(Noun) Antidote
Define どく doku Meaning ドク
Displaying results for どく (doku・どく・ドク) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese
(Sa-Adjective) Lamentable, awful, deplorable; pitiful, pitiable, poor, sad, pathetic
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
Search languages: Japanese → Okinawan
とく 【解く】
とぐ 【研ぐ】
Phrases
- とぎ賃 feeshidima
どく 【毒】
とくい 【得意】
とぐち 【戸口】
See also
とくに 【特に】
どくみ 【毒味】
どくけし 【毒消し】
どくぜつ 【毒舌】
どくせん 【独占】
Phrases
- ~してする仕事 muchichirishigutu
どくだん 【独断】
どくやく 【毒薬】
どくりつ 【独立】
とくのしま 【徳之島】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
Search languages: Japanese ↔ Okinawan
ふとぅちゅん (ふとぅちゃん、ふとぅかん、ふとぅち)
- ほどく
- いーちゅーぬ まちぶい ふとぅちゅんち なげー かかたん。
(糸のからまりを解くのに長くかかった)
Example phrases
いっぺー/じこー/したたか/でーじな/さっこー
- とても、ひどく
- いっぺー/じこー/したたか をぅたとーん。
(とても疲れている) - いっぺー/じこー/したたか うぃーとーん。
(ひどく酔っている) - いっぺー/じこー/したたか ぬらーったん。
(ひどく怒られた) - いっぺー/じこー/したたか すぐらったん。
(ひどく叩かれた) - じこー/したたか/*いっぺー っんでぃたん。
(ひどく濡れた) - いっぺー/じこー/したたか やなかーぎー
(ひどい不細工) - いっぺー/じこー/したたか/でーじな/さっこー よーさん。
(とても弱い) - さっこー とぅーさっさー。
(とても遠いね) - いっぺー/じこー/さっこー やむん。
(とても痛い) - いっぺー/じこー/さっこー いちゅなさん。
(とても痛い) - いっぺー/じこー/さっこー まーさん。
(とてもおいしい) - いっぺー/じこー/さっこー うとぅるさん。
(とても怖い) - さっこー をぅたてぃ よー。
(とても疲れてねえ) - さっこー なんぢ やたん。
(とても大変だった) - さっこーな すがい そーさー。
(みすぼらしい格好しているよ) - さっこー ふぃーさん。
(とても寒い) - さっこー んぢゃさたん。
(とても苦かった)
Example phrases
*(参考)あれー さっこー やっさー(あいつはひどいよ)
いちゃいちゃーとぅ/っんぢゃっんぢゃーとぅ
- こっぴどく
- くぬ わらべー/うーまくーや/ふりむのー/ふらちなむん/ぶらげー、いちゃいちゃーとぅ/っんぢゃっんぢゃーとぅ いーちきてぃ ならーさわどぅ やる。
(この子は/このわんぱくは/バカは/不埒な者は/役立たずは、手厳しく言って教えないといけない)
Example phrases
*(参考)あてぃなしむん(あどけない者、無邪気な者)
でーじな
- ひどく
- でーじな やむん/わじとーん/むちかさん。
(ひどく痛む/怒っている/難しい)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese
ジコー [ʤi⸢koː] (副)
- ひどく。大変に。どん底に。グ⸢クー⸣とも言う。
- ⸢ピンソー⸣ヌ ジ⸢コー⸣ スクン
[⸢pinsoː⸣nu ʤi⸢koː⸣ su̥kuŋ]
(貧乏のどん底に陥る) - ドゥ⸢ク⸣ヌ ⸢ピー⸣ヤティ ク⸢バ⸣リティ ジ⸢コー⸣ スクンティ ⸢アーク⸣タ
[du⸢ku⸣nu ⸢piː⸣jati ku⸢ba⸣riti ʤi⸢koː⸣ sukunti ⸢ʔaːku⸣ta]
(あまりの寒さで、凍えて死ぬ<大変になる>ところだった)
Example phrases
シタタカ [ʃi̥⸢ta⸣taka] (副)
- したたか。ひどく。甚だしく。沖縄本島方言からの借用語。
- カ⸢ツシンラ⸣ シ⸢タ⸣タカ ⸢モー⸣キティル ア⸢ラヤー⸣ ス⸢ク⸣リ ミ⸢ジ⸣グラン ス⸢ク⸣レー⸢ダー
[kḁ⸢ʦuʃinra⸣ ʃi̥⸢ta⸣taka ⸢moː⸣kitiru ʔa⸢rajaːn⸣ su̥⸢ku⸣ri mi⸢ʤi⸣guran su̥⸢ku⸣reː⸢daː]
(カツオ漁船からしたたか儲けて家も新築し、水タンク<水倉>も作ったのだよ) - シ⸢タ⸣タカ ⸢ビー⸣ブー
[ʃi̥⸢ta⸣taka ⸢biː⸣bu]
(ひどく酔っている) - シ⸢タ⸣タカ ⸢スングラリティル⸣ ナ⸢キベー
[ʃi̥⸢ta⸣taka ⸢suŋguraritiru⸣ na⸢ki beː]
(ひどく殴られて<ぞ>泣いている)
Example phrases
スズーク [suʣuː⸢ku] (副)
- 強く。たくさん。十分に。しっかりと。したたか(強か)。ひどく。「強強と」の義。首里方言の⸢cuuzuuku{Mn_1}(副)たいそう強く。きつく」『沖縄語辞典』の転訛したもの。スズー⸢コ[suʣuː⸢ko](強く{EOS}したたか<強か>に)ともいう。
- スズー⸢ク⸣ イ⸢ザレー⸣ン
[suʣuː⸢ku⸣ ʔi⸢ʣareː⸣ŋ]
(ひどく叱られた) - スズー⸢ク ファイヤー⸣ン
[suʣuː⸢ku faijaː⸣ŋ]
(たくさん食べた) - スズー⸢ク ネーシェー⸣ン
[suʣuː⸢ku neːʃeː⸣ŋ]
(しっかりと、十分に煮てある<十分に煮た>)
Example phrases
スズーコ [suʣuː⸢ko] (副)
- 強く。ひどく。きつく。随分と。したたか<強か>に。
- ウ⸢ヌ⸣ クトゥシェー ⸣ウヤン スズー⸢コ⸣ イ⸢ザレーン⸠ダー
[ʔu⸢nu⸣ ku̥tuʃeː ⸣ʔujan suʣuː⸢ko⸣ ʔi⸢ʣareːn⸠daː]
(そのことでは親に随分とひどく叱られたよ)
Example phrases
ドゥク [⸣duku] (副)
- あまりに。甚だ。ひどく。過度に。「酷く<非道く」の転訛したものか。
- ヤ⸢ラ⸣ベー ⸣ドク ⸢フンダイ⸣ シ⸢ムーンドー⸣シ ン⸢メーマ⸣ナー ⸢シシキ⸣ ナ⸢ラーサン⸣カー ⸢マイフナー⸣ マ⸢ラン⸠ダー
[ja⸢ra⸣beː ⸣duku ⸢ɸundai⸣ ʃi⸢mundoː⸣ʃi ʔm⸢meːma⸣naː ⸢ʃiʃi̥ki⸣ na⸢raːsaŋ⸣kaː ⸢maiɸunaː⸣ ma⸢ran⸣⸠daː]
(子供はあまり我儘放題にさせないで少しずつは仕付け<躾>て教えないと立派な子<利口な子>には育たないよ) - ⸣ドゥク ア⸢サブナ
[⸣duku ʔa⸢sabuna]
(あまり遊ぶな)
Example phrases
フカスン [ɸu̥⸢kasuŋ] (他動)
- {Mn_4}ほどけさせる。ほどく。
イジフザリン [ʔi⸢ʤiɸuʣariŋ] (自動)
- ひどく叱られる。「叱り(言い)・抉られる(くじられる)」の義。さんざんに叱られる。
- ビ⸢キドゥムヌ⸣ カ⸢マチフチマール シー アー⸣ケーティ ⸣アボーン イ⸢ジフザリベー
[bi⸢kidumunu⸣ ka⸢maʧiɸu̥ʧimaːru ʃiː ʔaː⸣keːti ⸣ʔaboːŋ ʔi⸢ʤiɸuʣari⸢beː]
(男のくせに<男が>台所をうろついていて<竈周りをしてあるいて>お母さんにさんざん叱りとばされている)
Example phrases
イジフズン [ʔi⸢ʤiɸuʣuŋ] (他動)
- ひどく叱る。叱りつける。「言い・抉る(くじる)」の義。
- ⸣ウヤン イ⸢ジフザリティ⸣ ナ⸢キ ベー
[⸣ʔujaŋ ʔi⸢ʤiɸuʣariti⸣ na⸢ki beː]
(親に叱りつけられて泣いている) - プ⸢スヨー⸣ イ⸢ジフズンティ⸣ カー⸢ニ スー⸣ フ⸢ミ⸣ルンティ ⸢スー⸣ クトー ッ⸢サヌ
[pu⸢sujoː⸣ ʔi⸢ʤiɸuʣunti⸣ kaː⸢ni suː⸣ ɸu⸢mi⸣runti ⸢suː⸣kutoː s⸢sanu]
(人をひどく叱り付けようとばかりする{EOS}誉めるということを<は>知らない) - プ⸢ス⸣ イ⸢ジフジ⸣ナー ナ⸢ラ⸣ヌ
[pu̥⸢su⸣ ʔi⸢ʤiɸuʤi⸣naː na⸢ra⸣nu]
(他人を叱りつけるので堪らない) - ⸣アイニ イ⸢ジフズ⸣ クトー ⸢サンブリ⸣バ
[⸣ʔaini ʔi⸢ʤiɸuʣu⸣ ku̥toː ⸢samburi⸣ba]
(あんなに叱りつけることはするなよ) - ⸢マー⸣ビン イ⸢ジフジェー⸣ ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ ʔi⸢ʤiɸuʤeː⸣ misamunu]
(もっと叱りつければいいのに) - イ⸢ジフジ⸣バ
[ʔi⸢ʤiɸuʤi⸣ba]
(叱りつけろ) - ウ⸢レー サッ⸣コー プ⸢ス⸣ イ⸢ジフズン
[ʔu⸢reː sak⸣koː pu̥⸢su⸣ ʔi⸢ʤiɸuʣuŋ]
(彼はひどく他人を叱り飛ばす) - キ⸢ムイ⸣ツァースコー イ⸢ジフザレー⸣ティ パ⸢タラキベー⸣タ
[ki⸢mui⸣ʦaːsu̥koː ʔi⸢ʤiɸuʣareː⸣ti pḁ⸢tarakibeː⸣ta]
(可哀相なほど<肝痛むほど>叱り飛ばされて働いていた)
Example phrases
ウスマサン [ʔu⸢suma⸣saŋ] (形)
- ものすごい。程度が甚だしい。ひどく恐ろしい。怖い。すさまじい。おぞましい。
- ⸢ウッ⸣ツァー フ⸢ターロー⸣ ウ⸢スマ⸣シスコー ⸢アイ⸣ヤン⸢ダー
[⸢ʔut⸣ʦaː ɸu̥⸢taːroː⸣ ʔu⸢suma⸣ʃisu̥koː ⸢ʔai⸣jan⸢daː]
(あれら<彼ら>二人は恐ろしいほど喧嘩したよ) - ウ⸢キナー⸣ヌ ⸢クーシューヤ⸣ ウ⸢スマ⸣サタンティ ス⸢クタヌ⸣ イ⸢クサ⸣ヌ ⸣アトゥナ ⸢ギー⸣ミルカー ⸢フン⸣トー ウ⸢スマサ⸣ヌ ミ⸢ララン⸣シェン
[ʔu⸢kinaː⸣nu ⸢kuːʃuːja⸣ ʔu⸢suma⸣satanti su̥⸢kutanu⸣ ʔi⸢kusa⸣nu ⸣ʔatuna ⸢giː⸣mirukaː ⸢ɸun⸣toː ʔu⸢sumasa⸣nu mi⸢raraŋ⸣ʃeŋ]
(沖縄の空襲はものすごく恐ろしく、おぞましかったと聞いたが、戦の後に尋ねて<行って>みると、本当に恐ろしくて直視でき<見られ>なかった) - ⸢ワー⸣ ア⸢ズ⸣スコー ウ⸢スマ⸣サー ⸢ナー⸣ヌ
[⸢waː⸣ ʔa⸢ʣu⸣su̥koː ʔu⸢suma⸣saː ⸢naː⸣nu]
(君がいうほどにはひどはない) - ⸣アイニ ウ⸢スマ⸣サカー ウ⸢マー⸣ヤ パ⸢ララ⸣ヌ
[⸣ʔaini ʔu⸢suma⸣sakaː ʔu⸢maː⸣ja pa⸢rara⸣nu]
(あんなに恐ろしくひどければ、そこへは行けない) - アン⸢デー⸣カー ウ⸢スマ⸣シ ク⸢トゥ⸣ユン
[ʔan⸢deː⸣kaː ʔu⸢suma⸣ʃi ku̥⸢tu⸣juŋ]
(そんなら大変なことだわい)
「
をそましや(をそろしき也、をそるしき事也)
」
(『混効験集』)
Example phrases
ウムイナスン [ʔu⸢muina⸣suŋ] (他動)
- 侮る。嘲る。馬鹿にする。ひどく扱う。
- ⸢ウンザンマー ピンソー⸣ムヌティ ⸢シー⸣ イッ⸢ケナ⸣ ウ⸢ムイナサ⸣レータン
[⸢ʔunʣammaː pinsoː⸣munuti ⸢ʃiː⸣ ʔik⸢kena⸣ ʔu⸢muinasa⸣reːtaŋ]
(そやつには、貧乏者といってひどく馬鹿にされたことがある) - ウ⸢ムイナサ⸣ヌ
[ʔu⸢muinasa⸣nu]
(馬鹿にしない) - ウ⸢ムイナ⸣シ ⸢ベー
[ʔu⸢muina⸣ʃi ⸢beː]
(馬鹿にしている) - ヤ⸢ラ⸣ビサコーヌ ム⸢ヌ⸣ヌ プ⸢ス⸣ ウ⸢ムイナ⸣スン
[ja⸢rabi⸣sakoːnu mu⸢nu⸣nu pu⸢su⸣ ʔu⸢muina⸣suŋ]
(子供ごときが<子供程度のくせに>人を馬鹿にするよ) - ウ⸢ムイナ⸣ス ⸣クトー
[ʔu⸢muina⸣su ⸣kutoː]
(馬鹿にすることは) - ウ⸢ムイナ⸣セー ⸣ミサムヌ
[ʔu⸢muina⸣ʃeː ⸣misamunu]
(馬鹿にすればいいのに) - ミ⸢ドゥ⸣ムティ ⸣ウムイ ナー⸢イ バイ⸣ヨー ウ⸢ムイナ⸣シバ⸢ヨー
[mi⸢du⸣muti ⸣ʔumui naː⸢ji bai⸣joː ʔu⸢muina⸣ʃiba⸢joː]
(女だと思って、ずっと私を馬鹿にしてなさいよ<承知しないよ>)
Example phrases
オーナルカーナル [⸢ʔoːnarukaː⸣naru] (名)
- ひどく嫉妬すること。妬み嫉みすること。ABCDEFCD型の重言。
- ⸢ターニ⸣ル ⸣アイニ ⸢オーナルカー⸣ナル ⸢シー オー⸣ルユー ナ⸢クラー⸣ヌ ン⸢カーラヌ
[⸢taːni⸣ru ⸣ʔaini ⸢ʔoːnarukaː⸣naru ⸢ʃiː ʔoː⸣rujuː na⸢kuraː⸣nu ʔŋ⸢kaːranu]
(誰に対してあんなに uby{酷}{ヒド}く嫉妬をしておられるのか、怖くて近寄れない<向き合えない>) - ⸢オーナルカーナル⸣ヌ ⸢スー⸣ワン
[⸢ʔoːnarukaːnaru⸣nu ⸢suː⸣waŋ]
(嫉妬が強い<ひどい>)
Example phrases
オーングローン [⸢ʔoːŋguroː⸣ŋ] (形)
- 船の底荷がない時、重心が高くなり、安定性が失われて横揺れするさま。ひどくローリングするさま。
- ク⸢ヌ⸣ フネー ⸢オーングロー⸣ヌ ム⸢タラ⸣ヌ
[ku⸢nu⸣ ɸuneː ⸢ʔoːŋguroː⸣nu mu⸢tara⸣nu]
(この船は重心が高く、横揺れ<ローリング>が激しいので操船できない<持てない>) - ⸢ナン⸣ゾー ⸢オーングローナー⸣ヌ
[⸢nan⸣ʣoː ⸢ʔoːŋguroːnaː⸣nu]
(それほど横揺れしない) - ⸢サッ⸣コー ⸢オーングロー⸣ン
[⸢sak⸣koː ⸢ʔoːŋguroː⸣ŋ]
(非常に横揺れする) - ⸢オーングロー⸣カー ⸣フネー ム⸢トゥ⸣ナ
[⸢ʔoːŋguroː⸣kaː ⸣ɸuneː mu⸢tu⸣na]
(安定性がなく横揺れが激しいなら船を操縦するな<持つな>)
Example phrases
オンケー [⸣ʔoŋkeː] (名)
- 豚便所。かつては豚小屋と便所は一つになっており、人糞を豚に与えていた。戦後、民生府と保健所の指導により、便所が独立して作られるようになった。豚舎から出る糞尿や豚を洗う水が便壷に流入し、人糞と混合して醗酵したのを水肥として水肥桶に汲み取って野菜畑にかけた。その野菜を食した子供や大人に回虫やぎょう虫が発生し、栄養不良の子供が続出した。そこで、この回虫、ぎょう虫を駆除するために、ナ⸢ツァー⸣ラ[na⸢ʦaː⸣ra](海人草)を煎じてのませた。便所は、⸣フルヤー[⸣ɸurujaː]ともいい、フ⸢ル⸣ヌカン[ɸu⸢ru⸣nu](便所の神)は霊験あらたかであると信じられている。フ⸢ル⸣ヌカン[ɸu⸢ru⸣nukaŋ](便所の神様)は、日頃は頭を地面につけて、尻を立てて寝ているという口碑がある。夜中に外出先で悪霊に襲われたり、ひどく驚いて魂を落としたりする際、帰宅して先ず豚舎に行き、豚を起こすと憑き物(悪霊)が落ち、マ⸢ブ⸣ル[ma⸢bu⸣ru](魂{EOS}守り)が体内に帰るといわれている。
- ⸣オンケーヤ ム⸢カ⸣シェー ⸢オー⸣ヌヤートゥ ⸢ピー⸣チ ⸢ヤッタ
[⸣ʔoŋkeːja mu⸢ka⸣ʃeː ⸢ʔoː⸣nujaːtu ⸢piː⸣ʧi ⸢jatta]
(便所は昔は豚舎と一つになっていた) - ム⸢カ⸣シェー ⸣オンケーナ ⸣ッソー ⸣マリティ ウ⸢リバ⸣ オーン ッ⸢ふァーシ オーッタ⸣ヌ ⸢センゴ⸣ トゥ⸢ミラリ ナーン⸣シェン
[mu⸢ka⸣ʃeː ⸣ʔoŋkeːna ⸣ssoː ⸣mariti ʔu⸢riba⸣ ʔoːŋ f⸢faːʃi ʔoːtta⸣nu ⸢ʃeŋgo⸣ tu⸢mirari naːŋ⸣ʃeŋ]
(昔は豚便所で糞を放<ま>って、それを豚に食わしておられたが、戦後になって禁止され<止められ>てなくなった)
Example phrases
カンヨールン [⸢kaɲjoː⸣ruŋ] (自動)
- 耄碌しかける。物忘れがひどくなる。判断力が低下する。「勘弱る」の義。
- ⸣アブジェー ⸣トゥシ トゥ⸢ローッ⸣ター ダイ⸢ブン カンヨー⸣リ ⸢ソー⸣リ ⸢ナー⸣ヌ
[⸣ʔabuʤeː⸣tu̥ʃi tu⸢roːt⸣taː dai⸢buŋ kaɲjoː⸣ri ⸢soː⸣ri ⸢naː⸣nu]
(お祖父さんは年をとられたので大分耄碌しかけてしまわれた)
Example phrases
キムウダラキ [ki⸢muʔudara⸣ki] (名)
- 心の衝撃。ひどく驚くこと。びっくり仰天すること。
- ⸢キーヌ パン⸣ターラ ⸣ウティティ キ⸢ムウダラ⸣キ ⸢シール⸣ タ⸢マ⸣シ シ⸢テーン⸣ギサール
[⸢kiːnu pan⸣taːra ⸣ʔutiti ki⸢muʔudara⸣ki ⸢ʃiːru⸣ ta⸢ma⸣ʃi ʃi̥⸢teːŋ⸣gisaːru]
(木のてっぺんから落ちて、びっくり仰天して魂を落としたらしい)
Example phrases
キムウダラキンニウダラキ [ki⸢muʔudara⸣ki ʔn⸢niʔudaraki] (連)
- びっくり仰天すること。「肝驚き・胸驚き」の義。ひどく驚くこと。ABCDEF・GHCDEF型の重言。神口や祝詞の中に現れ、リズミカルな表現を作り上げている。
- ~ア⸢サビブリバ シー アー⸣クンケン キ⸢ムウダラ⸣キ ン⸢ニウダラキ シー ベー⸣ティ~
[~ʔa⸢sabiburiba ʃiː ʔaː⸣kuŋkeŋ ki⸢muʔudara⸣ki n⸢niʔudaraki ʃiː beː⸣ti~]
(~遊び惚けているときに、肝驚き胸驚きをしているので~)
Example phrases
グンダンタギラスン [⸢gundan⸣ ta⸢girasuŋ] (連)
- 酒に酔ってくどくどという。くだを巻く。
- ⸢クンザヌ⸣ サ⸢キ⸣ ヌミティ ⸢ビー⸣ルカー ⸢グンダン⸣ タ⸢ギラスンダ パー⸣ク ⸢ヤー⸣ パ⸢ラ⸣シ
[⸢kunʣanu⸣ sḁ⸢ki⸣ numiti ⸢biː⸣rukaː ⸢gundan⸣ ta⸢girasunda paː⸣ku ⸢jaː⸣ pa⸢ra⸣ʃi]
(こいつが酒を飲んで酔うとくだを巻くから、早く家に帰せ<行かせ>)
Example phrases
シギルン [ʃi⸢gi⸣ruŋ] (補動)
- {PoS_2}動詞について複合語をつくり、動作が普通の状態より度を越してひどくなる意を表す。
- ⸢ウーミシギ⸣ルン
[⸢ʔuːmiʃigi⸣ruŋ]
(熟れすぎる) - ⸢ネーシシギルン
[⸢neːʃiʃigiruŋ]
(煮すぎる) - ⸢ニーシギルン
[⸢niːʃigiruŋ]
(煮え過ぎる)
Example phrases
ジッチ [⸢ʤitʧi] (名)
- {Mn_1}(植)だんどく(檀特)の芽、茎。茎を抜いて吸うと甘味があるので子供達はそれを嘗めて遊んだ。
- ジッ⸢チェー⸣マ
[ʤit⸢ʧeː⸣ma]
(小さな芽{EOS}小さな茎) - ジッ⸢チェー⸣マ ⸣ヌイ ユ⸢ビ⸣バ
[ʤit⸢ʧeːma⸣ nuiti ju⸢bi⸣ba]
(だんどくの茎を抜き取って吸いなさいよ)
Example phrases
シティヤマング [ʃi̥⸢tijamaŋgu] (名)
- ひどいいたずらっ子。ひどい腕白者。手に負えない乱暴もの。ひどく狡猾な者。シ⸢ティー[ʃi̥⸢ti-](<捨て>強意の接頭語)は続く名詞の悪い意味内容を強調する。
- ウ⸢ブ⸣プス ⸢ナッター⸣ル ⸢マイフナー⸣ マ⸢リ⸣ ウ⸢トゥナ⸣サール ヤ⸢ラ⸣ビ ⸢シェーン⸣ケンマー シ⸢ティヤマング⸣ ヤ⸢タル
[ʔu⸢bu⸣pu̥su ⸢nattaː⸣ru ⸢maiɸunaː⸣ ma⸢ri⸣ ʔu⸢tuna⸣saːru ja⸢ra⸣bi ⸢ʃeːŋ⸣kemmaː ʃi̥⸢tijamaŋgu⸣ ja⸢taru]
(大人になったからこそ立派になっている{EOS}子供の頃は手のつけられないひどい腕白ものだったよ)
Example phrases
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
Search languages: Japanese ↔ English
どく【毒】
(Common Noun)
- Poison; Toxicant
- Harm; Evil influence
- Ill will; Spite; Malice
- Abusive language
— Abbreviation
どく・のく【退く】
(Common Godan verb, intransitive)
- To step aside; To move (i.e. out of the way); To make way
— Word usually written using kana alone
とく・どく
(Godan verb)
- To do something in readiness for; To get something (needful) done
どく【独】
(Noun)
- Germany
— Abbreviation
どくさつ【毒殺】
(Noun)
- Poisoning; Kill by poison
どくえん【独演】
(Noun)
- Solo; Solo performance
どくぼう【独房】
(Noun)
- Single cell; Isolation cell
とくほん・どくほん【読本】
(Noun)
- Reading-book; Reader; Guidebook; Manual
- Textbook (esp. a pre-war elementary school Japanese language textbook)
あいどく【愛読】
(Common Noun)
- Reading with pleasure
きのどく【気の毒・気のどく】
(Common Noun)
- Pitiful; Unfortunate; (A) pity
どくやく【毒薬】
(Common Noun)
- Poison
どくしょう【独唱】
(Noun)
- Vocal solo
どくせん【独占】
(Common Noun)
- Monopoly; Monopolization
- Hogging; Keeping to oneself
どくりつ【独立】
(Common Noun)
- Independence (e.g. Independence Day); Self-support
どくしゃ【読者】
(Common Noun)
- Reader
どくしょ・とくしょ【読書】
(Common Noun)
- Reading
ろうどく【朗読】
(Common Noun)
- Reading aloud; Recitation
こどく【孤独】
(Common Noun)
- Isolation; Loneliness; Solitude
しょうどく【消毒】
(Common Noun)
- Disinfection; Sterilization; Sterilisation
ちゅうどく【中毒】
(Common Suffix)
- Addiction
どくぜつ【毒舌】
(Noun)
- Wicked tongue; Abusive language
どくじ【独自】
(Common Noun)
- Original; Peculiar; Unique; Characteristic; Proprietary; Individual; Independent; One's own
どくそう【独奏】
(Noun)
- (Instrumental) solo; Recital
どくがく【独学】
(Common Noun)
- Self-education; Self-instruction; Self-study
どくさい【独裁】
(Common Noun)
- Dictatorship; Despotism
どくしん【独身】
(Common Noun)
- Bachelorhood; Single; Unmarried; Celibate
どくだん【独断】
(Common Noun)
- One's own judgement (judgment); Dogmatic; Arbitrary
どくとく【独特】
(Common Noun)
- Peculiarity; Uniqueness; Characteristic
ゆうどく【有毒】
(Common Noun)
- Poisonous; Toxic
ちゅうどく【中毒】
(Common Noun)
- Poisoning
しょくちゅうどく【食中毒】
(Common Noun)
- Food poisoning
くどく【口説く】
(Godan verb, transitive)
- To persuade; To coax; To solicit
- To seduce; To make advances; To make a play; To make a pass; To put the moves on; To come on to; To hit on; To court; To woo; To romance
どくは【読破】
(Noun)
- Finish reading a book
どくご【独語】
(Noun)
- Monologue; Soliloquy
- German (language)
そどく【素読】
(Noun)
- Reading something (usu. aloud) without trying to understand it; Reading something only for the purposes of proofreading