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Define ただ tada Meaning タダ

Displaying results for ただ (tada・ただ・タダ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

さら【只】

(Noun, adverb) Only, just, merely

Ryukyu (Miyako)

ふぁーっとー

(Expression) Thank you for the meal; Let's eat!

Ryukyu (Okinawa)

いちゃんだ

(Noun) Free of charge, free, gratis

Ryukyu (Yaeyama)

そけーみしゃーん

(Expression) Thank you for the meal; Let's eat!

Ryukyu (Yaeyama)

たぼーらるなーら

(Expression) Thank you for the meal; Let's eat!

Ryukyu (Okinawa)

なまけーやびたん【今帰やびたん】

(Expression) I'm back, I'm home

Ryukyu (Okinawa)

なまちゃん【今来ゃん・今ちゃん】

(Expression) I'm back, I'm home

Ryukyu (Okinawa)

くぁっちーさびら・くゎっちーさびら

(Expression) Thank you for the meal; Let's eat!; Dig in!

Ryukyu (Okinawa)

くわっちーさびら

(Expression) Thank you for the meal; Let's eat!

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

タダ tada (tada) ① 名、副

  1. (名)ただ。無代。?icaNdaともいう。
  2. (副)イ.いたずらに。むなしく。~?aQcuN.ただ歩く。ロ.わずか。たった。~guNzuu.たった1厘。

タダリ tadari (tadari) ① 名

  1. ただれ。

タダシュン tadashun (tada=sjuN) ⓪ 他=saN,=ci

  1. 正す。kaikoo~.開合を正す。kaikooの項参照。
  2. 糺す。吟味する。詮議する。

タダリユン tadariyun (tadari=juN) ① 自=raN,=ti

  1. ただれる。

アクタダムン akutadamun (?akutadamuN) ⓪ 名

  1. ごみを集めて燃料としたもの。落葉・ごみ・木ぎれなど搔き集めて煮焚きなどする場合にいう。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

ただ

Phrases

たたく 【叩く】

ただす 【正す・糺す】

たたみ 【畳】

たたむ 【畳む】

たたり 【崇り】

ただれ 【爛れ】

Phrases

たたかい 【戦い】

See also

たたかう 【戦う】

See also

Phrases

ただしい 【正しい】

ただちに

See also

たたみや 【畳屋】

ただれめ 【爛れ目】

Phrases

  • ~にかかった者 miihagaa,miihagii

ただれる 【爛れる】

See also

Phrases

たたきこむ 【叩き込む】

たたきつち 【叩き土】

ただばたらき 【ただ働き】

だだをこねる

See also

Phrases

いただく

うたたね 【うたた寝】

See also

Phrases

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

むたぶん (むただん、むたばん、むたでぃ)

  • 遊びをする
  • Example phrases
    • なちぇー わらびんちゃーや みじ むたべーっし うっさ すん。
      (夏は子どもたちは水遊びをして喜ぶ)

いちゃんだ

  • ただ、無料
  • Example phrases
    • んーぢゅしぇー いちゃんだ やさ。ふぃないる むのーあらんくとぅ、 ちゃっさ やてぃん んーでー。
      (見るのはただだよ。減るものでもないので、いくらでも見なさい)
    • いちゃんだくゎっちー あとぅぬ あんまさ。
      (ただのごちそうは後が怖い)

いちゃんだ がみ

  • ただ食い
  • Example phrases
    • ぐすーじぬ ある とぅくま まーてぃあっち くゎっちー いちゃんだがみ そーん。
      (お祝いの場をまわり歩いてご馳走をただ食いしている)

いちゃんだ ぢけー

  • ただで使うこと
  • Example phrases
    • どぅーぬ むのー くめーきてぃ すしが、っちゅぬ くるま かとーてぃ いちゃんだぢけーっし くるまぬ あんだん いってー をぅらんさ。
      (自分のものは倹約するのに、人の車を借りてもただ使いして車のガソリンも入れてない)

いちゃんだ むぬ

  • ただの物
  • Example phrases
    • いちゃんだむのー にーだかさんでぃ やまとぅをぅてー いらっとーしが、うちなーをぅてー けーすしぇー じぬん むぬん あらん、にふぇーどーんでぃる ちむどぅ やる。
      (ただの物は高くつくと内地では言われているが、沖縄では返すのはお金でも物でもない、ありがとうという気持ちでしかない)

うさがいん (うさがたん、うさがらん、うさがてぃ)

  • いただく
  • Example phrases
    • あちさるうちに うさがみそーれー。
      (温かいうちに召し上がれ)
    • あちさるうちに うさがみしぇーびり。
      (温かいうちにお召し上がり下さい)

うたびみしぇーん (うたびみそーちゃん、うたびみそーらん、うたびみそーち)

  • いただく
  • Example phrases
    • ひゃーくまでぃ ながぬち んーちゃんでぃち くーじから ぐふーび うたびみそーちゃん。
      (百歳まで長生きしたということで官庁からごほうびをいただいた)
    • ぢーち やしち ちゅらさ かばさ しみらち うたびみしぇーびり。
      (土地、屋敷を清らかに香ばしくなさってください)

かみーん (かみたん、かみらん、かみてぃ)

  • 頭に乗せて運ぶ、おしいただく、角で突き上げる
  • Example phrases
    • むぬ かむる ばすねー うめーし かみてぃから かでぃ、ちゃーや ちゃーぢゃわん かみてぃから ぬむし やん。
      (ものを食べるときにはお箸を頭上におしいただいてから食べ、お茶は湯のみ茶碗をおしいただいてから飲むものだ)
    • かみやー うし
      (よく人を角で突き上げる牛)

みー うじー

  • 見ただけで怖じ気づくこと
  • Example phrases
    • かまん まーどぅ うっぴなーぬ まかいんかい いりらりれーからー、みーうじーっし なー わた みっちょーん。
      (食べる前からそんな大きな碗に入れられると、見ただけで怖じ気づいてもうお腹いっぱいになっている)

んな ゐー

  • ただ座っていること
  • Example phrases
    • ふぃさ やでぃ あっからんくとぅ、んなゐー そーてぃ っちゅぬ とぅーいし んーちゃい、くるまぬ とぅーいし んーちゃいっし ゆくとーん。
      (足が痛くて歩けないので、ただ座っていて人が通るのを見たり、車が通るのをみたりして休んでいる)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

シントゥ [ʃin⸢tu] (副)

  • たった。ただ。ほんのわずか。数や量を限定する語(⸢ピー⸣チ{SqBr}⸢piː⸣ʧi{/SqBr}<一つ>、ク⸢ビッ⸣チン{SqBr}ku⸢bit⸣ʧiŋ{/SqBr}<これポっち>)と呼応して用いられ、数量の少ないことを強調する。
  • Example phrases
    • シン⸢トゥ ピー⸣チ カー⸢ニ⸣ バキ ッ⸢ふォーッ⸣タ
      [ʃin⸢tu piː⸣ʧi kaː⸢ni⸣ baki f⸢foːt⸣ta]
      (たった一つだけ分けて下さった)
    • シン⸢トゥ⸣ ク⸢ビッ⸣チンシ ⸢ヌー⸣ヌ ナ⸢ル⸣ワ
      [ʃin⸢tu⸣ ku⸢bit⸣ʧiŋʃi ⸢nuː⸣nu na⸢ru⸣wa]
      (たったこれぽっちで何が出来るか)
    • シ⸢ントゥ⸣ ク⸢ビッチン⸣ドゥ ヌ⸢カ⸣レー
      [ʃin⸢tu⸣ ku⸢bitʧin⸣du nu⸢ka⸣reː]
      (たったこれぽっちしか残ってない<たったこれぽっちが残っている>)
    • イ⸢ゾー⸣ シン⸢トゥ⸣ プ⸢スッカラ⸣ル ⸢ホー⸣シェーバン
      [ʔi⸢ʣoː⸣ ʃin⸢tu⸣ pu̥⸢sukkara⸣ru ⸢hoː⸣ʃeːbaŋ]
      (魚はたった一匹しか釣ってない<一匹ぞ釣ってあるわい>)
    • ッ⸢ふァー⸣ シン⸢トゥ タンガ⸣ル ⸢ブー
      [f⸢faː⸣ ʃin⸢tu taŋga⸣ru ⸢buː]
      (子供はたった一人しかいない<たった一人がいる>)


    • Chinto.チント(ちんと)

    • M
      onouo chinto qiru(物をちんと切る)


    • 『邦訳日葡辞書』の転訛したものか)

タダ [ta⸢da] (名)

  • 名詞。ただ。無料。報酬の無いこと。標準語からの借用語。普通は、イ⸢タン⸣ダ[ʔi⸢tan⸣da](無料{EOS}「徒<いたづら>」の転訛)という。
  • Example phrases
    • シ⸢バヤー⸣ タ⸢ダ⸣シ ミ⸢サ⸣ソールンツォー
      [ʃi⸢bajaː⸣ ta⸢da⸣ʃi mi⸢sa⸣soːrunʦoː]
      (芝居を無料<ただ>で見せてくれるそうだ)
    • タ⸢ダムノー ダイダカムヌ⸣ティ ア⸢ザリ ブー⸣ダー
      [ta⸢damunoː daidakamunu⸣ti ʔa⸢ʣaribuː⸣daː]
      (無料のもの<ただもの>は値段の高いもの<値段が高く付く>と言われているよ)

ナーイ [naː⸢ji] (副)

  • {Mn_1}ただ。もっぱら。ひたすら。そのままずっと。何もしないでじっと。
  • Example phrases
    • シ⸢グトー⸣ サ⸢ムティ⸣ ナー⸢イ⸣ ア⸢サビ ベー
      [ʃi⸢gutoː⸣ sa⸢muti⸣ naː⸢i⸣ ʔa⸢sabi beː]
      (仕事はしないで、ひたすら<ずっと>遊んでいる)
    • ナー⸢イ ベーラン⸣ドーシ ⸢パー⸣ク ⸢シー
      [naː⸢i beːran⸣doːʃi ⸢paː⸣ku ⸢ʃiː]
      (何もせずにじっとしていないで早く仕事をせよ)

アウシタダリ [⸢ʔauʃitadari] (副)

  • 瑞々しくたわわに。たわわな、滴るような瑞々しい緑色。
  • Example phrases
    • フ⸢ナ⸣ボー ⸢アウシタダリ スン⸣ケン ⸣ナリ ッ⸢サー⸣リ⸢ベー
      [ɸu⸢na⸣boː ⸢ʔauʃitadari suŋ⸣ken ⸣nari s⸢saː⸣ri⸢beː]
      (蜜柑<九年母>は滴るような瑞々しい緑色をなして、たわわに実っている)
    • ⸢ゴーヤー⸣ヤ ⸢アウシタダリ スン⸣ケン ⸣ナリ ッ⸢サー⸣リティ ⸣アイニ ン⸢マーン⸣ギサワレー
      [⸢goːjaː⸣ja ⸢ʔauʃitadari suŋ⸣ken ⸣nari s⸢saː⸣riti ⸣ʔaini ʔm⸢maːŋ⸣gisawareː]
      (ゴーヤー<苦瓜>は滴るような瑞々しい緑色をして、なんと<そんなに>美味しそうなことよ)

アウシタダル [⸢ʔauʃita⸣daru] (副)

  • 生臭さを衣類や肌に染み込ませているさま。じめじめして汗臭く、鮮魚の生臭さが染み付いたさま。「青滴り」の転訛したものか。カツオ節製造工場の職人たちが持つ臭気。
  • Example phrases
    • コー⸢ネー⸣ アイニ ⸢アウシタ⸣ダル ⸢シェー⸣ティ ⸢アーカン⸣ドーシ ⸢キン⸣マー ア⸢ライ⸣ キ⸢シ⸣バ
      [koː⸢neː⸣ ʔaini ⸢ʔauʃi̥ta⸣daru ⸢ʃeː⸣ti ⸢ʔaːkan⸣doːʃi ⸢kim⸣maː ʔa⸢rai⸣ ki̥⸢ʃi⸣ba]
      (坊ちゃん、あんなに薄汚れした、じめじめした格好をしていないで、着物は洗濯して着なさいよ)

アガシタダル [ʔa⸢gaʃitadaru] (名)

  • 赤くただれたさま。真っ赤なさま。果実などが真っ赤に熟れて、今にも落下しそうなさま。
  • Example phrases
    • ⸢バン⸣スロー ア⸢ガシタダル スン⸣ケン ⸢ウー⸣ミ ⸢ベー
      [⸢ban⸣suroː ʔa⸢gaʃi̥tadaru suŋ⸣keŋ ⸢ʔuː⸣mi⸢beː]
      (バンジロウは真っ赤に熟れて、今にも落下しそうになるほどに熟れている)
    • ア⸢シ⸣ボー ア⸢ガシタダル スン⸣ケン ⸢アーサムティ⸣ シ⸢ティ⸣シケーバン
      [ʔa⸢ʃi⸣boː ʔa⸢gaʃi̥tadaru suŋ⸣keŋ ⸢ʔaːsamuti⸣ ʃi̥⸢ti⸣ʃi̥keːbaŋ]
      (お出来<腫れ物>は真っ赤になるまで、潰さないで<化膿させて>おいてあるよ)

ガタダー [ga⸢tadaː] (名)

  • 浅田。西表北岸の海岸近くの浅い田圃。ユ⸢ビター[ju⸢bitaː](深田)の対義語。「潟田」の転訛したものか。西表北岸一帯の水田には、雌牛四五頭の角を棒に括り付けて水田に入れ、水田の泥を踏ませて田の水漏れを防いでいた。「潟田」は海岸の砂州の上に形成された水田で、「醎也、浜也、加太(かた)」『新撰字鏡』の転訛したものか。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー ガ⸢タダー⸣ナー ⸢ミー⸣ウシ ⸢ユッカラナー⸣ シ⸢ヌ⸣バ ⸣バウナー フ⸢バリティ ⸣ターナー イ⸢リ⸣ ピ⸢キマーシェー⸣ティル ⸣ター フ⸢マソーッ⸣タ
      [mu⸢ka⸣ʃeː ga⸢tadaː⸣naː ⸢miː⸣ʔuʃi ⸢jukkaranaː⸣ ʃi⸢nu⸣ba ⸣baunaː ɸu⸢bariti⸣ taːnaː ʔi⸢ri⸣ pi̥⸢kimaːʃeː⸣tiru ⸣taː ɸu⸢masoːt⸣ta]
      (昔は、浅い田圃には雌牛を四匹ずつ角を棒に結わえて田圃の中にいれ、引き回しながら田圃の土を踏ませられた)
    • 西表北岸の海岸端の水田は浅い田圃が多い。 ク⸢ヌ ター⸣ヤ ガ⸢タダー⸣ ヤ⸢ルンダ⸣ ア⸢ミ⸣ヌ ⸢ホーン⸣カー ⸢ター⸣ヤ バ⸢リス
      [ku⸢nu taː⸣ja ga⸢tadaː⸣ ja⸢runda⸣ ʔa⸢mi⸣nu ⸢hoːŋ⸣kaː ⸢taː⸣ja ba⸢risu]
      (この田圃は浅い潟田だから雨が降らないと田圃は地割れするよ)

キムヌタダリスク [ki⸢mu⸣nu ta⸢dari⸣su̥ku] (連)

  • 断腸の思いをするほど。胸が uby{爛}{タダ}れ焦がれるほど。「肝が爛れるほど」の義。
  • Example phrases
    • ブ⸢ラーン⸣ ッ⸢ふァヌ⸣ ク⸢トゥ⸣バ キ⸢ム⸣ヌ タ⸢ダリ⸣スク ⸣ウムイ ナ⸢クタンティン⸣ ム⸢ドゥ⸣リ ⸢クー⸣ヌ
      [bu⸢raːŋ⸣ f⸢fanu⸣ ku̥⸢tu⸣ba ki⸢mu⸣nu ta⸢dari⸣su̥ku ⸣ʔumui na⸢kutantim⸣ mu⸢du⸣ri ⸢kuː⸣nu]
      (亡くなった子供の事を胸が爛れるほど思い、泣き暮らしても戻って来ない)

キンシタダル [⸢kiŋʃi̥tadaru] (名)

  • 黄色が濃いこと。黄金色の果実が鈴なりに生るさま。「黄味滴り」の義。
  • Example phrases
    • フ⸢ナブ⸣ヌ キ⸢ンシタダル スン⸣ケン ナリ⸢ベー
      [ɸu⸢nabu⸣nu ⸢kiŋʃi̥tadaru suŋ⸣ken nari⸢beː]
      (蜜柑<九年母>が黄金色が滴るほどに、鈴生りに生っている)

サタダル [⸣sḁtadaru] (名)

  • 砂糖樽。黒砂糖を入れる樽。
  • Example phrases
    • ッ⸢ふ⸣サター ⸣サタダルナール ⸣シミティ イ⸢サナケー⸣ ウ⸢クローッ⸣タ
      [f⸢fu⸣sataː ⸣satadarunaːru ⸣ʃimiti ʔi⸢sanakeː⸣ ʔu⸢kuroːt⸣ta]
      (黒砂糖は、砂糖樽に<ぞ>詰めて石垣へ送られた)

シタダラスン [ʃi̥⸢tadara⸣suŋ] (他動)

  • 滴らせる。垂らす。水などを雫のように垂れ落とす。
  • Example phrases
    • ナ⸢マ⸣シナ シ⸢タ⸣ディ シ⸢タダラ⸣シティ カ⸢ケー⸣スンティ ⸢スーヌンドゥ⸣ シ⸢タダラサラ⸣ヌ
      [na⸢ma⸣ʃina ʃi̥⸢ta⸣di ʃi̥⸢tadara⸣ʃi̥ti kḁ⸢keː⸣sunti ⸢suːnundu⸣ kḁ⸢keːsara⸣nu]
      (刺身に醤油<下地>を垂らして掻き混ぜようとするが、垂らされない)
    • シ⸢タダラ⸣スンティ ⸣ウムーカ ⸢パー⸣ク シ⸢タダラ⸣シ
      [ʃi̥⸢tadara⸣sunti ⸣ʔumuːkaː ⸢paː⸣ku ʃi̥⸢tadara⸣ʃi]
      (垂らそうと思うなら早く垂らせ)
    • シ⸢タダラ⸣ス ⸣ムノー シ⸢タダラ⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [ʃi̥⸢tadara⸣su ⸣munoː ʃi̥⸢tadara⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (垂らすものは垂らせば良いのに)

シタダル [ʃi̥⸢ta⸣daru] (名)

  • {PoS_1}滴り。しずく(雫)。

シタダル [ʃi̥⸢ta⸣daru] (助数)

  • {PoS_2}プ⸢ス シタ⸣ダル[pu̥⸢su ʃi̥ta⸣daru](一滴)。
  • Example phrases
    • フ⸢タ シタダル
      [ɸu̥⸢ta ʃi̥tadaru]
      (二滴)

シタダルアマダル [ʃi̥⸢ta⸣daruʔamadaru] (副)

  • たらたらと垂れ落ちるさま。垂れ流すほど。だらしなく垂れ下がっているさま。有り余るほど。
  • Example phrases
    • シ⸢タ⸣ダルアマダル ⸢シェーティ⸣ カ⸢タ⸣ミ ⸢パッ⸣タ
      [ʃi̥⸢ta⸣daruʔamadaru ⸢ʃeː⸣ti ka⸢ta⸣mi ⸢pat⸣ta]
      (たらたら垂れ流しながら担いで行った)
    • シ⸢タ⸣ダルアマダル ⸢シェー⸣ティ キ⸢シ アー⸣ク ⸢キン⸣マー ⸢ミーヌッサ⸣ヌ ミ⸢ララ⸣ヌ
      [ʃi̥⸢ta⸣daruʔamadaru ⸢ʃeː⸣ti ki̥⸢ʃi ʔaː⸣ku ⸢kim⸣maː ⸢miːnussa⸣nu mi⸢rara⸣nu]
      (だらしなく垂れ下がって着ている着物は見苦しくて見て居れない<見られない>)

シタダルカーダル [ʃi̥⸢tadarukaː⸣daru] (副)

  • ずぶ濡れになったさま。びしょびしょに濡れたさま。
  • Example phrases
    • ⸣アイニ シ⸢タダルカー⸣ダル ⸢シェー⸣ティ ⸢アーカン⸣ ブ⸢リ⸣バ
      [⸣ʔaini ʃi̥⸢tadarukaː⸣daru ⸢ʃeː⸣ti ⸢ʔaːkam⸣ bu⸢ri⸣ba]
      (あのようにずぶ濡れになったままにいるなよ)

シタダルン [ʃi̥⸢ta⸣daruŋ] (自動)

  • 滴る。しずく(雫)となって落ちる。「淋、志太々留<シタタル>又毛留」『新撰字鏡』の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ア⸢ミ⸣ヌ ⸣フーカー ⸢ティン⸣ゾーラ ミ⸢ジヌ⸣ シ⸢タ⸣ダルンティ ス⸢クタヌ⸣ シ⸢タダラン⸣バン
      [ʔa⸢mi⸣nu ⸣ɸuːkaː ⸢tin⸣ʣoːra mi⸢ʤinu⸣ ʃi̥⸢ta⸣darunti su̥⸢kutanu⸣ ʃi̥⸢tadaram⸣baŋ]
      (雨が降ったら天井から水が滴ると聞いたが、滴らないよ)
    • シ⸢タ⸣ダリ ⸢ベー
      [ʃi̥⸢ta⸣dari ⸢beː]
      (滴っている)
    • シ⸢タ⸣ダル ⸣トンナー バ⸢キ⸣チ シ⸢キ⸣リ
      [ʃi̥⸢ta⸣daru ⸣tonnaː ba⸢ki⸣ʧi ʃi̥⸢ki⸣ri]
      (水の滴る所にバケツを置きなさい)
    • ア⸢マダラミジ⸣ヌ シ⸢タ⸣ダルン
      [ʔa⸢madaramiʤi⸣nu ʃi̥⸢ta⸣daruŋ]
      (雨垂れ<水>が滴る)
    • ⸢キン⸣マー ⸢ゾーリティ⸣ シ⸢タ⸣ダリ ⸢アー⸣ク
      [⸢kim⸣maː ⸢ʣoːriti⸣ ʃi̥⸢ta⸣dari ⸢ʔaː⸣ku]
      (着物はびしょ濡れになって水が滴っている)
    • ア⸢マダラ⸣ミジェー シ⸢タ⸣ダリ ⸢ベー⸣ヌンドゥ シ⸢タダラ⸣ヌティ ア⸢ジ アー⸣ク
      [ʔa⸢madara⸣miʤeː ʃi̥⸢ta⸣dari ⸢beː⸣nundu ʃi̥⸢tadara⸣nuti ʔa⸢ʤi ʔaː⸣ku]
      (雨垂れ<水>は滴っているのに滴らないと言っている)
    • ⸣クマーラ シ⸢タ⸣ダル ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [⸣kumaːra ʃi̥⸢ta⸣daru ⸣kutoː ⸢naː⸣nu]
      (此処から滴ることはない)
    • ン⸢ベーマ⸣ シ⸢タ⸣ダレー ⸣ミサムヌ
      [ʔm⸢beːma⸣ ʃi̥⸢ta⸣dareː ⸣misamunu]
      (少しは滴れば良いのに)

シタダレー [ʃi̥⸢ta⸣dareː] (固)

  • (地名)。⸢ユシ⸣キダー[⸢juʃi̥⸣kidaː](南ヨシキダ)とサ⸢キンダー[sa⸢kindaː](崎田)の境界地点の海岸に、山から流れ出る水がシターンシターンと流れ落ちているところ。山の水がしたたり落ちている所から命名されたものであろう。
  • Example phrases
    • ⸢ユシ⸣キダタバルヌ ⸢ター⸣ヌ シ⸢ビナー⸣ル シ⸢タ⸣ダレーヤ ⸣アル ⸣スバナーヤ ク⸢メーヌ ター⸣ヌン ⸣アン
      [⸢juʃi̥⸣kidatabarunu ⸢taː⸣nu ʃi⸢binaː⸣ru ʃi̥⸢ta⸣dareːja ⸣ʔaru ⸣subanaːja ku⸢meːnu taː⸣nuŋ ⸣ʔaŋ]
      (ヨシキダ田袋の最下手の田の尻にシタダレーはある{EOS}側には小浜家の田圃もある)
    • シ⸢タ⸣ダレーラ ニ⸢シェーキル⸣ サ⸢キンダー⸣ティ ア⸢ズ⸣ダー
      [ʃi̥⸢ta⸣dareːra ni⸢ʃeːkiru⸣ sḁ⸢kindaː⸣ti ʔa⸢ʣu⸣daː]
      (シタダレーから北側をサキンダー<崎田>と言うのだよ)
    • ⸢ユシ⸣キダタバルヌ ニ⸢シンタヌ⸣ ク⸢メーヌ ター⸣ヌ シ⸢ベー⸣ シ⸢タ⸣ダレー ⸣ナリ ⸢ブー⸣ミー
      [⸢juʃi̥⸣kidatabarunu ni⸢ʃintanu⸣ ku⸢meːnu taː⸣nu ʃi⸢beː⸣ ʃi̥⸢ta⸣dareː ⸣nari ⸢buː⸣miː]
      (ユシキダ田袋の北側の小浜家の田圃の田尻はシタダレーになっているねえ)

タダーイ [ta⸢daːji] (副)

  • どんどん。どしどし。次から次へ。タダー⸢イ[tadaː⸢ji]は強調表現。
  • Example phrases
    • ⸢マー⸣ス タ⸢ク⸣ ピンマー タ⸢ダーイ⸣ タ⸢ム⸣ノー イ⸢ビ モーシェー⸣ティル タ⸢クタ
      [⸢maː⸣su tḁ⸢ku⸣ pimmaː ta⸢daːji⸣ ta⸢mu⸣noː ʔi⸢bi moːʃeː⸣tiru tḁ⸢kuta]
      (塩を焚く時はどんどん薪をくべて燃やしながら焚いた)
    • ニ⸢チ⸣ヌ ⸣アル ⸣ピンマー タダー⸢イ⸣ ミ⸢ジ⸣ ヌ⸢マ⸣シ
      [ni⸢ʧi⸣nu ⸣ʔaru ⸣pimmaː tadaː⸢ji⸣ mi⸢ʤi⸣ nu⸢ma⸣ʃi]
      (熱がある時は、どんどん水を飲ませなさい)
    • 「意識的に、連続的に、ますます~する」の意に多く用いられる。 タ⸢ダーイ⸣ タ⸢ム⸣ノー イ⸢ベー⸣ティ ⸣ユー フ⸢カ⸣シ
      [ta⸢daːji⸣ ta⸢mu⸣noː ʔi⸢beː⸣ti ⸣juː ɸu̥⸢ka⸣ʃi]
      (次第に薪をくべて<焼べて>湯を沸かせ)

タダグトゥ [ta⸢dagutu] (名)

  • 尋常なこと。普通のこと。あたりまえのこと。ただごと。下に打消しの語を伴って用いられることが多い。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー⸣ タ⸢ダグトー⸣ ア⸢ラ⸣ヌ
      [ʔu⸢reː⸣ ta⸢dagutoː⸣ ʔa⸢ra⸣nu]
      (それは尋常のこと<ただごと>ではないぞ)

タダスン [ta⸢da⸣suŋ] (他動)

  • 正す。糾す。「Tadaxi,su,aita.タダシ,ス,イタ(正・糾し,し,いた)取り調べて,審理する.ある人の血統や家系を取り調べる」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸢バン⸣テヌ ⸢ヤーム⸣トゥ タ⸢ダ⸣スンティ ム⸢ヌシリ⸣ヌ ⸣ヤー ⸢ゲータ⸣ヌ タ⸢ダサラン⸣シェン
      [⸢ban⸣tenu ⸢jaːmu⸣tu ta⸢da⸣sunti mu⸢nuʃiri⸣nu ⸣jaː ⸢geːta⸣nu ta⸢dasaraŋ⸣ʃeŋ]
      (私の家の元祖を糾そうと三世相<易者{EOS}物知り>の家に行ったが、糾されなかった)
    • タ⸢ダ⸣シ ⸣ミサカー タ⸢ダ⸣ス ⸣クトー ⸣ナルン
      [ta⸢da⸣ʃi ⸣misakaː ta⸢da⸣su ⸣ku̥toː ⸣naruŋ]
      (糾してよければ正すことは出来る)
    • タ⸢ダ⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [ta⸢da⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (糾せばいいのに)
    • タ⸢ダ⸣シバ
      [ta⸢da⸣ʃiba]
      (糾せよ)
    • 正しくする。罪過の有無を追及する。 uby{糾}{タダ}す。 ⸢タール ワッ⸣サユー タ⸢ダ⸣スンティ ⸢スンドゥ⸣ タ⸢ダサラ⸣ヌ
      [⸢taːru was⸣sajuː ta⸢da⸣sunti ⸢sundu⸣ ta⸢dasara⸣nu]
      (誰が悪いか糾そうとするが、糾されない)
    • ク⸢ヌ ウイ⸣ タ⸢ダ⸣ス ⸣クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ku⸢nu ʔui⸣ ta⸢da⸣su ⸣ku̥toː na⸢ra⸣nu]
      (これ以上糾すことは出来ない)
    • ⸢マー⸣ビン タ⸢ダ⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ ta⸢da⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (もっと糾せばいいのに)
    • タ⸢ダ⸣シ
      [ta⸢da⸣ʃi]
      (糾せ)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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ただタダ

(Common Adverb)

  1. Only; Merely; Just; Simply

(Common Noun)

  1. Ordinary; Common; Usual
    Word usually written using kana alone

  1. Free of charge
    Word usually written using kana alone

  1. Unaffected; As is; Safe

  1. But; However; Nevertheless

ただ

(Noun)

  1. Straight; Direct
    Archaism

ジャーン

(Noun)

  1. Clash; Bang

(Interjection)

  1. Ta-dah!; Ta-da!; Tada!; Voilà