(Noun) Mosquito
Define かじ kaji Meaning カジ
Displaying results for かじ (kaji・かじ・カジ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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カジ kaji (kazi) ⓪ 名
- 陰。光の当たらない場所。kiinu~.木陰(kiinu kaagiともいう)。
カジ kaji (kazi) ⓪ 名
- 舵。
カジ kaji (kazi) ① 名
- 風。
カジ kaji (kazi) ① 名
- うなじ。えりくび。
カジ kaji (kazi) ① 名
- 繊維。筋。
カジ kaji (kaZi) ⓪ 名
- 数。
ーカジ -kaji (-kazi) 接尾
- ごと。たび。ごとに。たびに。Qcukazi(人ごとに),cineekazi(家ごとに)など。'jaakazi hatanu taQcooN.家ごとに旗が立っている。
カジー kajii (kazii) ⓪ 名
- ねばり強い者。容易に負けない者。
- 3.下品な者。下等なもの。
ンカジ nkaji ('Nkazi) ⓪ 名
- むかで。
ウカジ ukaji (?ukazi) ⓪ 名
- おかげ。?ujanu~.親のおかげ。?uNzuga~.あなたのおかげ。
- 役得。余録。役得として得るもの。~?NzasjuN.役得を生み出す。料理の場合なら,材料を全部使わずに,いくらかを自分のために残すことなど。
フィカジ fikaji (hwikaZi) ① 名
- 日数。
カジリ kajiri (kaziri) ⓪ 名、接尾
- 限り。きり。hamaa ?NziN ?NziN~nu neeraN.浜は行っても行っても限りがない。
- 期限。~sjuN.期限を決める。kaziree sjootiN hwinbinoo saN.期限は決めておいても返しはしない。
- (接尾)限り。ありったけ。nucikaziri hataracuN.命の続く限り働く。
カジティ kajiti (kaziti) ① 副
- きっと。かならず。~cuuN 'jaa.必ず来るねえ。
カカジ kakaji (kakazi) ⓪ 名
- 賀数。《地》参照。
カカジ kakaji (kakazi) ⓪ 名
- 嘉数。《地》参照。
ミカジ mikaji (mikazi) ① 名
文
- [美影]御姿。
オーカジ ookaji (?ookazi) ⓪ 名
- 青筋。静脈。~hoojuN.静脈が浮き上がって見える。hoojuNは這う。
ティカジ tikaji (tikazi) ⓪ 名
- 手数。~kakijuN.手数をかける。
- 唐手を演ずる際の変化する手の数。
ウーカジ uukaji (?uukazi) ⓪ 名
- 大風。あらし。暴風。台風。teehuuともいう。
アミカジ amikaji (?amikazi) ⓪ 名
- 雨風。
A dictionary of the Ryukyuan language
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かし 【菓子】
Phrases
- ~の名など ʔamashoogaa,ʔami,ʔaNdaagii,ʔaNdamuchi,ʔaNdamuchihyaagaa,bukubukujaa,bukubukuu,butaNkoo,chiiruNkoo,chiisuNkoo,chiNbiN,chiNsukoo,chippeN,hachagumi,hanabooru,hyaagaa,hyaakumuchi,fuchagi,fujisarasa,ʔiruchikimuchigoo,kashitira,koogwaashi,kooreemuchi,kubaʔaagii,kubaNʔagii,kubaNʔagi,kumigaN,kuNpeN,kushichiiʔukwaashi,maamigaN,machikaji,maNjuu,mumuʔukwaashi,nishichimuchigoo,ʔNmukashinattuu,paasuNkoo,ritoopeN,saataaʔaNdaagii,saataanattuu,sooʔuburu,tiisaaʔaN,tiisuʔaN,ʔugumahachagumi,ʔuiroomuchi,jiikashitira,→もち
かじ 【舵】
かじ 【火事】
がし 【餓死】
かしつ 【過失】
See also
かしや 【菓子屋】
かしや 【貸家】
かしゅ 【歌手】
かしら 【頭】
See also
かじる
- kakajiyuN (≈ kakajiiN)
かしこい 【賢い】
See also
Phrases
- ~顔つき chiradamashi,tamashikweekaagi
- ~こと mimigani,suumii
- ~者 haganaa,haganimuN,shooʔiraa,shooʔirimuN,→りこうもの
かじごや 【鍛冶小屋】
かじとり 【舵取り】
ガジマル (植物名)
Phrases
- ~の這って長く延びたもの hooigajimaru
かしこまる 【畏まる】
See also
かしましい
See also
かじみまい 【火事見舞】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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かじ
- 風
- じゅーぐゎちぬ うふかじぇー あみぬ いきらさくとぅ、ちゅーあたい すんでぃ どー。
(10月の台風は雨が少ないので、強く当たるってよ) - かじふちぇー、けーしぇー ねーに?
(台風は返し風はないのか)
Example phrases
かじ かたか
- 風除け
- んかしぬ ふくぢがちぇー かじかたかん てぃーだかたかん なてぃ ゐー やんべー やたん。
(昔のフクギ垣は風よけにも日よけにもなってよかった)
Example phrases
かじ ふち
- 強風、暴風
- あちゃー、あさてぃ かじふちぬ ちゅーんでぃ どー。
(明日、あさって強風が来るってよ)
Example phrases
かじ ふち あーけーじゅー
- 暴風の前兆に群れ飛ぶトンボ
- かじふちぬ めー しらしとぅっし かわてぃ あーけーじゅーぬ うほーく あちまてぃ ちゅーるくとぅ、くれー 「かじふちあーけーじゅー」んでぃ ゆばっとーん。
(暴風の前触れとして特にトンボがたくさん集まってくるので、「かじふぃちあーけーじゅー」と呼ばれている)
Example phrases
かじ まーい
- 旋風、突風
- にんぐゎち かじまーいねー、さんかくなみぬ たちゅくとぅ、うめー ちーちきらんねー うかーさん どー。
(陰暦の2月旋風には三角波が立つので、海は注意しないと危険だよ)
Example phrases
かじ まやー
- かざぐるま、97歳の生年祝い
- かじまやーぬ うゆうぇーねー うぬ うとぅすいや くるま ぬてぃ かじまやー むっち ななちぬ あじまー まーいん。
(97歳の生年祝いにはそのお年寄りが車に乗って風車を持って7つの交差点を廻る)
Example phrases
かじ まやー
- 交差点
- かじまやーでぃ いーしぇー、みちとぅ みちとぅぬ あじまー なとーる とぅくま やん。
(交差点は道と道とが交わっている箇所だ)
Example phrases
かじ まやー ぎー
- クチナシ
- かじまやーぎーぬ はなしっし かじまやー ちゅくてぃ あしぶん。
(クチナシの花で風車を作って遊ぶ)
Example phrases
かじ っわーら
- 風上
- かじっわーらぬ まー なとーがんでぃーる くとぅさーに、くちかじ、ふぇーかじ、にしかじんでーぬ ふちゅるかじぬ あしが、くちかじぬ ふちーねー あみぬ ふいめー、ふぇーかじぇー しだかじ、にしかじぇー ふぃじゅるかじ なとーん。
(風上がどこになっているかで、東風、南風、北風などの吹く風があるが、東風が吹くと雨の前兆、南風は涼風、北風は寒風になっている)
Example phrases
かじ
- 筋、繊維
- かじぬ うふさる やしぇー うほーく かむるくとぅ しーねー ちしらんでぃ。
(繊維の多い野菜をたくさん食べることをしたら便秘しないって) - ししぇー まるにー さんねー かじぬ ちまてぃ くふぁいん。
(肉はまるごと煮ないと筋が縮んで固くなる) - くぬ ナーベーラーや かじ なとーてぃ かまらん どー。
(このへちまは繊維が固くなっていて食べられないよ) - たなげー てぃんぷら するばすねー かじ ちっちから あんだんかい あぎてぃ かむし やん。
(川エビのてんぷらをする際には背筋を切ってから油で揚げて食べるものだ)
Example phrases
かじ ちり あびー
- 首筋が切れるほどの叫び
- せんきょんかい たちゅる っちゅぬちゃーや あまくまをぅてぃ かじちりあびーっし どぅーぬ なー うってーとーたん。
(選挙に立つ人たちはあちらこちらで首筋が切れるほど大声で自分の名前を訴えていた)
Example phrases
かじ
- 数
- うちなーぐちさーに てぃーちから とぅーまでぃ かじ ゆむし わらびんちゃーんかい ならーちゃん。
(沖縄語で1から10まで数えるのを子どもたちに教えた) - うちなーけんぬ っちゅかじぇー ちゃっぴ やが わかいみ?
(沖縄県の人口はどれだけなのかわかるか)
Example phrases
かじ かじぬ
- たくさんの
- なー かじかじぬ さねーならんくとぅぬ うふさぬ、ぬーからが てぃー ちきてぃ しむら わからん さー。
(もうたくさんしなければならないことが多くて、何から手を付ければよいのかわからないよ)
Example phrases
かじ ならん
- 取るに足らない
- かじならん わん あたいぬ むんが うんな まぎちとぅみ ないびーがやー?
(不肖私ごとき者がこんな大役できますかねえ)
Example phrases
かじ
- 舵
- はーりーすーぶんぢぇー かじとぅいや かなみ ないん。
(ハーリー競争では舵取りは大事になる)
Example phrases
かじみーん (かじみたん、かじみらん、かじみてぃ)
- 大事にしまう
- てーしちな むん やくとぅ どぅく うーくんかい かじみやーに、あとぅぬ うじゅみねー どぅーくるん わからん なとーん。
(大切なものなので奥深くしまい込んで、あげくの果ては自分でもわからなくなっている)
Example phrases
かじみ むん
- 秘蔵品
- くぬ けーうちぇー うやふぁーふじからぬ かじみむん やくとぅ、いふぃぐゎー やてぃん きじ ちきてー ならん どー。
(この皿は先祖からの秘蔵品なので、少しでも欠損させてはいけないよ)
Example phrases
かじゃ
- 臭い
- きぶしぬ かじゃ すん。
(煙の臭いがする) - なー いっぺー はなぬ かばかじゃ そーん やー。
(庭一面花が芳い香りがしているね)
Example phrases
*(参考)かばさん(香りがいい)、かばかじゃ(芳香)
かじゃい
- 飾り
- そーぐゎちぬ かじゃいむん しーねー、ちもー そーぐゎち なとーんねーっし、くくる うかさりーん。
(正月の飾り物をすると、心は正月になっているような気がして、浮き浮きしている)
Example phrases
かじゃい たてぃーん (〜たてぃたん、〜たてぃらん、〜たてぃてぃ)
- 飾りたてる
- ちゅーや アミリカそーぐゎち やくとぅ、やーぬ なーかん なーん かじゃいたてぃとーん。
(今日はクリスマスなので、家の中も庭も飾り立てている)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アールカジ [⸢ʔaːrukadʒi] (名)
- 東風。普通の東風はやわらかに、そよそよと吹く風である。⸢アンカジ[⸢ʔaŋkadʒi](東風)ともいう。
- ⸢アールカジヌ <ア⸢ンカジヌ> フクン
[⸢ʔaːrukadʒinu⸣ <⸢ʔaŋkaʤinu> ɸu̥kuŋ]
(東風が吹く)
Example phrases
アカジナー [ʔa⸢kaʤinaː] (名)
- (動)魚の名。和名、ニセスジハタ(体長約1メートル)。ハタの仲間(体長約45センチ)。ニセスジハタ(体長約70センチ{EOS}体色は薄い青黒色)などの総称。アカジナーの痩せたものは食中毒をおこすといわれている。
- ⸢ヨーガリ⸣ ア⸢カジナーバ ファイティル⸣ ビー ⸢サン⸣ソー⸢マーリティ⸣ ウ⸢ガン⸣ツミ ⸢ミッ⸣タン
[⸢joːgari⸣ ʔa⸢kaʤinaːba faitiru⸣ biː ⸢san⸣soː⸢maːriti⸣ ʔu⸢gan⸣ʦumi ⸢mit⸣taŋ]
(痩せたスジハタを食べてひどい中毒をおこし、気を失ってすっかり参ったことがあった)
Example phrases
アカジュー [ʔa⸢kadjzuː] (名)
- (動)魚の名。和名、ウメイロモドキ(体長約27センチ)。古老はム⸢レー⸣ジ[mu⸢reː⸣ʤi](沖縄方言のグルクン)という。「群れ魚」の義であろう。若年層はグルクンというのが多い
アカジラー [ʔa⸢ka⸣ʤiraː] (名)
- 赤面。恥をかくこと。恥ずかしくて顔をあからめること。「赤面<あかつら>」の義。
- ウ⸢ビ⸣ヌ プ⸢スヌ⸣ ナカナー ウ⸢リンマー⸣ ア⸢カ⸣ジラー ナ⸢サ⸣リ⸢ヨー
[ʔu⸢bi⸣nupu̥⸢sunu⸣ nakanaː ʔu⸢rimmaː⸣ ʔa⸢ka⸣ʤiraː na⸢sa⸣ri⸢joː]
(あれだけの人の前で、彼には恥をかかされてねえ)
Example phrases
アサカジ [ʔa⸢sakaʤi] (名)
- 朝風。朝の風。
- ア⸢サカジヌ⸣ シ⸢ダーシダ⸣シ ⸢スイティ イー⸣ パ⸢ダム⸣チ⸣ ナリケーツバン
[ʔa⸢sakadʒinu⸣ ʃi⸢daːʃidaː⸣ʃi ⸢suiti ʔiː⸣ pa⸢damu⸣ʧi ⸣narikeːʦubaŋ]
(朝風が涼しく吹いて<そよいで>、良い肌触り<肌持ち>になってきたよ)
Example phrases
アタカジ [ʔa⸢takaʤi] (名)
- 急に吹きだす台風。
- ⸢ニンガチ⸣ カ⸢ジマー⸣ロー ア⸢タカジヌ⸣ フクンダ ⸢キー⸣ シ⸢キ⸣リ⸢ヨー
[⸢niŋgaʧi⸣ ka⸢ʤimaː⸣roː ʔa⸢takaʤinu⸣ ɸu̥kunda ⸢kiː⸣ ʃi̥⸢ki⸣ri⸢joː]
(旧暦二月の時化は、突然の台風が吹くから気をつけろよ)
Example phrases
アマリカジ [ʔa⸢mari⸣kaʤi] (名)
- 「余り風」の義。不要な風。御しがたい風。悪霊。成仏できないで暗闇の中をさ迷い、人に危害を加えるといわれる悪霊。目には見えないが、総身に鳥肌がたつことによって、それに遭遇したことがわかるという。ヤ⸢ナ⸣カジ ア⸢マリ⸣カジ[ja⸢na⸣kaʤi ʔa⸢mari⸣kaʤi](悪い風、余り風)と対句で用いることが多い
アミカジ [ʔa⸢mi⸣kaʤi] (名)
- 風雨。雨と風。雨につれて吹く風。「雨風(あめかぜ)」の義。
- ⸣カイブ ア⸢ミカジ⸣ヌ ナ⸢カー⸣ラ ⸢ヌー⸣シ ⸢シー⸣ キ⸢ラリ⸣ター
[⸣kaibu ʔa⸢mikaʤi⸣nu na⸢kaː⸣ra ⸢nuː⸣ʃi ⸢ʃiː⸣ ki⸢rari⸣taː]
(こんな風雨の中をどうやって来れたのか<来られたか>) - ア⸢ミカジ⸣ヌ ⸢スーワ⸣ヌ ン⸢カーラヌ
[ʔa⸢mikaʤi⸣nu ⸢suːwa⸣nu ʔŋ⸢kaːranu]
(風雨が強くてどうにもならない{EOS}<風に向かって出て行くことが出来ない>) - ア⸢ミカジ⸣ヌ ⸢スー⸣ワティ ⸣フネー ン⸢ザサラ⸣ヌ
[ʔa⸢mikaʤi⸣nu ⸢suː⸣wati ⸣ɸuneː ʔn⸢ʣasara⸣nu]
(雨風が強くて船は出せない)
Example phrases
アワリヌゴーカジ [ʔa⸢wari⸣nu ⸢goːka⸣ʤi] (連)
- 哀れ(難儀苦労)の数々。あらゆる難儀苦労。厳しい難儀苦労。
- ア⸢ワリ⸣ヌ ⸢ゴー⸣カジ ⸢シー ミッ⸣タン
[ʔa⸢wari⸣nu ⸢goː⸣kaʤi ⸢ʃiː mit⸣taŋ]
(難儀苦労の限りをしてみた<経験してみた>)
Example phrases
アンカジ [⸢ʔaŋkadʒi] (名)
- 東風。涼風。
- ⸢アンカジヌ スー⸣カー ⸢オーシケー ノー⸣ルン
[⸢ʔaŋkadʒinu suː⸣kaː ⸢ʔoːʃi̥keː noː⸣ruŋ]
(東風が吹く<そよぐと>と天気がよくなる)
Example phrases
イールカジ [⸢ʔiːrukaʤi] (名)
- 西風。西から吹く風。
- ⸢イールカジヌ⸣ フクカー ⸢オーシケー⸣ ヤ⸢ブ⸣ルン
[⸢ʔiːrukaʤinu⸣ ɸu̥kukaː ⸢ʔoːʃi̥keː⸣ ja⸢bu⸣ruŋ]
(西風が吹くと天気は崩れる)
Example phrases
イノーカジ [⸣ʔinoːkaʤi] (名)
- 竜巻。「エイの尾」の義か。竜巻をエイの尾が空中から垂れ下がっている形にみたてた命名という説『石垣方言辞典』。えい(鱏)は⸣カマンタ[⸣kamanta]というから、⸣イノー(礁内湖)・カジ(風)[⸣ʔi⸢noː-kaʤi](礁内湖で海水を巻き上げて走る風{EOS}竜巻)の義とも解される。島の前の海上や後ろの海上で、よく竜巻の発生することが見られ、それを恐れてサバニが吸い込まれないよう用心していた。
- ⸣イノーカジヌ ⸣フケーラ ノー⸢ンシェー⸣ル ⸣ムヌーン トゥ⸢バシ⸣ パ⸢リ⸣スティ⸢ダー
[⸣ʔinoːkaʤinu ⸣ɸukeːra noː⸢ŋʃeː⸣ru ⸣munuːn tu⸢baʃi⸣ pa⸢ri⸣suti⸢daː]
(竜巻が吹くとどんなものでも飛ばしていくそうだよ)
Example phrases
イルカジ [ʔi⸢ru⸣kaʤi] (名)
- いろいろ。品数。品目。多くの種類。「色数」の義。
- マ⸢チヤー⸣ナ ⸢キン⸣ヌ イ⸢ル⸣カジ シ⸢ナカジバ⸣ <イ⸢ルジナ カージ⸣ナ> ス⸢ロー⸣シティ ⸢カーシオー⸣ル
[ma⸢ʧijaː⸣na ⸢kin⸣nu ʔi⸢ru⸣kaʤi ʃi⸢nakaʤiba⸣ su⸢roː⸣ʃi̥ti ⸢kaːʃiʔoː⸣ru]
(店には着物のいろいろ、品数を取り揃えて売っておられる)
Example phrases
インカジ [⸢ʔiŋkaʤi] (名)
- 西風。
- ⸢インカジヌ⸣ フクカー ⸢オシキヌ ノー⸣ル ⸢マイシラ⸣シ
[⸢ʔiŋkaʤinu⸣ ɸu̥kukaː ⸢ʔoʃi̥kinu noː⸣ru ⸢maiʃira⸣ʃi]
(西風が吹くと好天になる前触れ<前知らせ>だ)
Example phrases
ウーカジ [⸢ʔuːkaʤi] (名)
- 大風。台風。暴風。
- ク⸢トゥシヌ⸣ カ⸢ジフケー⸣ ミ⸢ジラ⸣シ ⸢ウーカジ⸣ ヤ⸢レー⸣ティル ⸣アイニ ム⸢ヌスク⸣ルン シ⸢ルッ⸣コー ナシシケー⸢ツォー
[ku̥⸢tuʃinu⸣ ka⸢ʤiɸukeː⸣ mi⸢ʤira⸣ʃi ⸢ʔuːkaʤi⸣ ja⸢reː⸣tiru ⸣ʔaini mu⸢nusuku⸣ruŋ ʃi⸢ruk⸣koː ⸣naʃiʃi̥keː⸢ʦoː]
(今年の台風<風吹き>は経験したことの無い<珍しい>大風<台風>だったので、あんなに農作物も台無しに<めちゃくちゃに>してあるのだよ)
Example phrases
ウイカジ [⸢ʔuikaʤi] (名)
- 追い風。マ⸢シ⸣ビ[ma⸢ʃi⸣bi]( uby{真艫}{マ|トモ}より吹く風)ともいう。
- ⸢ウイカジ⸣ ナリ ⸢ジンプー⸣ マ⸢リブンダ⸣ フネー ン⸢ザサ⸣リン
[⸢ʔuikaʤi⸣ nari ⸢ʤimpuː⸣ ma⸢ribunda⸣ ɸuneː ʔn⸢ʣasa⸣riŋ]
(追い風になって順風になっている<順風が生まれている>ので船は出港できる<出される>)
Example phrases
ウチマーリカジ [ʔu⸢ʧimaːri⸣kaʤi] (名)
- 物に当たって跳ね返ってくる台風の風。家や壁、屋敷林などに当たって跳ね回ってくる強風。
- ウ⸢チマーリ⸣カジェー ⸢スー⸣ワンダ ⸣ヤドゥン トゥ⸢バシ⸣ パ⸢リ⸣ス
[ʔu⸢ʧimaːri⸣kaʤeː ⸢suː⸣wanda ⸣jadun tu⸢baʃi⸣ pa⸢ri⸣su]
(物に当たって跳ね返ってくる台風の風は強いから、戸も吹き飛ばしていくよ)
Example phrases
ウッツォーリカジ [⸢ʔutʦoːri⸣kaʤi] (名)
- 物に当って跳ね返ってくる風。マ⸢キカジ[ma⸢kikaʤi](旋風)となって吹くことがある。
- ⸢マイ⸣ネヌ タ⸢カグスク⸣ヌ ⸢ウッツォーリカジヌ⸣ル ⸣アイニ ⸢スー⸣ワバン
[⸢mai⸣nenu ta⸢kagusuku⸣nu ⸢ʔutʦoːrikaʤinu⸣ru ⸣ʔaini ⸢suː⸣wabaŋ]
(前隣の高い石垣に当って跳ね返ってくる風があのように強いのだよ)
Example phrases
ウブカジ [ʔu⸢bukaʤi] (名)
- 台風。暴風。「大風」の義。⸢ウーカジ[⸢ʔuːkaʤi](台風)ともいう。
- ウ⸢ブカジヌ⸣ フキティル ⸢ヤー⸣ヤ フ⸢キトゥバサ⸣レータティ ⸣ムカーヤ
[ʔu⸢bukaʤinu⸣ ɸu̥kitiru ⸢jaː⸣ja ɸu̥⸢kitubasa⸣reːtati ⸣mukaːja]
(台風<大風>が吹いて家は吹き飛ばされたのだよ)
Example phrases
ウミカジ [ʔu⸢mi⸣kaʤi] (名)
- 潮風。「海風」の義。海を渡ってそよいでくる涼しい風。
- ⸢バン⸣テーヤ パ⸢マバ⸣タヤー ヤ⸢ルンダ⸣ ウ⸢ミカジ⸣ヌ ⸢スイティ⸣ イッ⸢ケン⸣ ピ⸢ラ⸣ケータン
[⸢ban⸣teːja pa⸢maba⸣tajaː ja⸢runda⸣ ʔu⸢mikaʤi⸣nu ⸢suiti⸣ ʔik⸢kem⸣ pi⸢ra⸣keːtaŋ]
(私の家は海岸端の家だから、海風がそよいで非常に涼しかった)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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アーリゥカジ [aːrɨkadʒi] F (名)
- 東風
ウフカジ [uɸu]kadʒi] (名)
- 大風。強風
カジ [kadʒi] F (名)
- 風
カジフキゥ [kadʒifu̥kɨ] F (名)
- 風吹き。台風
ニスゥカジ [nisɨkadʒi] F (名)
- 北風
ハイカジ [haikadʒi] L (名)
- 南風
ピーカジ [piːkadʒi] L (名)
- 全く雨がない台風
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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かじ【家事】
(Common Noun)
- Housework; Domestic chores
- Family affairs; Household matters
かじ【火事】
(Common Noun)
- Fire; Conflagration
かじ【舵・梶・楫・檝】
(Common Noun)
- Rudder; Helm
かじ【加持】
(Noun)
- Faith-healing; Incantation
かじ・たんや・かぬち【鍛冶・鍛治】
(Noun)
- Smithing; Blacksmith
かじ・なつどき【夏時】
(Noun)
- Summertime
かじ【華字】
(Noun)
- Chinese character
かじ・カジ【梶・構・楮】
(Noun)
- Paper mulberry (Broussonetia papyrifera)
— Word usually written using kana alone
かじ【卦辞】
(Noun)
- Commentary (on any of the 64 hexagrams in the Book of Changes)
— Obscure term