(Noun) Liver; mind, spirit, heart, soul; feelings, emotions
Define ころ koro Meaning コロ
Displaying results for ころ (koro・ころ・コロ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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(Noun, adverb) Truth, true, reality; in truth, truly, in fact, really, honestly
(Sa-Adjective) Lamentable, awful, deplorable; pitiful, pitiable, poor, sad, pathetic
(Sa-Adjective) Lamentable, awful, deplorable; pitiful, pitiable, poor, sad, pathetic
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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コーコローコー kookorookoo (kookorooko]o) ⓪ 副
- しゃも(taucii,tawacii)の鳴き声。
A dictionary of the Ryukyuan language
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ころす 【殺す】
See also
ころぶ 【転ぶ】
Phrases
- ~こと → ʔashimarubi
- 盛んに~さま dugeeikurubi,→ʔutitaimootai
ころも (僧衣)
ごろり
Phrases
- ~と横になる ʔukkurubuN
ころあい 【頃合い】
ころがす 【転がす】
See also
ころがる 【転がる】
ころころ
ごろごろ
Phrases
- ~しているさま keeriNkurubiN
ころばす 【転ばす】
See also
ころもがえ 【衣替え】
ころげまわる 【転げ回る】
Phrases
- ~こと keeriNkurubiN,kurubiNkeeriN,shiifui,shiipui,shiNpui,shiNpuikaapui
こころ 【心】
See also
Phrases
- ~が合う → chimu
- ~が痛む chimuʔichasaN
- ~が重い → ʔumiiʔNbusaN
- ~が通ずる → ʔatayuN
- ~が広い chimubirusaN
- ~から → shiN
- ~のいとま chimunufima
- ~の援助 chimugashii,chimunukashii
- ~の底 shiN,shiNtii
- ~の動揺 chimuʔamaji
- ~の迷い chimumayui,chimutaturuchi
- ~の余裕 chimunuʔamai,chimunufima,chimununubi
- ~を合わせること chimujurii
- ~を取り直す → chimu
- ~を一つにすること chimutiichi
- 付いてくる~ chichijimu
こころえ 【心得】
このごろ 【この頃】
See also
ちかごろ 【近ごろ】
See also
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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あかがい
- 灯火、明るいところ
- あかがい ちきれー。
(灯りをつけなさい)
Example phrases
*(参考)くらしん(暗闇)、まっくらしん(真っ暗闇)
あじまー
- 交差するところ、交差すること
- あぬ あじまーから ふぃぢゃいんかい まがてぃ、あんしから 200メートルびけー ちゃー まっしーぐー いちーねー、にぢりんかい まがてぃ ふぃぢゃいむてぃー なとーさ。やくとぅ、みー ぐるぐる さんてぃん しぐ わかいさ。
(あの交差点から左に曲がってそれから200メートルぐらいまっすぐ行ったら右に曲がって左手になっているよ。だから、戸惑わずにすぐわかるよ) - あじまーから にぢりんかい まがいーねー ふぃぢゃいぬ しぐ いっちゃかい
(ぐゎー) - やさ
(交差点から右に曲がったら、左手のすぐそこだよ) - あじまーをぅてー かかいむん ばれーぬ ないん。
(交差点では霊払いができる)
Example phrases
いし くびり
- 石ころの小さな小道
- なまー いしくびりぬ ねーん なてぃ くんちりーん ならん なとーん。
(現在は石ころの小道がなくなって近道もできなくなっている) - むらぬ いしくびり んぞ ちりてぃ ぬぶいしが、なーふぃん いしくびり あらわ。
(村の石ころ小道をあの人を連れて登るが、もっと石ころ道があれば)
Example phrases
いばいぬ みー
- 狭苦しいところ
- いくさ ゆーや がまぬ いばいぬみーんかい ふぃーたいん っちゅぬちゃーん くゎっくぃとーたん。
(戦時中は洞窟の狭苦しいところに兵隊も民間人も隠れていた) - MRIっし やんめーしらび すんでぃち いばいぬみーんかい いりらってぃ、どぅーぬ っんぢゅからん なてぃ っんまから っんぢらりーがすらんでぃち ちむ だくだく そーたん。
(MRIで検査をするといって狭苦しいところに入れられて、身動きできなくなってそこからいったい出られるのかと胸がどきどきしていた)
Example phrases
くーさ い (=くーさる ばす)
- 幼いころ
- わんねー くーさいに どぅーやふぁらー やてぃ、うやんかい じこー しわ しみたん。
(私は幼い頃体が弱くて、親にさんざん心配させた) - くーさいにどぅ やてぃ、どぅーぬ うぃきがぬ うやぬ ちらん むる うびてー をぅらん。
(幼い頃なので、自分の父親の顔もまったく覚えていない)
Example phrases
ちむ
- こころ
- いっとぅちぇー ふかんかい っんぢてぃ ちむ とぅめーてぃ ちゅーさ。
(しばらく外に出て心を落ち着かせて来るよ) - ちむぬ ねーん しーよーや すな けー。
(心ない仕方はしないでくれ) - 「いー」や ちゅけーんなーっし しむさ。ちゃーちぢきー 「いー、いー、いー」っし ちむぬ ねーん いれーよーや すな けー。
(「はい」は一度でいいから。続けて「はい、はい、はい」とやる気もない返事はしないでくれ) - あったる うやぬ けーまーち いっぺー ちむん ぢーぢーとぅ ないる ぐとーん。
(大切な親が急死して心痛で胸が締め付けられている) - しゅじゅつぬ うんなげー かかてぃ ちゃんぐとぅ ないがやーんでぃ ちむん ちむならん。
(手術がそんなに長くかかって、どうなるのかと気が気でない) - どぅーぬ どぅーん むちかんてぃーっし ちむん とぅやーさらん ばすに いちぇーならん くとぅん あびてぃ ねーらん、なまー いっぺー ちむ やどーさ。
(自分自身のこともやりきれなくて心も整理できないときに言ってはならないことを言ってしまって、今は心を痛めているよ) - あまぬ うぃきがぬうやー どぅくから くふぁちぶる やてぃ やーにんじょー ちむ たげーっし ちむとぅやーしん ならん。
(あそこの男親はあまりにも頑固で家族は心が通じなくて和が取れない) - うたんでー ちちゃーに ちむ うらーきら。
(歌でも聞いて心をなぐさめようか) - ちむ ふぢゅるぐとぅ しーとぅらさん なー。
(満足するようにしてくれないか) - いっぺー ちむ ふぢょーる うゆうぇー/とぅしびー なてぃ ぬーぬ ふすくん ねーん どー。
(とても満足なお祝い/トウシビーができて何の不足もないよ) - なーぬ くさー あま ぬぢ、くま ぬぢっし ちむん ふがん しーよー そーん。
(庭の草はあっちこっち抜いて心ない仕方をしている) - ありんかい/ありがくとぅ やらー ちむ くぃてぃん しむん。
(あの人に/あの人のことなら同情できる) - ちむ わさわさーっし ゐちん たっちん をぅららん。
(落ち着かなくて居ても(=座っても)
立ってもいられない)- ちむ わさわさーっし ちむん とぅやーさらん。
(不安で本来の自分を取り戻せない) - どぅく しわ なてぃ、ちむ わさわさー そーっさー。
(とても心配になって、不安になっている) - うほーくぬ っちゅぬ めーをぅてぃ はなし すしぇー かんげーる うっぴ しん ちむ どんどん すっさー。
(たくさんの人の前でするのは考えるだけで胸がどきどきする) - あびやーいんぐゎーんかい うーらってぃ くーらりーや さんがやーんち ちむ どんどん そーたん。
(吠える犬に追われて咬まれないないかとどきどきした) - しちゅる っちゅぬ めーをぅてー ちむどぅまんぐぃてぃ むぬん いーかんてぃーっし ちむ どんどん すさ。
(好きな人前では気が動転してものもちゃんと言えずにどきどきする) - ちむむちぬ わっさぬ、ちらんかい っんぢとーしぇー。
(心の持ち様が悪くて、顔に出ているでしょう) - っやー くとー ちゃー ちむに とぅみとーん どー。
(あなたのことはいつも心にとめていますよ) - しぇー やー んでぃる ちむぬ いっちぇーをぅらんくとぅ、ちむねー すまらん。
(しようという気持ちが入っていないので、心にとどまらないのだ) - したたか くさみち ちむ くーてぃ むぬん いらんたん。
(激怒して心を閉ざして一言も言わなかった) - みーとぅんだ おーえーっし やーんかい をぅららんくとぅ ちむ とぅめーいが っんぢちゅーさ。
(夫婦げんかをして家には居れないので、心を静めに外出してくるね) - ちむや あらな そーてぃ くちや はな さかち。
(心のなかではそう思っていないのに口ではきれいごとを言う) - ちむさーに かーぎ こーいん。
(心の豊かさが顔に出て美しく見える) - ちむ うっけーいん。
(発狂する) - ちむ うらーきーん。
(心を洗い清める) - ちむ さわぢゅん。
(胸騒ぎがする) - ちむ とぅきーん。
(疑いや迷いがとける) - ちむ とぅきらん。
(疑いや迷いがとけない) - ちむぬ とぅくるん ねーん。
(心配で心が落ち着かない) - ちむ のーいん。
(機嫌が直る) - ちむぬ ゐーん。
(落ち着く) - ちむぬ ゐらん さー。
(落ち着かないよ) - ちむ ゐしれー。
(落ち着きなさい) - ちむ わいん。
(心を開く) - ちむんてーん あらん。
(悲しみでどうしようもない) - ちむ あんまさん。
(心を悩ます) - ちむ いちゃさん。
(心を痛める) - ちむ ぐりさん。
(心を痛める) - ちむ いちゅなさん。
(気ぜわしい) - ちむ がなさん。
(愛しい) - ちむ ぐまさん。
(小心者である) - ちむ しからーさん。
(心の底からさびしい) - ちむ しぷさん。
(強情である) - ちむ ぢゅーさん。
(心強い) - ちむ ぢゅらさん。
(心優しい) - ちむ ながさん。
(気が長い) - ちむ っうぃーりきさん どー。
(心がやすまるよ) - ちむ っうぃーりき どぅくる
(心がやすまるところ) - 、ちむ あしがち
(心のいらだち) - 、ちむ がかい
(気がかり) - 、ちむ がしー
(励まし) - 、ちむ ずりー
(協力) - 、ちむ だーり
(ノイローゼ気味) - 、ちむ ふくい
(歓喜) - 、ちむ まゆい
(心の迷い) - 、ちむ やなー
(心のまがった人) - 、ちむぬ あまい
(心のゆとり) - 、ちむぬ うみー
(気のせい) - 、ちむぬ かん
(霊感) - ちむいりぬ にんぬ くゎー。
(心を込めてしたことがかえってあだになる、親切が過ぎてあだになる)
Example phrases
*(参照)山内(2008, 第3章)では、琉歌の中から「ちむ」で始まる553の語句を列挙し、`肝ぐくる文化' の一端を紹介している
ばー
- の、もの、ところ、時、わけ
- ぬー やる ばーが?
(何なのか、どうしたのか) - さんでぃ いーねー、ちゃーする ばーが?
(しないと言ったら、どうするのか) - あい! みしーん さん ばーゐ?
(あれ、見せもしないのか) - うりまでぃ わんが わかいる ばーゐ?
(そこまで私が分かるものか) - なま かんげーてぃ あっちゅる ばーどぅ やいびーる。
(今いろいろ考えているところです) - ある ばーに しむくとぅ、はらり よー やー。
(ある時でいいから、払いなさいよ) - ちゃーる ばーが たしかみてぃ くーわ。
(どういうわけか確かめて来い)
Example phrases
みー
- 中、穴、ところ、時
- みーみーごーごー
(穴) - ふぃーふちぬ みーから てぃんとー をぅがまー
(火吹きの穴から天道拝む人、視野の狭い人) - いららん みーんかい いっち じゃーふぇー なとーさ。
(にっちもさっちもいかなくなって大変なことになっているよ) - ありが/あったー みーんかい いちゅみ?
(あの人のところに行くの) - はーいぬ みーんかい いーちゅー ぬちとぅらしぇー/とぅーちとぅらしぇー。
(針の穴に糸を通してくれ) - くさぬ みーから あっちゅる ばすねー、はぶぬ をぅいがすら わからんくとぅ ちー ちきり よー。
(草のなかを歩くときには、ハブがいるかも知れないので気をつけなさいよ) - にんぢゅる みーや にんぢゅるぐとぅ しーよー やー。
(眠る時間は眠るようにしなさいよ) - っやーや ふぃっちー てぃーだぬ みーから あっちょーら やー。ちらー やきてぃ あかー なとーん。
(あなたはいつも陽の下を歩いているんだね。顔は焼けて赤くなっている)
Example phrases
よーみ
- 弱いところ
- わん くるまー あっかんぱー そーしが、よーみぬどぅ いっちょーがやー?
(私の車は動こうとしないが、どこか悪いのかなあ) - とぅすい なてぃどぅ やがやー? あま やみ くま やみっし よーみぬ いっち、じゃーふぇー やっさー。
(年とったせいなのかなあ。あちらこちら痛くておかしくなって大変だ)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese
アーシフチ [⸢ʔaːʃi⸣ɸu̥ʧi] (名)
- 合わせ目。二つ、またはそれ以上のものを接着するところ。「合わせ口」の義。⸢アーシ⸣ミー[⸢ʔaːʃi⸣miː](合わせ目)ともいう。
- ⸢アーシフチ⸣ヌ ガッ⸢ツリ アー⸣ン⸢ベーティ⸣ル ミ⸢ジェー⸣ ム⸢リ⸣ル
[⸢ʔaːʃiɸu̥ʧi⸣nu gat⸢ʦuri ʔaː⸣m⸢beːti⸣ru mi⸢dʒeː⸣ mu⸢ri⸣ru]
(合わせ目がぴったりと合っていないから<ぞ>水は漏れるのだ)
Example phrases
アーリバナ [⸢ʔaːribana] (名)
- 上がり始めのころ。「上がり端」の義。
- ティ⸢ダ⸣ヌ ⸢アーリバナー⸣ アガーア⸢ガー⸣シ ス⸢マリティ⸣ イッ⸢ケナ カイ⸣ヤン
[ti⸢da⸣nu ⸢ʔaːribanaː⸣ ʔagaːʔa⸢gaː⸣ʃi su⸢marititi⸣ ʔik⸢kena kai⸣jaŋ]
(太陽の上がり始めは真っ赤染まって非常に美しい)
Example phrases
アダンブラヤマ [ʔa⸢dam⸣burajama] (名)
- 阿檀の林。阿檀の群生しているところ。海岸にはアダン(阿檀)が密生して防風林、防潮林の機能を果たした。
- ア⸢ダン⸣ブラヤマナー ⸣マコヤー ⸣ユー トゥ⸢ラリ⸣タン
[ʔa⸢dam⸣burajamanaː ⸣makojaː ⸣juː tu⸢rari⸣taŋ]
(阿檀林にはヤシガニがよく捕獲できた<獲られた>)
Example phrases
アドーヌ [ʔa⸢doː⸣nu] (連体)
- あんなに遠いところ。
- ア⸢ドー⸣ヌ ⸣トンラ ⸢タンガ⸣シ ア⸢ラ⸣キ ⸢クーター
[ʔa⸢doː⸣nu ⸣tonra ⸢taŋga⸣ʃi ʔa⸢ra⸣ki ⸢kuːtaː]
(あんな遠い所から一人で歩いて来たのか)
Example phrases
アナ [⸣ʔana] (名)
- {Mn_2}地面にほぼ垂直に掘ったところ。ア⸢ブ[ʔa⸢bu](自然に出来た竪穴)と意味的に対立する。
- ア⸢ナ⸣プリヤー
[ʔa⸢na⸣purijaː]
(掘っ立て小屋<穴堀屋>) - ⸣アナ ⸢トゥッ⸣クン
[⸣ʔana ⸢tuk⸣kuŋ]
(<隠れた>穴が陥没する{EOS}竪穴に落ちる)
Example phrases
アマダラ [ʔa⸢ma⸣dara] (名)
- 軒。ひさし。「雨だれ」の義から転じて「軒、庇」の意となる。農耕や漁労の作業着を掛けておいたり、網や釣具などを掛けておいたりしたところ。ハ⸢ギバラー[ha⸢gibaraː](軒柱)とハ⸢ギバラーの間に約六尺の棒を渡してあり、これに作業着類を掛けておいた。
- ア⸢マ⸣ダラナー ⸣キンカー ⸣サイ ⸣シキティ ⸢カーラカシタ
[ʔa⸢ma⸣daranaː ⸣kiŋkaː ⸣sai ⸣ʃi̥kiti ⸢kaːrakaʃi̥ta]
(軒に衣類を掛けておいて乾かした) - ア⸢マダラン⸣ ッサーラナ ⸣サイ シ⸢キ⸣ルカー ⸢イールティダ⸣ナ プ⸢サ⸣リン
[ʔa⸢madaran⸣ ssaːrana ⸣sai ʃi̥⸢ki⸣rukaː ⸢ʔiːrutida⸣naː pu̥⸢sa⸣riŋ]
(軒下に掛けて<下げて>おくと、西日に干される)
Example phrases
アリズー [ʔa⸢ri⸣ʣuː] (名)
- 在り所。在り処。家、建物、田畑などのあるところ。存在する所。⸣アルントン[⸣ʔaruntoŋ](在り処)、⸣アントン[ʔantoŋ](在り処)ともいう。
- ⸢ウン⸣ネヌ ア⸢リ⸣ゾー サ⸢バキグリ⸣サン⸢ダー
[⸢ʔun⸣nenu ʔa⸢ri⸣ʣoː sa⸢bakiguri⸣san⸢daː]
(その家の在り処は探し求めることが難しい<捌きずらい>よ) - ⸢ダイ⸣チョーナー ⸢ヌーリブヌンドゥ⸣ ク⸢ヌ⸣ パ⸢タキ⸣ヌ ア⸢リズヌン⸣ドゥ ッ⸢サン⸣ツォー
[⸢dai⸣ʧoːnaː ⸢nuːribunundu⸣ ku⸢nu⸣ pḁ⸢taki⸣nu ʔa⸢riʣunun⸣du s⸢san⸣ʦoː]
(台帳には登載されて<載って>いるが、この畑の在り処が<ぞ>わからない<知らない>のだよ)
Example phrases
イークル [⸢ʔiːkuru] (名)
- 良いころ。良い頃合。潮時<干潮>。ちょうど良い時期。
- ⸢イークル⸣ <⸢イーシトゥキ⸣> ナ⸢リ⸣ ブーバ タ⸢ク⸣ トゥリン ⸣パラ
[⸢ʔiːkuru⸣ <⸢ʔiːʃituki⸣> na⸢ri⸣ buːba tḁ⸢ku⸣ turim ⸣para]
(良い潮時<干潮>になったから蛸を獲りに行こう)
Example phrases
ウヤムトゥ [ʔu⸢jamu⸣tu] (名)
- 親元。親の住むところ。実家。
- ⸢コーコー⸣ヤ ウ⸢ヤム⸣トーラ カ⸢ヨーラン ベー⸣ティル ムー⸢ル⸣ イ⸢サンケー コーシ オー⸣レー⸢ダー
[⸢koːkoː⸣ja ʔu⸢jamu⸣toːra ka⸢joːram beː⸣tiru muː⸢ru⸣ ʔi⸢sanakeː koːʃi ʔoː⸣reː⸢da]
(高校へは親元から通われないので皆石垣島へ引っ越して行かれたのだよ)
Example phrases
ウラ [⸣ʔura] (名)
- 浦。港。海が湾曲して入りこんだところ。
- フ⸢ノー⸣ラ
[ɸu⸢noː⸣ra]
(船浦)
/
クンヌ ウラヌ ナグナリ ミユシクヌ ウチナリ/(古見の浦<港>の海岸<波打ち際>に沿って、御世底の内海に沿って~)
「
バガ パトゥマ ジラマ」の第三連。このジラマには、『石垣市史叢書8』所収の「参遣状」(康煕41年、1702年)
に
記録された鳩間島の悲惨な状況が詠み込まれている。(『鳩間島古典民謡古謡集』)
Example phrases
ウラ [⸣ʔura] (名)
- 裏。表と反対側の隠れているところ。
- ⸣ウラー ⸢マームティ⸣ ナリ ⸣ヌーヤ ク⸢レー⸣ カイブ ク⸢トゥ⸣ヌ アン⸢トゥ
[⸣ʔuraː ⸢maːmuti⸣ nari ⸣nuːja ku⸢reː⸣ kaibu ku⸢tu⸣nu ʔan⸢tuː]
(裏が表になって<あべこべになって>一体何だこれは{EOS}こんな事があるものか)
Example phrases
カーマトゥーサ [kaː⸢ma tuːsa] (連)
- ずっと遠いところ。はるか彼方。
- ヤ⸢マ⸣トー カー⸢マ トゥーサナー⸣ル ⸣アル
[ja⸢ma⸣toː kaː⸢ma tuːsanaː⸣ru ⸣ʔaru]
(大和<日本本土>は、はるか彼方に<ぞ>ある)
Example phrases
カジバナ [ka⸢ʤibana] (名)
- 吹き曝し。風の通り道。「風端」の義か。海岸などの、風が強く吹くところ。防風林が無く、台風などが直接に吹きつける所。
- ⸣クマー カ⸢ジバナ⸣ ヤ⸢ルンダ⸣ ナ⸢チェー⸣ ピ⸢ラ⸣ケーンドゥ ⸢タイフー⸣ヌ ⸣ピンマー ナ⸢クラーン⸣ダー
[⸣kumaː ka⸢ʤibana⸣ ja⸢runda⸣ na⸢ʧeː⸣ pi⸢ra⸣keːndu ⸢taiɸuː⸣nu ⸣pimmaː na⸢kuraːn⸣daː]
(ここは吹き曝し<風端{EOS}風の通り道>だから夏は涼しいが、台風の時は怖いよ)
Example phrases
カマチ [ka⸢maʧi] (名)
- かまど(竈)。鍋や釜をかけて炊飯するところ。へっつい。竈は粘土を捏ねて炊事場のナ⸢カ⸣ザ[na⸢ka⸣ʣa](土間)の西側壁面の前に造った。ウ⸢ブカマ⸣チ[ʔu⸢bukama⸣ʧi](大竈{EOS}⸢シンマイ⸣ナビ{SqBr}⸢ʃimmai⸣nabi{/SqBr}<四枚鍋{EOS}芋を煮る大型の鍋>用の竈)、ナ⸢カカマ⸣チ[na⸢kakama⸣ʧi](中竈{EOS}⸢イー⸣ナビ{SqBr}⸢ʔiː⸣nabi{/SqBr}<飯鍋{EOS}ご飯を炊く鍋>、⸢スー⸣ナビ{SqBr}⸢suː⸣nabi{/SqBr}<汁鍋{EOS}お汁を炊く鍋>用の竈)、カ⸢マチェー⸣マ[ka⸢maʧeː⸣ma](小竈{EOS}⸣ヤコン{SqBr}⸣jakoŋ{/SqBr}<薬缶{EOS}湯沸し>用の竈)の三種の竈を造り、それぞれの竈の前面に「水」の文字を刻印するのが慣わしであった。竈の後方には、山石、野石、海石の三個を置き、ピ⸢ナカン[pi⸢nakaŋ](火の神)として信仰した。
- ピ⸢ナカンマー⸣ イ⸢シ ミック⸣ ビ⸢シティ⸣ ウ⸢ガ⸣モーッタ
[pi⸢nakammaː⸣ ʔi⸢ʃi mikku⸣ bi⸢ʃiti⸣ ʔu⸢ga⸣moːtta]
(火の神は山の石、野の石 海の石の三個を据え供えて信仰され<拝まれ>た)
Example phrases
カンダンドー [⸢kandan⸣doː] (固)
- (地)観音堂。老年層は⸢カンナン⸣ドー[⸢kannan⸣doː](観音堂)というのが普通。石垣市西方の富崎(ふさき)にある拝所。航海安全、大漁祈願をするところ。カ⸢ツシンヌ⸣ ス⸢ビニガイ[ka⸢ʦuʃinnu⸣ su⸢binigai](カツオ漁船の大漁祈願と感謝の祈願{EOS}⸢首尾願」の義)が行われるところ。
- カ⸢ツシンヌ ナー⸣ン ⸢ナッ⸣ター マ⸢ナ⸣マー ⸢カンダン⸣ドー ウ⸢ガ⸣ム プ⸢スン⸣ ブ⸢ラーン⸣ナー
[kḁ⸢ʦuʃinnu naː⸣n ⸢nat⸣taː ma⸢na⸣maː ⸢kandan⸣doː ʔu⸢ga⸣mu pu̥⸢sum⸣ bu⸢raːn⸣naː]
(カツオ漁船<カツオ漁業>がなくなったので、今では観音堂のお宮<御願>を拝む人もいないねえ)
Example phrases
ガンパラ [⸢gampara] (名)
- 岩だらけのところ。
- タ⸢チバル⸣ヌ ス⸢ムスコー ガンパラ⸣ ナリティ パ⸢タ⸣キ ス⸢クララ⸣ヌ
[tḁ⸢ʧibaru⸣nu su⸢musukoː gampara⸣ nariti pḁ⸢ta⸣ki su̥⸢kurara⸣nu]
(立原の最北端<下底>は岩だらけになっていて畑は作られない)
Example phrases
キム [⸣kimu] (名)
- {Mn_2}こころ。精神。気持ち。
- ナー⸢イ⸣ キ⸢ム⸣ナー ⸣ウムイ ⸢ベー
[naː⸢i⸣ ki⸢mu⸣naː ⸣ʔumui ⸢beː]
(じっとこころに思っている) - ⸢マー⸣ヌ ⸣キムシ ⸣カイブ ク⸢トゥ⸣ヌ シ⸢ラリター
[⸢maː⸣nu ⸣kimuʃi ⸣kaibu ku⸢tu⸣nu ʃi⸢raritaː]
(どんな気持ちでこんなことがしでかされたのか) - ⸣キモー ウ⸢ティシゥカ⸣シ ⸢サー⸣ユン ⸣ヌミテーラ トゥ⸢クットゥ⸣シ パ⸢ナ⸣シ
[⸣kimoː ʔu⸢tisï̥ka⸣ʃi ⸢saː⸣jun ⸣numiteːra tu⸢kuttu⸣ʃi pa⸢na⸣ʃi]
(心を落ち着けて、お茶も飲んで、穏やかに、ゆっくり話しなさい) - 心。愛情。意欲。精神。 ⸢ナン⸣ゾー ッ⸢ふァ⸣ナー ⸣キモー ⸢ナー⸣ヌ
[⸢nan⸣ʣoː f⸢fa⸣naː ⸣kimoː ⸢naː⸣nu]
(あまり子供に愛情がない)
Example phrases
キムングチ [ki⸢mungu⸣ʧi] (名)
- みぞおち(鳩尾)。胸の中央前面のくぼんだところ。
- キ⸢ムングチ⸣ヌ <ウ⸢トゥシ⸣ヌ> ⸣マーラヌ ヤム⸢サー
[ki⸢muŋguʧi⸣nu <ʔu⸢tuʃi⸣nu> ⸣maːranu jamu⸢saː]
(みずおちの辺りが傷むよ)
Example phrases
クール [⸢kuːru] (名)
- 「 uby{庫裡}{ク|リ}」の転訛か。籾を積んで保管しておくところ。ユ⸢コー[ju⸢koː](裏座の片隅)や⸢トー⸣ラ[⸢toː⸣ra](炊事小屋)の一角に穀類の保管場所を作る家もあった。老年層(80歳以上)の人が使用する語である。
- ⸢ベー⸣ヌ ⸢クーロー⸣ ウ⸢ブヤー⸣ヌ ⸢サン⸣ヌパー ⸣シヌナール ⸢アッ⸣タ⸢ナー
[⸢beː⸣nu ⸢kuːroː⸣ ʔu⸢bujaː⸣nu san⸣nupaː ⸣ʃinunaːru ⸢ʔat⸣ta⸢naː]
(我が家の庫裡<米蔵>は母屋の南西<申>の方角の角にあったねえ)
Example phrases
クディン [⸣kudiŋ] (名)
- 要領。こつ<骨>。かんどころ。秘訣。「くでん<口伝>」のように、意味派生したものか。
- ノー⸢ン⸣ サ⸢バン⸣ ク⸢ディン⸣ヌ ア⸢リ⸣ル ⸣ムノー ⸢スー
[noː⸢n sabaŋ⸣ ku⸢din⸣nu ʔa⸢ri⸣ru ⸣munoː ⸢suː⸣]
(何事をするにしても要領<口伝>があって、<それに従って>物事はするものだ)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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コロナ [korona] L (名)
- コロナ
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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ころ・ごろ【頃・比】
(Common Noun)
- (Approximate) time; Around; About; Toward
— Word usually written using kana alone
- Suitable time (or condition)
- Time of year; Season
じ・ころ【自】
(Prefix)
- Self-
ころ【葫蘆・胡蘆・胡盧】
(Noun)
- Calabash (Lagenaria siceraria)
— Obscure term
ころ
(Noun)
- Roller; Runner; Dried whale blubber
— Obscure term