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Define すじ suji Meaning スジ

Displaying results for すじ (suji・すじ・スジ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

すじゅん【急じゅん】

(Verb) To hurry, to hasten, to rush

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

イスジ isuji (?isuzi) ⓪ 名

  1. 急ぎ。至急。~nu Cikee.急ぎの使い。

スジバナ sujibana (suzibana) ① 名

  1. 風当たりの強い所。風通しのよいところ。

グマイスジ guma isuji (guma?isuzi) ① 名

  1. 小急ぎ。少し急ぐこと。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

すじ 【筋】

Phrases

すじょう 【素姓】

See also

ずじょう 【頭上】

すずし 【生絹】

せすじ 【背筋】

Phrases

ちすじ 【血筋】

See also

Phrases

あおすじ 【青筋】

くびすじ 【首すじ】

すずしい 【涼しい】

See also

Phrases

みずしょう 【水性】

みずしらず 【見ず知らず】

みずみずしい

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

すじょー

  • 楽しみ
  • Example phrases
    • じこー すじょー しぇーる むん なー?
      (すごい楽しみをしたんだねえ)

すじょー すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 楽しむ
  • Example phrases
    • ちちじ まちりんかい っんぢ いっぺー すじょーっし ちゃん。
      (ツツジ祭りに行ってとても楽しんできた)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

ヌビカジ [nu⸢bi⸣kaʤi] (名)

  • うなじ(項、頸後也、宇奈自<うなじ>『新撰字鏡』)。首すじ。くび(頸)のうしろ側。
  • Example phrases
    • ヌ⸢ビカジ⸣ヌ ⸢コー⸣リティ ⸣ヤミ ⸣ヌビ ⸢マーサラヌ
      [nu⸢bikaʤi⸣nu ⸢koː⸣riti ⸣jami ⸣nubi ⸢maːsaranu]
      (首筋が凝って痛くて、首が回わされない)

フビシジ [ɸu⸢biʃiʤi] (名)

  • 首すじ。うなじ。襟首。襟足。ヌ⸢ビ⸣シジ[nu⸢bi⸣ʃiʤi](首すじ)ともいう。
  • Example phrases
    • フ⸢ビシジヌ コー⸣リティ ⸣ヌビ ⸢マース⸣カー ヤ⸢ミ⸣ス
      [ɸu⸢biʃiʤinu koː⸣riti ⸣nubi ⸢maːsu⸣kaː ja⸢mi⸣su]
      (首すじが凝って、首を回すと痛むよ)

ッスジー [s⸢su⸣ʤiː] (名)

  • 白地。麻布や芭蕉布、綿布などの生地。染色してない布。
  • Example phrases
    • ッ⸢ス⸣ジーキン
      [s⸢su⸣ʤiːkiŋ]
      (白地の着物{EOS}染色してない麻布や芭蕉布)
    • サ⸢カサンケー⸣ヤ ⸣ウガン ⸢オー⸣ル ⸣ピンマー ⸢キン⸣ヌ ⸢ウイラ⸣ ッ⸢ス⸣ジーキン キ⸢シティル オーッ⸣タ
      [sḁ⸢kasaŋkeː⸣ja ⸣ʔugaŋ ⸢ʔoː⸣ru ⸣pimmaː ⸢kin⸣nu ⸢ʔuira⸣ s⸢su⸣ʤiːkiŋ ki̥⸢ʃitiru ʔoːt⸣ta]
      (司の方々はお嶽へ行かれるときは、着物の上から白地のきものを着て<ぞ>行かれた)

ッスジルカージル [s⸢suʤirukaː⸣ʤiru] (副)

  • うんこ塗れになっているさま。糞塗れ。
  • Example phrases
    • ッ⸢スジルカー⸣ジル ⸢スン⸣ケン シ⸢ビシ⸣ケーン ⸢カームティ⸣ ヌーヤ ウ⸢レー
      [s⸢suʤirukaː⸣ʤiru ⸢suŋ⸣keŋ ʃi⸢biʃi̥⸣keːŋ ⸢kaːmuti⸣ nuːja ʔu⸢reː]
      (うんこ塗れになるまでおむつ<御襁褓>を取り替えないで、何としたことか、これは)

ミースジル [⸢miːsu⸣ʤiru] (名)

  • 味噌汁。⸢マイヌミー⸣ス[⸢mainumiː⸣su](米味噌)等で調味したお汁。精進料理のように、あっさりした料理を象徴する。魚や肉などが無い時につくるお汁のこと。カ⸢ティ⸣ムヌ[kḁ⸢ti⸣munu](副食物{EOS}魚類や肉類など、かてて食べる食品)が無い時に作る。
  • Example phrases
    • ノー⸢ン ナーヌ⸣ヌ ⸢ミース⸣ジローンツァン バ⸢カシ⸣ ッ⸢ふァイバル⸣ ナル
      [noː⸢n naːnu⸣nu ⸢miːsu⸣ʤiroːnʦam ba⸢kaʃi⸣ f⸢faibaru⸣ naru]
      (何も無いが、味噌汁でも炊いて食べないといけない)

アマスー [ʔa⸢masuː] (名)

  • 薄塩(うすじお)。魚や野菜などに塩を軽く振りかけ、薄い塩加減にすること。
  • Example phrases
    • ⸣ドゥク ⸢マー⸣ス ッ⸢ふァーサンドー⸣シ ア⸢マスー⸣ ウティ シゥ⸢カイ⸣バ
      [⸣duku ⸢maː⸣su f⸢faːsandoː⸣ʃi ʔa⸢masuː⸣ ʔuti sï̥⸢kai⸣ba]
      (あんまり塩を入れないで薄塩を振りかけて使いなさいよ)
    • ピ⸢ロー⸣ ア⸢マスー⸣ シゥ⸢クバル⸣ン⸢マー
      [pi⸢roː⸣ ʔa⸢masuː⸣ su̥⸢kubaru⸣ ʔm⸢maː]
      (大蒜は薄塩で塩漬けした方が美味しい)

シジ [⸣ʃiʤi] (助数)

  • {PoS_2}細長いものを数える単位。すじ(筋)。本。
  • Example phrases
    • ガ⸢マジ⸣ヌ ⸢キー⸣ プ⸢ス⸣シジ
      [ga⸢maʤi⸣nu ⸢kiː⸣ pu̥⸢su⸣ʃiʤi]
      (髪の毛一本)

ソーラン [⸢soː⸣raŋ] (名)

  • 盆祭り。「精霊会」の義。旧暦7月13日は、ン⸢カイビー[ʔŋ⸢kaibiː](迎え日{EOS}精霊迎え)、同14日は、ナ⸢カヌ⸣ピー[na⸢kanu⸣ piː](中日)、同15日は、ウ⸢クリヌ ピン[ʔu⸢kurinu piŋ](送りの日{EOS}精霊送り)として先祖の霊を供養する祭祀行事。鳩間島では、旧暦7月を⸢ソー⸣ランシキ[⸢soː⸣raŋʃi̥ki](精霊月)といって、その月には神事に関する諸々の行事はタブーとされている。旧暦7月7日を、タ⸢ナバタ[ta⸢nabata](七夕)と称し、その日には墓地を清掃したり、日頃から延び延びにしていた法事等を、⸢ピュール[⸢pjuːru](ひより{EOS}吉日{EOS}「日選り」の義か)に関係なく執り行うことが出来ることになっている。毎年回ってくるソーランには、人々は「あの世」から先祖や死者の霊を各家に迎えて、孝養の限りを尽くすために供物を供え、獅子舞、アンガマ踊りを奉納して⸢ニンブ⸣ツァー[⸢nimbu⸣ʦaː](念仏歌)をうたうのである。祖霊は、目には定かに見え給わぬが、あたかも眼前に祖霊がましますが如くに語りかけたりして、心をこめて念仏歌を歌い上げるのである。旧暦7月13日のン⸢カイビー[ʔŋ⸢kaibiː](精霊迎え)には、朝から仏壇を清掃したり、供え物を飾りつけたりする準備をする。⸢イーパイ[⸢ʔiːpai](位牌)を洗って拭いたり、⸢コー⸣ロー[⸢koː⸣roː](香炉)の灰を取り替えたりする。供え物は普通、⸢ソッコー⸣ムヌ[⸢sokkoː⸣munu](「焼香物」の義か{EOS}イ⸢ツァ⸣カウ{SqBr}ʔi⸢ʦa⸣kau{/SqBr}<板線香>3枚と、ウ⸢ティン⸣ガビ{SqBr}ʔu⸢tiŋ⸣gabi{/SqBr}<打ち紙{EOS}紙銭>3枚、イ⸢チンゴー⸣パナ{SqBr}ʔ⸢iʧiŋgoː⸣pana{/SqBr}<花米一合を重箱にいれたもの>)、ム⸢ルムル[mu⸢rumuru](「盛る物」の義か{EOS}甘蔗<砂糖黍>を7寸ほどの長さに切ったものを10本ほど束ね、⸣サンボー{SqBr}⸣samboː{/SqBr}<三方>の台に載せ、果物やキ⸢ダ{SqBr}ki⸢da{/SqBr}(黒檀{EOS}黒木)の実やフ⸢ナ⸣ブ[ɸu⸢na⸣bu]<九年母、ヒラミレモン>、⸢バン⸣スル[⸢ban⸣suru]<ばんじろう。蕃石榴>、⸣カニン[⸣kaniŋ](野葡萄の実)を挿して飾った供物の一対)などである。それに⸣グシ[⸣guʃi](御酒)を⸢カン⸣ビン[⸢kam⸣biŋ](燗壜)に入れたもの一対を仏壇に供え、ン⸢カイズーシ[ʔŋ⸢kaiʣuːʃi](精霊迎えの雑炊{EOS}五目飯)を供えると祖霊を迎える準備は完了する。毎食を供える際に、ミ⸢ジヌ⸣クー[mi⸢ʣinu⸣kuː](「水の子」の義か{EOS}砂糖きびの茎、茄子を細かく刻んだ物に米、小豆を加えたもの)を、⸣マヤーブー[⸣majaːbuː]<メドハギ。精霊箸。⸢猫の尾」の義>で戸外へ三度撥ね飛ばして施餓鬼する。ミジヌクーも仏壇に供える。祖霊を迎えるには、バ⸢ラフ⸣タ[ba⸢raɸu̥⸣ta](稲藁)の穂の部分を丸めて縛り、その中にウ⸢キル[ʔu⸢kiru]( uby{熾火}{オキ|ビ})を入れてフ⸢チマラ⸣シ[ɸu̥⸢ʧimara⸣ʃi]( uby{燻}{クスベ}らせ)て、⸢ペーラ⸣フチ[⸢peːra⸣ɸu̥ʧi](門{EOS}入り口)の右脇に添えて置く。これは、人がその火を跨ぐことがないようにとの意味があるという。祖霊達は藁の煙をたどって家々に降りてくるといわれている。それで藁の煙がたくさん出るように心を配ったものである。祖霊を迎え入れると、戸主を中心に家族一同が仏壇の前に座り、跪いて合掌し、三日間孝養を尽くさせてくださいと祈ってから会食した。その日の夕食は出来るだけ早めにとった。お盆の日、特に初日の精霊迎えの日は、空腹を感じると、その人の魂が肉体から抜けやすいと信じられているからである。夕食が済むと男たちは、⸢ニンブ⸣ツァー[⸢nimbu⸣ʦaː](念仏歌)を歌ったり、先祖の話をしたり、親戚を回って焼香したりして祖霊を慰めた。夜の11時頃になると、ユ⸢ナカシー⸣ムヌ[ju⸢nakaʃiː⸣munu](夜中の吸い物)を供えた。食事を供える際は、必ず⸢ブー⸣ソー[⸢buː⸣soː](小皿に盛ったご飯{EOS}ぶっしょう「仏食向」の義か)を膳の外においた。⸢ブー⸣ソーは女性しか食べることは出来ないといわれている。お盆の三日間は、仏壇の線香が消えると、⸣ピーリボール[⸣piːriboːru](冷え冷え)としているといって、それを嫌った。線香の火を絶やさないために、⸢ピーマチカウ[⸢piːmaʧikau](「火持ち線香」の義か{EOS}直径約5ミリ、長さ約25センチの大きな線香)を焚いて一日中仏壇から線香の煙を絶やさなかった。ナ⸢カヌ⸣ピン[na⸢kanu⸣piŋ](中日)は、朝食にア⸢サカイ[ʔa⸢sakai](朝粥)を供える。午前10時頃、⸢サーサー⸣フキ[⸢saːsaː⸣ɸu̥ki](茶請け)を供え、正午には⸣アシ[⸣ʔaʃi](「朝飯」の義か)、午後3時頃に⸢サーサー⸣フキ[⸢saːsaː⸣ɸu̥ki]、午後6時頃に⸢ユー⸣ボン[⸢juː⸣boŋ](夕飯)、午後11時頃にユ⸢ナカシー⸣ムヌを供えた。こうして祖先供養をすることを、⸢ソー⸣ランマカナイ[⸢soː⸣rammakanai](精霊賄)と称している。ウ⸢ヤ⸣プスシゥカナイ[ʔu⸢ja⸣pu̥susi̥kanai](先祖養い)ともいう。中日の晩には、翌日のウ⸢クリ[ʔu⸢kuri](精霊送り)の法事に必要な供物の餅やア⸢ラシコーシ[ʔa⸢raʃikoːʃi](「蒸し菓子」の義)を作るために、女性たちは⸢クー⸣ピキ[⸢kuː⸣pi̥ki](「粉挽き」の義{EOS}約半日水に浸けた糯米を石臼で挽くこと)をして準備した。男たちは夕方になると⸢シー⸣シマーシ[⸢ʃiː⸣ʃimaːʃi](獅子舞)の準備をした。西村の獅子は⸢雌獅子」で⸢ダイ⸣ケー[⸢dai⸣keː](大工家)が獅子元、東村はク⸢メー[ku⸢meː](小浜家)が獅子元である。⸢シーシ⸣ヌ ⸣キン[⸢ʃiːʃi⸣nu ⸣kiŋ](獅子の着物{EOS}フ⸢ク⸣ダー{SqBr}ɸu̥⸢ku⸣daː{/SqBr}<襤褸>)は、西村と東村の子供たちが、お盆の月に入ると同時にバ⸢サ⸣ヌカー[ba⸢sa⸣nukaː](芭蕉の皮)を剥いで槌で打ち、乾燥させておいた繊維を使って編み上げた。お盆の中日には、獅子元の人や村のヤ⸢ク⸣サ[ja⸢ku⸣sa](村役人)たちが獅子頭の化粧直しをして獅子元の一番座の東の縁側に飾っておく。午後8時ごろ村人が獅子元に集まってきて⸢シーシマツ⸣リ[⸢ʃiːʃimaʦu⸣ri](獅子祭り)をした後、獅子舞に移る。⸢ニンブ⸣ツァー(念仏歌)のシ⸢ザ⸣ヌクイ[ʃiʣa⸣nukui](兄の声<歌>)と⸢ウシトゥ⸣ヌクイ[⸢ʔuʃi̥tu⸣nukui](弟の声<歌>)、ン⸢ゾーニンブツァー[ʔn⸢ʣoːnimbuʦaː](無蔵念仏歌)が歌い終わる頃、どこからともなく⸢アン⸣ガマ[⸢ʔaŋ⸣gama](アンガマ踊りの仮装した一団)たちが、⸢シー⸣シ ⸢パー⸣ソーリ[⸢ʃiː⸣ʃi ⸢paː⸣soːri](獅子を囃したててください)と裏声をつかって催促する。すると、⸣ジーシンカ[⸣ʤiːʃiŋka](地謡衆)が中庭に敷いた筵に座って、ム⸢ヌン⸣グイウタ[mu⸢nuŋ⸣guiʔuta](物乞い歌)をうたう。歌の文句(歌詞)に合わせて家の中から、ム⸢ソー⸣マ[mu⸢soː⸣ma](小筵)を出し、ウ⸢マ⸣ツ[ʔu⸢ma⸣ʦu](火{EOS}煙草盆)を出し、キ⸢シ⸣ル[ki⸢ʃi⸣ru](煙管)、タ⸢バ⸣ク[ta⸢ba⸣ku](煙草)、ウ⸢ミ⸣キ[ʔu⸢mi⸣ki](神酒)、⸣ウサイ[⸣ʔusai](酒の肴)、⸣スナイ[⸣sunai](酢の物、和え物)を出して最後にブ⸢ドル[bu⸢duru](踊り)の出番となる。アンガマ踊りはこうして始まるのである。アンガマ達は男装、女装で変装し、手拭で顔を隠し、クバ笠を深く被って翁とおうな(媼)に続いて現れ、仏壇正面の中庭からナ⸢カグス⸣ク[na⸢kagusu⸣ku](ヒンプン)の側まで片膝を立てて腰を下ろし、片手に木の枝やクバ扇を持って両手を体の右側に流して待機している。地謡がニンブツァーを歌いだすと立ち上がり、それに合わせて片足を交互に上げ、両手を上げた足の反対側へ振り下ろす動作を繰り返しつつ、ヒヤリクヨイサー サー サーと囃し立ててながら左回りに踊る。これが済むと獅子舞いに移り、モーヤーを踊って次の家へと移動する。移動する際は一段と高く、イ⸢リクヌ⸣ティー[ʔi⸢rikunu⸣tiː](「入れ子の笛」)の笛の音曲を吹き鳴らしてミ⸢チウタ[mi⸢ʧiʔuta](道歌)をうたう。イ⸢リクヌティーが次の家に移る合図の笛の音である。こうして夜更けまで各家を回り、祖霊を慰めたものである。7月15日は、ウ⸢クリヌピン[ʔu⸢kurinupiŋ](祖霊送りの日)である。供え物は、中日のそれとほぼ同じであるが、正午の⸣アシ[⸣ʔaʃi](昼食)は、ピ⸢サシズー⸣シ[pi⸢saʃiʣuː⸣ʃi](五目飯{EOS}豚肉、魚肉、カマボコ、人参、昆布などを賽の目に切り醤油で味付けして炊いた強飯{EOS}⸢コーズー⸣シ{SqBr}⸢koːʣuː⸣ʃi{/SqBr}<強雑炊>ともいう)を供え夕食には、⸢カシ⸣キ[⸢kaʃi̥⸣ki](糯米のご飯に小豆を混ぜ、蒸して炊いた強飯)を供える。夜の11時頃には、ユ⸢ナカソッ⸣コー[ju⸢nakasok⸣koː](夜中焼香)をし、カ⸢ビヤキ[ka⸢bijaki](紙銭を焼くこと)もして祖霊送りをするのである。ユ⸢ナカソッ⸣コーには分家すじからの⸢ソッコー⸣ムヌ(焼香の供物)も供える。家族全員が正座し、戸主は正装して焼香するが、その際、コーロ(香炉)も定位置より下ろし、⸢サー⸣ドーサバン[⸢saː⸣doːsabaŋ](茶湯茶碗)も下ろして紙銭を焼く。焼き終えたら、グシ(御酒)と茶湯を掛けて火を消し、米を三つかみ入れて⸣パイ[⸣pai](拝{EOS}三拝)をする。そして供えた供物を箸で起こし<パ⸢チウク⸣シ[pḁ⸢ʧiʔuku⸣ʃi](初起こし)>をし、拝礼をして終える。これが終わると仏壇のムルムルから供物の総てを下げ降ろし、ムルムルの一部を籠に入れ、菓子や餅の一部も千切って入れ、線香を三本抜き取って戸外に出、西の道路の側に⸣グソー[⸣gusoː](後生)への⸣シトゥ[⸣ʃi̥tu](お土産{EOS}つと)を置いて、無事にあの世へ帰られるよう祈願して祖霊たちを送るのである。こうしてお盆祭りの全過程は終了するが、子供達は籠を持って家々を回り、⸢シン⸣ザ ⸢コー⸣ソーリ[⸢ʃin⸣ʣa ⸢koː⸣soːri](砂糖黍を恵んでください)と裏声を使って砂糖黍を集めた。⸢シン⸣ザ ⸢クイ⸣プス[⸢ʃin⸣ʣa ⸢kui⸣pu̥su](砂糖黍を乞う人)が来ると、家の中から砂糖黍を投げて与えた。これは餓鬼に対する施しであるといわれていた

ッスパルン [s⸢su⸣paruŋ] (名)

  • カツオの白いすじこ。⸢キンパルン[⸢kimparuŋ](黄色いすじこ)とともに塩漬けにした。
  • Example phrases
    • ッ⸢スパルン⸣マー ⸢ナン⸣ゾー ン⸢マーナーン⸣シェン
      [s⸢suparum⸣maː ⸢nan⸣ʣoː ʔm⸢maːnaːŋ⸣ʃeŋ]
      (白いすじこはあまり美味しくなかった)

ティー [⸣tiː] (名)

  • {Mn_7}すじ(筋)。
  • Example phrases
    • ア⸢シブ⸣ヌ ⸢ウー⸣ミティ ⸣ティー ⸣ッシ ⸣ヤミ ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ʔa⸢ʃibu⸣nu ⸢ʔuː⸣miti ⸣tiː ⸣ʃʃi ⸣jami na⸢ra⸣nu]
      (おできが化膿して、筋をひいて<差すように広がって>痛くて堪らない)

トゥーランフチ [⸢tuːraŋ⸣ɸu̥ʧi] (名)

  • 海底地名。鳩間島の南、約1キロメートルの海底に発達した⸢イーリマイズニ[⸢ʔiːrimaiʣuni](西前曽根)の中にある通り抜け不可能の曽根。干潮時にも海底に没した曽根で、⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](サバニ)でも用心しながら通過した。そこはム⸢チイズ[mu⸢ʧiiʣu](のこぎりだい)の巣である。ムチイズを釣って、それを生きたまま釣り針にかけて生餌にし、ア⸢ラ⸣ニーバル[ʔa⸢ra⸣niːbaru](まはた)やア⸢カジナー[ʔa⸢kaʤinaː](にせすじはた)などの大きな魚を釣り上げた。
  • Example phrases
    • ⸢トゥーラン⸣フチェー ⸢イーリマイズニ⸣ナール アル⸢ダー
      [⸢tuːraŋ⸣ɸu̥ʧeː ⸢ʔiːrimaiʣuni⸣naːru ʔaru⸢daː]
      (⸢トゥーラン⸣フチ<通過できない津口>は鳩間島の南方の西前曽根にあるのだよ)

ヌビシジ [nu⸢bi⸣ʃiʤi] (名)

  • くびすじ(首筋)。えりくび。首の後部。
  • Example phrases
    • ヌ⸢ビシジ⸣ヌ ⸢コー⸣リ ⸣ヤミティ ⸣ヌビ ⸢マーサラヌ
      [nu⸢biʃiʤi⸣nu ⸢koː⸣ri ⸣jamiti ⸣nubi ⸢maːsaranu]
      (首筋がこって痛むので<痛んで>首を回されない)

パルン [⸣paruŋ] (名)

  • 魚の卵。特にカツオの卵。すじこ(筋子)。「孕み」の転訛か。⸢キンパルン[⸢kimparuŋ](黄み卵)とッ⸢ス⸣パルン[s⸢su⸣paruŋ](白み卵)がある。⸢キンパルン(黄み卵)が美味である。
  • Example phrases
    • カ⸢ツヌ⸣ パ⸢ルン⸣マー カ⸢ラ⸣ス シ⸢キティ カーソーッ⸣タ
      [kḁ⸢ʦunu⸣ pa⸢rum⸣maː ka⸢ra⸣su ʃi̥⸢kiti kaːsoːt⸣ta]
      (カツオの卵<パルン>は塩漬けにして売られた)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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すじスジ

(Common Noun)

  1. Muscle; Tendon; Sinew

(Common Suffix)

  1. Counter for long thin things; Counter for roads or blocks when giving directions

(Common Noun)

  1. Vein; Artery

  1. Fiber; Fibre; String

  1. Line; Stripe; Streak

  1. Reason; Logic

  1. Plot; Storyline

  1. Lineage; Descent

  1. School (e.g. of scholarship or arts)

  1. Aptitude; Talent

  1. Source (of information, etc.); Circle; Channel

  1. Well-informed person (in a transaction)

  1. Logical move (in go, shogi, etc.)

  1. Ninth vertical line

  1. Seam on a helmet

  1. Gristly fish paste (made of muscle, tendons, skin, etc.)
    Abbreviation

  1. Social position; Status
    Archaism

  1. On (a river, road, etc.); Along

  1. (Edo period) counter for hundreds of mon (obsolete unit of currency)
    Archaism

すじちがい筋違いすじ違い

(Noun)

  1. Cramp; Sprain; Crick; Strain (muscle)

  1. Unreasonableness; Absurdity

すじみち筋道

(Common Noun)

  1. Reason; Logic; Thread; Method; System

あらすじ粗筋荒筋

(Common Noun)

  1. Outline; Summary; Argument
    Word usually written using kana alone

すじちがい筋違いすじ違い

(Adjectival noun)

  1. Illogical; Unreasonable

(Noun)

  1. Misdirected; Misplaced; Wrong (of estimate, guess)

すじ血筋

(Noun)

  1. Lineage; Stock; Strain; Blood relationship

いえすじ家筋

(Noun)

  1. Lineage; Pedigree; Family line

くびすじ首筋頚筋頸筋すじ

(Noun)

  1. Nape of the neck; Back of the neck; Scruff of the neck

すじょうそせいしゅせいすぞうしゅしょう素性素姓種姓素生

(Noun)

  1. Birth; Lineage; Parentage; Origin; Identity; Background; History

ふっきんふくきんはらすじ腹筋

(Noun)

  1. Sit-up

  1. Abdominal muscles; Abs

ほんすじ本筋

(Noun)

  1. Main thread (of a story)

すじあい筋合筋合い

(Noun)

  1. Reason; Right

すじはいきん背筋

(Common Noun)

  1. The muscles along the spine; Dorsal muscles

  1. Spinal column

  1. Seam in the back; Back seam

すじがね筋金

(Noun)

  1. A metal reinforcement

すじがき筋書き筋書

(Common Noun)

  1. Synopsis; Outline; Plot

おおすじ大筋

(Common Noun)

  1. Outline; Summary

みちすじ道筋

(Common Noun)

  1. Path; Route; Itinerary