(Noun) Tadpole
Define たび tabi Meaning タビ
Displaying results for たび (tabi・たび・タビ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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タビ tabi (tabi) ① 名
- 旅。tabee ?iranaZikaN niinajuN.旅は鎌の柄のように軽いものでも荷物になる。旅はできるだけ身軽にせよの意。
アラタビ aratabi (?aratabi) ⓪ 名
- 初旅。
アサタビ asatabi (?asatabi) ⓪ 名
古
- 政務を司る役。三人いたのでsaNsikwaN[三司官]ともいう。国務卿の意。?aSitabiともいう。saNsikwaNの項参照。
タビシュ tabishu (tabisju) ⓪ 名
- 旅に出ている人のある家。その家では,5月1日,同5日,9月1日に,旅にいる人の無事息災を祈る行事をする。一族一門の女が揃い,kweena(旅歌)を歌って踊り,夜を徹することがある。
タビユン tabiyun (tabi=juN) ① 他=raN,=ti
文
- 賜わる。
トータビ tootabi (tootabi) ⓪ 名
- 中国への旅。
アクタビー akutabii (?akutabii) ⓪ 名
- ごみを燃やす火。火力弱く,すぐ消える。
アシタビ ashitabi (?aSitabi) ⓪ 名
古
- ?asatabiと同じ。
アタビチ atabichi (?atabici) ⓪ 名
- 蛙。蛙の総称。
- 蛙の一種。土色の小さいもの。
ビタビタ bitabita (bitabita) ① 副
- のりのついていない,柔らかい布の感触。?iicu~kaiki horohoro.絹はビタビタと柔らかい肌ざわりで,甲斐絹はホロホロと衣ずれの音を立てる。
フナタビ funatabi (hunatabi) ⓪ 名
- 船旅。
タビドゥミ tabidumi (tabidumi) ⓪ 名
- 旅先でできた妾。-dumi<tumeejuN。
タビヤドゥ tabiyadu (tabijadu) ⓪ 名
- 旅宿。旅先の宿。~nu nareja makura subadatiti ?ubizasusa mukasi 'juwanu Cirasa.[旅宿の習や枕そばだてて覚出すさ昔夜半のつらさ]旅の宿に泊ると寝てから昔の会わぬ夜のつらさを思い出す。
アタビチャー atabichaa (?atabicaa) ⓪ 名
- ?atabiciと同じ。
タビダチ tabidachi (tabidaci) ⓪ 名
- 旅立ち。鹿島立ち。門出。
タビニンジュ tabininju (tabiniNZu) ① 名
- 旅の一団。
タビスガイ tabisugai (tabisugai) ⓪ 名
- 旅装束。旅装。
ワタビナイ watabinai ('watabinai) ⓪ 名
- 腹が減ること。-binai<hwinajuN(減る)。naada~N saN.まだ腹も減らない。
ヤンバタビ yanbatabi ('jaNbatabi) ⓪ 名
文
- 'jaNbarutabiと同じ。山原地方への旅。韻律の関係で短くなったもの。?unimucinu zibuN~?atati.[鬼餅の時分やんば旅あたて]鬼餅の時分(12月8日)山原へ旅することになって。
カタビーチ katabiichi (katabiici) ⓪、① 名
- えこひいき。偏愛。
A dictionary of the Ryukyuan language
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たび 【旅】
たび 【足袋】
たびうた 【旅歌】
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たびだち 【旅立ち】
たびびと 【旅人】
See also
たびしょうぞく 【旅装束】
あくたび 【芥火】
かたひざ 【片ひざ】
がたびし
くたびれ
See also
したひも 【下紐】
ながたび 【長旅】
はつたび 【初旅】
ぴたぴた
ふなたび 【船旅】
くたびれる
See also
しでのたび 【死出の旅】
See also
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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たび
- 旅
- たびんかい いちゅんどー しーねー、いちまのー さんてぃんもーから、なーふぁー みーぐしくから てぃーさーじ ふやーに うくたん。
(旅に出るよというときには、糸満は三巓毛から、那覇は三重城から手ぬぐいを振って見送った)
Example phrases
たび すがい
- 旅支度、旅の装い
- たびぬ いりゆーな むん むる くるまんかい いりやーに どぅーくろー むたんてぃん しむくとぅ、みちをぅてぃ たびすがいぬ っちょー なまー あんまでぃ んーだらん なとーん。
(旅の必要品をすべて車に入れて自分では持たなくてもすむので、道で旅装の人は現在はあまり見えなくなっている)
Example phrases
たび にんじゅ
- 旅の集団
- ちかぐろー とーからぬ たびにんじゅぬ うほーく なてぃ、なーふぁぬ まちん っうぃーりきどぅくるん とーぬっちゅぬちゃーさーに はねーちょーん。
(最近は中国からの観光団体が多くなって、那覇の市場も観光名所も中国人でにぎわっている)
Example phrases
たびぬ っちゅ
- よそ者
- ぐましまをぅてー たびぬ っちょー しぐ わかいさ。
(小さな島ではよそ者はすぐ分かるよ)
Example phrases
うたびみしぇーん (うたびみそーちゃん、うたびみそーらん、うたびみそーち)
- いただく
- ひゃーくまでぃ ながぬち んーちゃんでぃち くーじから ぐふーび うたびみそーちゃん。
(百歳まで長生きしたということで官庁からごほうびをいただいた) - ぢーち やしち ちゅらさ かばさ しみらち うたびみしぇーびり。
(土地、屋敷を清らかに香ばしくなさってください)
Example phrases
かた びーち
- 片ひいき
- っくゎぬちゃー ふどぅっわーする たみねー かたびーち さんぐとぅ ゐぬ かなさ すし やん。
(子どもたちを育てるためには片ひいきしないで同じようにかわいがるものだ)
Example phrases
なが たび
- 長旅
- ながたべー いちゅる とぅちねー っうぃーりきさしが、けーいる とぅちねー くたんでぃーくとぅ ながたべー さん。
(長旅は行くときには楽しいが、帰るときには疲れるので長旅はしない)
Example phrases
かーじ/かじ
- たびに
- やーんかい いちゅるかーじ をぅらんしが、あんすか いちゅなさどぅ ある ゐ?
(あなたの家に行くたびに居ないが、そんなに忙しいのか) - いちゅる かーじ ぬーくぃーん むたさりーん。
(行くたびにあれこれ持たされる) - わんねー やしみぬ かーじ うみんかい しーみっし さんぐ しらびとーん。
(私は休みのたびに潜って珊瑚を調べている)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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イッタン [⸢ʔit⸣taŋ] (副)
- いったん(一旦)。ひとたび。標準語からの借用語。普通は、プ⸢スム⸣シ[pu̥⸢sumu⸣ʃi](一度)のように用いる。
- ⸢イッ⸣タン フ⸢チェー⸣ラ ン⸢ザ⸣シェーラ マ⸢タトー⸣ フ⸢クマラ⸣ヌ
[⸢ʔit⸣taŋ ɸu̥⸢ʧeː⸣ra ʔn⸢ʣa⸣ʃeːra ma⸢tatoː⸣ ɸu̥⸢kumara⸣nu]
(一旦口から出したら二度と口の中に戻せない<くくめない>)
Example phrases
ギュームシ [⸢gjuːmuʃi] (名)
- 不定の回数を表す。いくど(幾度)。幾たび。何度。
- ⸢ワー ギュームシ⸣ ミ⸢ジ⸣ カ⸢タム⸣ター
[⸢waː gjuːmuʃi⸣ mi⸢ʤi⸣ kḁ⸢tamu⸣taː]
(君は何度<幾度>水を担いだか)
⸢ギュームシン⸣ シキン ウ⸢クタン⸣ドゥ カ⸢カラン⸣バン(⸢トゥーラン⸣バン)-
[⸢gjuːmuʃiŋ⸣ ʃi̥kiŋ ʔu⸢kutan⸣du kḁ⸢karam⸣baŋ(⸢tuːram⸣baŋ)
]
(何度も試験を受けたが受からないわい<かからないわい{EOS}(通らないわい)
>
)
Example phrases
クヌシチ [ku⸢nuʃi̥ʧi] (名)
- このたび。今回。このごろ。近頃。「此の節」の義。
- ク⸢ヌシチェー⸣ メー ⸢カン⸣ボーン ビ⸢スンカーリティ⸣ ノー⸢ン⸣ ナ⸢ラン⸣シェン
[ku⸢nuʃi̥ʧeː⸣ meː ⸢kam⸣boːm bi⸢suŋkaːriti⸣ noː⸢n⸣ na⸢raŋ⸣ʃeŋ]
(この度は、もう感冒に打ちのめされて何もできなかった) - ク⸢ヌシチェー⸣ ヌンティル ヤ⸢ル⸣ユー ⸢タイフー⸣ヌ ⸢ゴー⸣ラーバン
[ku⸢nuʃi̥ʧeː⸣ nuntiru ja⸢ru⸣juː ⸢taiɸuː⸣nu ⸢goː⸣raːbaŋ]
(此の頃は何故か台風が多いワイ)
Example phrases
クンドゥ [⸢kun⸣du] (名)
- 今度。今回。このたび。
- ⸢クンドゥ⸣ヌ ウ⸢キナー⸣タベー ⸢オーシキン カイ⸣ヤバ ⸢ソーヤ ナー⸣ヌ
[⸢kundu⸣nu ʔu⸢kinaː⸣tabeː ⸢ʔoːʃikiŋ kai⸣jaba ⸢soːja naː⸣nu]
(今度の沖縄旅行<沖縄への旅>は天気が良いから<きれいだから>心配はない) - ⸢クン⸣ドー ⸢マー⸣ パ⸢ル⸣ワ
[⸢kun⸣doː ⸢maː⸣ pa⸢ru⸣wa]
(今度は何処へ行くか)
Example phrases
ケン [⸣keŋ] (接尾)
- 回。回数。たび。度。
- プ⸢ス⸣ケンシ ム⸢タラ⸣ヌ
[pu̥⸢su⸣keŋʃi mu⸢tara⸣nu]
(一度に持てない) - フ⸢タケン⸣シェー ム⸢タ⸣リン
[ɸu̥⸢takeŋ⸣ʃeː mu⸢ta⸣riŋ]
(二度では運べる<持てる>)
Example phrases
ヌーサラ [nuː⸢sara] (副)
- しばしば。たびたび。なおさら(猶更)。
- ⸢ワール⸣ ヌー⸢サラ⸣ ヤ⸢ラビ⸣バ ⸢カシゥカー⸣シ ⸢ブー⸣ティバン⸢ナー
[⸢waːru⸣ nuː⸢sara⸣ ja⸢rabi⸣ba ⸢kaʃi̥kaː⸣ʃi ⸢buː⸣tiban⸢naː]
(君がしばしば<何かと>子供を uby{賺}{スカ}しているそうだなあ)
Example phrases
ヌーサン [nuː⸢saŋ] (副)
- しばしば。たびたび。幾度と無く。なおさら。話し手の意に反したことをしている意を表す。怒りの意が内包されている語。ノー⸢サン[noː⸢saŋ](しばしば)ともいう。
- ⸢ワー⸣ ヌー⸢サン バン⸣テヌ ⸢ドン⸣グ ⸢カッティニ⸣ シゥ⸢カイブー⸣ ティバン⸢ナー
[⸢waː⸣ noː⸢sam ban⸣tenu ⸢doŋ⸣gu ⸢kattini⸣ si̥⸢kai buː⸣ tiban⸢naː]
(君は幾度となく私の家の道具を勝手に使っているそうだねえ)
Example phrases
アマッタビーッタ [ʔa⸢mat⸣tabiːtta] (副)
- 贅沢に。ふんだんに。裕福に。豊かに。ユ⸢チ⸣クニ[ju⸢ʧi⸣kuni](裕福に)ともいう。
- ア⸢マッ⸣タビーッタ ⸢ファイル⸣ ス⸢ダティラ⸣レー ッ⸢ふァ⸣ ヤ⸢ルンダ フンダイ シー⸣ ナ⸢ラ⸣ヌ
[ʔa⸢mat⸣tabiːtta ⸢fairu⸣ su⸢datira⸣reː f⸢fa ⸣ja⸢runda ɸundai ʃiː⸣ na⸢ra⸣nu]
(贅沢に食べて育てられた子であるから我儘、好き放題な子になって困っている<しようがない>)
Example phrases
アラタビ [ʔa⸢ra⸣tabi] (名)
- 新しい旅。初旅。⸢ウイ⸣タビ[⸢ʔui⸣tabi](初旅)、パ⸢チタビ[pḁ⸢ʧitabi](初旅)ともいう。
- ⸣マーッふァヌ ヤ⸢マ⸣トーヌ ア⸢ラ⸣タビ シ⸢ミル⸣ ス⸢コール シーベー
[⸣maːffanu ja⸢ma⸣toːnu ʔa⸢ra⸣tabi ʃi⸢miru⸣ su̥⸢koːru ʃiːbeː]
(孫の本土<大和>への初旅の準備をしている)
Example phrases
ウイタビ [⸢ʔui⸣tabi] (名)
- 初旅。パ⸢チタビ[pḁ⸢ʧitabi](初旅)ともいう。
- サ⸢クシ⸣ヌ ⸢ウイ⸣タビティ ⸢シー⸣ ウ⸢ヌ⸣スク タ⸢ビヌ⸣ シ⸢タ⸣フティバ ⸢ヌー⸣ヤ ⸣クイヤー シゥ⸢コールンティ オー⸣ル
[sḁ⸢kuʃi⸣nu ⸢ʔui⸣tabiti ⸢ʃiː⸣ ʔu⸢nu⸣su̥ku ta⸢binu⸣ ʃi⸢ta⸣ɸutiba ⸢nuː⸣jaː ⸣kuijaː sï⸢koːrunti ʔoː⸣ru]
(長男<嫡出子>の初旅といって、あんなに旅の支度やら何だかんだと準備をしようとしておられる)
「
うゐ旅」(『混効験集』)- ⸢ウイタビ⸣ヌ カ⸢リユ⸣シ ⸢ニン⸣ガイ ⸢オー⸣ラ
[⸢ʔuitabi⸣nu ka⸢riju⸣ʃi ⸢niŋ⸣gai ⸢ʔoː⸣ra]
(初旅の航海安全を祈願致しましょう)
Example phrases
ウキナータビ [ʔu⸢kinaː⸣tabi] (名)
- 沖縄本島への旅。
- ム⸢カ⸣シェー ウ⸢キナー⸣タビ ⸢ソー⸣ル プ⸢ソー ナン⸣ゾー ⸢オーラン⸣シェン
[mu⸢ka⸣ʃeː ʔu⸢kinaː⸣tabi ⸢soː⸣ru pu̥⸢soː nan⸣ʣoː ʔoraŋ⸣ʃeŋ]
(昔は沖縄旅をされる人はあまりおられなかった)
Example phrases
カイタビ [⸢kai⸣tabi] (名)
- 安全な旅。安全航海。「美しい旅」義。
- ⸢カイ⸣タビ シ⸢ミ⸣ ッ⸢ふォー⸣リティル ⸣ニガイ ッ⸢サリル⸠ダー
[⸢kai⸣tabi ʃi⸢mi⸣ f⸢foː⸣ritiru ⸣nigai s⸢sariru⸠daː]
(安全航海をさせて下さいとお祈り申し上げるのだよ)
Example phrases
グソータビ [gu⸢soː⸣tabi] (名)
- 死出の旅。死ぬこと。亡くなる。
- ⸢アー⸣ネヌ ⸣アブジェー ナ⸢ガヤン シー オーッタ⸣ヌ イ⸢サ⸣ヌ フ⸢チ⸣ルン シゥ⸢カヌ⸣ グ⸢ソー⸣タビ ⸢ソー⸣リ ⸢ナーン⸣ツォー
[⸢ʔaː⸣nenu ⸣ʔabuʤeː na⸢gajaŋ ʃiː ʔoːtta⸣nu ʔi⸢sa⸣nu ɸu̥⸢ʧi⸣run su̥⸢kanu⸣ gu⸢soː⸣tabi ⸢soː⸣ri ⸢naːn⸣ʦoː]
(東隣のお祖父さんは長患い<長病み>しておられたが、医者の薬も効かず<薬石効無く>死出の旅につかれた<亡くなられた>そうだ)
Example phrases
タビ [ta⸢bi] (名)
- 旅。
- ⸢ウイヌ フンヌ タビ
[⸢ʔuinu ɸunnu tabi]
(上の国への旅<沖縄本島への旅>{EOS}日本本土への旅) - ウ⸢キナー⸣タビ
[ʔu⸢kinaː⸣tabi]
(沖縄本島への旅) - イ⸢サナキタビ
[ʔi⸢sanakitabi]
(石垣島への旅) - ⸢トー⸣タビ
[⸢toː⸣tabi]
(中国<唐>への旅{EOS}死出の旅、あの世への旅立ち) - ⸢バン⸣テーヤ タ⸢ビヌ⸣ プ⸢ス⸣ヌ ⸣ユー ⸣ヤドゥ ⸢ソーッ⸣タン
[⸢ban⸣teːja ta⸢binu⸣ pu̥⸢su⸣nu ⸣juː ⸣jadu ⸢soːt⸣taŋ]
(私の家は旅の人がよく宿にされた)
Example phrases
タビ [da⸢bi] (名)
- だび(荼毘)。葬式。鳩間島では昭和30年ごろまでは土葬や亀甲墓<掘り抜き墓>に納めて墓を密閉する風葬が中心であった。土葬した遺骸や、亀甲墓で風葬した遺骸を三年後にア⸢ライクサイ[ʔa⸢raikusai](洗骨葬{EOS}改葬)する際に、お骨を荼毘に付したり、洗骨して骨壷に納めて亀甲墓に納骨した。その際にお骨を焼くことをダ⸢ビ[da⸢bi](荼毘)といっていた。
- ⸣アッパー ⸣クツェー ダ⸢ビ シー オーシティ⸣ クチカミナ イ⸢リティ⸣ ム⸢トゥパカ⸣ヌ ⸣ナカー ウ⸢サ⸣モーッタ
[⸣ʔappaː ⸣kuʧeː da⸢bi ʃiː ʔoːʃi̥ti⸣ ku̥ʧikaminaː ʔi⸢riti⸣ mu⸢tupaka⸣nu ⸣nakaː ʔu⸢sa⸣moːta]
(お祖母さんのお骨は荼毘に付して差し上げて、骨壷に入れて本墓の中へ納められた)
Example phrases
タビシタフ [ta⸢biʃi̥ta⸣ɸu] (名)
- たびじたく(旅支度)。タ⸢ビシゥコー⸣ル[ta⸢bisï̥koː⸣ru](旅の準備、旅支度)ともいう。
- タ⸢ビシタ⸣フ ⸢シェー⸣ティ ス⸢ガ⸣レーティ ⸢アーク⸣ヌ ⸢マー⸣ル パ⸢ル⸣ワ
[ta⸢biʃi̥ta⸣ɸu ⸢ʃeː⸣ti su⸢ga⸣reːti ⸢ʔaːku⸣nu ⸢maː⸣ru pa⸢ru⸣wa]
(旅支度をしてお洒落な装いをしているが何処へ行くのか)
Example phrases
タビダチ [ta⸢bida⸣ʧi] (名)
- 旅立ち。
- ⸢オーシキン ノー⸣リ ⸣キー ⸢キュー⸣ヌ ⸢カイピュー⸣ル ⸢カイピニ⸣チナー タ⸢ビダ⸣チン シ⸢ラリ⸣ フ⸢コーラサ⸣ユー
[⸢ʔoːʃi̥kin noː⸣ri ⸣kiː ⸢kjuː⸣nu ⸢kaipjuː⸣ru ⸢kaipini⸣ʧinaː ta⸢bida⸣ʧin ʃi⸢rari⸣ ɸu̥⸢koːrasa⸣juː]
(天気も回復して<良くなって>きて、今日の良き日和、嘉日に旅立ちが出来、誠に有難うございます)
Example phrases
タビニガイ [ta⸢bi⸣nigai] (名)
- 旅の安全祈願。「旅願い」の義。タ⸢ビニン⸣ガイ[ta⸢biniŋ⸣gai](旅願い)ともいう。
- タ⸢ビヌ⸣ウガンナー タ⸢ビ⸣ニガイ ⸢シー オーシ⸣ シケーバ ⸣フネーラ ウ⸢ガン⸣ヌ ⸢タンカー⸣ トゥリ ⸢ティー⸣ヤ ウ⸢サーシ⸣ヨー
[ta⸢binu⸣ʔugannaː ta⸢bi⸣nigai ⸢ʃiː ʔoːʃi⸣ ʃi̥keːba ⸣ɸuneːra ʔu⸢gan⸣nu ⸢taŋkaː⸣ turi ⸢tiː⸣ja ʔu⸢saːʃi⸣joː]
(旅の御嶽<お願>に旅の安全祈願をして差し上げてあるから、船上から御嶽の方向に向かって手を合わせなさいよ)
Example phrases
タビヌウガン [ta⸢binu⸣ʔugaŋ] (名)
- 旅のお願。旅の御嶽。⸢マイドゥム⸣ルウガン[⸢maidumu⸣ruʔugaŋ](前泊御嶽<お願>)ともいう。「旅お願」の義。戦前は出稼ぎや兵役で旅立つ人は、必ずこの御嶽で祈願をして出立し、帰省した時はお礼の祈願をした。石垣島へ行く人も船上から、この御嶽に向かって合掌礼拝をした。出征兵士は船を一時この御嶽の前に停船させて無事を祈った。カツオ漁業が盛んだった頃は、出漁の初めと終わりには、この御嶽で祈願した。終わりの祈願を、ス⸢ビニンガイ[su⸢biniŋgai](終業祈願{EOS}⸢首尾願」の義)といっていた。
- カ⸢ツシンヌ⸣ ス⸢ビニンガイヤー マイドゥム⸣ルウガンナーティル ⸢ソーッ⸣タ
[kḁ⸢ʦuʃinnu⸣ su⸢binigaijaː maidumu⸣ruʔugannaːtiru ⸢soːt⸣ta]
(カツオ漁船の終業感謝祈願<首尾願い>は前泊御嶽<旅のお願>でなさった)
Example phrases
タビマール [ta⸢bimaː⸣ru] (名)
- {Mn_1}旅回り。出稼ぎで旅に出ること。島で働くことを嫌って、旅に出て働くこと。
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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ジカタビゥ [dʒikatabɨ] L (名)
- 地下足袋
タータビゥ [taːtabɨ] L (名)
- (田んぼ用の)足袋
タビゥ [tabɨ] F (名)
- 旅
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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たび【足袋・単皮】
(Noun)
- Tabi; Japanese socks (with split toe)
たび【旅】
(Common Noun)
- Travel; Trip; Journey
たび・たんび【度】
(Common Noun)
- Time (three times, each time, etc.); Times
じかたび【地下足袋・直足袋】
(Noun)
- Work tabi; Split-toed heavy cloth shoes with rubber soles
あしがた【足形・足型】
(Noun)
- Footprint; Soleprint
- Last; Wooden mold for shoes or tabi (mould)
くつたび【靴足袋】
(Noun)
- Socks
- Var. of tabi
しろたび【白足袋】
(Noun)
- White tabi
かわたび【革足袋】
(Noun)
- Leather tabi
さらしうら【晒裏・さらし裏・晒し裏】
(Noun)
- Bleached lining (esp. tabi); Bleached interior
すきやたび【数寄屋足袋】
(Noun)
- White tabi made from silk, cotton, etc.
せちべんたび【世知弁足袋】
(Noun)
- Something worn over tabi to keep them from getting dirty
— Obscure term