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Define はら hara Meaning ハラ

Displaying results for はら (hara・はら・ハラ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinoerabu)

はら

(Noun) Hair

Ryukyu (Yonaguni)

ばだ【腸】

(Noun) Stomach, belly, abdomen

Ryukyu (Yaeyama, Miyako, Tarama-Minna)

ばた【腸】

(Noun) Stomach, belly, abdomen

Ryukyu (Okinawa: Shuri, Yoron, Amami)

わた【腸】

(Noun) Stomach, belly, abdomen

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

ぐゎた・ぐぁた【腸】

(Noun) Stomach, belly, abdomen

Ryukyu (Amami, Kunigami)

わたー【腸】

(Noun) Stomach, belly, abdomen

Ryukyu (Okinawa)

やーさん

(Sa-Adjective) To be hungry, to be famished

Ryukyu (Yamatu)

ひもじい

(I-Adjective) Hungry

Ryukyu (Okinawa)

ぐみうち【塵打ち】

(Noun) Feather duster

Ryukyu (Okinawa)

にしばる【西原】

(Name) Nishihara, town of Nishihara

Ryukyu (Okinawa)

てぃーぬわた【手ぬ腸】

(Noun) Palm of the hand

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ハラ hara (hara) ⓪ 名

  1. 腹。普通は'wataという。haraは単独ではほとんど使わないが~nukutamijuN(腹を暖める。'wata nukutamijuNともいう)とはいう。複合語としてはharagukuci(腹心地),haradaci(腹立ち)など。

ハラ hara (hara) ⓪ 名、接尾

  1. 方。方面。側。?anu~.あの方。あっちの方。maanu~.どの方面。どっちの側。nisinu~.北の方。北側。
  2. (接尾)-baraともなる。…の方。…の側。また,…の身内。…の親類。?iQtaahara(おまえたちの側。また,おまえたちの親類)など。

ーチャラ -chara (-cara) 接尾

  1. 按司(?azi)の意。'wakacara(若按司),'unazara(按司の妻)など。

ハラビ harabi (harabi) ⓪ 名

  1. harubi(馬の腹帯)と同じ。

ハラミ harami (harami) ⓪ 名

  1. 魚の卵。

ドゥーハラ duuhara (duuhara) ⓪ 名

  1. 自分の腹。次の句で用いる。~'januN.ほぞをかむ。くやしく思って苦しむ。

ハラユン harayun (hara=juN) ⓪ 他=aN,=ti

  1. 払う。(代金などを)支払う。また,納めるべき物や金を納める意にも,返済すべき物や金を返す意にも用いる。
  2. 払う。ciNnu hukui~.着物のほこりを払う。

ウラハラ urahara (?urahara) ① 名

  1. 反対。あべこべ。さかさま。うらはら。~cigajuN.全然違う。正反対である。

ハラグブ haragubu (haragubu) ① 名

  1. 腹半分。

ハラシュン harashun (hara=sjuN) ⓪ 他=saN,=ci

  1. 晴らす。?ami~.雨の晴れるまで待つ。?urami~.恨みを晴らす。?amiN harasaN,?Nziti ?NzaN.雨のやむのも待たずに出て行った。

カタハラ katahara (katahara) ⓪ 名

  1. かたわら。わき。'waree~Nkai.かけらはわきへ。割れものを落として割った時,そばの者が先回りしてひやかすことば。

ハラウービ hara uubi (hara?uubi) ⓪ 名

  1. 馬の腹帯。

ハラダチ haradachi (haradaci) ⓪ 名

  1. 腹を立てること。立腹。taNci~ja kiganu mutu.短気や立腹はけがのもと。

ハラワカイ harawakai (harawakai) ⓪ 名

  1. 腹違い。父が同じで母を異にする兄弟姉妹。

イッターハラ ittaahara (?iQtaaha]ra) ⓪ 名

  1. おまえのがわ。おまえたちの方。

フィチャラサン ficharasan (hwicarasaN) ⓪ 形

  1. (きらきら光って)まばゆい。まぶしい。hwicarusaNともいう。

ハラティーチ haratiichi (haratiiCi) ⓪ 名

  1. はらから。同じ母の兄弟。
  2. 同じ考えの者。共謀している者。

ハラユクニ harayukuni (harajukuni) ⓪ 名

  1. 瘡の名。横腹にできるたちの悪い瘡で,命にかかわることがある。

ワチャラユン wacharayun ('wacara=juN) ① 他=aN,=raN,=ti

  1. わずらう。苦難・面倒を受ける。'wiQcuni 'wacaraarijuN.酔っぱらいにわずらわされる。caa hwiNsuuni 'wacaraaQti ?iQtaaNkaiN ?icijuusaN.いつも貧乏にわずらわされて,きみの家にも行けない。

ハラグクチ haragukuchi (haragukuci) ⓪ 名

  1. 腹心地。腹ぐあい。'watagukuciともいう。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

ばら 【薔薇】

はらい 【払い】

See also

はらう 【払う】

Phrases

はらす 【晴らす】

はらむ 【孕む】

はらおび 【腹帯】

はらがけ 【腹掛け】

See also

はらから 【同胞】

See also

ばらばら

See also

Phrases

はらもち 【腹持ち】

はらわた 【腸】

はらぐあい 【腹工合】

はらこなし 【腹ごなし】

Phrases

  • ~をする → wuuiNchuN,wata

はらちがい 【腹違い】

はらいおとす 【払い落す】

いばら 【茨】

のはら 【野原】

あばらや

うらはら

See also

きばらし 【気晴らし】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

はらすん (はらちゃん、はらさん、はらち)

  • 流す、走らせる
  • Example phrases
    • ちー はらすん。
      (血を出す、流す)
    • みじ はらしぇー。
      (水を流しなさい、水を出しなさい)
    • あし はらしーねー、のーいん どー。
      (汗をかいたら、治るよ)

*(参考)ちーぬ えーいん(乳が出る)、ちー えーすん(乳を出す)、やなぢー とぅらちちゃん(悪い血を吸い出してもらって来た)

はら

  • 方面、側
  • Example phrases
    • あぬ はら
      (あっちの方)
    • 、ふぇーぬ はら
      (南の方、南側)
    • まーぬ はら
      (どの方面)

*(参照)はた

はら

  • 母方の親戚
    ⇒ はろーじ〈親族(父方、母方、長男方、次男方、..)〉
  • Example phrases
    • はら わかやー
      (母親が違う人)
    • 、しじ わかやー
      (父親が違う人)
    • っやー はらー まー やが?
      (あなたの母方の親戚はどこなのか)
    • いったー はらどぅ/まがらどぅ やる ゐ?
      (お前たちは親族なのか)
    • まがらびけーんかい はぎ よー。
      (親族だけに配りなさいよ)
    • あったーや はら てぃーち やん どー。
      (あの人たちは兄弟だよ)

*(参考)ちーかー(血族)、っうぇーか(親戚)、まがら(親類)

はらいん (はらたん、はらーん、はらてぃ)

  • 払う
  • Example phrases
    • はれーむんぬどぅ うふさくとぅ どぅーぢけー する じんぬ いきらさん。
      (支払いが多いので自分で使うお金が少ない)
    • ちかぐろー じんぬ みぐいぬ わっさくとぅ はれーぬ わっさる っちゅぬ うほーく なとーん。
      (近頃は金めぐりが悪いので支払いが滞る人が増えている)

はらい めー

  • 支払い
  • Example phrases
    • はらいめーぬ あくとぅ、じぬんかい っわーっとーぐとぅ ちむぬまどぅん ねーらん。
      (支払いがあるので、お金に追われているようで気が休まらない)

はらすん (はらちゃん、はらさん、はらち)

  • 流す、走らせる

*(参照)はいん(流れる、走る)

はらすん (はらちゃん、はらさん、はらち)

  • 晴らす
  • Example phrases
    • あみ はらちから いけー。
      (雨がやむのを待ってから行きなさい)
    • やく/うらみ はらすん。
      (厄/恨みをはらす)

いったー はらー

  • あなたたちの側
  • Example phrases
    • わったーめーや あったに まっくーるー なやーに うふあみぬ うてぃとーたしが、いったーはらーや あめー ふとーてぃー?
      (私たちの前は急に真っ黒くなって大雨が降っていたが、あなたたちの側は雨は降っていたか)
    • わったーめーや あかがてー をぅしが、いったーはらーや まっくーるー なてぃ かたぶえー しぇー をぅらん がやー?
      (私たちの前は明るくなっているが、あななたたちの側は真っ黒くなって片降りしてはいないか)

かたはら

  • 傍ら、そば
  • Example phrases
    • くぬ いよー かたはら にーてー をぅらん どー。
      (この魚は傍らが煮えていない)
    • っちゅぬ あっちゅる みち やくとぅ、かたはらんかい しーけー。
      (人の歩く道だから、そばに退きなさい)

かたはら っんぶー

  • てんぷらの一種
  • Example phrases
    • うちなーをぅてー さきむいんかえー さーたーあんだーぎーとぅ かたはらっんぶー まぎく むてぃ さしが、うぬ たーちぇー かりーな むん やてぃ、さーたーあんだーぎーや うぃきが、かたはらっんぶーや うぃなぐ やんでぃ。
      (沖縄では結納には「さーたーあんだーぎー」と「かたはらっんぶー」を大きく盛ってしたが、この2つは縁起物で、前者は男子、後者は女子だって)

はいん (はたん、はらん、はてぃ)

  • 流れる、走る
  • Example phrases
    • ふにぬ/っんまぬ はいん。
      (船が/馬が走る)
    • ちーぬ はいん。
      (血が出る、流れる)
    • ちー/あし/みじぬ はとーん。
      (血/汗/水が流れている)
    • ちちぬ はいや っんまぬ はい。
      (月日も馬の疾走の如し、光陰矢の如し)

はいん (はたん、はらん、はてぃ)

  • 張る
  • Example phrases
    • かみぢゅーさぬ、わた はとーん。
      (食べ過ぎでお腹が張っている)
    • くぇーてぃ わた はとーくとぅ、あっちゃーあっちゃーさーに どぅー っんぢゅかすしぇー まし やん どー。
      (太ってお腹が出ているので、外歩きをして体を動かすのはいいよ)
    • あみぬ うてぃてぃちゅーくとぅ、ふぇーくなー かさ はれー。
      (雨が落ちて来るので、はやく傘を開きなさい)
    • いばやー やくとぅ、ありとー ふぃらーららん どー。
      (すぐに威張るのであの人とはつき合えないよ)

はいん (はたん、はらん、はてぃ)

  • 貼る
  • Example phrases
    • ふだいりぬ しらしむんぬ あまくま はらっとーん。
      (選挙のポスターがあちらこちらに貼られている)
    • かた くふぁてぃ やどーくとぅ、はいぐすい はてぃ とぅらさに?
      (肩が凝って痛いので、貼り薬を貼ってくれないか)

はいん (はたん、はらん、はてぃ)

  • 下半身を露出する
  • Example phrases
    • おしめ けーいんちどぅ すしが、ちび はてぃ ふぃんぎまーい すん。
      (おしめを換えようとするがお尻を出して逃げまわる)

わた むげーゆん (〜むげーたん、〜むげーらん、〜むげーてぃ)

  • はらわたが煮えくり返る
  • Example phrases
    • =みーぬ みーらん ないる あたい わじとーん。
      (目が見えなくなるほど怒っている)
    • =たっくるすがやーんでぃ うむいる あたい わじとーん。
      (ぶん殴ってやろうかと思うほど怒っている)
    • あれー ゆくしむにーっし しらん ふーなー そーくとぅ、わんねー わたむげー そーっさー。
      (あいつは嘘をついて知らんふりしているので、私ははらわたが煮えくり返っている)

っわーぎーん (っわーぎたん、っわーぎらん、っわーぎてぃ)

  • 追う、追いはらう
  • Example phrases
    • あれー いちん やながんまりっし あんまーんかい っわーぎらっとーたん。
      (あの人はいつもいたずらをしてお母さんに追われていた)
    • いちん なんどぅちん ねーん っちゅぬ やーんかい ふぇーりんちちゅーくとぅ、ありが ちーねー っわーぎり よー。
      (いつ何時でも人の家に入り込んでくるので、あの人が来たら追い払いなさいよ)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

ウハラクイチ [ʔu⸢ha⸣rakuiʧi] (名)

  • (地)峠の名称。「大原越地節」の中に「大原越地道<ウハラクイチミチィ>ナガ/ ユサバザヌ道<ミチィ>ナガ」(『八重山民謡誌』)と表記されている。西表島の旧崎山村と鹿川村の間にある峠。崎山村、鹿川村ともに廃村となっている

ウモーザハラーザ [ʔu⸢moː⸣ʣaharaːʣa] (副)

  • 思いもかけず。思いもよらず。意外にも。予期しないうちに。
  • Example phrases
    • ⸢タンガ⸣シ ⸢ベーン⸣ケンドゥ ⸢ウンザー⸣ ウ⸢モー⸣ザハラーザ ンジ⸢キー⸣ル プ⸢スバ⸣ ウ⸢バーシ⸣シケー
      [⸢taŋga⸣ʃi ⸢beːŋ⸣kendu ⸢ʔunʣaː⸣ ʔu⸢moː⸣ʣaharaːʣara ʔnʤi⸢kiː⸣ru pu̥⸢suba⸣ ʔu⸢baːʃi⸣ʃi̥keː]
      (一人でいるところへ彼奴は思いもかけず出て来て、人を驚かしているんだよ)
    • ドゥ⸢シェー⸣ラ ウ⸢モー⸣ザハラーザヌ ク⸢トゥ⸣バ ア⸢ザリティル⸣ アッパー イ⸢ナムヌバ シー オーッ⸣タツォー
      [du⸢ʃeː⸣ra ʔu⸢moː⸣ʣaharaːʣanu ku̥⸢tu⸣ba ʔa⸢ʣaritiru⸣ ʔappaː ʔi⸢namunuba ʃiː ʔoːt⸣taʦoː]
      (友人から思いがけないことを言われて、お祖母さんは悔しがって<残念がって>おられたそうだ)

ウラハラ [ʔu⸢ra⸣hara] (名)

  • 裏腹。正反対。あべこべ。
  • Example phrases
    • ウ⸢リヌ⸣ ア⸢ズムニ⸣トゥ ⸢スー⸣ クトー ウ⸢ラ⸣ハラ ⸣ナリティ ムッ⸢トゥ シンヨー⸣ ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ʔu⸢rinu⸣ ʔa⸢ʣu⸣ mu⸢ni⸣tu ⸢suː⸣ ku̥toː ʔu⸢ra⸣hara ⸣nariti mut⸢tu ʃiŋjoː⸣ na⸢ra⸣nu]
      (彼の言うこととする事は裏腹になって、ちっとも信用できない)

カツヌハラゴー [kḁ⸢ʦunu⸣ ha⸢ra⸣goː] (連)

  • カツオの腹皮。カツオの胸鰭から後ろの腹部の皮。内臓を包む腹部の皮。脂がのって美味しい。塩漬けにもして販売した

ハラウビ [ha⸢ra⸣ʔubi] (名)

  • 腹帯。妊婦が締める腹帯。岩田帯。妊婦が妊娠5ヶ月に入ると、干支のイヌ(戌)の日を選んで締めた帯。胎児を安定させて支えるための帯であるという。新しく導入された妊婦用品。
  • Example phrases
    • ハ⸢ラ⸣ウビ ⸢サン⸣カー ⸣バター タダー⸢イ マイ⸣ヤー ナ⸢リ⸣ス
      [ha⸢ra⸣ʔubi ⸢saŋ⸣kaː ⸣bataː tadaː⸢ji mai⸣jaː na⸢ri⸣su]
      (腹帯をしないとお腹はどんどん大きくなるよ)

ハラガー [ha⸢ra⸣gaː] (名)

  • 家畜類の腹部の肉。「腹皮」の義。
  • Example phrases
    • ⸢オー⸣ヌ ハ⸢ラガー⸣ヤ ⸢ダイヤー ヤッ⸣サン
      [⸢ʔoː⸣nu ha⸢ragaː⸣ja ⸢daijaː jas⸣saŋ]
      (豚の腹部の肉<腹皮>は値段は安い)

ハラクリ [ha⸢ra⸣kuri] (名)

  • 鰹節の腹部を uby{刳}{ク}り削る小刀。「腹刳り」の義。小刀の刃先が円くなり、左側に湾曲している。これで鰹節の腹部の湾入部を刳るように削ることができる。
  • Example phrases
    • ハ⸢ラ⸣クリシル ⸢ミーブシ⸣ヌ バ⸢タマー⸣ロー キ⸢ゾーッ⸣タ
      [ha⸢ra⸣kuriʃiru ⸢miːbuʃi⸣nu ba⸢tamaː⸣roː ki⸢ʣoːt⸣ta]
      (腹刳り小刀で鰹節の腹まわりは削られた)

ハラゴー [ha⸢ra⸣goː] (名)

  • 魚の腹部の肉。「腹皮」の転訛。[harakawa] → [harakaua] → [harakoː] → [haragoː] と音韻変化したもの。
  • Example phrases
    • カ⸢ツヌ⸣ ハ⸢ラ⸣ゴー ヤ⸢ク⸣カー イッ⸢ケン⸣ ン⸢マー⸣ン
      [kḁ⸢ʦunu⸣ ha⸢ra⸣goː ja⸢ku⸣kaː ʔik⸢kem⸣ ʔm⸢maː⸣ŋ]
      (カツオの腹皮を焼くと非常に美味しい)

アトゥバタ [⸣ʔatubata] (名)

  • {Mn_1}後腹(あとばら)。産後の腹痛(しりはら)。

アバラブニ [ʔa⸢bara⸣buni] (名)

  • あばらぼね(肋骨)。若年層の言葉。「客亭、無壁之屋也、客人屋。阿波良(あはら)」『新撰字鏡』、「骼、アバラホネ」『天正十八年本節用集』の転訛したもの。老年層は、⸢ソーキ⸣ブニ[⸢soːki⸣buni](主に豚や牛等の家畜の肋骨を指す{EOS}稀に人間の肋骨にもいう)、ヤ⸢カタ⸣ブニ[ja⸢kata⸣buni](人間の肋骨)という

イズヌバタ [ʔi⸢ʣunu⸣ bata] (連)

  • 魚のはらわた(腸)。
  • Example phrases


    • ⸢ズヌ⸣ バタ ⸣トゥリティ ピ⸢サ⸣ ウ⸢コー⸣シ(ン⸢コー⸣シ)

    • [ʔi⸢ʣunu⸣ bata ⸣turiti pi̥⸢sa⸣ ʔu⸢koː⸣ʃi]
      (魚の腸を取って<除去して>三枚卸にしなさい)

インヌバタ [⸢ʔin⸣nu bata] (連)

  • 短気な人。怒りっぽい人。「犬の uby{腸}{ハラワタ}」の義。犬は腸(はらわた)が短いので絶えず吠え立てるという。人間が立腹しやすいのは犬と同様、腸が短いからだという比喩表現。
  • Example phrases
    • ⸢ウンザー イン⸣ヌ バタ ヤ⸢ルンダル⸣ アイニ ⸢クン⸣ゾー ウ⸢ク⸣ル⸢ツォー
      [⸢ʔunʣaː ʔin⸣nu ⸣bata ja⸢rundaru⸣ ʔaini ⸢kun⸣ʣoː ʔu⸢ku⸣ru⸢ʦoː]
      (あの野郎は犬の腸だから<犬の腸のように腸が短いから>あんなに怒るのだ)

オーラー [⸢ʔoːraː] (名)

  • かみて(上手)。風上。⸢上はら」の義。*[uwa] → [oː]の音韻変化による転訛。ッ⸢ソーマー[s⸢soːmaː](風下{EOS}下手{EOS}「裾まわり」)の対義語。
  • Example phrases
    • ⸣イダフネー ⸢オーラー⸣ニル マ⸢ギ⸣ パ⸢ラ⸣ス ッ⸢ソーマー⸣ネー マ⸢グナ
      [⸣ʔidaɸuneː ⸢ʔoːraː⸣niru ma⸢gi⸣ pa⸢ra⸣su s⸢soːmaː⸣neː ma⸢guna]
      (板船<サバニ>は風上に向かって曲げる<方向転回する>ように操船するのであって、風下に曲げるな)
    • ⸢オーラー⸣ラ カ⸢ジヌ⸣ フ⸢キッツァー⸣シ クン⸢ドー
      [⸢ʔoːraː⸣ra ka⸢ʤinu⸣ ɸu̥⸢kitʦaː⸣ʃi kun⸢doː]
      (風上の方から風が吹き荒れ<吹き散らして>てくるぞ)
    • ⸢オーラー⸣ ン⸢カーシ
      [⸢ʔoːraː⸣ ʔŋ⸢kaːʃi]
      (風上の方へ向けよ)

カーチーバイ [⸢kaːʧiː⸣bai] (名)

  • 風の名。夏至の頃に吹く南風。南風のやや強い風が吹き続き、天候不順になることがある。一般的には、この風が吹くと暑気が緩み、凌ぎやすくなるので、人々は稲刈りの途中にこの風が吹くのを待ち望む傾向があった。⸣イダフニに籾俵を満載して鳩間島へ運ぶ際には、この風に帆をはらませて⸢マイ⸣ヌ⸢トゥー[⸢mai⸣nu ⸢tuː](鳩間海峡{EOS}前の渡<門>)を往来した。
  • Example phrases
    • ⸢カー⸣チーナ ⸢カーチーバイ⸣ヌ ⸣フクン
      [⸢kaː⸣ʧiːna ⸢kaːʧiːbai⸣nu ⸣ɸu̥kuŋ]
      (夏至には夏至の南風<カーチーバイ>が吹く)

カジオーラ [ka⸢ʤiʔoːra] (名)

  • 風上。「風上はら」の義。
  • Example phrases
    • カ⸢ジオーラ⸣ナ ⸢マイ⸣ トゥ⸢バス⸣カー ッ⸢ソーマヌ⸣ プ⸢ソー⸣ ス⸢ク⸣ブ ⸣カブンダ ⸣ドゥー ⸢パス⸣コー ⸣ナルン [ka⸢ʤiʔoːra⸣na ⸢mai⸣ tu⸢basu̥⸣kaː s⸢soːmanu⸣ pu̥⸢soː⸣ su̥⸢ku⸣bu ⸣kabunda ⸣duː ⸢pasu̥⸣koː ⸣naruŋ] (風上で籾を飛ばすと風下の人はゴミ<藻屑>を被るから体がむず痒くなる)。ス⸢ク⸣ブ[su̥⸢ku⸣bu](籾殻、ごみ)は⸢スクモ」『日葡辞書』の転訛。したもの

カタプー [kḁ⸢ta⸣puː] (名)

  • 片帆。一つだけの帆。横風を受けて帆をはらませて操船する際に用いる帆。これによって⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](板舟、サバニ)はマ⸢ギ⸣フニ[ma⸢gi⸣ɸuni]<ジグザグ航法>をして風上の方へ航行することができる。⸢マープー[⸢maːpuː](真帆{EOS}マ⸢シ⸣ビカジ{SqBr}ma⸢ʃi⸣bikaʤi{/SqBr}<真艫から吹く風>をうけて張る帆)の対義語。
  • Example phrases
    • ⸣イダフネー カ⸢タ⸣プー ピ⸢キバル⸣ ム⸢ティヤッ⸣サタ マ⸢シ⸣ビカジナー ⸢マープー⸣ ピ⸢キティ フンナケー⸣ バスン ⸢アッ⸣タン
      [⸣ʔidaɸuneː kḁ⸢ta⸣puː pi̥⸢kibaru⸣ mu⸢tijas⸣sata ma⸢ʃi⸣bikaʤinaː ⸢maːpuː⸣ pi̥⸢kiti ɸunnakeː⸣ basuŋ ⸢ʔat⸣taŋ]
      (板舟は片帆を揚げた<引いた>方が操船しやすかった{EOS}真後ろから吹く風<真艫吹く風>に真帆を張って<引いて>転覆させたこともあった)

カツヌキンパルン [kḁ⸢ʦunu kimparuŋ] (連)

  • カツオの黄色い卵巣。「カツオの黄はらみ」の義か。塩漬けにして、バ⸢タガラ⸣ス[ba⸢tagara⸣su](からすみ<鱲子>)を製造した。
  • Example phrases
    • カ⸢ツヌ キンパルン スー⸣シキティル ⸢カーソーッ⸣タ
      [kḁ⸢ʦunu kimparun suː⸣ʃi̥kitiru ⸢kaːsoːt⸣ta]
      (カツオの卵巣も塩漬けにして販売された)

カツヌッスパルン [kḁ⸢ʦunu⸣ s⸢su⸣paruŋ] (連)

  • カツオの白い精巣。しらこ(白子)。⸢カツオの白はらみ」の義か。塩漬けにした。
  • Example phrases
    • カ⸢ツヌ⸣ ッ⸢スパルン⸣マー ア⸢ジェー ナー⸣ヌ
      [kḁ⸢ʦunu⸣ s⸢suparum⸣maː ʔa⸢ʤeː naː⸣nu]
      (カツオの白い精巣<しらこ>は味がない)

カツヌバタ [kḁ⸢ʦunu⸣ bata] (連)

  • カツオのはらわた(腸)。内臓。
  • Example phrases
    • カ⸢ツヌ⸣ バタン バ⸢ザイティ⸣ バ⸢タガラ⸣ス ス⸢コーッ⸣タ
      [kḁ⸢ʦunu⸣ batam ba⸢ʣaiti⸣ ba⸢tagara⸣su su̥⸢koːt⸣ta]
      (カツオの内臓<腸>も、捌いて腸の塩漬けに漬けられた)

キルン [⸣kiruŋ] (他動)

  • 蹴る。「蹴散、倶穢<くゑ>はららかす」『日本書紀 神代上』、「Qe,ru,eta.ケ、ケル、ケタ(蹴、ける、けた)足で前方へ蹴る」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ク⸢レー⸣ キ⸢ララ⸣ヌ
      [ku⸢reː⸣ ki⸢rara⸣nu]
      (これは蹴られない)
    • ⸢マー⸣ル ⸣パンシ ⸣キルンティ ⸣ウムーカー ⸣キリバ
      [⸢maː⸣ru ⸣paŋʃi ⸣kirunti ⸣ʔumuːkaː ⸣kiriba]
      (鞠を足で蹴ようと思うなら蹴りなさい<蹴れよ>)
    • ⸢マー⸣ル キ⸢リ⸣プサン
      [⸢maː⸣ru ki⸢ri⸣ pu̥saŋ]
      (鞠を蹴りたい)
    • ⸢マー⸣ル ⸣キル ⸣バス
      [⸢maː⸣ru ⸣kiru ⸣basu]
      (鞠を蹴るとき)
    • ⸣パンシ ⸣キレー ⸣ミサムヌ
      [⸣paŋʃi ⸣kireː ⸣misamusu]
      (足で蹴ればよいのに)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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はら

(Common Noun)

  1. Abdomen; Belly; Stomach

  1. Womb

  1. One's mind; One's real intentions; One's true motive

  1. Courage; Nerve; Willpower

  1. Generosity; Magnanimity

  1. Feelings; Emotions

  1. Wide middle part; Bulging part

  1. Inside; Interior; Inner part

  1. Anti-node

(Common Suffix)

  1. Counter for hard roe

(Common Noun)

  1. Counter for containers with bulging middles (pots, vases, etc.)

はら

(Common Noun)

  1. Field; Plain; Prairie; Tundra; Moor; Wilderness

たいはら

(Noun)

  1. Womb