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Define さい sai Meaning サイ

Displaying results for さい (sai・さい・サイ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Amami: Kikai)

いなさい

(Sa-Adjective) Small

Ryukyu (Okinawa, Yamatu)

はいさい

(Male Interjection) Hello, hi, hey, howdy

Ryukyu (Okinawa)

さい【猿】

(Noun) Monkey

Ryukyu (Okinawa)

さい【鎖】

(Noun) Chain

Ryukyu (Amami: Koniya)

いくト【幾ト】

(Adverb) How many

Ryukyu (Kunigami: Sesoko)

おーふぁ【青葉】

(Noun) Vegetable

Ryukyu (Okinawa)

あっさん【浅っさん】

(Sa-Adjective) Shallow; pale, light

Ryukyu (Okinawa)

ふーじ【風儀】

(Noun) Appearance, look, style, fashion; customs

Ryukyu (Okinawa)

いみーん

(Verb) To urge, to press, to demand

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

おーふぁー【青葉】

(Noun) Vegetable

Ryukyu (Amami: Koniya)

あささム【浅ささム】

(Sa-Adjective) Shallow

Ryukyu (Okinawa)

あささん【浅ささん】

(Sa-Adjective) Shallow; pale, light

Ryukyu (Okinawa)

いくち【幾ち】

(Adverb) How many; how old

Ryukyu (Kunigami: Takazato)

せーち【才知】

(Noun) Wit, sharpness, intelligence

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

サイ sai (sai) ① 感・助

  1. 目上に話しかける時・呼びかける時などに男が発する敬語。さらに高い目上にはsariという。女はtaiという。もし。~.もし(他家で案内を乞う時など)。'uNcuu~.もし,おじさん。

イッサイ issai (?iQsai) ① 名

  1. 一切(いっさい)。ふつうはmuru,muQtuなどという。

クサイ kusai (kusai) ① 名

  1. 支配。支配力。~nu 'joosaN.支配力が弱い。

クサイ kusai (kusai) ① 名

  1. 鎖。

マサイ masai (masai) ① 名

  1. まさっていること。すぐれていること。masai?uturui.優劣。

サイタ saita (saita) ⓪ 連体

  1. 変な。妙な。不思議な。~muN.不思議なもの。

アリサイ arisai (?arisai) ① 感

  1. ほら。男が目上に対して,注意をうながす時などに発する語。

パッサイ passai (paQsai) ⓪ 名

  1. 唐手の型の名。

サイファン saifan (saihwaN) ① 名

  1. 裁判。明治の初めごろ一時使われた語。

チュクサイ chukusai (cukusai) ⓪ 名

  1. 一揃い。一式。お供えもの・道具などの一式。~nu miiCi.一揃いのものが三つ。三組。
  2. 一緒。~ najuN.一緒になる。

クーサイニ kuusaini (kuusaini) ① 名

  1. 小さい時。幼時。'waNnee kuusainee'jahwaraa'jataN.わたしは小さい時は病弱だった。~nu kutu'jati'wakaraN.小さい時のことでわからない。

ウヤマサイ uyamasai (?ujamasai) ⓪ 名

  1. 親まさり。親より傑出すること。

ッチュマサイ cchumasai (Qcumasai) ① 名

  1. 人にまさること。文語はhwitumasai。

フィトゥマサイ fitumasai (hwitumasai) ⓪ 名

  1. 人にまさっていること。satuja hanaZakai~'jariba.[里や花盛り人まさりやれば(手水之縁)]恋しいあのかたは若い花盛りで,人よりもすぐれているから。

ッヰーマサイ qwiimasai (?wiimasai) ① 名

  1. 「おいまさり」に対応する。成長するに従って美しくなること。?wiijaNdiの対。~sjooN.成長するに従ってよくなっている。

サイグンメー saigunmee (saiguNmee) ⓪ 名

  1. 外米。toogumiともいう。

ワカサイニ wakasaini ('wakasaini) ⓪ 名

  1. 若い時。~nu naNzee kootiN Qsi.若い時の苦労は買ってでもした方がよい。

ドーグマサイ doogumasai (dooguma]sai) ⓪ 名

  1. 道具がよいこと。se-ekoo~.大工仕事は腕よりも道具。

サシウサイ sashi usai (sasi?usai) ⓪ 名

  1. 差し押え。元来はhwicimuNという。

アーサイリチ aasa irichi (?aasa?irici) ⓪ 名

  1. 料理名。moo?aasaの油いため。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

さい 【才】

See also

さい 【債】

See also

さい 【際】

See also

さい 【釆】

See also

さい 【差異】

さいき 【才器】

さいし 【妻子】

さいち 【才智】

See also

さいち 【釆地】

See also

さいふ 【財布】

さいあく 【最悪】

Phrases

さいきん 【最近】

さいこん 【再婚】

さいざら 【菜皿】

ざいさん 【財産】

Phrases

さいじつ 【祭日】

See also

さいそく 【催促】

Phrases

さいだん 【祭壇】

さいづち 【才槌】

See also

さいなん 【災難】

See also

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

さいた っちゅ/むん

  • 変な人/もの
  • Example phrases
    • わったー しくちばんかい さいたっちゅぬ いっち ちょーっさー。じゃーふぇー なとーさ やー。
      (私たちの職場に変な人が入って来ているよ。困ったことだよ)

あとぅまさい がふー

  • 後の方の幸運こそ勝る

*(参考)「あとぅふーぬ まーふー」(後に来る方がまことの幸運)

うや まさいんぐゎ

  • 親勝りの子
  • Example phrases
    • うやぬ うてぃふんぬ あてーくとぅどぅ うやまさいんぐゎん っんぢてぃちゅーくとぅ、っくゎー うやぬ かがん。
      (親のお手本があってこそ親勝りの子も出てくるので、子は親を写す鏡だ)

うり さい/たい (ゆぇーっ〈ほら(目下に)〉、ゑーっ ひゃー〈ほら(目下に)〉、でぃー さい/たい〈それじでは〉>、あんしぇー〈それなら〉)

  • ほら(目上に)
  • Example phrases
    • うり さい/たい、いちゃびらな。
      (それでは、行きましょう)
    • でぃー さい/たい、いちゃびらな。
      (それでは、行きましょう)
    • あんしぇー、いちゃびらな。
      (それなら、行きましょう)
    • ゑーっ ひゃー、でぃっか いかな。
      (それでは、行こう)
    • ゑーっ ひゃー、ふぇーく かめー/しぇー。
      (ほら、早く食べなさい/しなさい)

くーさ い (=くーさる ばす)

  • 幼いころ
  • Example phrases
    • わんねー くーさいに どぅーやふぁらー やてぃ、うやんかい じこー しわ しみたん。
      (私は幼い頃体が弱くて、親にさんざん心配させた)
    • くーさいにどぅ やてぃ、どぅーぬ うぃきがぬ うやぬ ちらん むる うびてー をぅらん。
      (幼い頃なので、自分の父親の顔もまったく覚えていない)

くさいん (くさたん、くさらん、くさてぃ)

  • まとめる
  • Example phrases
    • むら/やー くさいん。
      (村/家をまとめる)

くさい

  • まとめ
  • Example phrases
    • やーぐさえー をぅとぅぬ ちとぅみ、むらぐさえー むらがしらぬ ちとぅみ、くにぐさえー くにがしらぬ ちとぅみ。
      (家のまとめは夫の役目、村のまとめは村長、国のまとめは首相)
    • みーとぅんだ ちゅくさい
      (夫婦一組み)

っちゅ まさい

  • 人に勝ること
  • Example phrases
    • たーんかい やてぃん っちゅまさい そーる とぅくまぬ かんなじ あん。
      (誰にでも人に勝っているところは必ずある)

まさいん (まさたん、まさらん、まさてぃ)

  • 勝る
  • Example phrases
    • っうぃーぢぇー ありがどぅ まさとーる。
      (泳ぎはあの人がうまい)

まさい うとぅるい

  • 優劣
  • Example phrases
    • まさいうとぅるいぬ あてぃどぅ っちょー うみはまいる くとぅん ないる。
      (優劣があってこそ人は努力することにもなる)

まさい むん

  • 優れもの
  • Example phrases
    • んかしから くぬ メーカーや まさいむんでぃ いらっとーん。
      (昔からこのメーカーは優れものだと言われていた)

わかさ い に

  • 若い時
  • Example phrases
    • わかさいにぬ なんぢくんぢぇー こーてぃん っし。
      (若いときの苦労は買ってでもしなさい)

うぃきが やぐさみ (うぃきが まさい〈男勝り〉、うぃきが んぐゎ〈男の子〉、うぃきがぬ うや〈父親〉、うぃきが しーじゃ〈兄〉、うぃきが しとぅ〈しゅうと〉、うぃきが うっとぅ〈弟〉、うぃきが わらび〈男の子〉)

  • 男やもめ

むっくー

  • 形状が小さいもの
  • Example phrases
    • くまぬ マンゴーや むっくー やしが、まーさん どー。
      (ここのマンゴーは形は小さいが、おいしいよ)

かしまさん

  • うるさい
  • Example phrases
    • うぃなぐぬ みっちゃい すりーねー、かしまさんでぃ。
      (女性が三人揃えば、うるさいってよ)
    • なーふぁぬ まちぇー いち やてぃん っちょー まんでぃ かしまさん。
      (那覇の市場はいつでも人は多くて騒々しい)
    • いったー やーや うふみちぬ はた なてぃ、きゅーきゅーしゃから パトカー、しょーぼーしゃんでー くるまぬ うとぅぬ かしましこーねーらに?
      (あなたの家は大通りの側で、救急車からパトカー、消防車など車の音がうるさくないのか)
    • っちゅぬ ゆくいる じぶん なてぃから きちぬ なーかをぅてぃ ひこーき いちむどぅやー しみてぃ かしまさぬ にんだらん。
      (人が寝る頃になってから基地の中で飛行機を離着陸させて、うるさくて眠れない)

くーさん

  • 小さい、幼い
  • Example phrases
    • くーく あびれー。
      (小さい声でしゃべって)
    • あれー あんし ふどー くーさる やー。
      (あの人はそんなに体は小さいんだね)
    • くーてーんぐゎーや わんにんかいん くぃり よー。
      (少しは私にもくれよ)
    • うっぴぐゎーぬ くとぅっし くさみち すくとぅ、あれー ちもー くーさん やー。
      (それだけのことで腹立てるので、あの人は心は小さいんだね)
    • くーさいにから まがいる きーぬどぅ まがいる。
      (幼い時から曲がる木ほどよく曲がるもので、幼児期のしつけが大切)
    • くーさ がなさ。
      (小さいのはかわいい)

*(参考)うっぴなー/うふぃなーぬ いゆ/っんむ(そんなに多くの魚/イモ)に対して、うっぴぐゎー/うふぃぐゎーぬ いゆ/っんむ(数量の小さい魚/イモ)

くちやかまさん

  • 口うるさい
  • Example phrases
    • ごーぐちひゃーぐち する っちゅんかい くちやかまさんでぃ いーん。
      (不平不満を言う人に口うるさいと言う)

ぐまさん

  • 小さい、細かい
  • Example phrases
    • バスぬ なーかをぅてぃん ぐまむにー さん っちゅん をぅん。
      (バスの中でも小声で話さない人もいる)

みみがしまさん

  • うるさい
  • Example phrases
    • ばすぬ なかをぅてぃ わかむんぬちゃーが うふあびー さい、たかわらい さいっし みみがしまさたくとぅ、うんてんしゅんかい あびらっとーたん。
      (バスの中で若者たちが大声を出したり、高笑いしたりしてうるさいので、運転手に怒られていた)

*(参考)「みんちゃさん」とも言う

ゆんがしまさん

  • とても(忌み)うるさい
  • Example phrases
    • あれー っちゅ ぬらいる やなぐしぬ あてぃ ゆんがしまさぬ、くーんしぇー まし。
      (あの人は人を叱る悪い癖があってとてもうるさくて、来ない方がいい)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アマチウタシ [ʔa⸢ma⸣ʧi ʔu⸢ta⸣ʃi] (連)

  • 下枝を枝打ちしなさい。
  • Example phrases
    • ⸢キーヌユダ⸣ヌ ヤ⸢マ⸣カビ サ⸢カリティ ヤー⸣ヌ ⸢ウイ⸣ ア⸢ミカビン⸣ギサティル ア⸢マ⸣チ ウ⸢タ⸣スンティ ⸢ベー [⸢kiːnujuda⸣nu ja⸢ma⸣kabi sḁ⸢kariti jaː⸣nu ⸢ʔui⸣ ʔa⸢mikabiŋ⸣gisatiru ʔa⸢ma⸣ʧi ʔu⸢ta⸣sunti ⸢beː] (木の枝が鬱蒼と生い茂って屋根の上に伸し掛かりそうなので、下枝打ちをしようとしている)。ア⸢マ⸣チバライ[ʔa⸢ma⸣ʧibarai](下枝払い)ともいう

アリタボーリ [⸣ʔari ⸢taboː⸣ri] (連)

  • ~であってください。~でいらっしゃって下さい。~でおわしませ。「あり賜われ」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸢ピャー⸣クパタチ⸢バー⸣キ ⸢ガン⸣ゾー ⸣アリ タ⸢ボー⸣リ
      [⸢pjaː⸣kupḁtaʧi ⸢baː⸣ki ⸢gan⸣ʣoː ⸣ʔari ta⸢boː⸣ri]
      (百二十歳まで健康でいらっしゃって<頑丈であって>下さい)

インパブ [⸣ʔimpabu] (名)

  • (動)海蛇の一種。「ウミハブ」の音韻変化した語。エラブウミヘビに似ているが、それより小さい。体長約70~80センチ。時々海中を泳ぐのが見られる。漁師の嫌われもので、漁獲することもない。
  • Example phrases
    • ⸣インパブヌ ス⸢バー⸣ クーカー ⸢ウイ⸣ パ⸢ラ⸣シ
      [⸣impabunu su⸢baː⸣ kuːkaː ⸢ʔui⸣ pa⸢ra⸣ʃi]
      (インイラブ<海蛇>が側へ寄って来たら追っ払いなさい)

オー [⸢ʔo⸣ː] (感)

  • 応答する語(謙譲語)。敬語の一つで、目上の人に対して承諾した旨の返事をへりくだ(謙)って用いる語。「はい(承知致しました)」、「畏まりました(拝承知しました)」の意。⸢ウ⸣ー[⸢ʔu⸣ː](はい<拝承知しました>)より謙譲度は小さい。ク⸢ヌ ター⸣ヤ ⸢ワー タンガ⸣シ ⸢カイ⸣シ⸢ヨー[ku⸢nu taː⸣ja ⸢waː taŋga⸣ʃi ⸢kai⸣ʃi⸢joː](この田圃は君一人で耕しなさいね)の問いに対して、⸢オ⸣ー[⸢ʔo⸣ː](はい<承知致しました>)のように応答する。「おほう」(承ていらへる言葉なり)『混効験集』

オーリタボーリ [⸢ʔoː⸣ri ta⸢boː⸣ri] (連)

  • いらっしゃってください。おいでください。
  • Example phrases
    • ⸣アツァー サ⸢クシ⸣ヌ ⸢タンカーヨイ⸣ ヤ⸢リバ オー⸣リ タ⸢ボー⸣リ ⸢チョーミーガフー⸣ ア⸢ヤカーラ⸣シ タ⸢ボー⸣ラナー⸢ラ
      [⸣ʔaʦaː sḁ⸢kuʃi⸣nu ⸢taŋkaːjoi ja⸢riba ʔoː⸣ri ta⸢boː⸣ri ⸢ʧoːmiːgaɸuː⸣ ʔa⸢jakaːra⸣ʃi ta⸢boː⸣ra naː⸢ra]
      (明日は長男の誕生祝いですので、<拙宅へ>いらっしゃって下さって<息子に>長寿を果報を uby{肖}{アヤカ}らせて下さいませ)

クーサン [⸢kuː⸣saŋ] (形)

  • {Mn_1}幼い。小さい。幼少である。沖縄方言からの借用語か。

クイグマーン [⸣kui gu⸢maː⸣ŋ] (連)

  • 声が小さい。小声である。
  • Example phrases
    • ウ⸢リヌ⸣ ムネー ⸣クイ グ⸢マー⸣ヌ ムッ⸢トゥ⸣ シ⸢キトゥララ⸣ヌ
      [ʔu⸢rinu⸣ muneː ⸣kui gu⸢maː⸣nu mut⸢tu⸣ ʃi̥⸢kiturara⸣nu]
      (彼<それ>の話は声が小さくてちっとも聞き取れない)

グマーン [gu⸢maː⸣ŋ] (形)

  • 小さい。物の形や容積が小さい。音声など音量が小さい。度量が狭い。
  • Example phrases
    • フ⸢ドー⸣ グ⸢マー⸣ンドゥ シゥ⸢カラー スー⸣ワン
      [ɸu⸢doː⸣ gu⸢maː⸣ndu sï̥⸢karaː suː⸣waŋ]
      (体は小さいが力は強い)
    • ⸢ナン⸣ゾー グ⸢マーナー⸣ヌ
      [⸢nan⸣ʣoː gu⸢maːnaː⸣nu]
      (あまり小さくない)
    • ⸢シンダイ⸣ グ⸢マー⸣ ナルン
      [⸢ʃindai⸣ gu⸢maː⸣ naruŋ]
      (次第に小さくなる)
    • ⸣ドゥク グ⸢マー⸣ プ⸢ソー⸣ ヤ⸢トー⸣ヌ
      [⸣duku gu⸢maː⸣ pu̥⸢soː⸣ ja⸢toː⸣nu]
      (あまり小さい人は雇わない)
    • パ⸢トゥ⸣マー ⸣シマー グ⸢マー⸣ンドゥ ウ⸢サイララヌ
      [pa⸢tu⸣maː ⸣ʃimaː gu⸢maː⸣ndu ʔu⸢sairaranu]
      (鳩間は島は小さいが侮れない<抑えられない>)
    • グ⸢マー ナー⸣ヌ
      [gu⸢maː naː⸣nu]
      (小さくない)
    • トゥ⸢シ⸣トゥ ⸢アーシ⸣ル グ⸢マー⸣ ナリクー
      [tu̥⸢ʃi⸣tu ⸢ʔaːʃi⸣ru gu⸢maː⸣ narikuː]
      (年齢に伴ってぞ<合わせて>小さくなってくる)
    • グ⸢マー⸣ ムノー ⸢カーサラヌ
      [gu⸢maː⸣munoː ⸢kaːsaranu]
      (小さいのは売れない)
    • ン⸢ベーマ⸣ <マーン⸢ベーマ⸣> グ⸢マー⸣カー ⸣ミサムヌ
      [ʔm⸢beːma⸣ gu⸢maː⸣kaː ⸣misamunu]
      (少し小さかったらよいのに)

コーソーリ [⸢koː⸣soːri] (連)

  • 下さい。頂きたい。「乞ひ」(~吾は祈奈牟<コヒナム>~{EOS}万、379)の未然形に使役の助動詞「す」の連用形が下接し、それに「在せ」が付いたものが転訛したものか。お盆の精霊送りの後、村の子供達は家々を回り、裏声を使って⸢シン⸣ザ ⸢コー⸣ソーリ[⸢ʃin⸣ʣa ⸢koː⸣sori](砂糖きびを下さい)と唱えて、供物の砂糖きびを貰って食べるのを楽しんでいた。家の中からは戸外へ砂糖きびを投げ与えたものである。これも施餓鬼の一つと云われていた

サイクヌキル [⸢saikunuki⸣ru] (名)

  • 大工用鋸。細工用鋸。⸢キーバキヌキ⸣ル[⸢kiːbakinuki⸣ru](山鋸{EOS}「木切り鋸」の義)に比べて鋸の刃が小さい。⸢リョーバーヌキル[⸢rjoːbaːnukiru](両刃鋸{EOS}片側は縦びき、片側は横引きとなっている)は繊細な木工細工に対応する鋸である。特に指物細工などが用いる鋸をいう。
  • Example phrases
    • ヤ⸢シ⸣ルシ ⸢サイクヌキル⸣ヌ ⸣パー ⸣タトゥンティ <タ⸢ティ⸣ルンティ> ⸢ベー
      [ja⸢ʃi⸣ruʃi ⸢saikunukiru⸣nu ⸣paː ⸣tḁtunti ⸢beː]
      (鑢で大工用鋸の歯を研ごうと<たてようと>している)

シゥカーン [sï̥kaːŋ] (形)

  • 近い。距離の隔たりが小さい。シ⸢カー⸣ンとも言う。
  • Example phrases
    • ⸢バン⸣テーラー ⸢ガッ⸣コーヤ シゥ⸢カー⸣ンティ ウ⸢ムータ⸣ヌ シゥ⸢カーナー⸣ヌ [⸢ban⸣teːraː ⸢gak⸣koːja sï̥⸢kaː⸣nti ʔu⸢muːta⸣nu sï̥⸢kaːnaː⸣nu] (私の家から学校までは近いと思ったが、近くない)。 シゥ⸢カー⸣ ナルン [sï̥⸢kaː⸣ naruŋ] (近くなる)。 シゥ⸢カーン⸣ トンマー ⸣マーヤ [sï̥⸢kaːn⸣ tommaː maːja] (近い所は何処か)。若年層はシ⸢カー⸣ン[ʃi̥⸢kaː⸣ŋ](近い)ともいう。 ⸢アンヌムラー⸣ラ ⸢ガッ⸣コー シゥ⸢カー⸣ン [⸢ʔannumuraː⸣ra ⸢gak⸣koː sï̥⸢kaː⸣ŋ] (東村から学校は近い)。 ⸢インヌムラー⸣ シゥ⸢カー ナー⸣ヌ [⸢ʔinnumuraː⸣ sï̥⸢kaː naː⸣nu] (西村は近くない)。 ⸢シンダイ⸣ シゥ⸢カー⸣ ナルン [⸢ʃindai⸣ sï̥⸢kaː⸣ naruŋ] (次第に近くなる)。 シゥ⸢カーン⸣ トンマー パ⸢ル⸣ナ [sï̥⸢kaːn⸣ tommaː pa⸢ru⸣na] (近い所へは行くな)。 マーン⸢ベーマ⸣ シゥ⸢カー⸣カー ⸣ミサムヌ [maːm⸢beːma⸣ sï̥⸢kaː⸣kaː ⸣misamunu] (もう少し近ければ良いのに)

シゥカソーリ [si̥⸢kasoː⸣ri] (感)

  • いらっしゃいませ。よくお出でくださいました。お上がりください。島の長老や年長者に対して用いた。
  • Example phrases
    • アッ⸢パー⸣ シゥ⸢カソー⸣リ
      [ʔap⸢paː⸣ si̥⸢kasoː⸣ri]
      (お祖母さん、いらっしゃいませ)

シカーン [ʃi̥⸢kaː⸣ŋ] (形)

  • 臆病である。怯えやすい。小心である。気が小さい。怖がりである。びくびくするさま。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌ プソー⸣ シ⸢カー⸣ンダー ウ⸢バースナ⸣ヨー
      [ʔu⸢nu pu̥soː⸣ ʃi̥⸢kaː⸣ndaː ʔu⸢baːsuna⸣joː]
      (あの人は怯えやすい<怖がりだ>から驚かすなよ)
    • ⸢ナン⸣ゾー シ⸢カー ナー⸣ヌ
      [⸢nan⸣ʣoː ʃi̥⸢kaː naː⸣nu]
      (それほど怯えやすくない<臆病でない>)
    • ⸣トゥシ トゥ⸢ル⸣ター シ⸢カー⸣ ナリティ マー⸢ン サーパララ⸣ヌ
      [⸣tu̥ʃi tu⸢ru⸣taː ʃi̥⸢kaː⸣ nariti maː⸢n saːparara⸣nu]
      (年をとったらば臆病に<怯えやすく>なって何処にも連れて行かれない)
    • シ⸢カー⸣ヌ ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ʃi̥⸢kaː⸣nu na⸢ra⸣nu]
      (怯えやすくて仕方がない)
    • シ⸢カー⸣ プ⸢ソー⸣ タ⸢ナマラ⸣ヌ
      [ʃi̥⸢kaː⸣ pu̥⸢soː⸣ ta⸢namara⸣nu]
      (臆病な人は頼めない)

シキウキトゥリウキ [ʃi̥⸢kiʔuki⸣ tu⸢ri⸣ʔuki] (連)

  • 願いをお聞き届け<お聞き受け>、お受け取りください。神仏に懇願する際に用いることば。
  • Example phrases
    • ピ⸢ナカンガナシヌ⸣マイ シ⸢キウキ⸣ トゥ⸢リ⸣ウキ タ⸢ブ⸣ローリ
      [pi⸢nakaŋganaʃinu⸣mai ʃi̥⸢kiʔuki⸣ tu⸢ri⸣ʔuki ta⸢bu⸣roːri]
      (火の神様、願いをお聞き届け、お受け取りくださいませ)

シバーン [ʃi⸢baː⸣ŋ] (形)

  • 狭い。面積や幅が小さい。「多爾世婆美峯に延ひたる~『万葉集 3507』」、「Xebai、セバイ<狭い>『邦訳日葡辞書』」の義。
  • Example phrases
    • ⸣クマー シ⸢バー⸣ンダー カ⸢マー⸣ ウ⸢チ⸣リ
      [⸣kumaː ʃi⸢baː⸣nda ka⸢maː⸣ ʔu⸢ʧi⸣ri]
      (此処は狭いから、あそこへ移れ)
    • ッ⸢ふァヌ⸣ グ⸢マー⸣タケンマー シ⸢バー ナーン⸣シェンドゥ ⸢シンダイ⸣ シ⸢バー⸣ ナリ ⸢ナー⸣ヌ
      [f⸢fanu⸣ gu⸢maː⸣takemmaː ʃi⸢baː naːŋ⸣ʃendu ⸢ʃindai⸣ ʃi⸢baː⸣ nari ⸢naː⸣nu]
      (子供が小さかった頃は狭くなかったが、次第に狭くなってきてしまった)
    • シ⸢バー⸣ クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [ʃi⸢baː⸣ ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (狭いことはない)
    • シ⸢バー⸣カー
      [ʃi⸢baː⸣kaː]
      (狭かったら)
    • ⸣クマー シ⸢バー⸣ヌ ブ⸢ララヌ
      [⸣kumaː ʃi⸢baː⸣nu bu⸢raranu]
      (此処は狭くておれない)

タボーラナーラ [ta⸢boː⸣ra naː⸢ra] (連)

  • ~してくださいませんか。~してください。補助動詞タ⸢ボー⸣ルン[ta⸢boː⸣ruŋ](くださる{EOS}<賜る>)の未然形に、ナー⸢ラ[naː⸢ra](ませんか{EOS}<*ン・ネーラ<*ぬ・あらむ、の転訛か)が付いた形。九十歳以上の古老が用いる。
  • Example phrases
    • ⸣バー ⸣アジ ッ⸢サラバ⸣ ドー⸢ディン⸣ シ⸢キ⸣ タ⸢ボー⸣ラ ナー⸢ラ
      [⸣baː ⸣ʔaʤi s⸢saraba⸣ doː⸢diŋ⸣ ʃi̥⸢kitaboː⸣ra naː⸢ra]
      (私が申し上げますから、どうぞお聞きくださいませんでしょうか<お聞き賜れませぬか>)

ナーマヤー [⸣naːmajaː] (名)

  • 長間家。民間伝承上で語られる家。鳩間島のパ⸢カヤマ[pḁ⸢kajama](墓山)の頂上に、⸣ナーマヤーヌ ⸢ヤシ⸣キ[⸣naːmajaːnu ⸢jaʃi̥⸣ki](長間家の屋敷)と伝えられる屋敷跡がある。昔から鳩間島には⸢ヨーラ⸣サー[⸢joːra⸣saː](夕烏<ホシゴイ>)が鳴くのを不吉として uby{忌}{イ}み uby{嫌}{キラ}い、⸣ナーマヤーヌ ッ⸢ふァー⸣マ⸢ドー[⸣naːmajaːnu f⸢faː⸣ma⸢doː](長間家の子孫だよ{EOS!})と叫んで、カ⸢ラウシ[ka⸢raʔuʃi](空の臼)を叩く習俗がある。伝承によると、誰も助けなかった旅の者が長間家の人に助けられた恩返しとして、自分たちは⸢ピー⸣ヌカン[⸢piː⸣nukaŋ](火の神)であると告げ、火事が起きたときは、⸣ナーマヤーヌ ッ⸢ふァー⸣マ⸢ドーといって空の臼を叩いて知らせなさい。そうしたら、そこだけは災厄から逃れることが出来ると教えて立ち去ったという。以後、島では⸢ヨー⸣ラサーが鳴くと、⸣ナーマヤーヌ ッ⸢ふァー⸣マ⸢ドーと叫びながら空の臼を叩くようになったという

マチガイ [ma⸢ʧi⸣gai] (感)

  • {PoS_2}ごめんなさい。謝罪するときにいう。
  • Example phrases
    • ⸢バー⸣ル マ⸢チ⸣ガイ⸢ユー
      [⸢baː⸣ru ma⸢ʧi⸣gai⸢juː]
      (ごめんなさい<私が間違いです>)

ヤガマサン [ja⸢gama⸣saŋ] (形)

  • {Mn_1}やかましい(喧しい)。うるさい。カ⸢サマ⸣サン[kḁ⸢sama⸣saŋ](かしましい{EOS}騒々しい)、ン⸢ガマ⸣サン[ʔŋ⸢gama⸣saŋ](やかましい)ともいう。
  • Example phrases
    • ヤ⸢ラビ⸣ヌ ウ⸢ヤー⸣リ ⸢アイッツァー⸣シティ ヤ⸢ガマサ⸣ヌ ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ja⸢rabi⸣nu ʔu⸢jaː⸣ri ⸢ʔaitʦaː⸣ʃi̥ti ja⸢gamasa⸣nu na⸢ra⸣nu]
      (子供が大声で喧嘩して、 uby{喧}{ヤカマ}しくて uby{堪}{タマ}らない)
    • ヤ⸢ラビ⸣ヌ ナ⸢ク⸣カー ヤ⸢ガマ⸣サン
      [ja⸢rabi⸣nu na⸢ku⸣kaː ja⸢gama⸣saŋ]
      (子供が泣くとうるさい)
    • マ⸢ナ⸣マー ヤ⸢ガマサ ナー⸣ヌ
      [ma⸢na⸣maː ja⸢gamasa naː⸣nu]
      (今はうるさくない)
    • ヤ⸢ガマ⸣サー ッ⸢ふァー⸣ ミ⸢ナ⸣カー ン⸢ザ⸣シ
      [ja⸢gama⸣saː f⸢faː⸣ mi⸢na⸣kaː ʔn⸢ʣa⸣ʃi]
      (うるさい子供は庭に出しなさい)

ユシキシンザ [⸢juʃi̥⸣kiʃinʣa] (名)

  • (植)砂糖きびの一種。⸢ uby{薄甘蔗}{ススキ|カン|ショ}」の義。糖度が比較的に低く、幹の太さも比較的に小さい。⸢コー⸣シシンザ[⸢koː⸣ʃiʃinʣa](菓子砂糖きび{EOS}糖度が高く、大きな砂糖きび{EOS}「菓子甘蔗」の義)の対義語。
  • Example phrases
    • チ⸢カ⸣グロー ⸢ユシ⸣キシンザル ⸢ゴー⸣ラー ス⸢クラ⸣リ ⸢ブー
      [ʧi̥⸢ka⸣guroː ⸢juʃi̥⸣kiʃinʣaru ⸢goː⸣raː su̥⸢kura⸣ri ⸢buː]
      (近頃はユシキシンザ<薄甘蔗>が多く作付けされている)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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ミー [miː] L (名)

  • 小さい穴

ウサイ [usai] L (名)

  • 御菜。肴(さかな)。つまみ

ピゥサイ [pssai] F (名)

  • 平得

ピゥサイムラ [pssaimura] F (名)

  • 平得村

マサイミ [masaimi] L (名)

  • 正夢

ヤサイ [jasai] L (名)

  • 野菜

ヤサイダニ [jasaidani] L (名)

  • 野菜の種

ヤサイハタギ [jasaihḁtagi] L (名)

  • 菜園

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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さい

(Common Suffix)

  1. -years-old

  1. Ability; Gift; Talent; Aptitude; Genius

さい

(Common Noun)

  1. On the occasion of; Circumstances; Juncture

さいサイ

(Noun)

  1. Rhinoceros

さい

(Adjectival noun)

  1. The most; The extreme

さい差異差違

(Common Noun)

  1. Difference; Disparity; Gap

さい

(Common Noun)

  1. Debt; Loan

さい

(Adverb)

  1. Prime; Conspicuous

さい

(Common Prefix)

  1. Re-; Again; Repeated; Deutero-; Deuto-; Deuter-

さい

(Suffix)

  1. Judge

さい

(Noun)

  1. Sai (an Okinawan weapon)

さい

  1. 10^44; Hundred tredecillion

さい

(Noun)

  1. Side dish

さいさえ

(Noun)

  1. Dice; Die
    Abbreviation

  1. Baton (of command)

さい

(Noun)

  1. Detail; Details

さい

(Noun)

  1. One's wife

サイ

(Common Noun)

  1. Psi

ソーサームサーイ

(Noun)

  1. Saw sam sai (three-stringed Thai fiddle)