へいや 【平野】
Define へいや heiya Meaning ヘイヤ
Displaying results for へいや (heiya・へいや・ヘイヤ) – ryukyu
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
Search languages: Japanese → Okinawan
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese
ヘイヤー [⸣heijaː] (感)
- 田圃を耕す時の男の掛け声。⸢エイヤー[⸢jeijaː](掛け声)という人もいる。
- ⸣ユージェヌ ⸣イーヤーター ⸢バー⸣ケー ⸢ター カイ⸣ソール ⸣ピンマー ⸣ヘイヤー ⸣ヘイヤーティ カ⸢キン⸣グイ ⸢シェー⸣ティル ⸢カイ⸣ソーッタ⸢ダー
[⸣juːʤenu ⸣ʔiːjaːtaː ⸢baː⸣keː ⸢taː kai⸣soːru ⸣pimmaː ⸣heijaː ⸣heijaːti kḁ⸢kiŋ⸣gui ⸢ʃeː⸣tiru ⸢kai⸣soːtta⸢daː]
(松竹家のお父さん達までは、田圃を耕される時は、ヘイヤー、ヘイヤーと掛け声をかけて耕されたよ)
豊
年祭の古謡で、古謡の歌いだしに用いられる囃子言葉。/ヘイヤー ウブトゥムル ホー マブルシュー ヘイヤー ウブスクヌ ウヤンガミ/(へいやー 大友利御嶽の ホー 守り神<主> へいやー 大奥<大底>の 親神様)
(
大友利御嶽の祖神様)
「
豊年祭の歌」。『鳩間島古典民謡古謡集』)
Example phrases
シズクン [ʃi⸢ʣu⸣kuŋ] (自動)
- 後へさがる。後ずさりする。退く。退出する。/ヘイヤー ピナイパナヌ ホー マブルシュー ヘイヤー カンパナヌ ウヤンガミ ヘイヤー ニガウカラ シズカ ヘイヤー ティジルカラ ムドゥラ/(へいやー<囃子>鬚川御嶽の、ホー<囃子>守り神<主> ヘイヤー<囃子>最高神の親神、ヘイヤー<囃子>願ってから退こう、ヘイヤー<囃子>手擦り合わせて退こう<戻ろう>)「ピナイウガン<鬚川御嶽>の歌(豊年祭の歌)」『鳩間島古典民謡古謡集』。
- シ⸢ズ⸣キ パルン
[ʃi⸢ʣu⸣ki paruŋ]
(後ずさりしていく) - シ⸢ズ⸣クンティ ⸢スーンドゥ⸣ シ⸢ズカラ⸣ヌ
[ʃi⸢ʣu⸣kunti ⸢suːndu⸣ ʃi⸢ʣukara⸣nu]
(後ずさりしようとするが、後ずさり出来ない) - シ⸢ズ⸣ク ⸣クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
[ʃi⸢ʣu⸣ku ⸣ku̥toː na⸢ra⸣nu]
(後ずさりすることは出来ない) - シ⸢ズ⸣ケー ⸣ミサムヌ
[ʃi⸢ʣu⸣keː ⸣misamunu]
(後ずさりすればいいのに) - シ⸢ズ⸣キ
[ʃi⸢ʣu⸣ki]
(後ずさりせよ)
Example phrases
ジラマ [ʤi⸢ra⸣ma] (名)
- 八重山古謡の一つの形態である「ジラバ」の転訛したもの。アヨー、ユンタ、ジラバは、無伴奏の労働歌といわれている。鳩間島には、パ⸢トゥ⸣マ ム⸢トゥジラ⸣マ[pḁ⸢tu⸣ma mu⸢tuʤira⸣ma](鳩間本ジラマ)、⸣バガ パ⸢トゥ⸣マジラマ[⸣baga pḁ⸢tu⸣maʤirama](わが鳩間ジラマ)、タ⸢ビタチ⸣ヌ ジ⸢ラ⸣マ[ta⸢bitaʧi⸣nu ʤi⸢ra⸣ma](旅立ちのジラマ)などがある。/ヘイヤー バガパトゥマ パラユ タティダス イラヨー パラタティダス ミャンガル~/(へいやー<囃子>、鳩間島の柱を建てたの<人>は、いらよー<囃子{EOS}真に>島の柱を建てたのは、みゃんがる<囃子>~)「鳩間本ジラマ」。⸢鳩間本ジラマ」は村建ての歴史を歌い、タ⸢ビタチ⸣ヌ ジ⸢ラ⸣マ[ta⸢bitaʧi⸣nu ʤi⸢ra⸣ma](旅たちのジラマ)は上り下りの沖縄旅の安全航海を祈願する叙事的、物語り的歌謡形式の内容を有するから、むしろ宗教的叙事歌謡というべきであろう
トゥニムトゥヌウタ [tu⸢nimutunu⸣ ʔuta] (連)
- 豊年祭の歌。神歌の一種。旗頭をトゥニムトゥに納める際に歌われる。/⸣ヘイヤー ク⸢ヌ トゥンチ⸣ヌ ホー マ⸢ブ⸣ルシュ ⸣ヘイヤー トゥ⸢ニムトゥヌ⸣ ホー ⸣ウヤガミ ⸣ヘイヤー ウ⸢ユミ⸣サ ⸣ホー ア⸢ラ⸣バン ⸣ヘイヤー ナ⸢ユミ⸣サ ⸣ホー ア⸢ラ⸣バン ⸣ヘイヤー ウ⸢ス⸣バユティ ⸣ホー ウ⸢ガ⸣マディ ⸣ヘイヤー チ⸢カ⸣クユティ ⸣ホー ウ⸢ガ⸣マディ/(へいやー<囃子>、この殿内の ほー<囃子>、守り神、へいやー 村の宗家の、ほう 親神、へいやー 畏れ多くはあっても、へいやー 有難くもったいないことではあっても、へいやー お傍に寄って拝もうよ、へいやー お近くによって拝みましようよ)『鳩間島古典民謡古謡集』
プールウタ [⸢puːru⸣ʔuta] (名)
- {Exp_1-1}ウ⸢ブトゥム⸣ル(友利御嶽<御願>)の歌。{Sg_1}/ヘイヤー ウブトムル ホー マブルシュー ヘイヤー ウブスクヌ ホー ウヤガミ/(へいやー<囃子{EOS}以下略>大友利御嶽の ホー<囃子{EOS}以下略> 守護神様、へいやー みずがき<瑞垣>の ホー 親神様)。{Sg_2}/ヘイヤー ウユミサ ホー アラバン ヘイヤー ナユミサ ホー アラバン/(へいやー 恐れ多く ほー ありましても、へいやー かしこしく<畏しく> ホー おわし<在し>ても)。{Sg_3}/ヘイヤー ウスバユティ ホー ウガマ ヘイヤー チカクユティ ホー ウガマ/(へいやー お側に寄って ホー 拝みましょう へいやー お側近くに寄って ホー 拝みましょう)。
プールウタ [⸢puːru⸣ʔuta] (名)
- {Exp_1-2}ピ⸢ナイ⸣ウガン(鬚川御嶽<御願>){Sg_1}/ヘイヤー ピナイパナヌ ホー マブルシュー ヘイヤー カンパナヌ ホー ウヤガミ/(へいやー<囃子> ピナイ崎<端>の ホー<囃子> 守護神様、へいやー<囃子> 神崎<神端>の祖先神さま)。{Sg_2}/ヘイヤー ニガウカラ ホー シズカ ヘイヤー ティジルカラ ホー ムドゥラ/(へいやー<囃子>祈願してから退出しましょう、へいやー<囃子>合掌して<手摺りして>から戻りましょう)。{Sg_3}/ヘイヤー ヤンヌ ユーヤー ホー ナヒンダラ ヘイヤー ンカイル ユーヤー ホー ユクンダラ/(へいやー<囃子> 来年の世は ホー<囃子> いやさか<弥栄>だ{EOS}へいやー<囃子> 迎える世は尚更の豊作だ)。
プールウタ [⸢puːru⸣ʔuta] (名)
- {Exp_3}⸣サンシキヌ ⸣ウタ[⸣saŋsikinu ⸣ʔuta](桟敷の歌){Sg_1}/ヘイヤー サンシキヌ ホー マブルシュー ヘイヤー ユライズーヌ ホー ウヤガミ/(ヘイヤー 桟敷の ホー 守護神様 ヘイヤー 集い所<寄り合い所>の ホー おやがみ<祖神>)、{Sg_2}/ヘイヤー ウユミサ ヨー ホー アラバン ヘイヤー ナユミサ ヨー ホー アラバン/(ヘイヤー 畏れ多く ヨーホー あられても ヘイヤー かしこく<畏し(恐れ多く)> おわし<御座し>ても)、{Sg_3}/ヘイヤー ウスバユティ ホー ウガマディ ヘイヤー チカクユティ ホー ウガマディ/(へいやーお側に寄って ホー 拝もうよ ヘイヤー 近くに寄って ホー 拝もうよ)
ムス [⸣musu] (名)
- (数)六十。歌謡語。日常会話では、ル⸢ク⸣ズー[ru⸢ku⸣ʣuː](六十)という。/ヘイヤー クンヌウラヌ ウチカラ ヘイヤー ミドゥガ ムユス クイトゥリ ヘイヤー ビフガ ヤース クイトゥリ/(へいや<囃子>古見の浦の中から、女を六十人乞い寄せ、ヘイヤー男を八十人乞い取って~)(鳩間本ジラマ)。
- ムユスは、ム⸢ス⸣ユ
[mu⸢su⸣ju]
(六十を)
の
音位転倒(メタテーゼ)
『
鳩間島古典民謡古謡集』)
Example phrases
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
Search languages: Japanese ↔ English
へいや【平野】
(Common Noun)
- Plain; Open field
へいや【丙夜】
(Noun)
- Third division of the night (approx. 11 pm to 1 am)
— Archaism
モロヘイヤ
(Noun)
- Jew's mallow; Nalta jute; Tussa jute
かいがんへいや【海岸平野】
(Noun)
- Coastal plain
ちゅうせきへいや【沖積平野】
(Noun)
- An alluvial plain