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Define かう kau Meaning カウ

Displaying results for かう (kau・かう・カウ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

こーいん【買ーいん】

(Verb) To buy, to purchase

Ryukyu (Okinawa)

ちかいん【使いん】

(Transitive Verb) To use, to employ

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

カウ kau (kau) ① 名

  1. 顔。口語はCira。

アカウー akauu (?akauu) ⓪ 名

  1. 織物の名。赤味を帯びた上等の芭蕉布。tanasi(その項参照)などを作る。

タカウイ taka ui (taka?ui) ⓪ 名

  1. 高く売ること。'jaSi?ui(安売り)の対。

アカウブン aka ubun (?aka?ubuN) ① 名

  1. ?akakooziや食紅などで赤く色をつけて炊いた御飯。赤飯。あずきを入れた赤飯には?akamaamii?ubuNという。

アカウシ aka ushi (?aka?usi) ① 名

  1. 赤牛。茶色い牛。

アカウージン akauujin (?akauuziN) ⓪ 名

  1. ?akauuで織った着物。地は赤味を帯び,派手なかすりなどの模様がある。tanasiなど,女物の上等な着物。

ワカウビー waka ubii ('waka?ubii) ⓪ 名

  1. 'wakamiZiの敬語。

ウナカウゾー unaka uzoo (?unaka?uzoo) ⓪ 名

  1. 首里城の門の名。?uguSikuの項参照。

タカウチャギ taka uchagi (taka?ucagi) ① 名

  1. 高く顔をあげていること。
  2. 高慢。超然としていること。~sjuN.超然とする。偉そうにする。

ワカウリジン waka urijin ('waka?uriziN) ⓪ 名

  1. 旧暦2~3月ごろの季節。略して?uriziNともいう。混効験集には「わかおれづみ」とある。

タカウッチャキ taka ucchaki (taka?uQcaki) ①、⓪ 名

  1. 高値を吹っかけること。高値を付けること。?aNsi~SeekooiSee 'uraN.そう高い値では買う人はいない。

タカウチャガー taka uchagaa (taka?ucagaa) ⓪ 名

  1. 偉そうにしている者。超然とかまえている者。

ワカウシューコー waka ushuukoo ('waka?usjuukoo) ① 名

  1. 一周忌('inui)と三年忌(saNniNci)とをいう。?uhu?usjuukooに対する。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

かう 【買う】

Phrases

かう 【飼う】

たがう 【違う】

See also

ちがう 【違う】

つかう 【使う】

See also

Phrases

ねがう 【願う】

むかう 【向かう】

Phrases

あかうし 【赤牛】

あつかう 【扱う】

See also

Phrases

あらがう

See also

うかがう 【伺う】

うたがう 【疑う】

からかう

Phrases

したがう 【従う】

たたかう 【戦う】

See also

Phrases

にがうり 【苦瓜】 (植物名)

まちがう 【間違う】

See also

Phrases

くいちがう 【食い違う】

See also

こきつかう 【扱き使う】

たちむかう 【立ち向かう】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

たか うっちゃき

  • 高値をふっかけること
  • Example phrases
    • あんし たかうっちゃき しーねー、たーがん こーらんさ。
      (あんなに高値をふっかけることをしたら、誰も買わないよ)

たか うちゃぎ すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 偉そうにする
  • Example phrases
    • ちゃっさぬ うふっうぇーきんちゅが やら、をぅとぅぬ ちゃっさ まぎっちゅが やら わからんしが、あんし たかうちゃぎっし あっちょーる。
      (いかほどの大金持ちなのか、夫がいかに大物なのか分からないが、あんなに偉そうにしている)

*(参考)たかうちゃがー(偉そうにしている者〉

わか うぃなぐ (わか うぃきが〈若い男性〉)

  • 若い女性
  • Example phrases
    • うぃなぐぬ わかうぃきがぐゎー をぅとぅ しーねー、「にーしぇーぐゎー ばーちー」んでぃ いらりーしが、うぃきがぬ わかうぃなぐぐゎー とぅじ さんてーまん たーが ぬーんでぃん いらん。
      (女性が若い男性を夫にしたら、「姉さん女房」と言われるが、男性が若い女性を妻にしたとしても誰も何とも言わない)

あちかいん (あちかたん、あちからん、あちかてぃ)

  • ①あつかう、②こき使う
  • Example phrases
    • くれー ちゃーっし あちかいが?
      (これはどのようにして扱うのか)
    • みーぐるま なてぃ あちかいよーぬ/あちけーぬ わからん。
      (新車なのであつかい方がわからない)
    • どぅく まくとぅなむん なてぃ っちゅんかい あちかりーっさ。
      (あまりにもお人好しなので、人にこき使われるんだよ)
    • なまー っちゅんかい あちかーっとーん。
      (今は人にこき使われている)
    • ぬーんくぃん うーうーっし ちちゅくとぅ っちゅんかい あちかーりーっさ。
      (何でもはいはいと聞くので、人にこき使われるんだよ)
    • どぅく ちりてぃ あちけーぐりさん/あちけーぐりー どー。
      (頭が良すぎて使いにくい)

てぃー ちかいん (〜ちかたん、〜ちからん、〜ちかてぃ)

  • 空手をつかう
  • Example phrases
    • むちかさる しけぬんかい とぅーてぃ、てぃー ちかてぃ うっさくゎったー そーたん。
      (難しい試験に受かって、空手の動作で喜びを表現した)

なばくいん (なばくたん、なばくらん、なばくてぃ)

  • からかう、ひやかす
  • Example phrases
    • なばくいから まぎく なてぃ っちゅなけーしぐとぅ なてぃいちゅる くとぅん あくとぅ、っちゅ なばくてー ならん。
      (からかいから大きくなっていじめに発展していくこともあるので、人をからかってはいけない)

ぬぶいん (ぬぶたん、ぬぶらん、ぬぶてぃ)

  • 登る、(中心地、中央に)向かう
  • Example phrases
    • んかしぬ かみあちねーさーや すい なーふぁ からびさっし ぬぶたい うりたいっし あちねー そーたん。
      (昔の行商人は首里那覇を素足で上ったり下りたりして商売していた)
    • きーんかい ぬぶいん/あがいん。
      (木に登る)
    • ふぃら ぬぶいん。
      (坂を登る)
    • ふぃら ぬぶいかんてぃー すん。
      (坂を登るのに苦労する)
    • すぬひゃんうたきんかい うぐゎんまーいぬ えーさちしーが すいぬぶい すん。
      (園之比屋御嶽に巡礼の挨拶をしに首里上りする)

*(参考)ふぃら(上り坂)、さか(下り坂)

わちゃくいん (わちゃくたん、わちゃくらん、わちゃくてぃ)

  • からかう
  • Example phrases
    • っちゅ わちゃくてぃ ぬーぬ とぅくぬ あが?
      (人をからかって何の得があるか)
    • っやーや っちゅびかー わちゃくてぃ あっちょーしが、なまに まぎく わちゃくらりーん どー。
      (あなたは他人をからかってばかりいるが、今にすごくいたずらされるよ)

わちゃく すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • からかう
  • Example phrases
    • あぬ たえー ちゃー っうぃーりきさ そーくとぅ、いふぇー わちゃくっしとぅらさ。
      (あの二人はいつも楽しんでいるから、少しばかりからかってやろう)

わちゃく

  • からかうこと
  • Example phrases
    • あれー わん わちゃくそーる/わちゃくとーる ちむえー やさ やー。
      (あの人は私をからかっているわけだね)

んかいん (んかたん、んかーん、んかてぃ)

  • 向かう
  • Example phrases
    • ぬーが やら わからんしが、ちむぬ んかいる とぅくるとぅ んかーん とぅくるぬ あん。
      (どうしてかわからないが、気持ちが向かうところと向かわないところがある)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アガルン [ʔa⸢garuŋ] (自動)

  • {Mn_1}上がる。上昇する。上方に向かう。「~ひばり安我里<アガリ> 情<こころ>悲しも~。万、4291」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸢オシキヌ⸣ ヤ⸢ブ⸣ルカー ム⸢ヌ⸣ヌ ダ⸢イヤー⸣ ア⸢ガルン
      [⸢ʔoʃi̥kinu⸣ ja⸢bu⸣rukaː mu⸢nu⸣nu ⸢daijaː⸣ ʔa⸢garuŋ]
      (天気が崩れると<破れると>ものの値段は上がる)
    • ア⸢ガルティダル⸣ ウ⸢ガ⸣ム ⸢イールティダー⸣ ウ⸢ガマ⸣ヌ
      [ʔa⸢garutidaru⸣ ʔu⸢ga⸣mu ⸢ʔiːrutidaː⸣ ʔu⸢gama⸣nu]
      (昇る太陽を拝む{EOS}西日<落日>は拝まない<諺>)

ガイスン [⸢gai suŋ] (連)

  • {Mn_1}反抗する。手向かう。逆らう。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヤ⸣ヌ ⸣ムニン シゥ⸢カヌ⸣ イ⸢ズ⸣カー ⸢カイ⸣テー ⸢ガイル スー
      [ʔu⸢ja⸣nu ⸣munin sï̥⸢kanu⸣ ʔi⸢ʣu⸣kaː ⸢kai⸣teː ⸢gairu suː]
      (親のいうことも聞き入れない<聞かない>{EOS}叱ると、返って<逆に>反抗をする)
    • ウ⸢ヌ⸣ ッ⸢ふァー⸣ ウ⸢ヤン⸣ナーニ ⸢ガイ スン⸣ティ⸢ダー
      [ʔu⸢nu⸣ f⸢faː⸣ ʔu⸢jan⸣naːni ⸢gai sun⸣ti⸢daː]
      (この<その>子は親に反抗するそうだよ)

カリ [ka⸢ri] (代)

  • {Mn_1}あれ。彼。三人称代名詞。男女共にいう。人にも物にもつかう。「~支見我弥不根可母加礼『万葉集 4045』」の義。
  • Example phrases
    • カ⸢リル⸣ バー ⸢ウシ⸣トゥ
      [ka⸢riru⸣ baː ⸢ʔuʃi⸣tu]
      (あれ<彼>が私の弟です)


    • カ⸢リヌ⸣ ッ⸢シェー⸣ ワケー(パジェー)
    •  ⸢ナー⸣ヌ
      [ka⸢rinu⸣ ʃ⸢ʃeː⸣ wakeː
      ⸢ナー⸣ヌ [ka⸢rinu⸣ ʃ⸢ʃeː⸣ wakeː(paʤeː)

    • ⸢naː⸣nu]
      (彼が知っている訳<はず>がない)
    • カ⸢レー⸣ ッ⸢サヌ
      [ka⸢reː⸣ s⸢sanu]
      (彼は知らない)

タースン [⸢taː⸣suŋ] (他動)

  • 悪戯や悪ふざけをして他人を怒らせる。からかう。ふざける。悪戯をしてけしかけ、子供の感情を害する。「Tauabure,uru,eta.タワブレ、ルル、レタ(戯れ、るる、れた)ひやかし、からかう、または、むつまじく遊びたわむれる、など、」『邦訳日葡辞書』の他動詞化したものか。
  • Example phrases
    • ⸣ヌースンティ ヤ⸢ラビ⸣バ ⸢ター⸣シ ⸢ベー⸣ワ
      [⸣nuːsunti ja⸢rabi⸣ba ⸢taː⸣ʃi ⸢beː⸣wa]
      (何故悪ふざけして子供の感情を損ねているのか<怒らせているのか>)
    • ⸢ター⸣スンティ シ⸢タヌ ターサラン⸣シェン
      [⸢taː⸣sunti ʃi̥⸢tanu taːsaraŋ⸣ʃeŋ]
      (悪戯して怒らせようとしたが、怒らされなかった)
    • ⸣ヌンティ プ⸢スバ ター⸣ス ⸣クトゥ カー⸢ニ スーワ
      [⸣nunti pu̥⸢suba taː⸣su ⸣ku̥tu kaː⸢ni suːwa]
      (どうして、悪戯して他人を怒らせることだけするのか)
    • ⸢ター⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [⸢taː⸣ʃeː misamunu]
      (悪戯して怒らせば良いのに)
    • ⸢パー⸣ク ⸢ター⸣シ
      [⸢paː⸣ku ⸢taː⸣ʃi]
      (早く悪戯して怒らせ)

バークラウン [⸢baː⸣kurauŋ] (他動)

  • からかう。揶揄する。ひやかす。なぶる。
  • Example phrases
    • ⸢バイ⸣ヨー ⸣ムノー ワ⸢カラン⸣ティ ウ⸢ムイ⸣ル ⸢バー⸣クラウンダ ⸢バークラーサン⸣ヨーニ ⸣アジ シゥ⸢カシ
      [⸢bai⸣joː ⸣munoː wa⸢karan⸣ti ʔu⸢mui⸣ru ⸢baː⸣kuraunda ⸢baːkuraːsaɲ⸣joːni ⸣ʔaʤi sï̥⸢kaʃi]
      (私を物知らずと思って<ぞ>からかうのだから、ひやかさないように言ってやりなさい)
    • ⸢ウンザー⸣ プ⸢スバ バーク⸣ライ ⸢ベー⸣ヌ ⸢バー⸣クラウ プ⸢ソー マーパカラサー ナー⸣ンダ シ⸢ティ シキ⸣リ
      [⸢ʔunʣaː⸣ pu̥⸢suba baː⸣kurai ⸢beː⸣nu ⸢baː⸣kurau pu̥⸢soː maːpakarasaː naː⸣nda ʃi̥⸢tiʃi̥ki⸣ri]
      (あいつは人をからかっているが、からかう人はまとも<真面>な人間ではないからほっておけ)
    • ⸢バークライ⸣ヤー ⸣ミサムヌ
      [⸢baːkurai⸣jaː ⸣misamunu]
      (からかってやればば良いのに)
    • ⸢マー⸣ビン ⸢バー⸣クライ
      [⸢maː⸣bim ⸢baː⸣kurai]
      (もっとからかえ<ひやかせ>)

バーックラウン [⸢baːk⸣kurauŋ] (他動)

  • からかう。揶揄する。冗談をいってひやかす。冗談をいって他人をばかにする。首里方言の'wacakujuN(からかう)の転訛したもの。⸢バー⸣クラウン[⸢baː⸣kuraun](からかう{EOS}揶揄する{EOS}ひやかす)ともいう。
  • Example phrases
    • イ⸢ファナムニバ⸣ イ⸢ジ⸣ プ⸢スバ バーッ⸣クライ ⸢ベー⸣バ ⸢バーックララン⸣ ス⸢コール シー ベー⸣リ
      [ʔi⸢ɸanamuniba⸣ ʔi⸢ʤi⸣ pu̥⸢suba baːk⸣kurai ⸢beː⸣ba ⸢baːkkuraran⸣ su̥⸢koːru ʃiːbeː⸣ri]
      (妙なことを言って他人をからかっているから、からかわれないように準備をしておきなさい)
    • プ⸢ス バーッ⸣クライ ⸣ミサカー ⸢バン⸣ヌン ⸢バーッ⸣クラウン⸢ダー
      [pu̥⸢su baːk⸣kurai ⸣misakaː ⸢ban⸣num ⸢baːk⸣kuraun⸢daː]
      (他人をからかってよければ、私もからかうよ)
    • ⸢マー⸣ビン ⸢バーックライ⸣ヤー ⸣ミサムヌ
      [⸢maː⸣bim ⸢baːkkurai⸣jaː ⸣misamunu]
      (もっとからかえば良いのに)
    • ⸢パー⸣ク ⸢バーッ⸣クライバ
      [⸢paː⸣ku ⸢baːk⸣kuraiba]
      (早くからかえよ)

プール [⸢puː⸣ru] (名)

  • 豊年祭。稲の収穫祭。「穂利」と記されるが、「穂祈り」の義とする説『八重山語彙』がある。毎年旧暦六月中旬の壬の日から(i)⸢ユードゥー⸣シ[⸢juːduː⸣ʃi](「夜通し」の義{EOS}夜をこめて祈願する前夜祭)が始まり、(ii) ⸣トーピン[⸣toːpiŋ](「当日」の義{EOS}ナ⸢カヌ⸣ピン{SqBr}na⸢kanu⸣piŋ{/SqBr}<中の日>ともいう)、(iii) シ⸢ナ⸣ピキ[ʃi⸢na⸣pi̥ki](綱引き)と三日間に亘って執り行われる。鳩間島では旧暦五月の壬の日に執り行われるス⸢ク⸣マ[su̥⸢ku⸣ma](稲の初穂祭)から⸢プール⸣ヌ ⸣シチ[⸢puːru⸣nu ⸣ʃi̥ʧi](豊年祭の期間)に入っているといわれている。昔の人々は⸢豊年祭をするために生きているんだ」と言われたという。島で最も盛大な祭りである。対岸の西表島からも、この祭りを見学するために傭船して来たものである。稲や粟の収穫後、神に対する感謝と来年の豊作を祈願する祭りで、旧暦6月のミ⸢ジニー[mi⸢ʤiniː](壬)に⸢ピュール⸣トゥリ[⸢pjuːru⸣turi](日取り{EOS}「日和取り」の義)して行われた。昔は、ム⸢トゥサカ⸣サ[mu⸢tusaka⸣sa](友利御嶽の司)を中心にして各御嶽の司やティ⸢ジリ⸣ビー[ti⸢ʤiri⸣biː](男性神職者)が集まって祭りの日取りをし、それを⸢スー⸣ダイ[⸢suː⸣dai](「総代」の義{EOS}部落会長に相当する人)に伝え、それをブ⸢ラクゾーカイ[bu⸢rakuʣoːkai](部落常会)にかけて決定した。サ⸢キピュール[sḁ⸢kipjuːru](上旬の日和{EOS}「先日和」の義)と⸣アトゥピュール[⸣ʔatupjuːru](下旬の日和{EOS}「後日和」の義)を司の方々が用意して部落の役員に提案し、稲穂の⸢ウーミ⸣グワイ[⸢ʔuːmi⸣guwai](完熟度{EOS}⸢熟れ具合」の義)を勘案して部落常会で日程を決定したのである。豊年祭の日程が決まると、部落レベルや家庭レベルにおいても、それへ向けての諸準備がなされた。司の⸣アッパー[⸣ʔappaː](お祖母さん)たちは各自の⸣ウガン[⸣ʔugaŋ](御嶽{EOS}「お願」の義)へ参拝し、⸢プー⸣ルの日程を報告して御嶽の掃除を始めた。各家庭では、⸢プー⸣ルスコール[⸢puː⸣rusu̥koːru](豊年祭の準備)として、ム⸢チマイ[mu⸢ʧimai](糯米)を精白し始めた。庭の木陰でニ⸢ブ⸣ク[ni⸢bu⸣ku](ニクブク{EOS}藁を編んで作った敷物{EOS}稲藁でカーペットのように編んだ敷物{EOS}稲掃き蓆)を敷いて、イ⸢ニ⸣ピキ[ʔi⸢ni⸣pi̥ki](米擂り{EOS} uby{籾摺}{モミ|スリ})をしたり、シ⸢キ⸣ウシ[ʃi̥⸢ki⸣ʔuʃi](搗き臼)を並べて、二人一組、三人一組になって uby{糯米}{モチ|ゴメ}を uby{搗}{ツ}いて uby{精白}{セイ|ハク}した。これが⸢プールシゥカイ⸣バー[⸢puːrusï̥kai⸣baː](豊年祭用の糯米)となる。⸢プール⸣ムチ[⸢puːru⸣muʧi](豊年祭の餅)に使う米のことである。豊年祭の一週間前になると、餅を包むのに用いるバ⸢サン⸣パー[ba⸢sam⸣paː](芭蕉の葉)やサ⸢ミヌパー[sa⸢minupaː](月桃の葉)を切りに、⸢ウイバル[⸢ʔuibaru](西表島の上原)やウ⸢ボー⸣ダ[ʔu⸢boː⸣da](西表島の住吉地区)、ニ⸢シ⸣ミジ[ni⸢ʃi⸣miʤi](西表島の住吉地区の北側)、⸢カーダ[⸢kaːda](西表島、ウ⸢ボー⸣ダの東部)あたりへ出かけた。部落では⸢スー⸣ダイ(総代{EOS}部落会長{EOS}シ⸢マム⸣チ ⸢ユームチ{SqBr}ʃi⸢mamu⸣ʧi ⸢juːmuʧi{/SqBr}<島持ち・世持ち>の義)を中心に、ヤ⸢ク⸣サ[ja⸢ku⸣sa](総代の下に西村、東村に各二名選出された村役人)、⸢ザーアタ⸣ル[⸢ʣaːʔata⸣ru](座敷係{EOS}西村、東村各二名選出)、⸢ジンバイ[⸢ʤimbai](配膳係{EOS}西村、東村各二名選出)らが神行事の諸準備を担当した。ヤ⸢ク⸣サ達は⸢プー⸣ルの四、五日前から漁に出て魚や蛸を捕り、蒲鉾やガ⸢シ⸣イズ[ga⸢ʃiʔiʣu]( uby{燻製}{クン|セイ}にした魚{EOS}⸣クバン{SqBr}⸣kubaŋ{/SqBr}< uby{神饌}{シン|セン}>)にしたり、パ⸢リタク[pa⸢ritaku](干し uby{蛸}{タコ}{EOS}「張り蛸」の義)にして準備した。ナ⸢マ⸣シ[na⸢ma⸣ʃi](刺身{EOS}「 uby{膾}{ナマス}」の義)にする魚は⸢ユードゥー⸣シの昼に漁獲した魚を用いた。⸢ゾーラキ[⸢ʣoːraki](奉納舞踊)の稽古は⸢プー⸣ルの二週間前辺りから始められた。西村は、⸣ウブシケー[⸣ʔubuʃikeː](大城家)、⸢ヨーカ⸣ヤー[⸢joː⸣kajaː](西原家)、ア⸢ザテー[ʔa⸢ʣateː](東里家)、パ⸢ナシケー[pa⸢naʃi̥keː](花城家)、⸢クシケー[⸢kuʃi̥keː](小底家)などで棒踊や⸢ゾーラキ(奉納舞踊)の練習がなされた。銅鑼を打ち、笛を吹き鳴らして、西村・東村が競争して練習した。練習風景を盗み見ようとしては、見張りの青年たちに追い返されたりした。西村の棒踊、特にル⸢クサク⸣ボー[ru⸢kusaku⸣boː](六尺棒)、サ⸢ク⸣ボー[sḁ⸢ku⸣bou](尺棒{EOS}木刀踊)などは、先輩方が厳しく技を指導された。東村のナ⸢ギナタ[na⸢ginata](長刀棒踊)は力強く、勇壮な棒踊だったので、見劣りせぬよう、ガ⸢マ⸣ク[ga⸢ma⸣ku](腰)の入れ方、腕の使い方<ため方>、力の入れ方を注意して指導した。昭和40年頃までは、昼は田畑の仕事と鰹漁業に従事し、夜は遅くまで銅鑼や笛の音を鳴らして奉納舞踊、棒踊の稽古をして、村は最高に活気付いていた。⸢ゾーラキや棒踊が⸢バング⸣バリ[⸢baŋgu⸣bari](プログラム{EOS}「番配り」の義)通りに仕上がっているかどうかを確認するため、⸣トーピン[⸣toːpiŋ](祭り当日)の二、三日前に、ス⸢クミ[su̥⸢kumi](リハーサル{EOS}「仕込み」の義)をして部分的な手直しを行い、満を持して祭り当日を迎えた。その間、西村、東村双方とも偵察を送って相手方の技を研究しあっていたことは勿論である。グ⸢サーク⸣マイ[gu⸢saːku⸣mai](五勺米)は⸢ユードゥー⸣シ[⸢juːduː⸣ʃi]の前日、ヤ⸢ク⸣サ[ja⸢ku⸣sa]二人、⸢ザーアタ⸣ル[⸢ʣaːata⸣ru]二人らによって各戸から一人当たり白米五勺ずつ徴収された。これは、⸣フダニン[⸣ɸudaniŋ](十五歳以上の男女{EOS}人頭税時代の「納税者」の義)の頭数に割り当てられたが、中には、フダニンに達しない子供の分まで、進んで納入する人もいた。昔は、⸣グシパナ[⸣guʃipana](神酒と花米)の神酒や、⸢コー⸣パナ[⸢koː⸣pana](線香と花米)の⸢カウ[⸢kau](線香{EOS}「香」の義)も徴収された。徴収されたグ⸢サーク⸣マイは友利御嶽のサ⸢カサ(司)の家の一番座に集められ、ヤ⸢ク⸣サ達によって、イ⸢チ⸣ヤマ[ʔi⸢ʧi⸣jama](五箇所の御嶽{EOS}友利御嶽、ピナイ御嶽、西堂御嶽、新川御嶽、前泊御嶽)に等分に配分された。その間、司は一番座で正座している。作業が完了した後、友利御嶽の五勺米を入れた⸢フイ⸣バ[⸢ɸui⸣ba](真茅を編んで作った穀物入れ)にだけは、バ⸢ラ⸣ザン[ba⸢ra⸣ʣaŋ]( uby{藁算}{ワラ|ザン}、五勺米の数量を示したもの)と明細書が置かれ、他の御嶽の分は袋に入れられる。五勺米が神前に並べられると、酒と肴の膳が出され、ヤクサによって五勺米の明細が読み上げられる。司によるお礼の言葉が述べられて後、ヤクサからは豊年祭が滞りなく行われるよう、お願いの言葉が交わされる。その後に各御嶽の司の家へ同様な形式で五勺米が届けられる。かくて諸準備が順調に進行し、村ヤクサの家では、⸢ユードゥー⸣シ[⸢juːduː⸣ʃi](夜を徹して行われる祈願)に用いる円形のッ⸢ス⸣ムチ[s⸢su⸣muʧi](白餅)が作られ、⸢ユードゥー⸣シを迎えた。⸢ユードゥー⸣シは、友利御嶽でサ⸢カサ[sḁ⸢kasa](司)とティ⸢ジリ⸣ビーが各家から集められたパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)を神前に供え、村役人の⸢ポー⸣ツァー[⸢poː⸣ʦaː](料理人{EOS}「包丁人」の義)によって作られた⸣ウサイ[⸣ʔusai](魚介料理{EOS}「お菜」の義)やバ⸢キサカ⸣サ[ba⸢kisaka⸣sa](脇司{EOS}司を補助する司)によって盛り付けられた⸢クームチ[⸢kuːmuʧi](供物類)をバ⸢キトゥリ⸣ブン[ba⸢kituri⸣buŋ](通い盆{EOS}供物一式を盛って持ち運ぶ長方形の盆)に入れて供え、ユ⸢ネン⸣ヌパイ[ju⸢nen⸣nupai](夕方の拝<祈願>)、ユ⸢ナカ⸣ヌパイ[ju⸢naka⸣nupai](夜中の拝<祈願>)、シ⸢トゥムティ⸣ヌパイ[ʃi̥⸢tumuti⸣nupai](朝<つとめて>の拝<祈願>)の順で、三回の祈願を夜を徹して執り行った。ユ⸢ネン⸣ヌパイ、ユ⸢ナカ⸣ヌパイ、シ⸢トゥムティ⸣ヌパイの間には、⸢ユードゥー⸣シに参加した村の有志たちと司やティ⸢ジリ⸣ビーらが三線、笛、太鼓を鳴らして歌舞をし、神を歓待するが、⸢ユードゥー⸣シが終わった早朝、司を先頭にティ⸢ジリ⸣ビーたちがミ⸢ルク⸣ウタ[mi⸢ruku⸣ʔuta](弥勒歌)を歌って友利御嶽をおりて村へ帰る。ミ⸢ルクン⸣ヤー[mi⸢rukuɲ⸣jaː](弥勒を安置、保管している家)の所まで来て神職者達は解散して各家庭に帰り、⸣トーピン[⸣toːpiŋ](祭り当日)の神行事へと移っていく。⸣トーピンの午前十時ごろ、司やティ⸢ジリ⸣ビー バキサカサたちがグ⸢サーク⸣マイ(五勺米)、パナングミ(花米)を各ピ⸢キ[pi̥⸢ki](血族集団)の御嶽へ持参して祈願する。その際、各家から司の家へ献上されたカ⸢サン⸣パームチ[kḁ⸢sam⸣paːmuʧi](芭蕉の葉で包んだ餅を5枚~7枚を一束にしたもの{EOS}⸢プール⸣ムチ{SqBr}⸢puːru⸣muʧi{/SqBr}ともいう)の中から数枚の餅を持参して供える。丁度この時間帯には友利御嶽で、⸢ヤーバンニガイ[⸢jaːbannigai](「八番祈願」の義か)が祈願される。各御嶽では、サ⸢カサやティ⸢ジリ⸣ビー、ピ⸢キの参拝者たちが各御嶽の⸢プール⸣ウタ[⸢puːru⸣ʔuta](豊年祭の歌)を uby{謡}{ウタ}う。その後、時間を見計らって友利御嶽へ行く。全員が揃うと友利御嶽の拝殿に向かって合掌し、⸢カン⸣シバ[⸢kaŋ⸣ʃiba](マーニの葉{EOS}「神芝」の義か)を頭に結び、ミ⸢チウタ[mi⸢ʧiʔuta](道歌)を歌いながら友利御嶽を下りて⸣サンシキ[⸣saŋʃi̥ki](桟敷)へと向かう。⸣サンシキでは、⸢スー⸣ダイ(総代)やムラヤクサ(村役人)達が司やティ⸢ジリ⸣ビーら神職者一行を迎えて⸣サンシキヌウタ[⸣saŋʃi̥kinu](桟敷の歌)を歌って所定の座につく。これを合図に、西村と東村のカ⸢シ⸣ラ[kḁ⸢ʃi⸣ra](旗頭)が⸢アイ⸣ザムトゥ[⸢ʔai⸣ʣamutu](旗頭が合流する地点)で合流し、桟敷へ入場する。東村のカ⸢シ⸣ラ(旗頭)を先頭にし、⸢ボーウティシン⸣カ[⸢boːʔutiʃiŋ⸣ka](棒踊人衆<臣下>)、⸢ゾーラキシンカ[⸢ʣoːrakiʃiŋka](奉納舞踊をする人衆<臣下>)を従えて進む。出演者はカ⸢シ⸣ラがトゥ⸢ニムトゥ[tu⸢nimutu](根屋{EOS}友利家と東里家)を出る時からメーキャップをし、コスチュームに身を包み、隊列を組んで笛、太鼓、銅鑼を打ち鳴らし、気勢を上げてアイザムトゥで合流し、⸣サンシキ[⸣saŋʃi̥ki]へと進んでいく。続いて西村のカ⸢シ⸣ラも同様に入場する。カシラは⸣サンシキ(桟敷)の正面の定位置に二本のポールを立てて、それに結わえておく。⸢ゾーラキや棒踊は東村、西村対抗で競演されるが、東村と西村の交代の際にはカ⸢シ⸣ラを一旦サンシキの入り口まで退場させて再入場させる。競演が終わると、最後に⸢パー⸣レー[⸢paː⸣reː]( uby{爬竜船}{ハ|リュウ|セン} uby{競漕}{キョウ|ソウ})が行われる。ゾーラキの最終演目が終わると同時に、笛が一段と高く吹き鳴らされると、銅鑼が強打され、カシラ持ちが旗頭を持ち上げ、棒踊の曲に合わせながら、東回りでサンシキの浜に移動させる。浜には二本のポールが立てられており、カシラをそれに結わえて立てておく。ポールの前には、東と西の⸢パーレー⸣フニ[⸢paːreː⸣ɸuni](爬竜船)が装飾を施されて並べてある。司たちが所定の座に着かれると、二隻のパーレーフニは漕ぎ手によって手で下げ持つようにして勢いよく海に浮かべられ、漕ぎ手たちが乗る。一旦舟を揃えてから⸢ユーアギジラマ[⸢juːʔagiʤirama](世揚げジラバ{EOS}世乞いジラバ<神歌>)を歌い、ゆっくりと舟を漕ぎまわして出発点に揃え、出発の銅鑼の合図でスタートを切る。折り返し点のブイは約200メートル沖に白旗を立ててある。この方角も、桟敷からパ⸢トゥ⸣マレー[pḁ⸢tu⸣mareː](鳩離島)の⸢パンガマイシ[⸢paŋgamaiʃi]( uby{羽釜石}{ハ|ガマ|イシ})と、ピ⸢ナイサキ[pi⸢naisaki](ピナイ崎)のマ⸢ニ⸣ツァイシ[ma⸢ni⸣ʦaʔiʃi]( uby{俎板石}{マナ|イタ|イシ})に合わせるように定められている。このブイの白旗を回る際に、トゥ⸢ム⸣ヤク[tu⸢mu⸣jaku](船頭{EOS}「艫櫂」の義)が櫂で白旗を倒すことになっている。こうしてゴールインすると、イ⸢チバン⸣ヤク[ʔi⸢ʧibaɲ⸣jaku](一番漕ぎ手)が舟から飛び降りて司の前に uby{跪}{ヒザマズキ}き、神酒を頂く。その間、浜では老若男女が入り乱れて銅鑼や太鼓を乱打し、⸢ガー⸣リ[⸢gaː⸣ri](応援合戦{EOS}「自慢合戦」の義か)をする。これが済むと、⸢ユーアギジラマ[⸢juːʔagiʤirama]と⸢パイミジラ⸣マ[⸢paimiʤira⸣ma](早めジラバ)を漕ぎ手と応援団が一緒に歌い、旗頭を先頭にして桟敷へ戻り、東西のトゥニムトゥ(根元屋)へと分かれていく。桟敷では⸣サンシキヌ ⸣ウタ[⸣saŋʃikinu ⸣ʔuta](桟敷の歌)を歌い、それから⸢アイ⸣ザムトゥ[⸢ʔai⸣ʣamutu](合流点{EOS}「あひざ<会い座元>」の義か)へ戻って「別れの歌」、⸢アイ⸣ザムトゥウタ[⸢ʔai⸣ʣamutuʔuta](アイザムトゥ歌)を歌って東西のトゥ⸢ニムトゥ(根元屋{EOS}旗頭を保管している家)へ帰る。トゥ⸢ニムトゥ(根元屋)ではトゥ⸢ニムトゥヌ⸣ウタ[tu⸢nimutunu⸣ ʔuta](根元屋の歌)と⸢サンバー⸣レー[⸢sambaː⸣reː]が歌われて儀式を終える。一方、漕ぎ手達は⸢パー⸣レー[⸢paː⸣reː](爬竜船)の船元家に集まり、フ⸢ナム⸣トゥ[ɸu⸢namu⸣tu](船元の歌)を歌ってトーピンの儀式の総てを終了する。⸢プー⸣ルの三日目は、シ⸢ナ⸣ピキ[ʃi⸢na⸣pi̥ki](綱引き)である。綱引きの当日、午前中に、サ⸢カサ[sḁ⸢kasa](司)、ティ⸢ジリ⸣ビー[ti⸢ʤiri⸣biː](男性神職者)、バ⸢キサカ⸣サ[ba⸢kisaka⸣sa](脇司)らは⸣ウガン[⸣ʔugaŋ](御嶽)に行き、祈願をして帰りに友利御嶽の司の家で歌や三線で神遊びをして待機する。一方、青年達は午前中より綱の準備や旗頭の準備をする。各戸から徴収した uby{稲藁}{イナ|ワラ}を使って uby{藁縄}{ワラ|ナワ}を uby{綯}{ナ}い、それを数本縒り合わせて太い綱をつくる。シ⸢ナヌ⸣ミン[ʃi⸢nanu⸣miŋ](綱の耳)は稲藁を巻き込んで直径約30センチの太さにつくり、そこから約20メートルほどは直径約20センチの太い綱に作る。太い綱からは枝綱を多く出して、綱を引きやすいように工夫した。旗頭の伝統的なものと異なり、綱引きの日のカシラはデザインも形も毎年新しく工夫された。鰹漁船の工場からはカツオをかたどったカシラも出された。午後3時頃になると、⸣サンシキにおいては司やティ⸢ジリ⸣ビーらが所定の座につき、村の有志たちも所定の座にすわる。と同時に銅鑼の早打ちが始まり、それを合図に⸢ヒーヤユイ⸣サ[⸢çiːjajui⸣sa]の掛け声があがり、東村、西村入り乱れて乱舞する。巻き踊のように、ひとしきり乱舞があり、銅鑼の合図で旗頭が東西に分かれた後、コスチュームに身を固め、前列に木刀(剣)を持った婦人(2名)、二列に⸢ザイ[⸢ʣai]( uby{麾}{キ}{EOS} uby{幣帛}{ヘイ|ハク}{EOS}ザイ)もった婦人(2名)、三列にタイ⸢コー⸣マ[tai⸢koː⸣ma](小太鼓)を持った婦人(2名)、その後に数人の合唱隊よるイ⸢ジックナー[ʔi⸢ʤikkunaː](口合戦{EOS}「言い競い」の義)が始まる。一種の「土地誉め」競争で、東村、西村の合唱隊は向かい合って、村の自慢を単調な曲にのせて謡い uby{囃}{ハヤ}す。小太鼓の音に合わせて謡い、曲に合わせて体を前後にゆすりながら両手を下ろしたり、戻したりする動作を繰り返す。前列の女性は両手で剣を小さく振りながら東西より5、6歩前進してきて剣と剣を切り結び、くるっと回って原隊へ戻る動作を繰り返す。こうして⸢イジックナーが終わると、次に⸢ガーリ⸣ウタ[⸢gaːri⸣ʔuta](囃し歌{EOS}「自慢歌」の義か)が歌われ、シ⸢ナ⸣ピキ[ʃi⸢na⸣pi̥ki](綱引き)に移る。綱引きは一回と二回は簡単に引いて本番に移る。本番は、先ず、シ⸢ナヌ⸣ミン[ʃi⸢nanu⸣miŋ](綱の耳{EOS}雄綱と雌綱を合わせるところ)を寄せることから始まる。西村からは戸板に乗った女性が鎌を持って身構え、男達に担がれてゆっくりと進み出る。東村からは、長刀を持った男性が身構え、同じく戸板に乗って銅鑼の音に合わせてながらゆっくりと進み出る。東西の綱が合体した所まで進むと、双方とも身構えを解き、東村から五穀の入った籠が手渡され、西村からは、それを受けて神酒を手渡す。この儀式が済むと西村の女性は鎌と鎌の刃を打ち鳴らして再び身構える。東村の男性も長刀を斜め下に身構え、双方とも急いで退場する。そして本番の綱引きが行われる。本番の綱引きには司もティ⸢ジリ⸣ビーも参加する。東村は人口も多く、強力ではあるが、大綱は一旦は東へ引かせても、最後は西村の方へ引き寄せ、世果報を予祝するのが慣例である。これは⸢パー⸣レー(爬竜船競漕)でも同様で、⸢ユーアギジラマの歌詞の中に構造的に西村が勝つ仕組みが隠されている

ミチウタ [mi⸢ʧiʔuta] (名)

  • 道行の歌。{Mn_1}豊年祭の道歌。豊年祭の⸣トーピン[⸣toːpiŋ](当日)、午後一時頃になると各⸣ウガン[⸣ʔugaŋ](御嶽{EOS}お願)にいたピ⸢キ[pi̥⸢ki](血族)の者が、⸢マイドゥマ⸣ルウガン[⸢maiduma⸣ruʔugaŋ](前泊お願)のヒキの者はピ⸢ナイ⸣ウガン[pi⸢nai⸣ʔugaŋ](鬚川お願)へ行き、そこのヒキと合流して⸢ウイヌ⸣ウガン[⸢ʔuinu⸣ʔugaŋ](友利御嶽<お願>)へ行く。各お願を出発する際は、鼓の音に合わせて各お願の歌を歌う。ア⸢ラ⸣カーウガン[ʔa⸢ra⸣kaːʔugaŋ](新川お願)のヒキの者は直接友利お願へ向かう。友利お願の前で待ち合わせ、揃って友利お願の中へ入るが、その際、友利お願のピキの者と向かい合って「ウブトゥムル」(大友利御嶽)の歌をうたう。この歌を歌い終えてから一同は⸢パイ⸣ディン[⸢pai⸣diŋ](拝殿)に進み、司やティジリビなどの神職者の後に uby{蹲踞}{ソン|キョ}し、拝殿に向かって uby{合掌礼拝}{ガッ|ショウ|レイ|ハイ}する。その後⸢マー⸣ニ(クロツグ)の若葉を80本ほど神前に捧げて祈願し、これを⸢カン⸣シバ[⸢kaŋ⸣ʃiba](神芝)とし、2、3本を繋いで集まった人々の頭に結わえさせる。その後に、次のミ⸢チウタ[mi⸢ʧiʔuta](道歌)を歌いながら⸣サンシキ[⸣saŋʃiki](桟敷)へと下りてくる。1連/ヘイヤー パトゥマユーヌ ホー ナウラバ ヘイヤー トゥムルユーヌ ミキラバ/(ヘイヤー<囃子>鳩間村<世>がホー<囃子> 豊作になる<稔る>と ヘイヤー 友利御嶽神様の統べる村が実ると)、2連/ヘイヤー タルトゥユドゥ ティユマス ヘイヤー ジリトゥユドゥ ナトゥラス/(ヘイヤー<囃子>誰と供にぞ鳴響ます ヘイヤー どなた<何れの者>と供にぞ ホー 轟かす<名を轟かそう>か)。3連/ヘイヤー マブルシュードゥ ホー ティユマス ヘイヤー ウヤガミドゥ ホー ナトゥラス/、4連/ヘイヤー マブルシューヌ ホー アトゥンヤー ヘイヤー ウヤガミヌ ホー アトゥンヤ ー/、5連/ヘイヤー サカサキャードゥ ホー ティユマス ヘイヤー ティジリキャードゥ ホー ナトゥラス/、6連/ヘイヤー サカサキャーヌ ホー アトゥンニャーヘイヤー ティジリキャーヌ ホー アトゥンニャー/、7連/ヘイヤー ユムチキャードゥ ホー ティユマス ヘイヤー シマムチャードゥ ホー ナトゥラス/、8連/ヘイヤー ユムチキャーヌ ホー アトゥンヤー ヘイヤー シマムチャーヌ ホー アトゥンヤー/、9連/ヘイヤー バガケーラドゥ ホー ティユマス ヘイヤー ユスケーラドゥ ホー ナトゥラス/『鳩間誌』p.43。

アギカウ [ʔa⸢gikau] (名)

  • 供えの香。「上げ香」の義。⸢アギ[ʔa⸢gi]は、「Ague,ru,eta.アゲ、グル、ゲタ(上げ、ぐる、げた)~身分の高い人にさし上げる、奉る。」『邦訳日葡辞書』の転訛したものか。仏前に供えたウ⸢ティン⸣ガビ[ʔu⸢tiŋ⸣gabi](打ち紙{EOS}紙銭)を焼く際に、長男家の分、分家からの分、嫁いだ娘達からの分のように順次線香を焚き、フ⸢チカザル[ɸu̥⸢ʧikaʣaru](口で唱える)をして焼き上げる。紙銭などの案内のために焚く香。
  • Example phrases
    • ア⸢ギカウ⸣ シキ ⸣タティティ ウ⸢ティン⸣ガビ ⸣アビ ⸢オーシ⸣バ
      [ʔa⸢gikau⸣ ʃi̥ki ⸣tḁtiti ʔu⸢tiŋ⸣gabi ⸣ʔabi ⸢ʔoːʃi⸣ba]
      (上げ香を焚いて紙銭を炙って<焼いて>差し上げなさい)

アシゥカウン [⸢ʔasï̥kauŋ] (他動)

  • {Mn_1}扱う。操作する。あやつる。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ⸣ キカイ ⸢アシゥカイシェー⸣ プ⸢ソー ブン⸣カヤー
      [ku⸢nu⸣ ki̥kai ⸢ʔasï̥kaiʃeː⸣ pu̥⸢soː buŋ⸣kajaː]
      (この機械を操作<扱う>できる人はいるかね)
    • カ⸢リンデー⸣カー ⸢アシゥカウン⸣ パジ⸢ダー
      [ka⸢rindeː⸣kaː ⸢ʔasï̥kaum⸣ paʤi⸢daː]
      (彼なら操作できる<扱う>はずだよ)
    • ⸢アシゥカイ⸣ ミサカー ⸢バン⸣ヌン ⸢アシゥカウ⸣ クトー ナルン⸢ダー
      [⸢ʔasi̥kai⸣ misakaː ⸢ban⸣nuŋ ⸢ʔasi̥kau⸣ ku̥toː narun⸢daː]
      (操作してよければ私も操作することは出来るよ)
    • ⸣ドゥーシ ⸢アシゥカイヤー⸣ ミサムヌ
      [⸣duːʃi ⸢ʔasi̥kaijaː⸣ misamunu]
      (自分で操作すればいいのに)
    • ⸢ワー⸣ ドゥーシ ⸢アシゥカイ⸣バ
      [⸢waː⸣ duːʃi ⸢ʔasi̥kai⸣ba]
      (君自身で操作しなさいよ)

アシゥカウン [⸢ʔasï̥kauŋ] (他動)

  • {Mn_2}あしざまに使う。酷使する。扱き使う。いじめる。「あつかう」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸣ウカ パ⸢ライユーサ⸣ン ⸢ベー⸣ティ ⸢ウン⸣ネナー ウ⸢カ⸣ヌ ⸣ミーティ ⸢シー⸣ スズー⸢コ アシゥカーレン⸠ダー
      [⸣ʔuka pa⸢raijuːsa⸣m ⸢beː⸣ti ⸢ʔun⸣nenaː ʔu⸢ka⸣nu ⸣miːti ⸢ʃiː⸣ suʣuː⸢ko ʔasï̥kaːreːn⸠daː]
      (借金を払えないので、その家で借金の形にひどく扱き使われたのだよ)

アバッカウン [ʔa⸢bakkauŋ] (自動)

  • 溢れる。「あふる(溢る)、下二」の転訛したもの。老年層は、ア⸢バウン[ʔa⸢bauŋ](溢る)ともいう。
  • Example phrases
    • ア⸢ザン⸣カー サ⸢バン⸣ヌ ア⸢バッカウン⸣ケン ⸣サー ⸢サウンダ⸣ ア⸢バッカーン⸣ヨーニ ⸢サーシ⸣バ
      [ʔa⸢ʣaŋ⸣kaː sa⸢ban⸣nu ʔa⸢bakkauŋ⸣ken ⸣saː ⸢saunda⸣ ʔa⸢bakkaːsaŋ⸣joːni ⸢saːʃi⸣ba]
      (言わないと茶碗が溢れるほど茶を注ぐから、溢れさせないように注がせなさいよ)

アンナイヌカウ [⸢ʔannai⸣nu ⸢kau] (連)

  • 「案内の香」の義。祈願の始めに神様にお取次ぎを願うための線香。先ず3本、12本の線香を焚いて、神様へお取次ぎの⸢カン⸣フチ ニ⸢ガイ⸣フチ[⸢kaŋ⸣ɸu̥ʧini⸢gai⸣ɸu̥ʧi](神口、願い口)を唱える際に焚く線香。
  • Example phrases
    • ⸢カンヌ⸣マイ ⸢ニン⸣ガイ ⸢ソー⸣ル ⸣バソー ヤー⸢ディン アンナイ⸣ヌ ⸢カウヤー⸣ タ⸢ティ⸣ソーッタ
      [⸢kannu⸣mai ⸢niŋ⸣gai ⸢soː⸣ru ⸣basoː jaː⸢diŋ ʔannai⸣nu ⸢kaujaː⸣ tḁ⸢ti⸣soːtta]
      (神前に祈願をされる場合は、必ず案内の香を焚いて立てられた)

イツァカウ [ʔi⸢ʦa⸣kau] (名)

  • 板香。伝統的な沖縄の線香。板のように平たい線香で、一枚に六本の線香が押し固められているもの。ウ⸢キナー⸣カウ[ʔu⸢kinaː⸣kau](沖縄香)ともいう。束になったものは⸢タイ⸣コー[⸢tai⸣koː](「焚き香」の義か)という。巾約1、4センチ、長さ約14センチの板状に6本の線が入った線香。板香一枚をプ⸢ス⸣カー[pu̥⸢su⸣kaː]といい、6本の線香と計算される。鳩間島では神事、仏事で使われ、神迎えには3本(二分の一枚)、願いつけには12本(二枚<フタカー>)、御礼の祈願には24本(四枚<ユーカー>)を香立てした。
  • Example phrases
    • ⸢カンヌ⸣マイヤ イ⸢ツァカウ⸣バ ⸣シキ タ⸢トーッタ⸣ヌ ウ⸢ヤプスン⸣マイヤ イ⸢ツァ⸣カウン タ⸢キカウン⸣ シ⸢キ⸣ソーッタ
      [⸢kannu⸣maija ʔi⸢ʦakau⸣ba ⸣ʃi̥ki tḁ⸢toːtta⸣nu ʔu⸢japusum⸣maija ʔi⸢ʦa⸣kaun tḁ⸢kikauŋ⸣ ʃi̥⸢ki⸣soːtta]
      (神様の前には板香を焚かれたが、先祖の前には板香も竹香も焚かれた)

イリカウン [ʔi⸢rikauŋ] (他動)

  • 入れ替える。「入れ・替ふ<下二段活用>」の四段活用化したもの。
  • Example phrases
    • フ⸢クル⸣ヌ ナ⸢カミ⸣ー イ⸢リカイティ ム⸢タ⸣シバ
      [ɸu̥⸢kuru⸣nu na⸢ka⸣miː ʔi⸢rikaiti⸣ mu⸢ta⸣ʃiba]
      (袋の中身を入れ替えて持たせてやりなさい<持たせなさい>)

ウーピカイヌカウ [⸢ʔuːpikai⸣nu ⸢kau] (連)

  • 祈願の際に神降ろしのために焚く線香。板香を半分に割ったものを三本焚く。
  • Example phrases
    • ⸢ウーピカイ⸣ヌ ⸢カウ ミームトゥ⸣ シキ ⸣タティ ⸢オーシ
      [⸢ʔuːpikai⸣nu ⸢kau miːmutu⸣ ʃi̥ki ⸣tati ⸢ʔoːʃi]
      (神降ろしの祈願の線香三本に火をつけて立てて差し上げなさい)

ウキナーカウ [ʔu⸢kinaː⸣kau] (名)

  • 沖縄線香。沖縄線香には、イ⸢ツァ⸣カウ[ʔi⸢ʦa⸣kau](板香)とタ⸢キカウ[tḁ⸢kikau](竹香)がある。
  • Example phrases
    • ⸢カンヌマイ⸣ヌ ⸢ニンガイ⸣ヤー イ⸢ツァ⸣カウシル ⸢ソー⸣ル
      [⸢kannumai⸣nu ⸢niŋgai⸣jaː ʔi⸢ʦa⸣kauʃiru ⸢soː⸣ru]
      (神様の前の祈願は<願いは>板香で<ぞ>祈願なさる)

カウ [⸢kau] (名)

  • 香。線香。神前、仏前に祈願するときに焚く。イ⸢ツァ⸣カウ[ʔi⸢ʦa⸣kau](板香{EOS}幅約1,2センチ、長さ約15センチ、厚さ約1,5ミリの黒色の板状の線香)、⸢ピーマチカウ[⸢piːmaʧikau](「日待ち香」の義か{EOS}長時間焚く必要のあるときに用いる香)、タ⸢キカウ[ta⸢kikau](竹香{EOS}竹ひごを線香にしたもの)などがあり、沖縄在来の線香といわれている。ヤ⸢マトゥ⸣カウ[ja⸢matu⸣kau](大和香)はあまり使わなかった。普通は線香3本を焚いて祈願するが、重要な祈願ではイ⸢ツァ⸣カウ(板香)を3枚、または5枚重ねて焚くことがある。
  • Example phrases
    • ⸢カウワー⸣ シキ ⸣タティティ カ⸢ラティヤーンツァン⸣ ウ⸢サーシティル⸣ パ⸢ラリ⸣ル
      [⸢kauwaː⸣ ʃi̥ki ⸣tḁtiti ka⸢ratiːjaːnʦaŋ⸣ ʔu⸢saːʃitiru⸣ pa⸢rari⸣ru]
      (線香を点け立てて、<供物がないので>せめて空の手でも合わせて<ぞ>帰ることにしよう<行かれる>)
    • ⸢カウワーンツァン⸣ シキ ⸣タティティル パ⸢ラ⸣リル
      [⸢kauwaːnʦaŋ⸣ ʃi̥ki ⸣tḁtitiru pa⸢rari⸣ru]
      (線香だけでも焚いて立てて行こう<立ててぞ行かれる>)

カウリ [⸢kauri] (副)

  • 特に。特別に。普通と違って。強調表現。「他人と変わって」の義から意味派生したもの。
  • Example phrases
    • ⸢ウンヌ⸣ ピンマー ⸢カウリ⸣ ナ⸢キ ベータン⸣ドゥ バ⸢タ⸣ヌ ⸣ヤミ ブ⸢レー⸣ル⸢ナー
      [⸢ʔunnu⸣ pimmaː ⸢kauri⸣ na⸢ki beːtan⸣du ba⸢ta⸣nu ⸣jami bu⸢reː⸣ru⸢naː]
      (あの時は特にひどく泣いていたが、お腹が痛かったんだろうねえ)
    • ウ⸢レー カウリ⸣ サ⸢キ⸣ ヌム⸢ツォー
      [ʔu⸢reː kauri⸣ sḁ⸢ki⸣ numu⸢ʦoː]
      (あれ<彼>は異常に<他人と変わって非常に>酒を飲むんだよ)
    • ク⸢ヌ⸣ ッ⸢ふァー カウリ⸣ ム⸢ニ⸣ユムン
      [ku⸢nu⸣ f⸢faː kauri⸣ mu⸢ni⸣ jumuŋ]
      (この子は他人と変わって非常によく喋る<非常におしゃべりで、よく他人の悪口をいう>)

カウリドゥスー [⸢kauridu suː] (連)

  • 異常に~する。やたらと~する。「普通と変わって<ぞ>~する」の義。動詞の連体形を修飾して⸢異常に~する」の意味を表す。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー カウリドゥ⸣ タ⸢バ⸣ク ⸣フク
      [ʔu⸢reː kauridu⸣ ta⸢ba⸣ku ⸣ɸu̥ku]
      (彼は異常に煙草を吸う<ヘビースモーカーである>)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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かう飼う

(Common Godan verb, transitive)

  1. To keep (a pet or other animal); To raise; To have; To own; To feed

かう買う

(Common Godan verb, transitive)

  1. To buy; To purchase

  1. To value; To have a high opinion

  1. To stir; To provoke

かう支う

(Godan verb, transitive)

  1. To support or prop up

かう交う

(Godan verb)

  1. To take turns; To mingle together

カウ

(Noun)

  1. Automatically responding with an upload slot to someone who allows you to download (e.g. in P2P systems)
    Abbreviation