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Define くら kura Meaning クラ

Displaying results for くら (kura・くら・クラ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa: Shuri, Okinawa: Kumejima)

くら

(Noun) Sparrow, Eurasian tree sparrow (Passer montanus)

Ryukyu (Okinawa)

くらじ【水母・海月】

(Noun) Jellyfish, medusa, nettlefish

Ryukyu (Okinawa)

くらーぐゎー・くらーぐぁー

(Noun) Sparrow, Eurasian tree sparrow (Passer montanus)

Ryukyu (Tarama-Minna)

いら【刺・棘・蕁】

(Noun) Jellyfish, medusa, nettlefish

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

あたい

(Particle) About, approximately

Ryukyu (Okinawa)

いーらー【刺・棘・蕁】

(Noun) Jellyfish, medusa, nettlefish

Ryukyu (Okinawa: Kudaka)

いらぶ【刺・棘・蕁】

(Noun) Jellyfish, medusa, nettlefish

Ryukyu (Yaeyama: Taketomi)

いれェん【刺・棘・蕁】

(Noun) Jellyfish, medusa, nettlefish

Ryukyu (Miyako)

くっゔぁ【腓】

(Noun) Calf of the leg, back of the leg

Ryukyu (Okinawa)

ちゃっさ

(Adverb, noun) How much; how many

Ryukyu (Okinawa)

まっくゎ・まっくぁ【枕】

(Noun) Pillow

Ryukyu (Amami: Koniya)

いきゃっさ

(Adverb, noun) How much

Ryukyu (Okinawa)

みみぐい【耳ぐい】

(Noun) Cloud ear fungus (Auricularia polytricha)

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

クラ kura (kura) ⓪ 名

  1. 倉。倉庫。

クラ kura (kura) ① 名

  1. 鞍。牛馬の背におくもの。

クラー kuraa (kuraa) ⓪ 名

  1. 雀。'jumuduiはその古語。

ジャクラ jakura (Zakura) ① 名

  1. 植物名。ざくろ。

サクラ sakura (sakura) ① 名

  1. 桜。桜は少ないが,本部・名護・久米島などにみられる。nagarijuru miZini sakurabana ?ukiti ?iruzurasa ?atidu sukuti 'Ncaru.[流れよる水に桜花浮けて色清らさあてどすくて見ちやる]流れる水に桜の花が浮かんでいて色が美しいので,すくって見た。

チクラ chikura (Cikura) ⓪ 名

  1. 魚名。ぼら。

クラガー kuragaa (kuragaa) ① 名

  1. 甘藷の一種。上等な品種である。

クラサン kurasan (kurasaN) ① 形

  1. 暗い。

クラシ kurashi (kurasi) ① 名

  1. 暮らし。生活。生計。

クラタイ kuratai (kuratai) ⓪ 名

  1. 王室の倉庫係。

グクラク gukuraku (gukuraku) ⓪ 名

  1. 極楽。

ククラキ kukuraki (kukuraki) ⓪ 名

  1. むなやけ。甘藷などを食べ過ぎた場合などに胸がやけること。

クラムトゥ kuramutu (kuramutu) ⓪ 名

  1. [蔵元]先島の行政役所の名。徴税を主な仕事とした。

クラシン kurashin (kurasiN) ① 名

  1. まっ暗なところ。暗やみ。暗すみの意。~utee nuuN miiraN.暗やみでは何も見えない。

クラシュン kurashun (kura=sjuN) ① 他=saN,=ci

  1. 暮らす。'jamatuuti naNniN kuracooga.日本で何年暮らしているか。

クラヤク kurayaku (kurajaku) ⓪ 名

  1. [蔵役]物品を収納する役所の役人。出納人。kukuruZikijakuともいった。

クラヤミ kurayami (kurajami) ① 名

  1. 暗やみ。暗黒。

ティマクラ timakura (timakura) ⓪ 名

  1. tiimaQkwaの文語。

クラビユン kurabiyun (kurabi=juN) ① 他=raN,=ti

  1. 比べる。比較する。kunabijuNともいう。

トーヌクラ toonukura (toonukura) ① 名

  1. 当蔵。«地»参照。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

くら 【倉】

See also

くら 【鞍】

くらい 【位】

See also

くらい 【暗い】

See also

くらげ 【水母】

Phrases

くらし 【暮らし】

See also

くらす 【暮らす】

Phrases

  • 暮らしかねること tachikaNtii
  • 暮らしにくい kurashigurishaN,tachigurishaN
  • 暮らしやすい kurashiyassaN,shiiyassaN,tachiyassaN,jiNmiiyassaN

ぐらぐら

くらべる 【比べる】

See also

Phrases

くらやみ 【暗闇】

See also

くらわす 【食らわす】

くらぐらと 【暗暗と】

くらしかた 【暮らし方】

くらしむき 【暮らし向き】

あぐら

See also

いくら

Phrases

  • ~でも chassaN,chassaNkassaN

さくら 【桜】

まくら 【枕】

Phrases

  • ~の一種 makkwabaku,toomakkwa

やぐら 【櫓】

Phrases

  • 人だまを見るための~ yakkwa

おしくら 【押しくら】

See also

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

くらー

  • Example phrases
    • くらーや うふやーにんじゅっし かたまてぃ くらちょーん。
      (雀は大家族で群がって暮らしている)
    • くらー とぅいんでぃち ぐむかんさーに かんかんあてぃえー そーたん。
      (雀を捕るといってゴム鉄砲で缶に当てる練習をしていた)

くらし がた

  • 暮らし方、生計
  • Example phrases
    • ふぃーさぐねー ゆちさーに やーん みちん うさーってぃ、やーぬ なかをぅとーてぃ ちゃーしが くらしがた そーら やー?
      (寒い地方は雪で家も道も覆い被さって、家の中でいったいどのように生活しているのかねえ)

くらじょーりーん (くらじょーりたん、くらじょーりらん、くらじょーりてぃ)

  • 薄暗くなる
  • Example phrases
    • なまー まっぴるまどぅ やしが、くぬ やまー うくんかい いちゅしんでー くらじょーりとーん やー。
      (今は真昼間だが、この森は奥に行くほど薄暗くなっているね)

くらしん

  • 真っ暗
    ⇒ くらしんみー〈真っ暗な所〉
  • Example phrases
    • くらしんみー あっちゅる ばすねー ぬーぬが とぅんっんぢてぃ ちゅーら わからんぐとぅ ちー ちきり よー。
      (真っ暗な所を歩くときにはいったい何が飛び出してくるのかわからないので気を付けなさいよ)
    • いったー やーや おーぐらしん そーたくとぅ、なーだ たーん けーてぃちぇー をぅらん どー。
      (あなたの家は真っ暗していたので、まだ誰も帰って来てはいないよ)

くらすん (くらちゃん、くらさん、くらち)

  • 暮らす
  • Example phrases
    • ちとぅみ うわてぃ あとー しーぶさるくとぅ っし くらすん。
      (定年後はしたいことをして暮す)
    • んかしぇー ふぁーふじん まじゅーん くらちょーたくとぅ、いるんな てーしちな くとぅ ならーりたん。
      (昔は祖父母も一緒に暮らしていたので、いろんな大切なことが学べた)

くらさん

  • 暗い
  • Example phrases
    • むぬぐとー かんげーよーどぅ やくとぅ、ちゃー まし ないるぐとぅ、めーんかい あがちゅるぐとぅ さんねー、ちらまでぃ くらく ないん どー。
      (物事は考え方しだいだから、常によくなるように、前に進むようにしないと、顔まで暗くなるよ)

うっさ ふくらさ すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 非常に嬉しい
  • Example phrases
    • うちなーぐち ふぃるみらやーんでぃーる っちゅぬちゃーぬ うふく なてぃ うっさふくらさ そーん。
      (沖縄語を普及しようという人たちが多くなって嬉しい)

くくらき

  • 胸やけ
  • Example phrases
    • どぅく やーさぬ、そー ぬぎてぃ うほーく かまーに くくらきっし くちさたる くとぅぬ あん。
      (あまりにお腹がすいて、我を忘れてたくさん食べて苦しかったことがある)
    • わらび そーいに くくらき する あたい っんむ かだしが、なまー っんむん たかく なてぃ、やーさがみ そーたる あぬくるぬ あながちさん。
      (子どものときに胸やけするほど芋を食べたが、今は芋も高くなって、お腹をすかせて食べていたあの頃がなつかしい)

さくら

  • 寒緋桜
  • Example phrases
    • さくらー ちゅらさー あしが、ふぁーぬ とぅでぃ みーん うてぃてぃ みち ゆぐしむん なてぃ、うれー ちゅらむんぬ やなむん やん やー。
      (桜は美しくはあるが、葉が飛び散り実も落ちて道を汚すものなので、それは美しいがやっかいものだね)

さくら いる

  • 桜色
  • Example phrases
    • おんせんから っんぢてぃちゃーきぬ うぃなぐぬちゃーぬ ふーや さくらいるんかい すまてぃ いっぺー うぃなぐかば すん。
      (温泉から上がって来たばかりの女性の頬は桜色に染まってとても女性的な艶かしさがある)

みー くらがん

  • めまい
  • Example phrases
    • てぃーだ くゎらくゎら そーる ばすに 2じかんびけー ながあっち さくとぅ、あし はてぃ ぬーでぃー かーきてぃ みーくらがん そーたん。
      (太陽がかんかんしている時に2時間ばかり長歩きをしたので、汗をかいて喉が渇いてめまいがしていた)

ゆくらすん (ゆくらちゃん、ゆくらさん、ゆくらち)

  • 休ませる
  • Example phrases
    • うふぃなーや どぅー ゆくらさんねー なー むたん ないん どー。
      (少しは体を休ませないともう持たなくなるよ)

ふくらさん

  • 嬉しい
  • Example phrases
    • わん うむいぬ かなてぃ ふくらさん。
      (自分の望みがかなって嬉しい)

うくいん (うくたん、うくらん、うくてぃ)

  • 送る
  • Example phrases
    • なまぬ ゆーや てぃがみ、はがち うくいしやかー メールさーに とぅいけー ないるぐとぅ なとーん。
      (現代の世の中は手紙や葉書を送るよりはメールでやりとりできるようになっている)

*(参考)ぐじょー(手紙)とも言う

うくりーん (うくりたん、うくららん、うくりてぃ)

  • 初めて起こる
  • Example phrases
    • くぬ ゆーや ぬーぬが うくりーらー わからん。
      (この世の中はいったい何が起こるか判らない)
    • いち やてぃん しけーぬ まーがなをぅてぃ いくさぬ うくりとーん。
      (いつでも世界のどこかで戦争が起こっている)

うくりーん (うくりたん、うくららん、うくりてぃ)

  • 遅れる
  • Example phrases
    • うくりてぃ
      (=にっか なてぃ)
    •  ぐぶりー さびたん。
      (遅れてすみません)

くくいん (くくたん、くくらん、くくてぃ)

  • 結ぶ、まとめる
  • Example phrases
    • うーび くくいしぇー、しーよーぬ あてぃ ちゅーさてぃん、よーさてぃん ならん。
      (帯の結び方には、こつがあって強くても弱くてもだめだ)
    • うふかじぬ ちゅーくとぅ ふかぬ にーや ちゅーく くくとーけー。
      (台風が来るので外の荷物は強く結んでおきなさい)
    • りえん さる むとぅみーとぅぬ くちぇー かーみ てぃーちんかい くくいん。
      (離縁した元夫婦の遺骨は甕一つにまとめる)

*(参考)くんぢゅん(括る)、くんたばいん(束ねる)

さくいん (さくたん、さくらん、さくてぃ)

  • 引っ掻く
  • Example phrases
    • ちんくゎー さくてぃ ちらぬ かーたー ちゅくやーに なーぬ きーんかい さぎとーちゅん。
      (カボチャを引っ掻いて仮面を作って庭の木に下げておく)

すくいん (すくたん、すくらん、すくてぃ)

  • 掬う
  • Example phrases
    • やまぬ かーらぐゎーぬ みじ すくてぃ ぬみーねー ふぃじゅってーんぐゎーっし ぬちぐすい ないんねー すん。
      (山の小川の水をすくって飲むと、程よく冷たくて長生きできるような気分になる)

ちゅくいん (ちゅくたん、ちゅくらん、ちゅくてぃ)

  • つくる
  • Example phrases
    • ちゅくいしがたんちどぅ ある、っんまりしがたんちぇー ねーらん。
      (人は生まれたままの容姿でいることはできない、化粧や着物や教養によって美しくなることができる)
    • うた/やー/しゅむち/みち/やしぇー/ないむん/くみ ちゅくいん。
      (歌/家/本/道/野菜/果物/米をつくる)
    • ちゅくい やんぢ
      (作り損ない)
    • 、ちゅくい むん
      (作りもの)
    • 、ちゅくい わーきー
      (作物の利益を山分けすること)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

イコーラ [ʔi⸢koːra] (副)

  • いくら。いかに。どんなに。どのように。仮定や推量表現に先立って用いられ、逆接の条件文を導き出す。強調すると、イコー⸢ラ[ʔikoː⸢ra]のようにアクセントが移動する。「~年月も伊久良母阿良奴<イクラモアラヌ>に~。万、3962」の転訛したものか。
  • Example phrases
    • イ⸢コーラ⸣ イ⸢ゾーラ⸣バン ナー⸢イ⸣ シ⸢キ⸣リ
      [ʔi⸢koːra⸣ ʔi⸢ʣoːra⸣ban naː⸢i⸣ ʃi̥⸢ki⸣ri]
      (どんなに叱られようとも放って<放置して>おきなさい)
    • イコー⸢ラ⸣ ノー⸢ン ヤラバン⸣ アイヤー シ⸢キララ⸣ヌ
      [ʔikoː⸢ra⸣ noː⸢ɲ jarabaŋ⸣ ʔaijaː ʃi̥⸢kirara⸣nu]
      (いくら何であっても、そのまま放置してはおけない)
    • イ⸢コーラ カイ⸣ヤタンティン タ⸢カー⸣カー ⸢カーラヌ
      [ʔi⸢koːra kai⸣jatantin tḁ⸢kaː⸣kaː ⸢kaːranu]
      (幾ら美しくても値段が高ければ買えない)

カキックナー [kḁ⸢kik⸣kunaː] (名)

  • かけくら。かけっこ。走り競争。「駆け比べ」の義。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー ⸣ゾーナーティル ヤ⸢ラ⸣ビンケーヤ ⸢ピー⸣ヤ ⸣ピンヌン カ⸢キッ⸣クナー ⸢シェー⸣ティル ア⸢サブタル
      [mu⸢ka⸣ʃeː ⸣ʣoːnaːtiru ja⸢ra⸣biŋkeːja ⸢piː⸣ja ⸣pinnuŋ kḁ⸢kikku⸣naː ⸢ʃeː⸣tiru ʔa⸢sabutaru]
      (昔は門の外の道で<ぞ>子供達は、寒い日もかけっこをしながら<ぞ>遊んだものだ)

アンスクライ [⸢ʔansu̥ku⸣rai] (名)

  • 網の破れを繕うこと。⸢網繕い」の義。
  • Example phrases
    • ⸢アンウラシ⸣ヌ ⸣アトー ⸢アン⸣マー ⸣プシティ ヤー⸢ディン アンスク⸣ライ ⸢シーソーッ⸣タ
      [⸢ʔaŋʔuraʃi⸣nu ⸣ʔatoː ⸢ʔam⸣maː ⸣pu̥ʃiti jaː⸢diŋ ʔansu̥ku⸣rai ⸢ʃiːsoːt⸣ta]
      (網下し<追い込み漁>の後は、網は天日干しをして、必ず網繕い<網の修理>をされたものだ)

インクラサー [⸣ʔiŋkurasaː] (名)

  • 犬殺し。犬を捕殺する人。保健所や役場から委嘱されて野犬や鑑札のない犬を捕殺する人。
  • Example phrases
    • ⸢イン⸣マー フ⸢ダ⸣ パ⸢カサン⸣カー ⸣インクラサーン シゥ⸢カマ⸣リ ク⸢ラサリン⸠ダー
      [⸢ʔim⸣maː ɸu⸢da⸣ pḁ⸢kasaŋ⸣kaː ⸣ʔiŋkurasaːn sï̥⸢kama⸣ri ku⸢rasarin⸠daː]
      (犬は札を穿かせないと犬殺しに捕えられて殺されるぞ)

ウイプススクライ [⸢ʔuipususu̥ku⸣rai] (名)

  • 老人の格好をすること。老人ぶること。「老い人・繕い」の転訛。意図的に老人の真似をすること。
  • Example phrases
    • フ⸢ユニン⸣マー ⸢ウイプススクライ⸣バ ⸢シー⸣ シ⸢グトゥン サムティ⸣ ナー⸢イ⸣ ビ⸢リベー
      [ɸu⸢junim⸣maː ⸢ʔuipu̥susukurai⸣ba ⸢ʃiː⸣ ʃi⸢gutun samuti⸣ naː⸢i⸣ bi⸢ribeː]
      (怠け者は老人の格好をして<老人ぶって>仕事もせずにただ座っている)

ウクラスン [ʔu⸢kurasuŋ] (他動)

  • 遅らせる。
  • Example phrases
    • ⸢ウイヌ⸣ ム⸢ラー⸣ラ ア⸢ラ⸣キクンケン ⸢イットゥ⸣キ ⸣フネー ウ⸢クラシ⸣ ッ⸢ふォー⸣リ
      [⸢ʔuinu⸣ mu⸢raː⸣ra ʔa⸢ra⸣kikuŋkeŋ ⸢ʔittu⸣ki ⸣ɸuneː ʔu⸢kuraʃi⸣ f⸢foː⸣ri]
      (上の村から歩いて来るまで<ここへ来るまで>、ちょっと<一時>船の出発を遅らせて<待たせて>ください)
    • アー⸢イ⸣ ウ⸢クラサヌ
      [ʔaː⸢i⸣ ʔu⸢kurasanu]
      (いや、遅らせない)
    • ウ⸢クラスンティ⸣ ウムーカー ウ⸢クラス⸣ クトー ⸣ナルン
      [ʔu⸢kurasunti⸣ ʔumuːkaː ʔu⸢kurasu⸣ ku̥toː ⸣naruŋ]
      (遅らせようと思えば遅らせることは出来る)
    • ウ⸢クラシェー⸣ ミサムヌ
      [ʔu⸢kuraʃeː⸣ misamunu]
      (遅らせば良いのに)
    • ウ⸢クラシ
      [ʔu⸢kuraʃi]
      (遅らせよ)

ウシクラサー [ʔu⸢ʃikurasaː] (名)

  • 大の怠け者。怠け者野郎。ウ⸢シクラシムヌ[ʔu⸢ʃikuraʃimunu](怠け者)の卑称。「牛殺し奴」の義。
  • Example phrases
    • ウ⸢シクラサー ウンザー⸣ スブットゥ ⸣ナリティ ムッ⸢トゥ⸣ パ⸢タラカヌ
      [ʔu⸢ʃikurasaː ʔunʣa⸣ subuttu ⸣nariti mut⸢tu⸣ pḁ⸢tarakanu]
      (牛殺し奴めが、野郎は大怠け者になってしまって、ちっとも働かない)

ウシクラシムヌ [ʔu⸢ʃikuraʃimunu] (名)

  • 怠け者。ウ⸢シクラサー[ʔu⸢ʃikurasaː](怠け者)ともいう。「牛殺し者」の義。
  • Example phrases
    • ⸢ウンザー⸣ ウ⸢シクラシムヌ⸣ ナリティ ⸢ピッ⸣チン パ⸢タラカヌ
      [⸢ʔunʣaː⸣ ʔu⸢ʃikuraʃimunu⸣ nariti ⸢pit⸣ʧim pḁ⸢tarakanu]
      (こいつは怠け者になってちっとも働かない)

ウチックラウン [ʔu⸢ʧik⸣kurauŋ] (他動)

  • うち喰らう。ウ⸢チ[ʔu⸢ʧi]は強意の接頭語。
  • Example phrases
    • サ⸢ケー⸣ ウ⸢チッ⸣クライティ ⸢サン⸣ソー ⸢マーリベー
      [sḁ⸢keː⸣ ʔu⸢ʧik⸣kuraiti ⸢san⸣soː ⸢maːribeː]
      (酒をうち喰らって酔いつぶれ意識不明の状態になっている)
    • サ⸢キンツァン⸣ ウ⸢チックラーン⸣カー ナ⸢ラン⸣ ブ⸢レー⸣ル
      [sḁ⸢kinʦaŋ⸣ ʔu⸢ʧikkuraːŋ⸣kaː na⸢ram⸣ bu⸢reː⸣ru]
      (酒でも打ち食らわなければならなかったのであろうよ)
    • ⸢タンガ⸣ヌ サ⸢キ⸣ ウ⸢チッ⸣クラウカー ムー⸢ルン⸣ ウ⸢チッ⸣クラウン
      [⸢taŋga⸣nu sḁ⸢ki⸣ ʔu⸢ʧik⸣kuraukaː muː⸢ruŋ⸣ ʔu⸢ʧik⸣kurauŋ]
      (一人が酒をうち喰らうと、皆もうち喰らう)
    • ウ⸢チックライ⸣ヤー ミサムヌ
      [ʔu⸢ʧikkurai⸣jaː ⸣misamunu]
      (うち喰らえばよいのに)
    • サ⸢キ⸣ ウ⸢チッ⸣クライバ
      [sḁ⸢ki⸣ ʔu⸢ʧik⸣kuraiba]
      (酒をうち喰らえよ)

ウブナクラーン [ʔu⸢bunakuraː⸣ŋ] (形)

  • そら恐ろしい。大変怖い。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌ⸣ プ⸢ソー⸣ ウ⸢ブナクラー⸣ヌ ス⸢バ⸣ー ⸢ユーラランシェン
      [ʔu⸢nu⸣ pu̥⸢soː⸣ ʔu⸢bunakuraː⸣nu su⸢ba⸣ː ⸢juːraraŋʃeŋ]
      (その人は空恐ろしくて側に近寄ることができなかった<近寄れなかった>)

ウンキクラスン [⸢ʔuŋki⸣ ku⸢ra⸣suŋ] (連)

  • 占わせる。「運気を繰らす」の義。⸣サンギンソー[⸣saŋginsoː](易者{EOS}三世相)やユ⸢タ[ju⸢ta](口寄せをする巫女{EOS}かんなぎ<巫・覡>)に運気祈願の日時、方法を占ってもらう。
  • Example phrases
    • ⸣サンギンソーヌ ⸣ヤーナ ⸢ギーティ ヤーニンズー⸣ヌ ⸢ウンキ⸣ ク⸢ラ⸣シ ⸣クーバ
      [⸣saŋginsoːnu ⸣jaːna ⸢giːti jaːninʣuː⸣nu ⸢ʔuŋki⸣ ku⸢ra⸣ʃi ⸣kuːba]
      (易者の家に行って家族の運気を占ってもらってきなさい)

オークラサー [⸣ʔoːkurasaː] (名)

  • 豚屠殺業者。⸣オーサー[⸣ʔoːsaː](豚屠殺業者)ともいう。石垣島には専門の業者がいたが、鳩間島では成人男性の多くが屠殺の経験があった。自家用の肉を得るため、飼育している豚を uby{屠}{ホフ}る必要があったからである。
  • Example phrases
    • イ⸢サナキナー⸣ル ⸣オークラサー ⸢オーッタ⸣ル パ⸢トゥ⸣マプソー ⸣ドゥーシル ⸢オー⸣ヤ ク⸢ラソーッ⸣タ
      [ʔi⸢sanakinaː⸣ru ⸣ʔoːkurasaːja ⸢ʔoːtta⸣ru pḁ⸢tu⸣mapu̥soː ⸣duːʃiru ⸢ʔoː⸣ja ku⸢rasoːt⸣ta]
      (石垣島にが<ぞ>豚屠殺業者はおられたのであって、鳩間人は自分で豚を屠殺された<殺された>)

カーフクラベー [⸢kaːɸukura⸣beː] (名)

  • (動)魚の名。和名、モンガラカワハギ。古老は、⸢トーフクラ⸣ベ[⸢toːɸu̥kura⸣be]ともいう。長菱形の体形をしてる。白の斑点があり、口回りが橙色で尾びれに数本の横縞模様がある。体長約20センチ。全体的に厚い皮状の鱗で覆われている。珊瑚礁の中に棲息していており、強い歯で甲殻類をも食いかじる。第一背びれに硬い刺がある。煮ると美味しい。
  • Example phrases
    • ⸢カーフクラ⸣ベー ⸣スー バ⸢カス⸣カー ン⸢マーン⸣ダー
      [⸢kaːɸukura⸣beː ⸣suː ba⸢kasu⸣kaː ʔm⸢maːn⸣daː]
      (モンガラカワハギは、お汁に炊くと美味しいよ)

カクラーキ [kḁ⸢kuraː⸣ki] (名)

  • 胸焼け。
  • Example phrases
    • ⸢ピントゥルピン ウンヌイー⸣トゥ イ⸢ガカラス⸣ カー⸢ニ⸣ カティ ッ⸢ふーユンダ⸣ カ⸢クラー⸣キ ⸢シー⸣ ナ⸢ラ⸣ヌ
      [⸢pinturupiŋ ʔunnuʔiː⸣tu ʔi⸢gakarasu⸣ kaː⸢ni⸣ kḁti f⸢fuːjunda⸣ kḁ⸢kuraː⸣ki ⸢ʃiː⸣ na⸢ra⸣nu]
      (毎日芋のおにぎりと烏賊の塩辛だけを添えて食べるので胸焼けして堪らない)

カクラン [⸣kḁkuraŋ] (名)

  • 激しい下痢、嘔吐を伴う病気。「霍乱」の義。⸢ベー⸣カー[⸢beː⸣kaː](下痢、嘔吐)ともいう。
  • Example phrases
    • イ⸢クサユー⸣ヌ ⸣アトゥナー ⸣カクランティ ⸢スー ヤンマイ⸣ヌ パ⸢ヤー⸣リティ シ⸢ヌ プスン⸣ ブ⸢タン
      [ʔi⸢kusajuː⸣nu ⸣ʔatunaː ⸣kḁkuranti ⸢suː jammai⸣nu pa⸢jaː⸣riti ʃi⸢nu pu̥sum⸣ bu⸢taŋ]
      (終戦後<戦世の後>に霍乱という病気が流行って死ぬ人もいた)

ガジフクラスン [ga⸢ʤiɸu̥kura⸣suŋ] (他動)

  • 掻き腫らす。過度に皮膚を掻いて赤く腫れあがらせる。掻きまくる。
  • Example phrases
    • ア⸢ガーガ⸣シ ⸣ナルンケン ガ⸢ジフクラ⸣スン
      [ʔa⸢gaːga⸣ʃi ⸣naruŋkeŋ ga⸢ʤiɸu̥kura⸣suŋ]
      (真っ赤になるまで掻き腫らす)
    • ガ⸢ジフクラサ⸣ヌ
      [ga⸢ʤiɸu̥kurasa⸣nu]
      (掻き腫らさない)
    • ガ⸢ジフクラ⸣シ ⸣シケー
      [ga⸢ʤiɸu̥kura⸣ʃi ⸣ʃi̥keː]
      (掻き腫らしてある)
    • ガ⸢ジフクラ⸣ス ⸣クトー ナ⸢ラン⸣ツォー
      [ga⸢ʤiɸu̥kura⸣su ⸣ku̥toː na⸢ran⸣ʦoː]
      (掻き腫らすことはいけないそうだ)
    • ガ⸢ジフクラ⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [ka⸢kiɸu̥kura⸣ʃeː misamunu]
      (掻き腫らしたらよいのに)
    • ⸢マー⸣ビン ガ⸢ジフクラ⸣シバ
      [⸢maː⸣biŋ ga⸢ʤiɸu̥kura⸣ʃiba]
      (もっと掻き腫らせよ)

ガジフクラスン [ga⸢ʤiɸukura⸣suŋ] (他動)

  • 引掻く。掻き腫らす。痒いところを思いっきり掻く。爪を立てて掻く。皮膚が腫れるほど引掻く。
  • Example phrases
    • ヤ⸢ラ⸣ベー ⸢ドゥー⸣ヌ ⸢ビー⸣ヨーカー ⸣パダ ガ⸢ジフクラ⸣スン
      [ja⸢ra⸣beː ⸢duː⸣nu ⸢biː⸣joːkaː ⸣pada ga⸢ʤiɸukura⸣suŋ]
      (子供は体が痒いと肌を引掻く)
    • ⸣パダ ガ⸢ジフクラサン⸣ドーシ フ⸢チ⸣ル ⸢ヌーリ⸣バ
      [⸣pada ga⸢ʤiɸukurasan⸣doːʃi ɸu̥⸢ʧi⸣ru ⸢nuːri⸣ba]
      (肌を引掻かないで薬を塗りなさい)
    • ⸢ドゥー⸣バ ガ⸢ジフクラシ⸣ シケー
      [⸢duː⸣ba ga⸢ʤiɸu̥kura⸣ʃi ⸣ʃi̥keː]
      (体を引掻いてある)
    • ガ⸢ジフクラ⸣ス ⸣トンラー ⸢シーヌ⸣ ン⸢ジ⸣ルン
      [ga⸢ʤiɸu̥kura⸣su ⸣tonraː ⸢ʃiːnu⸣ ʔn⸢ʤi⸣ruŋ]
      (引掻くところからは血が出る)
    • ガ⸢ジフクラ⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [ga⸢ʤiɸu̥kura⸣ʃeː misamunu]
      (引掻けば良いのに)
    • ガ⸢ジフクラ⸣シ
      [ga⸢ʤiɸu̥kura⸣ʃi]
      (引掻け)
    • ヤ⸢ラ⸣ベー ⸣ドゥー ガ⸢ジフクラ⸣スンダ ⸢ティー⸣ヌ ⸣シメー ⸣シミ シ⸢キ⸣リ
      [ja⸢ra⸣beː ⸣duː ga⸢ʤiɸu̥kura⸣sunda ⸢tiː⸣nu ⸣ʃimeː ⸣ʃimi ʃi̥⸢ki⸣ri]
      (子供は体<肌>をむやみに掻き uby{腫}{ハ}らすから、手の爪を詰めておきなさい)
    • ⸢ビー⸣ワタンティン ガ⸢ジフクラ⸣ス ⸣ムノー ア⸢ラ⸣ヌ
      [⸢biː⸣watantiŋ ga⸢ʤiɸu̥kura⸣su ⸣munoː ʔa⸢ra⸣nu]
      ( uby{痒}{カユ}くても無闇に掻くものではない)

キシフクラスン [ki̥⸢ʃiɸu̥kurasuŋ] (他動)

  • 着脹れさせる。重ね着して脹れあがらせる。
  • Example phrases
    • ヤ⸢ラ⸣ベー ⸣ドゥク キ⸢シフクラサンバル⸣ ドゥーガンゾー マ⸢リル
      [ja⸢ra⸣beː ⸣duku ki̥⸢ʃiɸu̥kurasambaru⸣ duːganʣoː ma⸢riru]
      (子供は、あまり着脹れさせないほうが健康に成長する<胴頑丈に生まれる>)

キムクラシ [ki⸢mukura⸣ʃi] (名)

  • 気苦労すること。苦悩すること。心労すること。思い悩むこと。「肝殺し」の義か。
  • Example phrases
    • ブ⸢ネーヤ⸣ ビ⸢コーンッふァヌ⸣ クトゥシ ナー⸢イ⸣ キ⸢ムクラ⸣シ ⸢シーオー⸣ル
      [bu⸢neːja⸣ bi⸢koːnffanu⸣ ku̥tuʃi naː⸢i⸣ ki⸢mukura⸣ʃi ⸢ʃiːʔoː⸣ru]
      (母親は男の子のことで、いつも悩んで<苦悩をして>おられる)

グクラク [gu⸢kura⸣ku] (名)

  • {Mn_1}極楽。極楽浄土。全く苦患<くげん>のない安楽な世界で念仏行者は死後にそこに生まれるという。

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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くら

(Common Noun)

  1. Warehouse; Storehouse; Cellar; Magazine; Granary; Godown; Depository; Treasury; Elevator

くら

(Noun)

  1. Saddle

くら

(Suffix)

  1. Contest; Match
    Abbreviation

くらづくり蔵造り蔵づくり倉造り倉づくり

(Noun)

  1. Warehouse style; House built like a kura, with the walls covered in mud

  1. Building a kura storehouse; Someone who builds kura storehouses

どぞうづくり土蔵造り土蔵づくり

(Noun)

  1. House built like a kura, with the walls covered in mud