屋根の甍を引き締める⸢フー⸣カラジナ[⸢ɸuː⸣karaʤina](棕櫚縄)。
  • Example phrases
    • ⸢ヤー⸣ イツピピルバ シ⸢ミ⸣ナー ⸢シー ヤー⸣バ ス⸢ク⸣リ ⸣アンティ ⸣スー
      [⸢jaː⸣ ʔiʦupipiruba ʃi⸢mi⸣anː ⸢ʃiː jaː⸣ba su̥⸢ku⸣ri ⸣ʔanti ⸣suː]
      (ああ、絹の糸<蚕蛾の絹糸の綱>を屋根の締め縄にして家を造ってあるという)


    • アーパーレー」(アーパーレー歌)

ターミナ [⸢taː⸣mina] (名)

  • たにし(田螺)。⸢田」・⸢蜷」(「河貝子、美奈<みな>、俗用蜷字非也」『和名抄』)の義。
  • Example phrases
    • イ⸢クサユー⸣ヌ ピン⸢バー⸣ケー ⸢ター⸣ナー ⸢リュー⸣アンドレーヌ ヒ⸢リョー⸣ヤ イ⸢リラン⸣ ブ⸢レー⸣ンダ ⸢ター⸣ミナン ⸣トゥリ ッ⸢ふータン⸠ダー
      [ʔi⸢kusajuː⸣nu pim⸢baː⸣keː ⸢taː⸣naː ⸢rjuː⸣an ⸣doːreːnu çi⸢rjoː⸣ja ʔi⸢riram⸣ bu⸢reː⸣nda ⸢taː⸣minan ⸣turi f⸢fuːtan⸠daː]
      (太平洋戦争の頃までは田圃に硫安などの肥料は入れなかったので、田螺を採って食べたよ)

ナールミナ [⸣naːrumina] (名)

  • (動)貝の名。ムカデガイ科、和名フタモチヘビガイ。⸣ナーラミナ[⸣naːramina]ともいう。殻は直径約1、5センチの丸いパイプ状で、長さ約5センチ。珊瑚礁の表面や岩礁の表面に蛇状に付着している。キチン質の蓋を有する。採取する時は平釘の先端を研いだ uby{釘箆}{クギ|ベラ}を管の入り口に差し込んで身を取り出す。身はカ⸢ラ⸣ス[ka⸢ra⸣su](塩漬け)にして酢で和えるとサクサクとした食感がある。甘味もあって美味であり、琉球料理店などで高値で売れた。鳩間島の珍味料理の一つである。鳩間島で2、3ヶ月の間イカ釣り漁をした糸満漁師は島人が製造したナールミナのカ⸢ラ⸣ス[ka⸢ra⸣su](塩辛)を買い付けて沖縄へ持参し、那覇市の料亭などに売りさばいたという。
  • Example phrases
    • ⸣ナールミナー ⸢コーシ⸣ キー カ⸢ラ⸣ス ⸣シキティ ⸢カーソーッ⸣タ
      [⸣naːruminaː ⸢koːʃi⸣ kiː ka⸢ra⸣su ⸣ʃi̥kiti ⸢kaːsoːt⸣ta]
      (ナールミナは釘箆で掘り起こして採取してきて塩漬けにして売られた)

ナミナミートゥ [na⸢minamiːtu] (副)

  • 満々と。溢れるほどに満ちたさま。
  • Example phrases
    • サ⸢カシキ⸣ナー ナ⸢ミナミートゥ⸣ サ⸢ケー⸣ シ⸢ギ オーシ⸣バ
      [sḁ⸢kaʃi̥ki⸣naː na⸢minamiːtu⸣ sḁ⸢keː⸣ ʃi⸢gi ʔoːʃi⸣ba]
      (さかずき<杯>に溢れるほどに酒を注いで差し上げなさい)

ビキミナ [bi⸢kimina] (名)

  • (動)高瀬貝(サラサバテイラ<更紗馬蹄螺>)。直径約6センチ、高さ約8センチの円錐形の雄貝。⸢ミー⸣ミナ[⸢miː⸣mina](広瀬貝{EOS}雌貝)と対で干瀬のサンゴ礁の間に棲息している。貝ボタンの原料として終戦後まで輸出されていたが、プラスチック製品の出現により、輸出されなくなった。
  • Example phrases
    • ⸢スー⸣ヌ ⸣ピスカー ⸣ピーナ イ⸢ソーシン ギーティ⸣ ビ⸢キミナン ミー⸣ミナン プ⸢サイ キー⸣シタ
      [⸢suː⸣nu ⸣pi̥sukaː ⸣piːna ʔi⸢soː ʃiŋ giːti⸣ bi⸢kiminam miː⸣minam pu̥⸢sai kiː⸣ʃi̥ta]
      (潮が引くと干瀬へ潮干狩りに行って、高瀬貝も広瀬貝も拾ってきた)

マミナー [ma⸢mi⸣naː] (名)

  • {Mn_1}(植)モヤシ(萌やし)。

マミナー [ma⸢mi⸣naː] (名)

  • {Mn_2}痩せた人。
  • Example phrases
    • ⸢ヨーガリティ⸣ マ⸢ミ⸣ナー ナリ⸢ベー
      [⸢joːgariti⸣ ma⸢mi⸣naː nari⸢beː]
      (痩せて萌やしになっている)

マミナーチャンプルー [ma⸢minaːʧam⸣puruː] (名)

  • 萌やしの炒め物(チャンプルー)。老年層は、イ⸢ラキ⸣ムヌ[ʔi⸢raki⸣munu](炒りもの)という。
  • Example phrases
    • マ⸢ミナーチャン⸣プルー ッ⸢ふァイ⸣プサワ⸢ナー
      [ma⸢minaːʧam⸣puruː f⸢fai⸣pu̥sawa⸢naː]
      (もやしの炒め物を食べたいなあ)

ミーミナ [⸢miː⸣mina] (名)

  • (動)牝貝。ニシキウズ科。和名、ギンタカハマ。広セ貝。貝類の牝貝一般にもいう。ビ⸢キミナ[bi⸢kimina](雄貝)の対義語。「 uby{女蜷}{メ|ニナ}」の義。「河貝子、美奈<みな>」『和名抄』の転訛したもの。雄貝に比して形状も小さく、多少ずんぐりしている。ビ⸢キミナ[bi⸢kimina](雄貝{EOS}高セ貝<サラサバテイラ>)に比して美しくない。殻の外唇と内唇が「雄貝」に比して低い。牝貝はノッペラボーな顔に似、「雄貝」は彫りの深い顔に似る。
  • Example phrases
    • ⸢ミー⸣ミナー ⸢ナン⸣ゾー タ⸢カー カーサラヌ
      [⸢miː⸣minaː ⸢nan⸣ʣoː tḁ⸢kaː kaːsaranu]
      (牝貝はあまり高くは売れない<買わされない>)
    • ⸢ミー⸣ミナーラン ビ⸢キミナル⸣ タ⸢カ⸣ー ⸢カーサリタ
      [⸢miː⸣minaram bi⸢kiminaru⸣ tḁ⸢ka⸣ː ⸢kaːsarita]
      (広瀬貝よりも高瀬貝の方が高く売れた)

ミナ [⸣mina] (名)

  • (動){Mn_1}巻貝の総称。ユ⸢ナーミナ[ju⸢naːmina](マルソデガイ)、⸣サザミナ[⸣saʣamina](さざえ)、ビ⸢キミナ[bi⸢kimina](タカセ貝)、⸢ミー⸣ミナ[⸢miː⸣mina](ヒロセ貝)など。

ミナ [⸣mina] (名)

  • {Mn_2}和名、サラサバテイ。サザエ(栄螺)貝など。「河貝子、美奈<みな>」『類聚名義抄』の転訛したもの。⸣サザミナ[⸣saʣamina](サザエ<栄螺>)ともいう。⸢ター⸣ミナ[⸢taː⸣mina](たにし<田螺>)は水田に棲息する巻き貝。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー ⸢スー⸣ヌ ⸣ピスカー ⸣シンタヌ ⸢ピーヌ⸣クシナ イ⸢ソー シンテーナ⸣ ミナー プ⸢サイ クータ⸣ル
      [mu⸢ka⸣ʃeː ⸢suː⸣nu ⸣pi̥sukaː ⸣ʃintanu ⸢piːnu⸣kuʃinaː ʔi⸢soː ʃinteːna⸣ mina pu̥⸢sai kuːta⸣ru]
      (昔は、潮が引くと島の後ろの干瀬で潮干狩りをしながらサザエ貝を拾って来たものだ)

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect) (© CC BY-NC 3.0 DEED), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa. [Southern Ryukyuan: Miyara Yaeyama]

マミナー [maminaː] L (名)

  • モヤシ

ミナガ [minaga] L (名)

  • 外。庭