A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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くなーすん (くなーちゃん、くなーさん、くなーち)
- 踏みつける
Example phrases
- っちゅ/ふとん くなーすな けー。
(人/ふとん踏みつけるな) - ちのー/しゅむち くなーち あっかんけー。
(着物/本を踏みつけて歩くな)
くん ちきーん (〜ちきたん、〜ちきらん、〜ちきてぃ)
- 踏みつける
Example phrases
- みちばたぬ くさー くんちきらってぃん しぐ また みーっんぢーん。
(道端の草は踏みつけられてもすぐまた生え出る)
くんぴらかすん (くんぴらかちゃん、くんぴらかさん、くんぴらかち)
- 踏みつける
Example phrases
- ちゅぬ めーから しりーしりーびかー っし、くんぴらかさりーん どー。
(人の前にくっついてばかりいると、足を踏みつけられるよ) - うぃなぐぬ たかぐつさーに んじゃんじゃーとぅ くんぴらさってぃ みーくらがん そーたん。
(女性のハイヒールで思いっきり踏みつけられて目眩がしていた) - いふーな うぃきがんかい とぅっかちみらったる とぅちねー たかぐつさーに くんぴらかすし やん。
(変な男性に捕まえられた際にはハイヒールで踏みつけることだ)
ダマンガルン [da⸢maŋgaruŋ] (自動)
- ひどく驚いて相手を睨みつける。無言で睨む。「Tamagari,ru,atta.タマガリ,ル,ッタ(魂がり,る,った)驚く.」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。
Example phrases
- ⸣ドゥク ウ⸢ダラ⸣クカー プ⸢ソー⸣ ダ⸢マンガルン⸣ダー
[⸣duku ʔu⸢dara⸣kukaː pu̥⸢soː⸣ da⸢maŋgarun⸣daː]
(ひどく驚くと人は無言で目を剥いて睨みつけるよ) - ⸣ムネー イ⸢ザムティ⸣ ダ⸢マンガリ ベー
[⸣muneː ʔi⸢ʣamuti⸣ da⸢maŋgari beː]
(ものは言わずに目を剥いて睨みつけている) - ウ⸢リヌ⸣ ダ⸢マンガル⸣ ピンマー ナ⸢クラーン⸣ダー
[ʔu⸢rinu⸣ da⸢maŋgaru⸣ pimmaː na⸢kuraːn⸣daː]
(彼が無言で睨みつける時は怖いよ)
フンクムン [⸢ɸuŋkumuŋ] (自動)
- 勢いよく足を踏み込む。勢いよく踏みつける。足を踏み込んで釘などに深く刺される。
Example phrases
- カ⸢ラパン⸣シ ⸣パレーティ ⸢アー⸣キ ⸢フンバ フンクミティ⸣ パン ヤ⸢マ⸣シ ⸣シケー
[ka⸢rapaŋ⸣ʃi ⸣pareːti ⸢ʔaː⸣ki ⸢ɸumba ɸuŋkumiti⸣ paŋ ja⸢ma⸣ʃi ⸣ʃi̥keː]
(裸足で走っていて釘を踏みつけて、足を痛めて<病まして>ある) - フ⸢ミムヌ⸣ フ⸢ム⸣カー ⸢フン⸣ナーン ⸢フンクマス
[ɸu⸢mimunu⸣ ɸu⸢mu⸣kaː ⸢ɸun⸣naːŋ ⸢ɸuŋkumanu]
(履物を履くと釘にも刺され<踏み込ま>ない) - カ⸢ラパン⸣シェー ⸢フン フンクムン⸠ダー
[ka⸢rapaŋ⸣ʃeː ⸢ɸuŋ ɸuŋkumun⸠daː]
(裸足では足を釘に刺される<踏み込む>ぞ) - ⸢フン フンクメー⸣ラ ⸢デー⸣ジ⸢ダー
[⸢ɸuŋ ɸuŋkumeː⸣ra deː⸣ʤi⸢daː]
(釘に刺されたら<釘を踏み込んだら>大変だぞ) - ⸢フン フンクム⸣ ピンマー ピ⸢ルザキ⸣シ ⸣ドゥー ⸢トゥイットー⸣シティ キ⸢ジフチン⸣ ピ⸢ルザキトゥ マー⸣スシル ッ⸢ス⸣モーッタ
[⸢ɸuŋ ɸuŋkumu⸣ pimmaː pi⸢ruʣaki⸣ʃi ⸣duː ⸢tuittoː⸣ʃi̥ti ki⸢ʤiɸu̥ʧim⸣ pi⸢ruʣakitu maː⸣suʃiru s⸢su⸣moːtta]
(釘に刺される<釘を踏み込んだ>時は大蒜酒で体を拭きおろし、傷口も大蒜酒と塩とで包んでおかれたものだ)
フンクン [⸢ɸuŋkuŋ] (他動)
- 踏む。踏みつける。
Example phrases
- ッ⸢ふァー⸣カー イ⸢シ フンクン⸣ユー ッ⸢サンバ⸣ イ⸢シ フンカン⸣スコー ガ⸢ルバ⸣ シケーティ ⸣パリバ
[f⸢faː⸣kaː ʔi⸢ʃi ɸuŋkuɲ⸣juː s⸢samba⸣ ʔi⸢ʃi ɸuŋkan⸣sukoː ga⸢ruba⸣ ʃi̥keːti ⸣pariba]
(暗かったら石を踏みつける<踏む>かも知れないから、踏みつけない<踏まない>ように明りを点けて行けよ) - イ⸢シ フンキ⸣ プサカー ⸢フンキ⸣バ
[ʔi⸢ʃi ɸuŋki⸣ pu̥sakaː ⸢ɸuŋki⸣ba]
(石を踏みつけ<踏み>たければ踏みつけなさい<踏め>よ) - ⸢フンク⸣ プソー ムー⸢ル フンケー⸣ ミサムヌ
[⸢ɸuŋku⸣ pu̥soː muː⸢ru ɸuŋkeː⸣ misamunu]
(踏みつける<踏む>時は全部踏みつけれ<踏め>ばいいのに)
フンザルン [⸢ɸunʣaruŋ] (他動)
- 踏み
uby{潰}{ツブ}す。踏みつける。⸢フンツァルン[⸢ɸunʦaruŋ](踏み潰す)ともいう。
Example phrases
- ⸣ウナー ⸣スクカー プ⸢スヌ フンザルンダ フンザラン⸣ トンナー ⸣シキバ
[⸣ʔunaː ⸣su̥kukaː pu̥⸢sunu ɸunʣarunda ɸunʣaran⸣ tonnaː ⸣ʃi̥kiba]
(そこに置くと他人が踏み潰すから、踏み潰さない所に置けよ) - ⸢フンザラナ⸣ カー⸢ニ⸣シ ⸢シェー⸣ティ ⸢アー⸣ク
[⸢ɸunʣarana⸣ kaː⸢ni⸣ʃi ⸢ʃeː⸣ti ⸢ʔaː⸣ku]
(あたかも<人を>踏みつけんばかりにして威張っている) - ⸢フンザリ⸣ ミサカー ⸢フンザル⸣ クトー ⸣ナルン
[⸢ɸunʣari⸣ misakaː ⸢ɸunʣaru⸣ ku̥toː ⸣naruŋ]
(踏み潰して良ければ踏み潰すことは出来る) - ⸢マー⸣ビン ⸢フンザレー⸣ ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ ⸢ɸunʣareː⸣ misamunu]
(もっと踏み潰せば良いのに) - ⸢フンザリ⸣バ
[⸢ɸunʣari⸣ba]
(踏み潰せよ)
フンシキルン [⸢ɸuŋʃi̥kiruŋ] (他動)
- 踏みつける。踏んづける。足で強く踏む。⸢フンスクンとも言う。
Example phrases
- ⸢ビー⸣ルカー ⸢ヨータビティ⸣ プ⸢スヌ⸣ パン ⸢フンシキルン⸣ダー
[⸢biː⸣rukaː ⸢joːtabiti⸣ pu̥⸢sunu⸣ paŋ ɸuŋʃikirun⸣daː]
(酔うとふらついて他人の足を踏みつけるぞ) - ⸣バーヤ プ⸢スヌ⸣ パン ⸢フンシキラヌ
[⸣baːja pu̥⸢sunu⸣ paŋ ⸢ɸuŋʃikiranu]
(私は他人の足を踏みつけない) - キサー⸢ティ フンシキ ナー⸣ヌ
[ki̥saː⸢ti ɸuŋʃi̥ki naː⸣nu]
(既に踏みつけてしまった) - ⸣パン ⸢フンシキル⸣ プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
[⸣paŋ ⸢ɸuŋʃi̥kiru⸣ pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
(足を踏みつける人はいない) - ⸢フンシキレー⸣ ミサムヌ
[⸢ɸuŋʃi̥kireː⸣ misamunu]
(踏みつければいいのに) - ⸢パー⸣ク ⸢フンシキリ
[⸢paː⸣ku ⸢ɸuŋʃi̥kiri]
(早く踏みつけろ<れ>)
フンスクン [⸢ɸunsu̥kuŋ] (他動)
- 踏みつける。強く踏みつける。「Fumitçuke,ru.eta.フミツケ、クル、ケタ(踏み付け、くる、けた)足で踏みつける」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。
Example phrases
- パ⸢ヤーパヤー⸣シ ア⸢ラ⸣クカー プ⸢スヌ⸣ パン ⸢フンスクン⸠ダー
[pa⸢jaːpajaː⸣ʃi ʔa⸢ra⸣kukaː pu̥⸢sunu⸣ paŋ ⸢ɸunsu̥Kun⸠daː]
(急いで<早々と、足早に>歩くと他人の足を踏みつけるぞ) - ⸣バー イッ⸢カ フンシゥカヌ
[⸣baː ʔik⸢ka ɸunsï̥kanu]
(私は決して<一向に>踏みつけない) - プ⸢スヌ⸣ パン ⸢フンシキ ベー
[pu̥⸢sunu⸣ paŋ ⸢ɸuŋʃi̥ki beː]
(他人の足を踏みつけている) - プ⸢スヌ⸣ パン ⸢フンスク⸣ プソー イ⸢ザリ⸣ゲラ
[pu̥⸢sunu⸣ paŋ ⸢ɸunsu̥ku⸣ pu̥soː ʔi⸢ʣari⸣gera]
(他人の足を踏みつける時は叱られるさ) - ⸢マー⸣ビン ⸢フンシケー⸣ ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ ⸢ɸuŋʃi̥keː⸣ misamunu]
(もっと踏みつければいいのに) - ⸢フンシキ
[⸢ɸuŋʃi̥ki]
(踏みつけろ)
フンツァースン [⸢ɸunʦaːsuŋ] (他動)
- 踏み散らす。散々に踏みつける。作物を踏み
uby{潰}{ツブ}す。「Fumichiraxi,su,aita.フミチラシ、ス、イタ(踏み散らし、す、いた)足で踏んで散らばらせる」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。
Example phrases
- ヤ⸢ラ⸣ベー パ⸢タ⸣キ ⸢フンツァースンダ フンツァーサン⸣ヨーニ ⸣アザナー ア⸢サバシ
[ja⸢ra⸣beː pḁ⸢ta⸣ki ⸢ɸunʦaːsunda ɸunʦaːsaɲ⸣ joːni ⸣ʔaʣanaː ʔa⸢sabaʃi]
(子供は畑を踏み散らすから、踏み散らさないように畦で遊ばせなさい) - キサー⸢ティ フンツァーシ ナー⸣ヌ
[kisaː⸢ti ɸunʦaːʃi naː⸣nu]
(もう既に踏み散らしてしまった) - ⸢フンツァース⸣ トンマー ⸢マー⸣ビン ⸢フンツァーシェー⸣ ミサムヌ
[⸢ɸunʦaːsu⸣ tommaː ⸢maː⸣biŋ ⸢ɸunʦaːʃeː⸣ misamunu]
(踏み散らす所はもっと踏み散らせばいいのに) - ⸢パー⸣ク ⸢フンツァーシ
[⸢paː⸣ku ⸢ɸunʦaːʃi]
(早く踏み散らせ)
フダ [⸣ɸuda] (名)
- (動)巻貝の一種か。直径1~2ミリのへび貝に似た管状の貝が珊瑚礁などにくっ付いていて、その管の口辺部が鋭い刃をなしている。それを踏みつけると足の裏に円形の切り傷が付いていたむ。それを防ぐためにも潮干狩りに行く際は
uby[g]{草鞋}{ワラジ}を履く必要があった。「~久太(くだ)、管子、同上」『和名抄』の転訛したもの。
Example phrases
- イ⸢ソー⸣ パル ⸣ピンマー ⸣フチ フ⸢マン⸣カー ⸣フダナー ⸣パン ⸢ピッカ⸣リン⸢ダー
[ʔi⸢soː⸣ paru ⸣pimmaː⸣ ɸu̥ʧi ɸu⸢maŋ⸣kaː ⸣ɸudanaː ⸣pam ⸢pikka⸣rin⸢daː]
(潮干狩りに行く時は草鞋を履かないとフダに足を刺されるよ)
ンガイシ [ʔŋ⸢ga⸣ʔiʃi] (名)
- 踏みつけると傷を負わせる石。毒石。「苦石」の義。
Example phrases
- ン⸢ガイシ⸣バ ⸢フンクタ⸣ユー ⸢パン⸣ヌ バ⸢タ⸣ヌ ⸣ヤムサー
[ʔŋ⸢gaʔiʃi⸣ba ⸢ɸuŋku⸣tajuː ⸢pan⸣nu ba⸢ta⸣nu ⸣jamusaː]
(毒石を踏んだのだろうか、足裏<足の腹>が痛むよ)
みつける・みっける【見つける・見付ける・見附ける・見附る】
(Common Ichidan verb, transitive)
- To discover; To find (e.g. an error in a book); To come across; To detect; To spot
- To locate; To find (e.g. something missing); To find fault
- To be used to seeing; To be familiar with
うみつける【生み付ける・産み付ける・生みつける・産みつける】
(Ichidan verb, transitive)
- To lay; To spawn
ふみつける【踏みつける・踏み付ける・踏付ける】
(Ichidan verb, transitive)
- To trample down; To tread on
- To ignore; To spurn
よみつける【読みつける・読み付ける・読付ける】
(Ichidan verb, transitive)
- To be accustomed to reading
— Obscure term
くみつける【組み付ける・組付ける】
(Ichidan verb)
- To impose (printing); To lay out the page order
- To assemble (e.g. components)
のみつける【飲み付ける・飲付ける】
(Ichidan verb, transitive)
- To drink regularly; To drink stubbornly
きざみつける【刻みつける・刻み付ける】
(Ichidan verb, transitive)
- To engrave; To carve out
にらみつける【睨みつける・睨み付ける・にらみ付ける】
(Ichidan verb, transitive)
- To glare at; To scowl at
すきをみつける【隙を見つける・隙を見付ける】
(Expression)
- To seize an opportunity