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Define どう dou Meaning ドウ

Displaying results for どう (dou・どう・ドウ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Miyako)

あぐ

(Noun) Classmate

Ryukyu (Yaeyama: Ishigaki)

のー【何】

(Expression) What

Ryukyu (Yonaguni)

ぬー

(Expression) How, in what way

Ryukyu (Okinawa)

ぬー【何】

(Expression) What

Ryukyu (Okinawa)

ちゃー【如何】

(Adverb) How, what, in what way, in what manner

Ryukyu (Okinawa, Okinawa: Kudaka)

いんどー【豌豆】

(Noun) Pea, green pea

Ryukyu (Okinawa)

いんどぅー【豌豆】

(Noun) Pea, green pea

Ryukyu (Okinawa)

にふぇー【御拝・二拝】

(Expression, Noun) Thanks; thankfulness, gratitude, appreciation

Ryukyu (Kunigami: Oku)

とぅべー

(Noun) Green chafer (Anomala albopilosa); Midway emerald beetle (Protaetia pryeri)

Ryukyu (Yonaguni)

ふるみ【黒目】

(Noun) Pupil (of the eye)

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

とう 【籐】

とう 【唐】

See also

とう 【頭】

とう 【問う】

See also

どう

Phrases

  • ~あろうとも ʔanarawaN,ʔanerawaN,nuuyatiNkwiiyatiN
  • ~か doodiN,tootu,taNdi
  • ~かどうか taNditaNdii
  • ~したところで ʔaNshiNkaNshiN
  • ~して chaashi,nugashi,→chaa
  • ~しても chaashiN,ʔikanashiN,nuusawaN
  • ~しようもない chaaNkaaN,naraN,tuiN chimiN naraN
  • ~でもこうでも chaashiNkaashiN
  • ~ともなれ ʔahyaNgaree,ʔappaNgaree
  • ~にか chaagana,ʔichashigana

どう (馬を制止する声)

Phrases

どう 【胴】

See also

どう 【銅】

Phrases

とうか 【灯火】

See also

どうか 【銅貨】

とうき 【陶器】

See also

Phrases

  • ~の一種 chibanayachi,chibuyayachi

どうぐ 【道具】

Phrases

とうじ 【冬至】

See also

Phrases

どうし 【同志】

See also

どうじ 【同時】

See also

Phrases

どうぞ

See also

Phrases

とうふ 【豆腐】

See also

Phrases

どうり 【道理】

See also

どうろ 【道路】

See also

Phrases

どうあげ 【胴上げ】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

いかなしん

  • どうしても
  • Example phrases
    • いかなしん/ちゃーしん うむいぬぐとぅ ならん。
      (どうしても思いのままにならない)

ちゃー

  • どう、如何
  • Example phrases
    • ちゃーが?
      (どうか、どうだ)
    • ちゃーが さい/たい?
      (いかがですか)
    • ちゃーが やら?
      (いったいどうなのか)
    • ちゃーん ねーらん。
      (どうもない、何ともない)
    • ちゃーん ならん。
      (どうにもならない)
    • ちゃー すが?
      (どうするか)
    • だー、ちゃー なたが?
      (それで、どうなったか)
    • ちゃー しん いちゅん/すん/ならん/わからん/にんだらんたん/とぅめーららん/かちぇーうーさん。
      (どうしても行く/する/できない/解らない/眠れなかった/探せない/書けない)
    • ちゃーしんかーしん ならん。
      (どうしてもできない)
    • ちゃー
      (=いかな)
    •  しん うむいぬぐとぅ ならん。
      (どうしても思うようにならない)
    • ちゃーっし すが?
      (どのようにするか)
    • ちゃーる ばーが?/ちむえーが?/くとぅが?/っちゅが?
      (どういうわけか/意味か/ことか/人か)
    • だー、なー、ちゃーする ばーが?
      (それで、どうするつもりか)
    • ちゃーしぇー しむが?
      (どうすればよいのか)
    • ちゃんぐとーる あんべーが?
      (どういう具合か)
    • ちゃんぐとーる くとぅ なとーが?/ちゃんぐとぅー なとーが?
      (どういうことになっているか、ちゃんぐとーる=ちゃーる)
    • ちゃんねーるー (や)が?
      (どういうものか)
    • ちゃんねーるーぬ あが?
      (どういうのがあるか)
    • ちゃぬ よーな くとぅ/むぬ/っちゅ やいびーが?
      (どういうこと/物/人なのか)
    • っやーや ちゃぬむん
      (=ぬー さる むん)
    • (や)が?
      (おまえは何様か)
    • ちゃぬ あたい あが?
      (どれほどあるか)
    • ちゃなぎ あが?
      (どの長さあるか)
    • ちゃぬ さくぬ くとー あらん。
      (どうってことはない)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

イカシ [ʔi⸢ka⸣ʃi] (副)

  • いかが。どう。疑問の意味を表す。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌ ギンシェー⸣ ノー⸢ンティン ナーヌ⸣ヌ イ⸢カ⸣シカヤー
      [ʔu⸢nu giŋ⸣ʃeː noː⸢ntin naːnu⸣nu ʔi⸢ka⸣ʃikajaː]
      (その件では何とも言ってこないが<何ともないが>、如何だろうか)

カニン [⸣kaniŋ] (名)

  • (植)和名、エビツル。ブドウ科植物。野ぶどう。原野の雑木林の中のガジマル[ga⸢ʤi⸣maru](木容樹)や⸢ゴーナ⸣キ[⸢goːna⸣ki](桑の木)などに巻きつくように生えて、直径約1センチほどの球状の実をつける。未熟の実は緑色を呈するが完熟する濃い赤紫色になり、甘く美味である。長さ15~17センチの房いっぱいに実をつける。カニンの蔓を切って、その樹液を目に入れると眼病が治るといわれていて、目ヤニが出ると眼病の薬として樹液を目にさして利用していた。
  • Example phrases
    • ⸢ソー⸣ランナー ⸣カニン ⸣ブリキー ム⸢ルムル⸣ナー イ⸢ルタン
      [⸢soː⸣rannaː ⸣kanim ⸣burikiː mu⸢rumuru⸣naː ʔi⸢rutaŋ]
      (お盆には野ブドウを捥いで<折って>来て、お盆のムルムルに入れたものだ)

ガラガラ [ga⸢ragara] (副)

  • 空っぽのさま。がらんどう。
  • Example phrases
    • ウ⸢ビ⸣ヌ ⸣ヤーナ プ⸢ソー⸣ ター⸢ン⸣ ブ⸢ラームティ⸣ ガ⸢ラガラ⸣シ ⸢シー⸣シケー
      [ʔu⸢bi⸣nu ⸣jaːna pu̥⸢soː⸣ taː⸢m⸣ bu⸢raːmuti⸣ ga⸢ragara⸣ʃi ⸢ʃiː⸣ʃi̥keː]
      (あれだけの大きな家に人は誰もいないでガラガラ<がらんどう>にしてある)

ドールドール [⸢doːrudoːru] (副)

  • ざあざあ。どうどう。雨が激しく降るさま。川の水が激しく流れるさま。
  • Example phrases
    • ⸢ドールドール⸣シ ア⸢ミ⸣ヌ ⸣フーン
      [⸢doːrudoːru⸣ʃi ʔa⸢mi⸣nu ⸣ɸuːŋ]
      (ざあざあと雨が降る)

    • /
      {Sg_5}ニ⸢カ⸣ヌ ⸣ユーヌ ユ⸢ナカ⸣ニヨー ユ⸢サ⸣ヌ ⸣ユーヌ ユ⸢ナカ⸣ニヨー ハーリ ⸣アミ タ⸢ボー⸣リ ⸢リュー⸣ガナシ(今夜の、夜の、夜中に<囃子>ヨー、夜さり夜の、夜中に<囃子>ヨー、ハーリ 雨を賜れ龍神さま)

    •  
      {Sg_6}⸢ドールドール⸣シ タ⸢ボーラ⸣リヨー ⸢ザールザール⸣シ タ⸢ボーラ⸣リヨー ⸣ハーリ ⸣アミ タ⸢ボー⸣リ ⸢リュー⸣ガナシ(ドードーと雨を降らして下さい<賜れよ>、ザーザーと雨を降らして下さい<賜れ>竜神さま)
    • ア⸢マン⸣グイ
      [ʔa⸢maŋ⸣gui]
      (雨乞い歌{EOS}ハヤミク)


    • 鳩間島古典民謡古謡集』)

ヌーシ [⸢nuː⸣ʃi] (副)

  • {Mn_1}いかに。どのように。どう。様子や方法を尋ねる。
  • Example phrases
    • ク⸢レー ヌー⸣シ ⸢スーワ
      [ku⸢reː nuː⸣ʃi ⸢suːwa]
      (これはどのようにするのか)
    • ⸢プール⸣ヌ ⸢ゾーラキヌ⸣ ス⸢クメー ヌー⸣シ ⸣ナリ ⸢ブーワ
      [⸢puːru⸣nu ⸢ʣoːrakinu⸣ su̥⸢kumeː nuː⸣ʃi ⸣nari ⸢buːwa]
      (豊年祭の常楽舞踊<入子踊り>の仕込み<リハーサル>はどうなっているか)
    • 方法を問う。いかが。どんなに。どう。 ⸢クン⸣ドー カ⸢リン ヌー⸣シ シ⸢ミルワ⸣ マ⸢シ⸣カヤー
      [⸢kun⸣doː ka⸢rin nuː⸣ʃi ʃi⸢miruwa⸣ ma⸢ʃi⸣kajaː]
      (今度は彼にどうさせたらよいでしょうか)

アイシンカイシン [⸣ʔaiʃiŋkaiʃiŋ] (副)

  • {Mn_1}いかようにしても~ない。「そうしても、こうしても~ない」の義。どうにもこうにも~ない。続く否定の条件句を誘導し、それと呼応して意味を強調する表現。「そうしても、ああしても」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸣アイシンカイシン ナ⸢ラン⸣ベーティ ⸢ワー⸣ラ ⸣ナラウンティ ⸢クー⸣タ
      [⸣ʔaiʃiŋkaiʃin na⸢ram⸣beːti ⸢waː⸣ra ⸣naraunti ⸢kuː⸣ta]
      (どうにもこうにもならなくて、貴方から習おうとやって来ました)

    • /
      ヘイヤー アンシン ナラナーキ ヘイヤー カンシン ナラナーキ/(ヘイヤー<囃子>そうしても<村建てが>出来ないので、ああしても<村建てが>できないので)


    • パトゥマ本ジラマ」『鳩間島古典民謡古謡集』。)

アイシンカイシン [⸣ʔai⸢ʃiŋ⸣kaiʃiŋ] (副)

  • ああもこうも。いづれにしても。どうにもこうにも。どのみち。「ああしてもこうしても」の義。基本的にはABCDEBCD型の重言。
  • Example phrases
    • アイ⸢シン⸣カイシン ⸢シーミラバ⸣ル ⸢フントー⸣ヌ ⸣クトー ワ⸢カ⸣ル ⸢サン⸣カー ワ⸢カラ⸣ヌ
      [ʔai⸢ʃiŋ⸣kaiʃiŋ ⸢ʃiːmiraba⸣ru wa⸢ka⸣ru ⸢saŋ⸣kaː wa⸢kara⸣nu]
      (いづれにしても<ああしてもこうしても>してみてはじめて<してみたらばぞ>分かる{EOS}しないと分からない)

アイシンカイシン [ʔai⸢ʃiŋ⸣kaiʃiŋ] (副)

  • どうでもこうでも。ああしてもこうしても。いづれにしても。
  • Example phrases
    • アイ⸢シン⸣カイシン サ⸢バドゥ⸣ ヤ⸢ル⸣カー ⸢パイ⸣サ ⸢スーモー マシ
      [ʔai⸢ʃiŋ⸣kaiʃin sa⸢badu⸣ ja⸢ru⸣kaː ⸢pai⸣sa ⸢suːmoː⸣ ma⸢ʃi]
      (どうでもこうでも<どのみち>しなければならないのなら、早くしたほうがよい)

アザバンユーゾーナーヌ [ʔa⸢ʣabaŋ juː⸣ʣoː ⸢naː⸣nu] (連)

  • 言っても詮無い。言っても無益である。ア⸢ザバン[ʔa⸢ʣabaŋ](言っても)は、ア⸢ズン[ʔa⸢ʣuŋ](言う)の未然形、アザ[ʔaʣa]に仮定条件の接続助詞⸢-バン[⸢-baŋ](~ても)が付いた形。⸢ユー⸣ゾー ⸢ナー⸣ヌ[⸢juː⸣ʣoː ⸢naː⸣nu]は、⸢ユー⸣ゾー[⸢juː⸣ʣoː](養生{EOS}病気の手当て)に⸢ナー⸣ヌ[⸢naː⸣nu](無い)が付いた形で、「手の施しようがない。どうにもならない。せんない(詮無い)」の意味

イカーラシジ [⸣ʔikaːra ⸣ʃiʤi] (連)

  • 如何なるわけ。どういうわけ。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヤ⸣ヌ ア⸢ズ⸣ ムニン シゥ⸢カムティ⸣ ナー⸢イ⸣ ピン ⸢シーベー⸣ヌ ⸣イカーラ ⸣シジヤ
      [ʔu⸢ja⸣nu ʔa⸢ʣu⸣ munin sï̥⸢kamuti⸣ naː⸢i⸣ piŋ ⸢ʃiːbeː⸣nu ⸣ʔikaːraʃiʤija]
      (親のいうこと<ことば>も聞かないで、ただ拗<す>ねて反抗しているが、如何なるわけがあるのか)

イカシタカーシタ [ʔi⸢kaʃi̥takaː⸣ʃi̥ta] (連体)

  • 如何した、こうした。イ⸢カ⸣シタ[ʔi⸢ka⸣ʃi̥ta](如何した)の重言。「一体全体どうしたこと、こうしたこと。全くの無関心であるさま」の意。
  • Example phrases
    • シ⸢グトゥン⸣ サ⸢ムティ⸣ トゥ⸢ジッふァヌ⸣ クトゥン イ⸢カシタカーシタ⸣ティン ⸢ナー⸣ヌ
      [ʃi⸢gutun⸣ sa⸢muti⸣ tu⸢ʤiffanu⸣ ku̥tuŋ ʔi⸢kaʃi̥takaː⸣ʃi̥tatin ⸢naː⸣nu]
      (仕事もしないで、妻子のこともどうなるかについて、全く無関心な様子<どうした、こうしたということもない>)

イカナシ [ʔi⸢kana⸣ʃi] (副)

  • けっして(決して)~ない、どうしても~ない、絶対に~ない、のように否定表現を誘導する陳述副詞の働きをする。感情的になって強調する時は、イッ⸢カナ⸣シ[ʔik⸢kana⸣ʃi]ともいう。
  • Example phrases
    • ⸣バー イ⸢カナ⸣シ パ⸢ラ⸣ヌ
      [⸣baː ʔi⸢kana⸣ʃi pa⸢ra⸣nu]
      (私は決して行かない)
    • マ⸢タマー⸣ ミルンケンマー ⸣バー イッ⸢カナ⸣シ シ⸢ナヌ
      [ma⸢tamaː⸣ miruŋkemmaː ⸣baː ʔik⸢kana⸣ʃi ʃi⸢nanu]
      (曾孫を見るまでは、私は決して死なない)

イッカナシ [ʔik⸢kana⸣ʃi] (副)

  • どうしても。一向に。いかにしても。どんなにしても。決して。「如何に・しても」の義。後に打ち消し否定の表現を要求する一種の陳述副詞である。
  • Example phrases
    • ⸣バー イッ⸢カナ⸣シ パ⸢ラ⸣ヌ
      [⸣baː ʔik⸢kana⸣ʃi pa⸢ra⸣nu]
      (私は決して行かない)
    • ⸣バー イッ⸢カナ⸣シ サ⸢ヌ
      [⸣baː ʔik⸢kana⸣ʃi sa⸢nu]
      (私は決してしない)
    • ⸣バー イッ⸢カナ⸣シ パ⸢ラ⸣ヌ
      [⸣baː ʔik⸢kana⸣ʃi pa⸢ra⸣nu]
      (私は決して行かない)

ウイヌウガン [⸢ʔuinu⸣ʔugaŋ] (名)

  • 友利御嶽。「上のお願」の義。『沖縄文化財調査報告書第70集』(沖縄教育委員会)に、次のように記述されている。「トゥムリウガン。異称、ウイヌウガン、『琉球国由来記』記載の名称 友利御嶽、所在地 字鳩間福堂。祭神 神名 ヲトモリ 御イベ名 大ザナルガネ。由来 由来不ニ相知一(『琉球国由来記』)。鳩間島では最も古い御嶽である。鳩間を建てたという英雄義左真主が創建した御嶽であるといわれている。各御嶽の中で最高位にランクされ、他のすべての御嶽の<神>の存在する場所であると考えられている。トゥムリウガンには、他の御嶽の香炉が置かれており、祭祀や儀礼もここでのみ行われるものが多い。トゥムリウガンで祈願することは、他のすべての御嶽での祈願に相当する行為であると考えられている」。ム⸢トゥ⸣ウガン[mu⸢tu⸣ʔugaŋ](元御嶽)ともいう。歌謡では、トゥ⸢ムル[tu⸢muru](友利<お願>)と歌われている。鳩間島の御願の中心となる所で、ナ⸢カン⸣ブレ[na⸢kam⸣bure](中岡<中森>)の東側の鎮守の森の中にある。フ⸢クン[ɸu̥⸢kuŋ](福木)やガ⸢ジ⸣マル[ga⸢ʤi⸣maru](榕樹)、マーニ[⸢maː⸣ni](クロツグ<黒桄椰子>)、ク⸢バ[ku⸢ba](びろう、蒲葵)、その他雑木が密生して、昼でも薄暗い。神域は石垣を二重三重に積みめぐらしてある。中心部に⸣ウボー[⸣ʔuboː](威部)があり、そこへ通ずる道の入り口に⸢パイ⸣ディン[⸢pai⸣diŋ](拝殿{EOS}小屋根付きの門)がある。そこには、⸢コー⸣ロー[⸢koː⸣roː](香炉)が据えてあり、男性はそこから内へ入れないといわれている。どうしても入域しなければならない場合は、神に祈願をして入るが、その際の条件は、マ⸢ラタリ⸣ムヌ[ma⸢ratari⸣munu](魔羅垂れ者)、ア⸢ティナシ⸣ムヌ[ʔa⸢tinaʃi⸣munu](無分別者)としてであった。従って男性は褌を外して、ぶらぶらさせながら入らなければならなかったという。拝殿の北側には⸣メー[⸣meː](庭空間)があり、その左右に二・三段の低い観覧席が設置されている。拝殿の前面左側にはティジリビーの席、右側にはサカサ・バキサカサの席が設置されている。庭空間の北側には、瓦葺のウ⸢ブ⸣ヤー[ʔu⸢bu⸣jaː](母屋)があり、拝殿と対面するように南面窓際に神棚が設置され、小窓が設えられて香炉が置かれ、⸣ウボー[⸣ʔuboː]へのお通しが出来るようになっている。古い仏像も安置されている。豊年祭や結願祭の⸢ユードウー⸣シ[⸢juːduː⸣ʃi](夜通しの祈願)や⸢ユーングマ⸣ル[⸢juːŋguma⸣ru](夜籠もり祈願)はそこで実施される。結願祭には、このウ⸢ブ⸣ヤーから南面に張り出しのバンコ・ステージが設置され、幕で仕切られた舞台で伝統的⸢キョン⸣ギン[⸢kjoŋ⸣giŋ](狂言・劇)や舞踊が奉納上演される。その際、ウブヤーは楽屋の機能を果たす。村の人々は老若男女、弁当持参して観覧席から奉納芸能を観劇したものである

ウリンツァン [ʔu⸢rinʦaŋ] (副)

  • {Mn_2}、{Mn_1}が条件句を作り、どうにもならないという帰結句を強調する。
  • Example phrases
    • ⸢ワー⸣ ウ⸢リンツァン シーサン⸣カー ⸢ヌー⸣スワメー
      [⸢waː⸣ ʔu⸢rinʦaŋ ʃiːsaŋ⸣kaː ⸢nuː⸣ suwameː]
      (君は、それすら<さえも>出来なければ 一体どうするんだね、もう)

ガマナール [ga⸢manaːru] (名)

  • 大反響。がらんどう(伽藍堂)の室内で声が大きく反響すること。
  • Example phrases
    • ガ⸢マヌ⸣ ナ⸢カ⸣ナー ⸣ムニ イ⸢ズ⸣カー ⸢クイ⸣ヤー ガ⸢マナール スン⸣ダー
      [ga⸢manu⸣ na⸢ka⸣naː ⸣muni ʔi⸢ʣu⸣kaː ⸢kui⸣jaː ga⸢manaːru sun⸣daː]
      (洞窟の中で話す<ものを言う>と大きく反響するよ)
    • グヮーングヮーンと反響音を響かせて鳴る音。 ⸢コン⸣クリヤーヤ ⸣ムニ イ⸢ズバン⸣ ガ⸢マナール スンダ⸣ ミン ク⸢ジリンギサ⸣ル
      [⸢koŋ⸣kurijaːja ⸣muni ʔi⸢ʣubaŋ⸣ ga⸢manaːru sunda⸣ miŋ ku⸢ʤiriŋgisa⸣ru]
      (コンクリート建ての家は話をするだけでも反響音が鳴り響くから耳が潰れそうだ)

ガラクトートゥ [ga⸢ra⸣ku⸢toːtu] (感)

  • なにとぞ、なにとぞ。是非とも是非とも。⸢タン⸣ディ⸢トートゥ[⸢tan⸣di⸢toːtu](願わくば是非とも)と重ねて用いられる。/タンディトートゥ マブルシュヨー/ガラクトートゥ カミガナシ ハーリ アミタボリ リューガナシ/(恐れながらお願い申し上げます守り神さま、どうか、どうぞ、是非とも是非とも神様、ハーリ雨を賜りませ竜宮の神様)「アマングイ」(雨乞い歌{EOS}早め句第2連)『鳩間島古典民謡古謡集』

コーッタルムヌ [⸢koːttarumunu] (感)

  • ままよ(儘よ)。どうにでもなれ。なんとでもなれ。施す術がなく自暴自棄になった時に発する語。⸢コッタルムン[⸢kottarumuŋ](ままよ)を強調した形。
  • Example phrases
    • ⸣マトゥ ⸢ブン⸣ドゥ マ⸢タ⸣リ ⸢コーッタルムヌ クーン⸣カー ⸢ターシタガーヤ⸣ メー ⸢ドゥー⸣ヌ ⸣スン ⸢ゲ⸣ラ
      [⸣matu ⸢bun⸣du ma⸢ta⸣ri ⸢koːttarumunu kuːŋ⸣kaː ⸢taːʃitagaːja⸣ meː ⸢duː⸣nu suŋ⸢ge⸣ra]
      (待つだけ待った<待つ分しか待たれない>、儘よ、来なければ誰がしるものか{EOS}もう<来なければ>自分の損だ)

コッタルムヌ [⸢kottarumunu] (感)

  • ままよ(儘よ)。なるようになれ。どうなろうと知るものか。不都合なことが惹起して残念がったり、なす術がなくなり、怒ったり自暴自棄に陥ったりするときに発することば。
  • Example phrases
    • ⸢コーッタルムヌ⸣ ウビ⸢バーキ⸣ル イ⸢ジ⸣ ナ⸢ラー⸣シン シ⸢ラリル⸣ ドゥーシ ⸢ノーサン⸣カー ⸢ターシタガーヤー⸣ メー
      [⸢koːttarumunu⸣ ʔubi⸢baːki⸣ru ʔi⸢ʤi⸣ na⸢raː⸣ʃiŋ ʃi⸢rariru⸣ duːʃi ⸢noːsaŋ⸣kaː ⸢taːʃitagaːja⸣ meː]
      (ままよ{EOS}これだけしか<が>叱って教えることも出来ない<出来る>{EOS}己自身で治さなければ、誰が知ったことか<俺は知らんぞ>)
    • ⸢コーッタルムヌ⸣ アイブ ム⸢ヌン⸣ナーニ ア⸢ザンブレー⸣バ ⸣ミサタムヌ
      [⸢koːttarumunu⸣ ʔaibu mu⸢nun⸣naːni ʔa⸢ʣambureː⸣ba ⸣misatamunu]
      (どうにでもなれ<えい、ままよ>{EOS}あんな奴に言わなければよかったのに)

サムティ [sa⸢muti] (連)

  • ~しないで。(i) 打ち消した状態を維持する意を表して連用修飾したり、(ii) 条件文を中止して反語表現を作る。動詞⸢スン[⸢suŋ](する)の未然形⸢サ[⸢sa](しない)に、打消しの助動詞ン[m](~ない<ぬ>)+接続助詞ティ[ti](~て)が下接したもの。(i) シ⸢グトー⸣ サ⸢ムティ ンーナッふァイ シー ベー[ʃi⸢gutoː⸣ sa⸢muti ʔnːnaffai ʃiːbeː](仕事はしないで、無駄食いしている)。(ii) シ⸢グトー⸣ サ⸢ムティ ヌー⸣スワ[ʃi⸢gutoː⸣ sa⸢muti nuː⸣suwa](仕事はしないで、どうするのか<如何するつもりか>)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

どう

(Common Prefix)

  1. The same; The said; Ibid.

どう

(Common Noun)

  1. Trunk; Torso; Body; Abdomen; Waist

  1. Plastron (in kendo); Touching the plastron (kimari-te in kendo)

  1. Frame (of a drum, etc.); Sound box (of a shamisen, etc.); Hull (of a ship)

どうあかがね赤金

(Common Noun)

  1. Copper (Cu)

  1. Bronze (medal)
    Abbreviation

どう

(Common Noun)

  1. Motion; Change; Confusion

どう

(Common Noun)

  1. Temple; Shrine; Chapel

  1. Hall

(Common Suffix)

  1. Suffix attached to the names of some businesses, stores, etc.

(Common Noun)

  1. (Arch) front room

どういかがいか如何

(Common Adverb)

  1. How; In what way; How about
    Word usually written using kana alone

どう

(Prefix)

  1. Precisely; Exactly; Plumb; Totally; Very much

  1. Damn; Stupid; Cursed

どう

(Noun)

  1. Road
    Abbreviation

  1. Way

  1. Buddhist teachings

  1. Taoism

  1. Modern administrative region of Japan (Hokkaido)

  1. Historical administrative region of Japan (Tokaido, Tosando, etc.)

  1. Province (Tang-era administrative region of China)

  1. Province (modern administrative region of Korea)

どう

(Interjection)

  1. Whoa (command used to stop a horse, etc.)

はたほこはたぼこどう幡幢

(Noun)

  1. Long-handled Chinese spear bearing a small flag

  1. Banner; Hanging