(Noun) Monkey
Define さる saru Meaning サル
Displaying results for さる (saru・さる・サル) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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サル saru (saru) ⓪ 名
文
- 猿。口語はsaaru。kunu~ja tooSee guzuuhaci, kiramakara 'watati kutusi zuuguniN.[この猿や当歳五十八慶良間から渡て今年十五年(花売之縁)]この猿は当歳58歳で,慶良間島から渡って,ことしで15年。(猿回しの口上)
サル saru (saru) ⓪ 名
- 申(さる)。十二支の第九。時刻は午後4時。方角は西南西。
サルフィチ sarufichi (saruhwici) ⓪ 名
- 猿回し。
サルンディユン sarundiyun (saruNdi=juN) ① 自=raN,=ti
- (ひつ・おけ・たるなどの)たががゆるむ。saraNdijuNともいう。
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さる 【猿】
Phrases
- ~のような口 yuumuuguchi
- ~のようなつら yuumuujira
さる 【申】
ざる 【笊】
Phrases
- 目の荒い~ ʔarabaakii
- ~の一種 miijookii,sagidiiru,tiiru,tiijooki
ざるご 【笊碁】
さるとり 【申酉】
Phrases
- ~の方角 saNtunii
さるなし (植物名)
さるすべり 【百日紅】 (植物名)
さるまわし 【猿回し】
かざる 【飾る】
- kajayuN (≈ kajaiN)
くさる 【腐る】
まざる 【混ざる】
See also
くださる 【下さる】
- tabooyuN (≈ tabooiN)
- ʔutabimiseeN
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
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くーさ い (=くーさる ばす)
- 幼いころ
- わんねー くーさいに どぅーやふぁらー やてぃ、うやんかい じこー しわ しみたん。
(私は幼い頃体が弱くて、親にさんざん心配させた) - くーさいにどぅ やてぃ、どぅーぬ うぃきがぬ うやぬ ちらん むる うびてー をぅらん。
(幼い頃なので、自分の父親の顔もまったく覚えていない)
Example phrases
うさーいん (うさーたん、うさーらん、うさーてぃ)
- 合わさる
- しーとぅぬちゃーぬ いきらく なてぃちゃくとぅ、たーちぬ がっこーぬ てぃーちんかい うさーたん。
(生徒たちが少なくなって来たので、2つの学校が合併した)
Example phrases
たぼーいん (たぼーたん、たぼーらん、たぼーてぃ)
- くださる
- あみ ふらち たぼーり。
(雨をお降らしになってください) - なままでぃ あてぃなし やてぃ ぬーん わかいびらんたん。どーでぃん ゆるち たぼーり。
(今まで分別がなくて何も分かりませんでした。どうかお許しください) - なままでぃ わからんどぅ あいびてーくとぅ、わかてぃ たぼーり。
(今までは分からないままでいましたので、ご理解ください)
Example phrases
まし
- 一方よりまさること
- っやーが まし やしから てぃーち、たーち むっちょーけー。
(あなたが好きなのから1つ2つ持って行きなさい) - コーヒーや あちこーこーとぅ ふぃじゅるー じろー まし やが?
(コーヒーは熱いのと冷たいの、どっちがいいか)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アモールン [ʔa⸢moː⸣ruŋ] (他動)
- 湯を浴びなさる。湯浴みなさる。
- ア⸢ムン
[ʔa⸢muŋ]
(浴びる)
の
敬譲形(敬語)
[ʔa⸢mi]
(浴び<連用形>)- ・
[ʔoː⸣ruŋ]
(おわす<御座す>) - → ア⸢モー⸣ルン
[ʔa⸢moː⸣ruŋ]
と音韻変化したもの。 ア⸢モーラ⸣ヌ [ʔa⸢moːra⸣nu] (湯浴みなさらない) - ⸢ユー⸣フル ア⸢モーリ⸣ プサカー ア⸢モー⸣ル ⸣クトー ⸣ナルン
[⸢juː⸣ɸuru ʔa⸢moːri⸣ pu̥sakaː ʔa⸢moː⸣ru ⸣ku̥toː ⸣naruŋ]
(風呂をお浴びになりたければ、お浴びになることは出来る) - ア⸢モー⸣レー ⸣ミサムヌ
[ʔa⸢moː⸣reː ⸣misamunu]
(お浴びになればいいですのに) - ⸢パー⸣ク ア⸢モー⸣リ
[⸢paː⸣ku ʔa⸢moː⸣ri]
(早くお浴びなさいませ)
Example phrases
カタマーリパルン [kḁ⸢tamaː⸣ri ⸣paruŋ] (連)
- 行きやがる。行きくさる。ほっつきまわる。相手の「行く」動作を軽蔑し、憎むことば。
- ⸣ワンザー ⸣ヒャー カ⸢タマー⸣リ ⸣パリバ
[⸣wanʣaː ⸣çaː kḁ⸢tamaː⸣ri ⸣pariba]
(お前野郎は行きやがれ) - カ⸢タマー⸣リ パ⸢ラ⸣ムティ ⸢ヌー⸣シ ⸢ベー⸣ワ
[ka⸢tamaː⸣ri pa⸢ra⸣muti ⸢nuː⸣ʃi ⸢beː⸣wa]
(行きやがらないで何をしてるんだ) - ⸣マナール カ⸢タマー⸣リ ⸢アー⸣クカヤー
[⸣manaːru kḁ⸢tamaː⸣ri ⸢ʔaː⸣kukajaː]
(何処をほっつきまわっているのかねえ)
Example phrases
シモールン [ʃi⸢moː⸣ruŋ] (他動)
- {Mn_1}させなさる。せなさる。使役動詞シ⸢ミルン[ʃi⸢miruŋ](させる)の尊敬語。
- ク⸢ヌ⸣ シ⸢グトー⸣ バン シ⸢モー⸣ルンティ ウ⸢ムータン⸣ドゥ ⸣ヌンティ シ⸢モーラン⸣カヤー
[ku⸢nu⸣ ʃi⸢gutoː⸣ baŋ ʃi⸢moː⸣runti ʔu⸢muːtan⸣du ⸣nunti ʃi⸢moːraŋ⸣kajaː]
(この仕事は私にさせなさると思ったのに、どうしてさせなさらないのかねえ) - カ⸢リンマー⸣ シ⸢モー⸣リ ⸣ミサンドゥ フ⸢カ⸣ヌ プ⸢スンナー⸣ネー シ⸢モー⸣ル ⸣クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
[ka⸢rimmaː⸣ ʃi⸢moː⸣ri ⸣misandu ɸu̥⸢ka⸣nu pu⸢sunnaː⸣neː ʃi⸢moː⸣ru ⸣ku̥toː na⸢ra⸣nu]
(彼にはさせなさっても良いけれど、他の人にはさせなさることはなりません) - ⸣バン シ⸢モー⸣レー ⸣ミサムヌ
[⸣baŋ ʃi⸢moː⸣reː ⸣misamunu]
(私にさせなさったらよいですのに) - ヤー⸢ディン⸣ バン シ⸢モー⸣リ
[jaː⸢dim⸣ baŋ ʃi⸢moː⸣ri]
(どうしても<必ず>私にさせなさってください)
Example phrases
ソールン [⸢soː⸣ruŋ] (他動)
- される。 uby{為}{ナ}さる。「する」「なす」の尊敬語。「し<為>・おわす<御座す。在す>」の融合変化した形。
- ⸣アッパー シ⸢グトゥ ソー⸣ルンティ ア⸢ゾールン⸣ドゥ ⸢キュー⸣ヤ ⸢ソーラン⸣ パジ
[⸣ʔappaː ʃi⸢gutu soː⸣runti ʔa⸢ʣoːrun⸣du ⸢kjuː⸣ja ⸢soːram⸣ paʤi]
(お祖母さんは、仕事をされるとおっしゃるが、今日はなさらないはずだ) - ⸢キュー⸣ヤ シ⸢グトゥ ソー⸣リ ⸣ミサン
[⸢kjuː⸣ja ʃi⸢gutu soː⸣ri ⸣misaŋ]
(今日は仕事をなさってよい) - シ⸢グトゥ ソー⸣ル ⸣プソー ⸢アイ⸣ジ ⸢ソー⸣リ
[ʃi⸢gutu soː⸣ru ⸣pu̥soː ⸢ʔai⸣ʤi ⸢soː⸣ri]
(仕事をなさるときは合図なさってください<合図なされ>) - ⸢パー⸣ク ⸢ソー⸣レー ⸣ミサムヌ
[⸢paː⸣ku ⸢soː⸣reː ⸣misamunu]
(早くなさればよいのに) - ヤー⸢ディン ワー⸣ ドゥーシ ⸢ソー⸣リ
[jaː⸢diŋ waː⸣ duːʃi ⸢soː⸣ri]
(必ず貴方自身でなさってください< uby{為}{ナ}され>)
Example phrases
ッスンクン [s⸢suŋ⸣kuŋ] (自動)
- すさる(退る)。しさる。前を向いたまま退く。神仏の前や役人の前から後ずさりする。
- ⸣グシェー ⸣カミティ ッ⸢スン⸣キ ⸢パッ⸣タ
[⸣guʃeː ⸣kamiti s⸢suŋ⸣ki ⸢pat⸣ta]
(神酒を頂いてすさって<退って>いった) - ⸣グシ ⸣カムカー シ⸢グ⸣ ッ⸢スンカン⸣ドーシ カ⸢ラマースン⸣ カミテーラ ッ⸢スン⸣ケー ⸣ミサムヌ
[⸣guʃi ⸣kamukaː ʃi⸢gu⸣ s⸢suŋkan⸣doːʃi ka⸢ramaːsuŋ⸣ kamiteːra s⸢suŋ⸣keː ⸣misamunu]
(神酒を頂いたら、すぐ uby{退}{スサ}らないで、力塩も頂いてから退けばいいのに) - ⸢カンヌ⸣マイラ ッ⸢スン⸣クンティ ⸢スン⸣ケンドゥ ⸢ペンスクミティ⸣ ク⸢ルビナーン⸣シェン
[⸢kannu⸣maira s⸢suŋ⸣kunti ⸢suŋ⸣kendu ⸢pensukumiti⸣ ku⸢rubinaːŋ⸣ʃeŋ]
(神前から後ずさりしようとしたら、足が痺れて転んでしまった)
Example phrases
アサルゴー [⸣ʔasarugoː] (名)
- (動)貝の名。和名、リュウキュウヒバリガイ。ムラサキガイの仲間。若年層は、⸣アサラゴー[⸣ʔasaragoː]ともいう。
- ⸣アサルゴーバ ⸣シジ バ⸢カシ
[⸣ʔasarugoːba ⸣ʃiʤi ba⸢kaʃi]
(アサルゴーを煎じてお汁に炊き<沸かし>なさい)
Example phrases
アサルン [ʔa⸢sa⸣ruŋ] (他動)
- あさる(漁る)。探しまわる。ほじくりまわす。「春の野に安佐留<アサル> uby{雉}{キジ}の~。万、1446」の転訛したものか。
- カ⸢ティ⸣ムヌ ⸣トゥルンティ タ⸢ク⸣ヌヤー ア⸢サルン⸣ドゥ ブ⸢ラーンバン
[kḁ⸢ti⸣munu ⸣turunti tḁ⸢ku⸣nu ⸣jaː ʔa⸢sarun⸣du bu⸢raːmbaŋ]
(おかず<副食物{EOS}かてもの>を漁獲しようと蛸の巣をほじくりまわすがいないよ) - ⸢ヤー⸣サティ ッ⸢ふァイムヌ⸣ ア⸢サ⸣リ ⸢ベー
[⸢jaː⸣sati f⸢faimunu⸣ ʔa⸢sa⸣ri ⸢beː]
(ひもじいので食い物を漁っている) - ッ⸢ふァイムヌ⸣ ア⸢サラン⸣ドーシ ⸢イー⸣ヌ ⸢ニールン⸣ケン ⸣マティバ
[f⸢faimunu⸣ ʔa⸢saran⸣doːʃi ⸢ʔiː⸣nu ⸢niːruŋ⸣kem ⸣matiba]
(食い物を漁らないで御飯が炊ける<煮える>まで待てよ) - ⸢ヌー⸣バ ⸢ミス⸣クユー ⸢ヤー⸣ヌ ⸣ナカー ア⸢サ⸣リ ⸢ベー
[⸢nuː⸣ba ⸢misu̥⸣kujuː ⸢jaː⸣nu nakaː ʔa⸢sa⸣ri ⸢beː]
(何を探すのか家の中を探して<あさって>いる) - ⸢ヤー⸣サカー ッ⸢ふァイムヌ⸣ ア⸢サ⸣ルンダ ア⸢サラン⸣ヨーニ ナ⸢ラー⸣シバ
[⸢jaː⸣sakaː f⸢faimunu⸣ ʔa⸢sa⸣runda ʔa⸢saraŋ⸣joːni na⸢raː⸣ʃiba]
(ひもじいと食い物を漁るので、漁らないように教えなさいよ) - ッ⸢ふァイムヌ⸣ ア⸢サ⸣ル プ⸢ス
[f⸢faimunu⸣ ʔa⸢sa⸣ru pu̥⸢su]
(食い物を漁る人) - ⸢マー⸣ビン ア⸢サ⸣レー ⸣ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ ʔa⸢sa⸣reː ⸣misamunu]
(もっと漁ればいいのに) - ⸢パー⸣ク ア⸢サ⸣リバ
[⸢paː⸣ku ʔa⸢sa⸣riba]
(早く漁れよ)
Example phrases
アリッサルン [⸣ʔarissaruŋ] (自動)
- 常に有り余るほど沢山ある。満ち溢れている。十二分にある。卑語。「有り・腐れる」の義。
- ⸣ヌーンクイン ⸣アリッサルンケン ア⸢リ⸣ルブー ⸢ナーン⸣ ムノー ⸢ナー⸣ヌ
[⸣nuːŋkuiŋ ⸣ʔarissaruŋkeŋ ʔa⸢ri⸣rubuː ⸢naːm⸣munoː ⸢naː⸣nu]
(なにもかも有り余るほど満ち溢れて<ぞ>ある{EOS}ないものはない)
Example phrases
イカサル [ʔi⸢ka⸣saru] (連体)
- 如何なる。どのような。
- イ⸢カ⸣サル ク⸢トゥ⸣ヌ ア⸢リ⸣ル ⸣カイ ⸢ナッ⸣ター
[ʔi⸢ka⸣saru ku̥⸢tu⸣nu ʔa⸢ri⸣ru ⸣kai ⸢nat⸣taː]
(如何なることがあって、こうなったのか)
Example phrases
イキキシンギサル [⸣ʔiki ki̥⸢ʃiŋgisa⸣ru] (連)
- 息絶えそうだ<息切れそうだ>。死にそうだ。
- ク⸢ヌ ブン⸣シェー ⸣イキ キ⸢シンギサ⸣ル ⸢ナームテー サン⸣パジ
[ku⸢nu buŋ⸣ʃeː ⸣ʔiki ki̥⸢ʃiŋgisa⸣ru ⸢naːmuteː sam⸣paʤi]
(この様子では息絶え<死に>そうだ{EOS}長持ち<長く活きること>はしない<だろう>はずだ)
Example phrases
サル [⸣saru] (名)
- さる(申)。十二支の第九番目。
- ⸣サディプス
[⸣sadipu̥su]
(申年生まれの人) - ⸣サディマリ
[⸣sadimari]
(申年生まれ) - ⸢サン⸣ヌパー ⸣シヌ
[⸢san⸣nupaː ⸣ʃinu]
(申の方角{EOS}西南西の方角) - ⸢サン⸣ヌパー ⸣シノー ミ⸢ドーン⸣ッふァヌ シ⸢ティントン
[⸢san⸣nupaː ⸣ʃinoː mi⸢doːŋ⸣ffanu ʃi̥⸢tintoŋ]
(西南西の方角は、女の子の捨てどころ<諺>{EOS}屋敷の南西の方角には女の子の家を建ててもよいとのこと)
Example phrases
サルン [sa⸢ruŋ] (自動)
- {Mn_1}枯れる。乾燥する。
- ア⸢ミ⸣ヌ ⸢ホー⸣ンダ ⸢マイヤー⸣ サ⸢ルンティ⸣ ウムイティ サ⸢ラサン⸣ヨーニ ⸣シキ バ⸢リ⸣ ミ⸢ジ⸣ ピ⸢クタ
[ʔa⸢mi⸣nu ⸢hoː⸣nda ⸢maijaː⸣ sa⸢runti⸣ ʔumuiti sa⸢raŋ⸣joːni ⸣ʃi̥ki ba⸢ri⸣ mi⸢ʤi⸣ pi̥⸢kuta]
(雨が降らないので稲は枯れると思って、枯れないように、堰を掘って水を引いた) - サ⸢ル⸣ クトー ⸢ナーヌ⸣ヌ サ⸢リ⸣ パ⸢ヤー⸣ンダー サ⸢レー⸣ラー ⸢デー⸣ジ⸢ダー
[sa⸢ru⸣ ku̥toː ⸢naːnu⸣nu sa⸢ri⸣ pa⸢jaː⸣ndaː sa⸢reː⸣raː ⸢deː⸣ʤi⸢daː]
(枯れることはないが、枯れ早い<枯れ易い>から、枯れたら大変だ) - ⸣アイブ ⸣ムノー サ⸢リリ
[⸣ʔaibu ⸣munoː sa⸢riri]
(あんなものは枯れろ)
Example phrases
サルン [sa⸢ruŋ] (自動)
- {Mn_2}晒される。日光や風雨に当たって白くなる。
⸣
ティダナ ⸣プスカー サ⸢ルンダー(サ⸢リルン⸣ダー)-
[⸣tidana ⸣pu̥sukaː sa⸢run⸣daː(sa⸢rirun⸣daː)
]
(太陽に干したら晒されるよ)
Example phrases
シマッサル [ʃi⸢massa⸣ru] (名)
- 悪疫祓いの神事。「島クサラシ」の義。旧暦11月に流行病の悪疫祓いの祈願が2日間に亘り執り行われる。初日の午後から⸣イソーパーレー[⸣ʔisoːpareː](「一掃祓え」の義か)の行事を行う。西村、東ムラの各ム⸢ラヤクサ[mu⸢rajakusa]<村役人>が uby{銅鑼}{ド|ラ}を打ち鳴らし、 uby{甕}{カメ}の破片を打ち鳴らした子供達を引き連れて、先ずは東西の各村井戸を祓え、次に村の全戸の屋敷内を回って、イソー ⸢パーレパーレ[⸣ʔisoː ⸢paːrepaːre](一掃払え祓え)と唱えながら祓いきよめ、島の南海岸まで悪疫の神を追い祓って甕の破片を海に投げ捨てる。その夜も昼間と同様、村役人と子供達で⸢ユートーパー⸣レー[⸢juːtoːpaː⸣reː](夜の祓え)を行う。その際、子供達は⸢ユートーパー⸣レー ⸢ミー⸣ソー ッ⸢ふァー[⸢juːtoːpaː⸣reː ⸢miː⸣soː f⸢faː](夜の祓え、味噌を食べよう)といって、家々から米味噌の施しを受けることもあった。2日目は、サ⸢カサ[sḁ⸢kasa](司{EOS}神女)、ティ⸢ジリ⸣ビ[ti⸢ʤiri⸣bi](男性神職者)が⸢ウイヌ⸣ウガン[⸢ʔuinu⸣ʔugaŋ](友利御嶽)で祈願をする。その間、ムラヤクサ達(現在は公民館の役員)がシ⸢ビナージナ[ʃi⸢binaːʤina](注連縄{EOS}左に綯った綱)を作り、豚や鶏の血を付けて、海岸に通ずる集落の総ての縦道の入り口を uby{跨}{マタ}いで掛けておく。注連縄には大蒜、塩、鶏の足を吊るしておく。御嶽の祈願が済んで神女たちが下りて来る頃、村役人達が⸢ミー⸣シキパナシキヌ ⸣カン ク⸢ヌ⸣ シマー ⸢ペー⸣リ ッ⸢ふォーンナ[⸢miː⸣ʃi̥kipanaʃi̥kinu ⸣kam ku⸢nu⸣ ʃimaː ⸢peː⸣ri f⸢foːnna](目付き鼻付き<風邪>の神はこの島へ入って下さるな)と唱えて祈願する
ッサルン [s⸢saruŋ] (他動)
- {Mn_1}(謙譲語)。申し上げる。「知られる」の転訛したもの。ッ⸢サリルンとも言う。
- ⸣バーラ ッ⸢サルン
[⸣baːra s⸢saruŋ]
(私から申し上げる) - ⸢ワー⸣ラン ッ⸢サリ⸣バ
[⸢waː⸣ran s⸢sari⸣ba]
(君からも申し上げなさい) - ⸣クヌヨーニ ッ⸢サリ⸣ ミサカー ッ⸢サル⸣ クトー ⸢ゾー⸣サー ⸢ナー⸣ヌ
[⸣kunujoːni s⸢sari⸣ misakaː s⸢saru⸣ku̥toː ⸢ʣoː⸣saː ⸢naː⸣nu]
(このように申し上げてよければ、申し上げることは問題はない<造作ない>) - ⸢ワー⸣ラ ッ⸢サラバル⸣ マ⸢シ⸣ヨー
[⸢waː⸣ra s⸢sarabaru⸣ ma⸢ʃi⸣joː]
(君から申し上げた方がよい<ましだ>よ)
Example phrases
ッサルン [s⸢saruŋ] (他動)
- {Mn_2}補助動詞。申す、致す<知られる>(謙譲語)。⸢言う、読む、する」などの動詞の連用形に付いて用いられる。
- ⸣バー ア⸢ジッサルン
[⸣baː ʔa⸢ʤissaruŋ]
(私が申します<言って・知らせます>) - ⸣バー ⸢シーッサラバ⸣ ミリ タ⸢ボー⸣リ
[⸣baː ⸢ʃiː ssaraba⸣ miri ta⸢boː⸣ri]
(私が致します<し知られ>ますから見てください)
Example phrases
ッサルン [⸣ssaruŋ] (自動)
- 腐る。腐敗する。下二段系の動詞「腐る」が四段活用化したもの。⸣ッサリルンとも言う。
- ⸣アツァンダ ⸢イー⸣ヤ ⸣ッサルンカヤーティ ウ⸢ムータン⸣ドゥ ⸢ティー⸣グナ イ⸢リティ⸣ サイ ⸣シケーター ⸣ッサランシェン
[⸣ʔaʦanda ⸢ʔiː⸣ja ⸣ssarunti ʔu⸢muːtan⸣du ⸢tiː⸣guna ʔi⸢riti⸣ sai ⸣ʃi̥keːtaː ⸣ssaraŋʃeŋ]
(暑いから飯は腐れるかと思ったが、 uby{手篭}{テ|カゴ}に入れて吊るしておいたら腐れなかった) - ⸣ッサル ⸣クトー ⸢ナーヌ⸣ヌ ⸣ッサリ ⸢ヤッ⸣サ ⸣ムノー タ⸢ボーララヌ
[⸣ssaru ⸣kutoː ⸢naːnu⸣nu ⸣ssari ⸢jas⸣sa ⸣munoː ta⸢boːraranu]
(腐れることはないが腐れ易いものは保存<貯えられ>できない) - ⸣ッサレー ⸣ミサムヌ
[⸣ssareː ⸣misamunu]
(腐れれば良いのに) - ⸣ッサリリ
[⸣ssariri]
(腐れれ)
Example phrases
ッサンッサルン [⸣ssan ssaruŋ] (連)
- 虱が湧く<虱がくされる>。
- ガ⸢マ⸣ジ ア⸢ラーン⸣カー ⸣ッサン ッサルン⸢ダー
[ga⸢ma⸣ʤi ʔa⸢raːŋ⸣kaː ⸣ssan ssarun⸢daː]
(髪を洗わないと虱が湧くよ)
Example phrases
ティーマサル [⸢tiːmasa⸣ru] (名)
- 手勝り。技量の優れた人。腕利き。敏腕家。腕前の優れた者。
- イ⸢カスク⸣ヌ ⸢ティーマサル⸣ヌル ク⸢ヌ⸣ アヤー ウ⸢リソー⸣レーカヤー
[ʔi⸢kasu̥ku⸣nu ⸢tiːmasarunu⸣ru ku⸢nu⸣ ʔajaː ʔu⸢risoː⸣reːkajaː]
(いかほどの技量の優れた人がこの文様を織りことが出来るのかなあ)
Example phrases
ドーングマサル [⸢doːŋgumasa⸣ru] (名)
- 道具勝り。道具が良ければ腕も<技術>も上達するということ。
- ノー⸢ンヌ⸣ シ⸢グトゥン ドーングマサ⸣ルティ ア⸢ザリ ブーユンダ ティー⸣リ ウ⸢クタレー⸣ ナ⸢ラン⸣ダー
[noː⸢nnu⸣ ʃi⸢gutun doːŋgumasa⸣ruti ʔa⸢ʣari buːjunda tiː⸣ri ʔu⸢kutareː⸣ na⸢ran⸣daː]
(どんな仕事も道具勝りと言われているから、手入れを怠ってはいけない<ならない>よ)
Example phrases
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
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さる・サル【猿・猨】
(Common Noun)
- Monkey (esp. the Japanese macaque, Macaca fuscata); Ape; Non-human primate
— Word usually written using kana alone
- Sly person
— Derogatory
- Idiot; Hick
— Derogatory
- Sliding wooden bolt (for holding a door or window shut)
- Clasp used to control the height of a pot-hook
- Bathhouse prostitute
— Archaism
さる【去る・避る】
(Common Godan verb, intransitive)
- To leave; To go away
- To pass; To elapse
- To be distant
(Common Godan verb, transitive)
- To send away; To drive off; To divorce
(Common Godan verb)
- ... completely
(Common Pre-noun adjectival)
- Last ... (e.g. "last April")
さる【申】
(Common Noun)
- Ninth sign of Chinese zodiac (The Monkey, 3pm-5pm, west-southwest, July)
さる【然る】
(Pre-noun adjectival)
- A particular; A certain
— Word usually written using kana alone
- That kind of; Such a
— Word usually written using kana alone
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