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Define ある aru Meaning アル

Displaying results for ある (aru・ある・アル) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

あん【有ん・在ん】

(Verb, auxiliary) To be, to exist, there is, to have

Ryukyu (Amami: Koniya)

あルきゅム【歩く】

(Verb) To walk

Ryukyu (Okinawa)

かないん【適いん・叶いん・敵いん】

(Verb) To be in good health, to be strong; to like, to favour; to come true, to be fulfilled; to rival

Ryukyu (Okinawa)

はごーさん

(Sa-Adjective) Dirty, filthy; ticklish

Ryukyu (Okinawa)

たーちまちゃー【二ち巻ちゃー】

(Noun) A person with a double hair whorl

Ryukyu (Okinawa)

たーちまちゅー【二ち巻ちゅー】

(Noun) A person with a double hair whorl

Ryukyu (Okinawa)

たーちまーちゃー【二ち巻ちゃー】

(Noun) A person with a double hair whorl

Ryukyu (Okinawa)

たーちまーちゅー【二ち巻ちゅー】

(Noun) A person with a double hair whorl

Ryukyu (Okinawa)

あっちゃー【歩っちゃー】

(Noun) Walker, person who walks

Ryukyu (Okinawa)

あっちゅん【歩っちゅん・歩ちゅん】

(Verb) To walk, to stroll; to go out; to live healthy

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

アル aru (?aru) ⓪ 連体

  1. 或る。文語的な語。~tira.或る寺。普通はnuuganaNdiru tira.とかmaaganaNdiru tira.などという。

ファル faru (hwaru) ⓪ 名

  1. haru(春)の古語。

ハル haru (haru) ⓪ 名

  1. 畑。主として畑をさすが,畑よりも広義。耕地。田畑。~?aQcuN.農業をする。
  2. 墓。墓(haka)を忌んでいう語。~kai ?icuN.イ.畑に行く。ロ*.墓に行く。墓に参る。ハ.死ぬ。忌んでいう語。~nu ?arabi.墓のたたり。墓の故障など。墓の故障は子孫に凶事があるとの警告とされる。

ハル haru (haru) ⓪ 名

  1. 春。hwaruとも発音される。春の季節感がないので,口語ではあまり用いない。

マル maru (maru) ① 名

  1. まん丸。完全な丸。

マル maru (maru) ① 名、接頭

  1. (名)まる。円。円形。
  2. (接頭)イ.円形のものの意。marubuN(丸盆),maru?uziN(丸い御膳)など。ロ.全体・すっかりなどの意。maru?Nzasi(まる出し)など。

サル saru (saru) ⓪ 名

  1. 猿。口語はsaaru。kunu~ja tooSee guzuuhaci, kiramakara 'watati kutusi zuuguniN.[この猿や当歳五十八慶良間から渡て今年十五年(花売之縁)]この猿は当歳58歳で,慶良間島から渡って,ことしで15年。(猿回しの口上)

サル saru (saru) ⓪ 名

  1. 申(さる)。十二支の第九。時刻は午後4時。方角は西南西。

タル taru (taru) ⓪ 名

  1. 樽。saataadaru(黒砂糖をつめる樽)など。

タル taru (taru) ① 名

  1. 誰。~ju ?uramituti nacuga hamaciduri ?awaN Cirinasaja 'wamiN tumuni.[誰よ恨めとて鳴きゆが浜千鳥会わぬつれなさや我身も共に]誰を恨んで鳴くか浜千鳥よ,死んだ子に会えない悲しさは,わたしもいっしょだ。

アルミ arumi (?arumi) ⓪ 名

  1. 有銘。«地»参照。

ダルー daruu (daruu) ① 名

  1. だらしのない者。だらけ者。また,いくじなし。daraaともいう。

マール maaru (maaru) ① 名

  1. 回り。周囲。maaiともいう。'jaanu~.家の周囲。
  2. 番。順番。'waamaaru.わたしの番。

マルー maruu (maruu) ① 名

  1. 丸い物。円形・球形のもの。

サール saaru (saaru) ⓪ 名

  1. 猿。昔は野生の猿はいなかったであろう。文語はsaru。その項参照。
  2. 猿まねをする者。人まねをする者のあだな。

アッタル attaru (?aQtaru) ⓪ 連体

  1. 惜しい。手離せない。~?uhu?iju hwiNgaci ?icasataN.惜しい大きな魚を逃がして残念だっだ。

チャール chaaru (caaru) ① 連体

  1. どんな。~'wakiga.どんなわけか。~?aNbeega.どんな按配か。

ダルミ darumi (darumi) ⓪ 名

  1. 関節。~nu'jootooN.関節が弱っている。

ハルビ harubi (harubi) ⓪ 名

  1. 馬の腹帯。harabiともいう。

イチャル icharu (?icaru) ① 連体

  1. いかなる。口語はcaaru。~kutu ?atuti tumeti cicaga.[いきやる事あとてとめてちちやが]どんな事があって尋ねて来たか。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

ある 【有る・在る】

Phrases

  • ~だけ ʔaruʔuppi,ʔaruʔussa
  • ~だけですます人 ʔaruʔuppii
  • ~もの全部(~もの無いもの,ありったけ) ʔarukashiruka,ʔarumuNneeNmuN,takitutuumi,→のこらず
  • ありそうである jushee neeN
  • ありもしないこと ʔarajaraNkutu
  • で~→である

ある 【或る】

あるく 【歩く】

Phrases

あるじ 【主】

あるいは

あるきはじめ 【歩きはじめ】

である

See also

であるく 【出歩く】

See also

ながあるき 【長歩き】

はつあるき 【初歩き】

See also

ひとりあるき 【一人歩き】

みがるである 【身軽である】

See also

あやふやである

おあるきになる 【お歩きになる】

See also

きゃしゃである

どりょうがある 【度量がある】

See also

ひんばんである 【頻繁である】

See also

ふつつかである

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

あるうっさ/あるうっぴ

  • ありったけ
  • Example phrases
    • あるうっさ むる むっち っんぢ ぬーん ぬくてー をぅらん。
      (ありったけ持って行って何も残ってはいない)

あるかしるか

  • いっさいがっさい
  • Example phrases
    • くぬめーぬ とーほくぬ しがりなめー ふにん、やーん、くるまん、きーん あるかしるか むる むっちはち ねーん。
      (この前の東北の津波は船も家も車も木もいっさいがっさいすべて持ち去ってしまった)

あん

  • ある
  • Example phrases
    • あいにどぅ くばめーゆる。
      (有るときにこそ節約する)
    • あれー あいぐぇー、ねーんだれー ねーんくらし っやーや いちまでぃ すが?
      (有れば有るだけ食べ、無ければ無いままの暮らしをあなたはいつまでするのか)

うむ やー

  • 好きな人、思いやりのある人
  • Example phrases
    • くねーだ へいわどーり まじゅん あっちょーたしぇー わん うむやーぐゎー やたさ。あれー いっぺー っちゅ うむやー どー。
      (この間平和通りを一緒に歩いていたのは私の好きな女性だったんだよ。その人はとても思いやりあるよ)

うや がかい

  • 親の庇護の下にあること
  • Example phrases
    • っうぃーぬ がっこーん うわたしが、うぬ とぅし なてぃん なーだ うやがかい そーん。
      (大学も終わったのに、その年になってもまだ親の世話を受けている)

かっ ぱやー すん

  • (水分が抜けて)皮張りの状態である
  • Example phrases
    • みーら んでぃいーしぇー かっぱやー そーん やー。
      (ミイラというのは皮膚が乾燥して皮張りの状態だね)

かないん (かなたん、かならん、かなてぃ)

  • 叶う、達者である
  • Example phrases
    • にげーぐとぅぬ かなてぃ ゆるっとぅ なとーん。
      (願い事がかなって安堵している)
    • あぬ うかたー くんじゅーん あまてぃ わかってーんぐゎーっし なーだ かなとーみしぇーさ やー。
      (あの方は90歳も過ぎて若々しくてまだ達者でいらっしゃるね)
    • あれー くちびけーん かなてぃ ぬーん わからん どー。
      (あの人は口だけが達者で何もわからないよ)

かみ あしゃぎ

  • 村の神を祭ってある建物
  • Example phrases
    • むらぬ うかみがなしーぬ めんしぇーる かみあしゃぎぬ めーんかい かみんちゅぬ むる すりてぃ むらうくしぬ まちり すん。
      (村の神様がいらっしゃる建物の前で神人がみんな集まって村興しの祭りをする)

さー だか っんまり

  • 霊力のある者
  • Example phrases
    • さーだかっんまれー てぃーに とぅららん くとぅん ちちゃい んーちゃい する くとぅぬ ないん。
      (神通力のある人は手に取れないことも聞いたり見たりすることができる)

しぷー だき

  • 弾力性のある竹
  • Example phrases
    • ちんぶこー んかしぇー しぷーだき ちかとーたしが、なまー ちからん なとーん。
      (釣り竿は昔は弾力性のある竹を使っていたが、今は使わなくなっている)

じんぶん むちゃー (じんぶん たからー〈神童〉)

  • 知恵のある者
  • Example phrases
    • くーさる ばすねー じんぶんむちゃー、じんぶんたからーんでぃ いらっとーてーまん ぬーんくぃーん ないんふーなー しーねー、あとぅあとー てーげーぬ っちゅ ないん。
      (幼少の頃には知恵があるとか、神童とか呼ばれていたとしても、何でもできるかのようにしていると、終いには凡人になる)

たーち まちゃー

  • つむじが2つある者
  • Example phrases
    • たーちまちゃーや うーまくー やんでぃ。うぃきがわらび やいねー、いぢりむん ないんでぃ。
      (つむじが2つある者はわんぱくだって。男の子であれば、勇敢な人になるって)

たち くんぱい すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 立ちっぱなしである
  • Example phrases
    • わかさる とぅちから たちくんぱい する わじゃ やたくとぅ、とぅし とぅたくとぅ よーみ いっちょーっさ。
      (若い時から立ちっぱなしでする仕事だったので、歳をとったので弱くなっている)

とぅく むち

  • 徳のある者
  • Example phrases
    • くぬ っちょー くじ やふぁらー やくとぅ、とぅくむち やさ やー。
      (この人はくじ運が強いので、徳のある人だね)

とぅゆまりーん (とぅゆまりたん、とぅゆまりらん、とぅゆまりてぃ)

  • 評判である
  • Example phrases
    • しきん とぅゆまりーる ちゅらうぃなごー いちぬ ゆーやてぃん っんまりてぃちゅーん。
      (絶世の美女はいつの時代でも産まれてくる)

ばち くゎいん (〜くゎたん、〜くゎーん、〜くゎてぃ)

  • 幸運である
  • Example phrases
    • あん やれー っやーや ばちくゎとーっさー。
      (そうであればあなたは幸運だよ)

みー うびーん (〜うびたん、〜うびらん、〜うびてぃ)

  • 見覚えがある
  • Example phrases
    • あぬ っちょー みーうびーぬ ねーらん、
      (あの人は見覚えがない)
    • くぬ あかぢん みーうびとーみ?
      (この赤シャツに見覚えがあるか)

やから/やからむん

  • しっかり者、頼りがいがある者
  • Example phrases
    • っやーや やから やさ。
      (あなたはとてもしっかり者だね)
    • うみから いゆ とぅいねー たんかーまんかーんかい はぢくぃたい むらぬ くとぅんかい いち やてぃん ちからかしー するぐとぅ やからむん やてぃ、「いちまん うみやからー」んでぃ ゆばっとーたる うぃきがぬ をぅたん。
      (海から魚を採ったら隣り近所に配ってくれたり、村のことにいつでも協力するようなしっかり者で、「糸満海やからー」と呼ばれていた男がいた)

やとぅ まぎさん

  • 巨大である

あたらさん

  • 大切である
  • Example phrases
    • むのー あたらさっし ちかいねー、いちまでぃん ちかーりーん。
      (物は大切に使うと、いつまでも使える)
    • っちょー たーんでぃ いらんぐとぅ あたらさ しー よー。
      (人は分け隔てなく大切にしなさいよ)
    • ゐんぬ あてぃどぅ どぅしん なとーる はじ やくとぅ、どぅしぇー あたらさっし ふぃらてぃいちゅし やん。
      (縁があってこそ友になっているはずなので、友は大事にしてつき合っていくものだ)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アーガチャー [⸢ʔaːga⸣ʧaː] (名)

  •  (動)魚の名。和名、イロブダイ(雄)。その雌魚は⸣ミーハガー[⸣miːhagaː]という。ブダイ科の魚。体長60~80センチに成長するものがいる。普通は体長40~50センチのものが多く網にかかる。白身の魚肉は淡白な味であるが、刺身にして、その肝を味噌和えにしてミカン(九年母)の汁をかけて食すると美味である。また、蒲鉾の素材としても重宝されている。
  • Example phrases
    • ⸢アーガチャー⸣ヌ ピ⸢サー⸣ ウ⸢コー⸣シティ ナ⸢マ⸣シ ⸣キシバ
      [⸢ʔaːgaʧaː⸣nu pi̥⸢saː⸣ ʔu⸢koː⸣ʃi̥ti na⸢ma⸣ʃi ⸣ki̥ʃiba]
      (イロブダイを三枚おろしにして<平を起こして>刺身にしなさい)

アーサ [⸢ʔaː⸣sa] (名)

  • (植)和名、あおさ(石蓴)。ヒトエグサ。緑藻類の海草の一種。海岸の珊瑚礁の岩に生える。干潮時に島の女性たちが採集し、天日乾燥して貯蔵する。日常の食事には、魚肉や豆腐のお汁に入れて食する。特に家造り共同作業の大量炊事には欠かせない食品で、豆腐や魚肉のお汁に入れて提供された。共同作業の際に提供される定番のスープの食材である。美味で忘れられない故郷の「味の素」である。⸣インアーサ[⸣ʔiŋʔaːsa]は形は似ているが食用に適さない。
  • Example phrases
    • ⸢ヤースクリヤー⸣ヌ ⸢アーサ⸣ヌ ⸢スー⸣ヌ ン⸢マー⸣ワ⸢レー⸣ プ⸢ソー⸣ フ⸢バリティル⸣ ッ⸢ふァーリ⸠ツォー
      [⸢jaːsukurijaː⸣nu ⸢ʔaːsa⸣nu ⸢suː⸣nu ʔm⸢maː⸣wa⸢reː⸣ pu̥⸢soː⸣ ɸu⸢baritiru⸣ f⸢faːri⸠ʦoː]
      (家造り普請の家のアーサ汁の美味しいことよ{EOS}他人には食わせてやれない<独占したい>ほど美味しい<他人は縛り付けておいてぞ食べられる>んだよ)
    • ⸣インアーサ
      [⸣ʔiŋʔaːsa]
      参照)

アーザ [⸢ʔaː⸣ʣa] (名)

  • 兄。総称。親族名称、呼称。「'u-ra sin-ca 'a-ri(汝兄あるか)」「語音翻訳」『海東諸国紀』と関係があるとする説『図説琉球語辞典』がある。
  • Example phrases
    • ⸢アー⸣ザー ⸣マナー ⸢オール⸣ワ
      [⸢ʔaː⸣ʣaː ⸣manaː ⸢ʔoːru⸣wa]
      (兄さんは何処に居られますか)
    • この語彙には、ウ⸢ボー⸣ザ
      [ʔu⸢boː⸣ʣa]
      (長<大>兄)
    • 、⸣ナカザー
      [⸣nakaʣaː]
      (中兄)
    • 、アー⸢ザ⸣マ
      [ʔaː⸢ʣa⸣ma]
      (末<小>兄)
    • の部分体系<序列>がある。上に固有名詞を付ける際には、⸢イシ⸣トザー
      [⸢ʔiʃi⸣toʣaː]
      (石戸兄)
    • ⸢サン⸣ドーザー
      [⸢san⸣doːzaː]
      (三郎兄)
    • ⸣タローザー
      [⸣taroːʣaː]
      (太郎兄)
    • のように~⸣ザ
      [~⸣ʣa]
      となる。 ⸢アー⸣ザー ⸢マー オーッ⸣タカヤー [⸢ʔaː⸣ʣaː ⸢maː ʔoːt⸣takajaː] (兄さんは何処へいらっしゃったかねえ)

アーヤ [⸢ʔaː⸣ja] (名)

  • 父。父親。親族名称。呼称。明治生まれの古老が用いる。[ʔa](吾)・[uja](親) → [⸢ʔaː⸣ja](父)、「~よし名は告らせ父母<オヤ>はしるとも。万、363」の転訛したものか。多くの若年層では、⸣アチャー[⸣ʔaʧaː](父{EOS}父親{EOS}親族名称、呼称)ともいう。これは、⸢ア(吾)・ヂ「知(父『古事記中、應神謡49』)・ア(*a<指小辞>)」によって形成されたものであろう。また、⸣イーヤ[⸣ʔiːja](父{EOS}名称、呼称{EOS}?i:ja)という家もあり、⸢チャー⸣チャー[⸢ʧaː⸣ʧaː](父{EOS}名称{EOS}⸢ヨー⸣カヤーヌ ⸢チャー⸣チャー{SqBr}⸢joː⸣kajaːnu ⸢ʧaː⸣ʧaː{/SqBr}<西原家のお父さん>)という家もある。
  • Example phrases
    • ⸢バン⸣テヌ ⸢アー⸣ヤー サ⸢キゾーグ
      [⸢ban⸣tenu ⸢ʔaː⸣jaː sḁ⸢kiʣoːgu]
      (私の父は酒上戸だ)
    • アー⸢ヤー ワー マー オール⸣ワ
      [ʔaː⸢jaː waː maː ʔoːru⸣wa]
      (お父さん、貴方は何処へいらっしゃい<行かれ>ますか)
    • ク⸢レー バン⸣テヌ ⸢アー⸣ヤ
      [ku⸢reː ban⸣tenu ⸢ʔaː⸣ja]
      (これは私の家のお父さんです<名称>)
    • アー⸢ヤー キュー⸣ヤ イ⸢ソー オールン
      [ʔaː⸢jaː kjuː⸣ja ʔi⸢soː ʔoːruŋ]
      (お父さん、今日は漁にいらっしゃいますか<呼称>)

アーリンーマ [⸢ʔaːrimːma] (名)

  • 暴れ馬。気性の荒い馬。鳩間島には馬は育たないという伝承がある。神様が馬に跨って御嶽から御嶽へと回っておられるので、それに遭遇すると馬が暴れて⸢カンアタ⸣ル[⸢kanata⸣ru](神当り、神罰)するという。昔から現在に至るまで鳩間島で馬が飼われたことはないという

アールカジ [⸢ʔaːrukadʒi] (名)

  • 東風。普通の東風はやわらかに、そよそよと吹く風である。⸢アンカジ[⸢ʔaŋkadʒi](東風)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢アールカジヌ <ア⸢ンカジヌ> フクン
      [⸢ʔaːrukadʒinu⸣ <⸢ʔaŋkaʤinu> ɸu̥kuŋ]
      (東風が吹く)

アイイズ [⸢ʔaiʔiʣu] (名)

  • (動)魚の名。和名、アミアイゴ。体長約15センチ。背びれに毒針を有し、刺されると痛い。上げ潮の波に乗って、干瀬のヤ⸢トゥ[ja⸢tu](リーフの割れ目{EOS}「やと(谷)」の義か)からリーフの上に群れて上がってくるところを、石を投げて脅すと沢山のアミアイゴが珊瑚礁の岩陰や干瀬の窪みにぴたっとくっ付いて動かなくなる。そこで、干瀬を走りながら小さな銛でそれを突いて漁獲したものである。
  • Example phrases
    • ⸢アイイゾー⸣ フ⸢ドゥブ⸣カー ⸢オン⸣デー ⸣ナルツォー
      [⸢ʔaiʔiʣoː⸣ ɸu⸢dubu⸣kaː ⸢ʔon⸣deː ⸣naruʦoː]
      (アミアイゴは成長するとオンデー<はなあいご>になるそうだ)
    • ⸢アイイズ⸣ シ⸢キン パッ⸣タ
      [⸢ʔaiʔiʣu⸣ ʃi̥⸢kim pat⸣ta]
      (アイゴを突きに行った)

アイザムトゥ [⸢ʔai⸣ʣamutu] (名)

  • 西村と東村の旗頭が出会う場所。小底家の東南(巳の方角)の十字路。「会い座元」の義か。西村と東村の境界線となる縦道と沿岸道路の横道が交差した所。そこは、ピ⸢ナイ⸣ウガン[pi⸢na⸣ʔiugaŋ](鬚川御嶽)と⸣サンシキ[⸣saŋʃi̥ki](桟敷)を画する縦道に通ずる所でもある。友利御嶽から、朝の祈願を終えたサ⸢カサ、ティ⸢ジリ⸣ビーの神職者たちがカンシバを頭に巻いて、道歌を歌いながら下りて来られるのを、⸣サンシキで待機していたヤ⸢ク⸣サ[ja⸢ku⸣sa](村役人)や⸢スー⸣ダイ[⸢suː⸣dai](総代{EOS}部落会長)らがアイザムトゥで恭しく出迎えて、⸣サンシキヌウタ[⸣saŋʃi̥kinuʔuta](桟敷の歌)を歌い終える。それを合図に、アイザムトゥではドゥ⸢ラーン[du⸢raːŋ](銅鑼)が一段と強く打ち鳴らされ、東西の旗頭が合流し、東の旗頭を先頭にして⸣サンシキ(桟敷)へ入場し、余興が開始される。⸢パー⸣レー[⸢paː⸣reː](爬竜船競漕)が済んで旗頭がトゥ⸢ニムトゥへ帰る際にも⸢アイ⸣ザムトゥで旗頭を揃え、⸢アイ⸣ザムトゥの歌を歌って来年の豊年豊作を予祝してそれぞれのトゥニムトゥへ帰る

アイダー [ʔai⸢daː] (連)

  • そうである。そうだ。その通りだ。副詞⸣アイ[⸣ʔai](そう{EOS}そのように)に終助詞⸢ダー[⸢daː](~だよ{EOS}~よ)の付いた形。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー⸣ アイ⸢ダー [ʔu⸢reː⸣ ʔai⸢daː] (それはそうだよ)。⸢ダー[⸢daː](~だよ{EOS}~よ)は名詞、動詞の終止形、命令形、形容詞の語幹、副詞などに付く。 ク⸢レー⸣ フニ⸢ダー [ku⸢reː⸣ ɸuni⸢daː] (これは舟だよ)。 ⸢バン⸣ヌン パルン⸢ダー [⸢ban⸣num parun⸢daː] (私も行くよ)。 ヤー⸢ディン⸣ パリ⸢ダー [jaː⸢dim⸣ pari⸢daː] (必ず行けよ)。 ク⸢リル ⸣ パ⸢ヤー⸠ダー [ku⸢riru⸣ pa⸢jaː⸠daː] (これが早いよ)

アウピキ [⸢ʔaupiki] (名)

  •  (動)魚の名。和名、ルリスズメ。観賞用熱帯魚。枝珊瑚の中に棲息している。ノコギリダイを釣るときに釣り針に掛けた餌に群がり、餌を食いちぎる厄介な小魚である。
  • Example phrases
    • ⸢アウピキヌ⸣ ア⸢ツァ⸣マリティ ⸢ムン⸣ダニ ッ⸢ふァイ⸣ナー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [⸢ʔaupikinu⸣ ʔa⸢ʦa⸣mariti ⸢mun⸣dani f⸢fai⸣naː na⸢ra⸣nu]
      (ルリスズメが集まって餌を食ってたまらない)

アオーン [⸢ʔaoː⸣ŋ] (形)

  • 青い。緑色である。紺色である。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ バン⸣スロー ⸢アオー⸣ンダー ブ⸢ラン⸣モー マ⸢シ
      [ku⸢nu ban⸣suroː ⸢ʔaoː⸣ndaː bu⸢ram⸣moː ma⸢ʃi]
      (この蕃ざくろは青いから捥がないほうがいい)
    • ⸢アオー ナー⸣ヌ
      [⸢ʔaoː naː⸣nu]
      (青くない)
    • ⸢アオー⸣ ナルン
      [⸢ʔaoː⸣ naruŋ]
      (青くなる)
    • ⸢アオー⸣ ムヌ
      [⸢ʔaoː⸣ munu]
      (青い物)

アガームイサン [ʔagaː⸢mui⸣saŋ] (形)

  • 痛がりやである。痛がる。少しの傷みも大げさに痛がる。⸣アガー[⸣ʔagaː](痛い<感>)に接尾語⸢ムイ⸣サン[⸢mui⸣saŋ](~がる<「思いさ・アリ」で、話し手以外の人の状態を表す>)が付いて形成された派生形容詞。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー サッ⸣コー アガー⸢ムイ⸣サンダ ン⸢メーマヌ⸣ クトゥシン ア⸢ガーアガー⸣ティ ウ⸢ヤー⸣ルン
      [ʔu⸢reː sak⸣koː ʔagaː⸢mui⸣sanda ʔm⸢meːmanu⸣ ku̥tuʃiŋ ʔa⸢gaːʔagaː⸣ti ʔu⸢jaː⸣ruŋ]
      (彼は非常な痛がりやだから、少しのことでも痛い痛いといってわめく<大声を出す>)
    • ⸢ピッ⸣チン アガー⸢ムイサ ナー⸣ヌ
      [⸢pit⸣ʧiŋ ʔagaː⸢muisa naː⸣nu]
      (ちっとも痛がりやではない)

アガイラブチ [ʔa⸢gairabuʧi] (名)

  •  (動)魚の名。和名、イチモンジブダイ。体長25~30センチの成魚がよく漁獲された。刺身にしても、煮ても美味である。蒲鉾の原料として重宝された。別名、⸢ナー⸣ブイラブチ[⸢naː⸣buʔirabuʧi]ともいう。
  • Example phrases
    • ア⸢ガイラブチ⸣シ カ⸢マブク シッ⸣キバ
      [ʔa⸢gairabuʧi⸣ʃi ka⸢mabuku ʃik⸣kiba]
      (アガイラブチで蒲鉾を搗きなさいよ)

アガシヌマール [ʔa⸢gaʃinumaːru] (名)

  • (動)魚の名。和名、みやこてんぐ。シ⸢ヌマー⸣ル(てんぐはぎ)の仲間で、尾びれの付け根部分に橙色の斑点がある。
  • Example phrases
    • ア⸢ガシヌマールン⸣ シ⸢ヌマール⸣トゥ ユ⸢ヌ⸣ムヌ
      [ʔa⸢gaʃinumaːru⸣ ʃi⸢numaːru⸣tu ju⸢nu⸣ munu]
      (みやこてんぐも、てんぐはぎと同じものだ)
    • ア⸢ガシヌマールン⸣ シ⸢ヌマール⸣トゥ ユ⸢ヌ⸣ トンナール ⸢ブー
      [ʔa⸢gaʃinumaːruŋ⸣ ʃi⸢numaːru⸣tu ju⸢nu⸣ tonnaːru ⸢buː]
      (ミヤコテングもテングハギと同じところにいる)

アガナーサキ [ʔa⸢ganaːsaki] (名)

  • 海底地名。鳩間島の東南方、タ⸢カ⸣ビー[tḁ⸢ka⸣biː](高干瀬)の干瀬沿いに北へ延びる、ミ⸢ズヌ⸣カン[mi⸢ʣunu⸣kaŋ](澪の上)と呼ばれる水深約50メートルの澪がある。その側に⸢ウール[⸢ʔuːru](枝珊瑚)に被われた浅瀬で、魚がよく釣れるところをいう。
  • Example phrases
    • ア⸢ガナーサキ⸣ナーン ⸣ユー ⸣アン ウ⸢ラ⸣ソーッタン
      [ʔa⸢ganaːsaki⸣naːŋ ⸣juː ⸣ʔaŋ ʔu⸢ra⸣soːttaŋ]
      (アガナーサキでも、よく追い込み漁をされた<網を降ろされた>)

アガヨームイサン [ʔa⸢gajoːmui⸣saŋ] (形)

  • 痛がりである。
  • Example phrases


    • ⸢ガヨームイ⸣サ(ン)
    •  プ⸢ソー⸣ ン⸢メーマ⸣ ヤ⸢ム⸣バン ア⸢ガヨー⸣ティ ナ⸢キス

      プ⸢ソー⸣ ン⸢メーマ⸣ ヤ⸢ム⸣バン ア⸢ガヨー⸣ティ ナ⸢キス [ʔa⸢gajoːmui⸣sa(m)

    • pu̥⸢soː⸣ ʔm⸢meːma⸣ ja⸢mu⸣baŋ ʔa⸢gajoː⸣ti na⸢kisu]
      (痛がり屋はちょっと痛くても、アイターといって泣く)

アギジェー [ʔa⸢giʤeː] (感)

  • こんちくしょう。ええ、くそ。沖縄本島糸満方言からの借用語か。明治生まれの老年層は、ア⸢ガヤー[ʔa⸢gajaː](こんちくしょう)というのが普通である。事が成就困難なときに自暴自棄的に発する言葉。
  • Example phrases
    • ア⸢ギジェー⸣ ヌーンティ アイニ カ⸢カラン⸣ワレー
      [⸣ʔagiʤeː ⸣nuːnti ⸣ʔaini ka⸢karan⸣wareː]
      (こんちくしょう、どうしてこんなに書けないのか)

アギゾー [ʔa⸢giʣoː] (名)

  • 「上げゾー」の義か。包み紙のこと。「上げる」とは、祈願などが「終了」することの意である。祈願が終わるごとに供物のお初を、神の苞として別に取っておくものの意味であろう。祈願が済んで、ウ⸢ツァナ⸣ク[ʔu⸢ʦana⸣ku](団子の供物)の上の⸢カンヌ⸣ク、ム⸢リクバンの上の⸣クバンとア⸢ライパナを一つまみずつ包んでおく紙のこと。大きさは約10センチ正方形の紙である。
  • Example phrases
    • ア⸢ギゾーヤ⸣ トゥリ ⸣シキバ
      [ʔa⸢giʣoːja⸣ turi ⸣ʃi̥kiba]
      (包み紙は取っておきなさいよ)

アキヤー [ʔa⸢kijaː] (名)

  • 空き屋。人の住んでいない家。若年層の言葉で、石垣方言からの借用語か。老年層は、⸢ンーナヤー[⸢ʔnːnajaː](空屋)というのが普通である。
  • Example phrases
    • イ⸢サンケー ヒッコス⸣ プ⸢スヌ ゴー⸣ラー ナ⸢ル⸣ター ア⸢キヤー⸣ カー⸢ニル⸣ ヌ⸢カ⸣レー
      [ʔi⸢saŋkeː çikkosu⸣ pu̥⸢sunu goː⸣raː na⸢ru⸣taː ʔa⸢kijaː⸣ kaː⸢niru⸣ nu⸢ka⸣reː]
      (石垣島へ引っ越す人が多くなったので空き屋だけが残っている)

アグン [ʔa⸢guŋ] (他動)

  • 油で揚げる。豆腐はア⸢グン[ʔa⸢guŋ](揚げる)というのに対し、テンプラなどはヤ⸢クン[ja⸢kuŋ](焼く)というのが普通である。
  • Example phrases
    • ⸢トー⸣フーンノーン ⸣アバナー ア⸢ギティ⸣ ムティクーバ
      [⸢toː⸣ɸuːnnoːŋ ⸣ʔabanaː ʔa⸢giti⸣ mutikuːba]
      (<何でもいいが>豆腐でも油で揚げて持って来なさいよ)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Miyara) ↔ Japanese, with basic English search

トゥクヌマー [tu̥kunumaː] L (名)

  • 床の間。家の中にある座床

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

ある有る在る

(Common Godan verb, intransitive)

  1. To be (usu. of inanimate objects); To exist; To live
    Word usually written using kana alone

  1. To have
    Word usually written using kana alone

  1. To be located
    Word usually written using kana alone

  1. To be equipped with
    Word usually written using kana alone

  1. To happen; To come about
    Word usually written using kana alone

ある或る

(Common Pre-noun adjectival)

  1. A certain ...; Some ...
    Word usually written using kana alone

アル

  1. Two

そろそうさう

  1. To be (auxiliary used in place of "aru" after "de" or "ni" when forming a copula); To do (auxiliary used in place of "-masu" after a -masu stem)
    Archaism / Polite (teineigo) language

そうろうそうらう候ふ

(Verb)

  1. To serve (by a superior's side)
    Archaism

(Auxiliary verb)

  1. To be (auxiliary used in place of "aru" after "de" or "ni" when forming a copula); To do (auxiliary used in place of "-masu" after a -masu stem)
    Archaism / Polite (teineigo) language

あるたいある

(Noun)

  1. Literary form imparting a formal written nuance (with sentences ending in "de aru")

カリかつようカリ活用

(Noun)

  1. Classical form of i-adjective inflection formed by contraction of the "ku" adverbial form with the classical verb "ari" ("aru")

タリかつようタリ活用

(Noun)

  1. Classical form of na-adjective inflection formed by contraction of the particle "to" with the classical verb "ari" ("aru")

ナリかつようナリ活用

(Noun)

  1. Classical form of na-adjective inflection formed by contraction of the particle "ni" with the classical verb "ari" ("aru")

くろほそおおとかげクロホソオオトカゲ黒細大蜥蜴

(Noun)

  1. Black tree monitor (Varanus beccarii, species of monitor lizard from the Aru Islands of eastern Indonesia); Beccari's monitor
    Word usually written using kana alone

ブラックツリーモニターブラック・ツリー・モニター

(Noun)

  1. Black tree monitor (Varanus beccarii, species of monitor lizard from the Aru Islands of eastern Indonesia); Beccari's monitor

おんせいおうとうユニット音声応答ユニット

(Noun)

  1. ARU; Audio Response Unit