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Define あら ara Meaning アラ

Displaying results for あら (ara・あら・アラ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Yonaguni)

あら

(Adverb) Very, really, quite

Ryukyu (Yonaguni)

あらーぐ

(Adverb) Really, very, quite

Ryukyu (Okinawa)

あらいん【洗いん】

(Verb) To wash, to clean, to lave, to rinse

Ryukyu (Okinawa)

あらさん【荒さん】

(Sa-Adjective) Rough, harsh, violent, tempestuous

Ryukyu (Amami: Koniya)

あらさム【荒さム】

(Sa-Adjective) Rough, harsh, violent, tempestuous

Ryukyu (Kunigami: Nago)

あらはん【荒はん】

(Ha-Adjective) Rough, harsh, violent, tempestuous

Ryukyu (Yaeyama)

くよーなーら・くよおなあら

(Expression) Hello, hi, hey

Ryukyu (Okinawa)

えーくぇー

(Noun) Quarrel, dispute

Ryukyu (Okinawa)

びんだれー

(Noun) Washbasin

Ryukyu (Okinoerabu)

びんだれー

(Noun) Washbasin

Ryukyu (Okinawa)

てぃーあれー【手洗・手洗れー・手洗ー】

(Noun) Washbasin, sink, basin; cleaning water; washroom, lavatory, bathroom; hand-wash, hand-washing

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

アラ ara (?ara) ① 名

  1. あら。搗いた穀物の中にまじっている,もみその他の雑物。

アラー ara- (?ara-) 接頭

  1. 新しいこと,はじめてのことを示す。?aratabi(新旅),?aranubui(新上り),?arakudai(新下り)など。

アラー ara- (?ara-) 接頭

  1. 荒い・粗雑な・乱暴ななどの意を表わす。?arasikuci(荒仕事),?arabaakii(目のあらいざる)など。

アラー araa (?araa) ① 名

  1. 粒の大きいもの。粒のあらいもの。

ガラ gara (gara) ① 名、接尾

  1. (名)殻(から)。中身のない外皮。また,中身をぬいたから。~natooN.からになったいる。
  2. (接尾)sibuigara(しぼりかす), 'uuzigara(さとうきびのしぼりがら)など。

ガラ gara (gara) ① 名

  1. 人畜の骨(卑語)。くずになった骨(の全体),捨てられた骨などをいう。~najuru madiN.くたばって死ぬまでも(悪口)。

ハラ hara (hara) ⓪ 名

  1. 腹。普通は'wataという。haraは単独ではほとんど使わないが~nukutamijuN(腹を暖める。'wata nukutamijuNともいう)とはいう。複合語としてはharagukuci(腹心地),haradaci(腹立ち)など。

ハラ hara (hara) ⓪ 名、接尾

  1. 方。方面。側。?anu~.あの方。あっちの方。maanu~.どの方面。どっちの側。nisinu~.北の方。北側。
  2. (接尾)-baraともなる。…の方。…の側。また,…の身内。…の親類。?iQtaahara(おまえたちの側。また,おまえたちの親類)など。

カラ kara (kara) ① 名

  1. (豆などの)さや。maaminu~.豆のさや。maamiguruともいう。

カラ kara (kara) ① 名

  1. から。からっぽ。中身がないこと。'Nnaともいう。

カラ kara (kara) ① 名

  1. 体格。また,体力。~CicuN.体力がつく。

マラ mara (mara) ⓪ 名

  1. 陰茎。

サラ sara (sara) ① 名

  1. 皿。大をhaaci,中をsuurii,またはcuuZara,小をkee?uci,またはkuZaraという。

ワラ wara ('wara) ⓪ 名

  1. わら(藁)。

ヤラ yara ('jara) ① 名

  1. 屋良。《地》参照。

ーバラ -bara (-bara) 接尾

  1. 名詞はhara。…の方。…の側。…の身内。…の一族。nisibara[西原](地名。首里の北側の意),hweebara[南風原](地名。首里の南側の意),caQcibara(長男の一族),zinaNbara(次男の一族),hwizabara(比嘉一族)など。

ーガラ -gara (-gara) 接尾

  1. 柄。品位・様子などの意。cineegara(家柄),tukurugara(土地柄)など。着物の柄は?ajaという。

ーカラ -kara (-kara)

  1. から。空間・時間の起点を示す。kuma~?amamadi.ここからあそこまで。cuu~?acamadi.きょうからあしたまで。sigutoo Simaci~muduree.仕事は済ませてから帰れ。
  2. を。通行する場所を示す。?ariga mici~?aQcutaN.彼が道を歩いていた。
  3. で。通行の手段を示す。kaci~?icuN.徒歩で行く。huni~?icuN.船で行く。
  4. から。原料・根拠などを示す。sakee kumi~CukujuN.酒は米から作る。?unu kutu~.そのことから。

ーカラ -kara (-kara) 接尾

  1. 匹。頭。豚などの家畜を数える時の接尾辞。cukara(一頭),takara(二頭)など。

アラビ arabi (?arabi) ① 名

  1. たたり。また,たたりの前兆。たたりが起きるという警告。凶兆。?arubiともいう。nuugananu ?arabee?arani.何かのたたりの警告ではないか。harunu~.墓のたたり。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

あら (感動)

See also

Phrases

  • ~まあ ' eeʔicchaa,ʔakitoonaa

あら 【粗】

あら 【荒】

あら 【新】

あらい 【荒い】

あらい 【粗い】

Phrases

あらう 【洗う】

あらし 【嵐】

あらす 【荒らす】

あられ 【霰】

Phrases

あらわ 【露わ】

Phrases

  • ~にする ʔarawashuN,hayuN
  • ~になる ʔarawariyuN

あらいこ 【洗い粉】

あらうま 【荒馬】

See also

あらがう

See also

あらそう 【争う】

あらたに 【新たに】

あらなみ 【荒波】

あらわす 【現わす】

あらいがみ 【洗い髪】

あらいもの 【洗い物】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

あらがーいん (あらがーたん、あらがーらん、あらがーてぃ)

  • 口論する、議論する
  • Example phrases
    • あん やん、かん やんっし あらがーてぃ てぃーちん さだまらん。
      (ああだ、こうだと議論して一つも決まらない)
    • あらがーてぃ はなしぬ さだまらん。
      (言い争って話が決まらない)

あらげーいん (あらげーたん、あらげーらん、あらげーてぃ)

  • 大きくなり過ぎる
  • Example phrases
    • むじゅくえー どぅく あらげーとーしぇー まーこーねーん どー。
      (農作物はあまりにも大きくなり過ぎているのはおいしくない)
    • あらげーい むのー まーこーねーん。
      (大きくなり過ぎるのはおいしくない)

あらむん

  • 粗末な食べ物
  • Example phrases
    • あらむんじょーぐーや どぅーがんぢゅーさん。
      (粗食する者は健康だ)

あらさん

  • 太い、荒い、粗い
  • Example phrases
    • あまー ふにぬ あらさる たっくぃー やさ やー。
      (あの家は骨が太い家系だね)
    • うんちぇーぬ しん あかさーに くーく ちっち いりちゃー しーねー かまりーくとぅ、むぬ かみーよーぬ あらさん。
      (空心菜の芯を裂いて小さく切って炒めれば食べられるので、食に対する考えが粗雑だ)

にんじゅ あらたみ

  • 人数調査、人数確認
  • Example phrases
    • っうぃーりきどぅくるをぅてー ばすんかい ぬいる かじ にんじゅあらたみ すん。
      (観光地ではバスに乗るごとに人数確認をする)

てぃーあらさん

  • ものの扱い方が荒っぽい
  • Example phrases
    • あれー てぃーあらさぬ、ぬー やてぃん からしぶしこーねーらん。
      (あの人は扱い方が荒っぽくて、何であっても貸したくはない)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アイ [⸣ʔai] (感)

  • おや。まあ。あら。思いがけないことに驚いて発することば。
  • Example phrases
    • ⸣アイ ⸢ヌーシ⸣ターク⸢レー
      [⸣ʔai ⸢nuːʃi̥⸣taː ku⸢reː]
      (おや、いったいどうしたのか{EOS}これは)
    • ⸣アイ ⸣ヌンティ ナ⸢クワ
      [⸣ʔai ⸣nunti na⸢kuwa]
      (あらまあ、どうして泣くの)

アリ [⸢ʔa⸣ri] (感)

  • ほら。そら。それ。あら。
  • Example phrases
    • ⸣アリヒャー ⸣カマーラ ⸢ズンサ⸣ヌ ⸢オー⸣ルン⸢ドー パー⸣ク ナ⸢キヤミリ
      [⸣ʔariçaː ⸣kamaːra ⸢ʣunsa⸣nu ⸢ʔoː⸣run⸢doː paː⸣ku na⸢kijamiri]
      (そら、たいへんだぞ{EOS}あそこから巡査がいらっしゃるぞ{EOS}早く泣くのを止めなさい)

アイヤーアラヌ [⸣ʔaijaː ʔa⸢ra⸣nu] (連)

  • そうではない。ク⸢ヌ ジーヤ⸣ カイル ⸣カクミー。⸢アーイ⸣ アイヤー ア⸢ラ⸣ヌ ⸣アイニ ⸣カクカー マ⸢チガイ⸣ス[ku⸢nu ʤiːja⸣ kairu ⸣kḁkumiː。⸢ʔaːi⸣ ʔaijaː ʔa⸢ra⸣nu ⸣ʔaini ⸣kḁkukaː ma⸢ʧigai⸣su](この文字は、このように<ぞ>書くんでしょう?いや<否>、そうではない{EOS}そのように書くと間違えるよ)。アー⸢イ⸣ アイヤー ア⸢ラ⸣ヌ。
  • Example phrases
    • ⸢ワー⸣ ムネー ア⸢タラヌ
      [ʔaː⸢i⸣ ʔaijaː ʔa⸢ra⸣nu ⸢waː⸣ muneː ʔa⸢taranu]
      (いや<否>、そうではない{EOS}君の言うこと<言葉>は間違っている<当たらない>)

アラ [ʔa⸢ra-] (接頭)

  • 粗雑である。きつい。「粗い」の意。
  • Example phrases
    • ア⸢ラシグトウ
      [ʔa⸢raʃigutu]
      (力仕事{EOS}きつい仕事)
    • ア⸢ラトゥ
      [ʔa⸢ratu]
      (粗い砥石)
    • ⸣アイブ ア⸢ラシグトー⸣ ミ⸢ドゥムン⸣マー シ⸢ミララヌ
      [⸣ʔaibu ʔa⸢raʃigutoː⸣ mi⸢dumum⸣maː ʃi⸢miraranu]
      (あんな力仕事は女にはさせられない)
    • シ⸢ダケー⸣ ア⸢ラトゥ⸣ナ ⸣トゥイティ ク⸢マトゥ⸣ナ ⸢トゥーバ⸣ル カ⸢タ⸣ナー キ⸢シ⸣ル⸢ダー
      [ʃi⸢dakeː⸣ ʔa⸢ratu⸣na ⸣tuiti ku⸢matu⸣na ⸢tuːba⸣ru kḁ⸢ta⸣naː ki̥⸢ʃi⸣ru⸢daː]
      (最初は粗い砥石で研いで、次に細かい砥石で研いだほうが包丁は切れるんだよ)

アラ [ʔa⸢ra-] (接頭)

  • 新-。名詞を修飾して「新しい~」の意を表す。
  • Example phrases
    • ア⸢ラヤー
      [ʔa⸢rajaː]
      (新築の家{EOS}新家屋{EOS}新しい家)
    • ア⸢ラキン
      [ʔa⸢rakiŋ]
      (新しい着物)
    • ⸣ソンガチナー ア⸢ラキン カイ ッふォー⸣ルンツォー
      [⸣soŋgaʧinaː ʔa⸢rakiŋ kai ffoː⸣runʦoː]
      (正月に新しい着物を買ってくださるそうだ)

アラーシミルン [ʔa⸢raːʃimiruŋ] (他動)

  • 洗わさせる(使役)。洗濯させる(使役)。
  • Example phrases
    • ⸢バン⸣テヌ ⸣アチャー ⸣ヤミティ ニ⸢ビオールン⸣ドゥ ウ⸢ナー⸣ ッス ⸣シバルヌ ⸣アトゥ ア⸢ラーシミルンティ シーバン⸣ ミ⸢ドーン⸣ッふァンケンバ ⸣パンシ キ⸢リ⸣ソーッタヌ ⸣バー ア⸢ライオース⸣カー ナー⸢イ⸣ ア⸢ラーシモーッ⸣タン
      [⸢ban⸣tenu ⸣ʔaʧaː ⸣jamiti ni⸢bioːrun⸣du ʔu⸢naː ⸣ssuʃibarunu ⸣ʔatu ʔa⸢raːʃimirunti ʃiːbam⸣ mi⸢doːŋ⸣ffaŋkemba ⸣paŋʃi ki⸢ri⸣soːttanu ⸣baː ʔa⸢raioːsu⸣kaː naː⸢i⸣ ʔa⸢raːʃimoːt⸣taŋ]
      (私の家のお父さんは病んで臥しておられるが、自分の<己の>便や尿の跡を洗わせようとしても、娘達(女の子達)


    • しようとするのを足で蹴られたが、私が洗ってあげると、何もしないで洗わさせられた)

アラースン [ʔa⸢raːsuŋ] (他動)

  • 洗わせる。洗濯させる。消毒させる。ア⸢ラウン[ʔa⸢rauŋ](洗う)の未然形、ア⸢ラー[ʔa⸢raː]に、使役の助動詞⸣スン[⸣suŋ](~せる{EOS}~させる)が付いて形成された動詞。
  • Example phrases
    • ⸢キン⸣マー ⸢ワン⸣ ア⸢ラースンティ⸣ ヌ⸢カ⸣シ ⸣シケー
      [⸢kim⸣maː ⸢waŋ⸣ ʔa⸢raːsunti⸣ nu⸢ka⸣ʃi ⸣ʃi̥keː]
      (着物は君に洗わせようと残して<おいて>ある)

アラースン [ʔa⸢raː⸣suŋ] (他動)

  • 表す。現す。霊験を示す。
  • Example phrases
    • ア⸢ラー⸣リン
      [ʔa⸢raː⸣riŋ]
      (現れる)
    • ⸣ウムー ク⸢トゥ⸣ヌ ⸣アルカー ⸣ムニナ イ⸢ジ⸣ ア⸢ラー⸣シバ
      [⸣ʔumuː ku⸢tu⸣nu ⸣ʔarukaː ⸣muninaː ʔi⸢ʤi⸣ ʔa⸢raː⸣ʃiba]
      (思うことがあるならば言葉で言って表しなさいよ)
    • ⸢カンプトゥ⸣ケー ⸢フン⸣トー シ⸢ガ⸣タ ア⸢ラー⸣ソールンティ⸢ダー
      [⸢kamputu⸣keː ⸢ɸun⸣toː ʃi⸢ga⸣ta ʔa⸢raː⸣soːrunti⸢daː]
      (神仏は本当に姿を顕現<現される>されるそうだ)

アラーリン [ʔa⸢raː⸣riŋ] (自動)

  • 現れる。
  • Example phrases
    • ⸣ウブシキンガ⸢ナ⸣シェー ッ⸢ふクム⸣ヌ ⸣ミーラ ア⸢ラー⸣リ ⸢オー⸣レーン
      [ʔubuʃikiŋga⸢na⸣ʃeː f⸢fukumu⸣nu ⸣miːra ʔa⸢raː⸣ri ⸢ʔoː⸣reːŋ]
      (お月様は黒雲の中から現れてこられた)

アラーリン [ʔa⸢raːriŋ] (自動)

  • 洗われる。洗うことができる。{ア⸢ラウン[ʔa⸢rauŋ](洗う)の未然形ア⸢ラー[ʔa⸢raː]に可能の助動詞⸢-リン[⸢-riŋ](~れる)が付いて形成された派生動詞(可能動詞)}。
  • Example phrases
    • ク⸢レー バン⸣ヌン ア⸢ラーリン
      [ku⸢reː ban⸣nuŋ ʔa⸢raːriŋ]
      (これは私にも洗われる)
    • ⸢バン⸣マー ア⸢ラーラヌ
      [⸢bam⸣maː ʔa⸢raːranu]
      (私には洗えない)

アラーン [ʔa⸢raː⸣ŋ] (形)

  • {Mn_1}荒い。風雨が激しく海が荒い。
  • Example phrases
    • カ⸢ジヌ スーリ⸣ティ ⸢ナン⸣ヌ ア⸢ラー⸣ンダ フネー ⸢ンザサラ⸣ヌ
      [ka⸢ʤinu suː⸣riti ⸢nan⸣nu ʔa⸢raː⸣nda ⸣ɸuneː ʔn⸢ʣasara⸣nu]
      (風が強くなって波が荒いから舟は出されない)
    • ア⸢ラー⸣クトー ア⸢ラー⸣ンドゥ ⸢ナン⸣ゾー ア⸢ラー ナー⸣ヌ
      [ʔa⸢raː⸣ ku̥toː ʔa⸢raː⸣ndu ⸢nan⸣ʣoː ʔa⸢raː naː⸣nu]
      (荒いことは荒いが、あまり荒くない)
    • ⸢シンダイ⸣ ア⸢ラー⸣ ナルン
      [⸢ʃindai⸣ ʔa⸢raː⸣ naruŋ]
      (次第に荒くなる)

アラーン [ʔa⸢raː⸣ŋ] (形)

  • {Mn_2}言動が乱暴である。

アラーン [ʔa⸢raː⸣ŋ] (形)

  • {Mn_3}粗い(太い)。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ ブー⸣ヤ ア⸢ラー⸣ヌ シゥ⸢カーラヌ マー⸣ビン バカー⸢バカー⸣シ ⸢ウーミ
      [ku⸢nu buː⸣ja ʔa⸢raː⸣nu sï⸢kaːranu maː⸣bim bakaː⸢bakaː⸣ʃi ⸢ʔuː⸣mi]
      (この麻糸は粗くて使えない{EOS}もっと細かく績みなさい)

アライガマジ [ʔa⸢raigamaʤi] (名)

  • 洗い髪。女が髪を洗って解き下げたままの髪。
  • Example phrases
    • サ⸢カサンケー⸣ヤ ⸣ウガン ⸢オー⸣ル ⸣ピンマー ア⸢ライガマジ⸣ シ⸢ティ ユイオーラン⸣シェン
      [sḁ⸢kasaŋkeː⸣ja ⸣ʔugaŋ ⸢ʔoː⸣ru ⸣pimmaː ʔa⸢raigamaʤi⸣ ʃi̥⸢ti juiʔoːraŋ⸣ʃeŋ]
      (司の方々は御嶽<お願>へ行かれる時は洗い髪にして、髪を結われなかった)

アライクサイ [ʔa⸢raikusai] (名)

  • 洗骨。洗骨の法事。いったん土葬して葬った遺骸を三年以後に掘り出して洗骨し、火葬して骨壺に収め、本墓に納骨すること。⸢シン⸣クチ[⸢ʃiŋ⸣kuʧi](洗骨)ともいうが、沖縄方言からの借用語であろう。「あらいこしらえ(洗い拵え)」の義。ク⸢サイ[ku̥⸢sai]は、「Coxiraye,uru,eta.コシラエ、ユル、エタ(拵・刷・調へる、ゆる、へた)整える、または、用意する」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。鳩間島では、昭和60年ごろまでは火葬をしなかったので、人が死ぬと⸢フインチバカ[⸢ɸuinʧibaka](岩を掘り抜いた墓)での風葬や埋葬にするのが一般的であった。そして埋葬後三年以上経つと骨を洗い清めて甕に納める洗骨の法事を執り行った。
  • Example phrases
    • ⸣アッパター ⸣アブジター ⸢バー⸣ケー シ⸢マ⸣ナーティ ア⸢ライクサイヤー ソー⸣レーン
      [⸣ʔappataː ⸣ʔabuʤitaː ⸢baː⸣keː ʃi⸢ma⸣naːti ʔa⸢raikusaijaː soː⸣reːŋ]
      (お祖母さんやお祖父さんたちまでは、島で洗骨を済まされてある)
    • ⸣アッパー ア⸢ライクサイヤー⸣ イ⸢チ ソーッ⸣タカヤー
      [⸣ʔappaː ʔa⸢raikusaijaː⸣ ʔi⸢ʧi soːt⸣takajaː]
      (お祖母さんの洗骨の法事は何時されたのかねえ)

アライグリサン [ʔa⸢raiguri⸣saŋ] (連)

  • 洗いづらい。洗いにくい。動詞ア⸢ラウン[ʔa⸢rauŋ](洗う)の連用形ア⸢ライ[ʔa⸢rai]に、形容詞型助動詞グ⸢リ⸣サン[gu⸢ri⸣saŋ](~づらい{EOS}~にくい)が付いて形成されたもの。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ キン⸣マー ア⸢バゴー⸣ダー シ⸢ティ⸣ ア⸢ライグリ⸣サン
      [ku⸢nu kim⸣maː ʔa⸢bagoː⸣daː ʃi̥⸢ti⸣ ʔa⸢raiguri⸣saŋ]
      (この着物は油だらけで洗いにくい)

アライノン [ʔa⸢raʔinoŋ] (名)

  • 新しい砂。新鮮な砂。人の足跡のない海岸の砂浜から運び上げた砂。正月の時には庭や門前に砂を敷きつめて祝った。これは子供らの仕事であった。
  • Example phrases
    • ⸣ソンガチナーヤ ア⸢ライノンバ⸣ カ⸢タ⸣ミ ア⸢ギティ⸣ ミ⸢ナ⸣カナー シ⸢キティ ポーキ⸣ヌ ⸣ミー イ⸢ルタ⸠ダー
      [⸣soŋgaʧinaːja ʔa⸢raʔinomba⸣ kḁ⸢ta⸣mi ʔa⸢giti ⸣ mi⸢na⸣kana ʃi̥⸢kiti poːki⸣nu ⸣miː ʔi⸢ruta⸠daː]
      (正月には新しい砂を担ぎ揚げて、庭に敷き詰めて箒の目<箒で掃いて筋目>を入れたよ)

アライパナ [ʔa⸢raipana] (名)

  • 神祈願の際の供物のひとつ。せんまい<洗米>。かしよね。あらいよね。「洗い花米」の義。神に供えるために洗い清めた米で、イ⸢ツァン⸣パイキー[ʔi⸢ʦam⸣paikiː](榊)の葉を三枚茶碗の内縁に立て、せんまいを盛って供える。
  • Example phrases
    • カ⸢ミニン⸣ガイナー ア⸢ライパナ イッ⸣チー シ⸢キオーサン⸣カー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ka⸢miniŋ⸣gainaː ʔa⸢raipana ʔit⸣ʧiː ʃi̥⸢kioːsaŋ⸣kaː na⸢ra⸣nu]
      (神事<神願い>には、「洗い米」を一対お供えしないといけない)
    • ⸣ドゥーパダニンガイナーン ⸢ウンキニン⸣ガイナーン ア⸢ライパナー⸣ ス⸢コー⸣ルン
      [⸣duːpadaniŋgainaːŋ ⸢ʔuŋkiniŋ⸣gainaːŋ ʔa⸢raipanaː⸣ su̥⸢koː⸣ruŋ]
      (健康<胴肌>祈願にも、運気の祈願にもアライパナ<洗米>は供えられる)

アライムヌ [ʔa⸢raimunu] (名)

  • 洗濯物。「洗い物」の義。
  • Example phrases
    • ア⸢ライムノー⸣ ティ⸢ダ⸣ヌ アルケンナー プシバ
      [ʔa⸢raimunoː⸣ ti⸢da⸣nu ʔarukennaː ⸣puʃiba]
      (洗濯物は太陽のあるうちに干せ)
    • ⸢ヤーニンズー⸣ヌ ⸢ゴー⸣ラーンダ ア⸢ライムヌン ゴー⸣ラーン
      [⸢jaːniʣuː⸣nu ⸢goː⸣raːnda ʔa⸢raimunuŋ goː⸣raːŋ]
      (家族が多いから洗濯物も多い)

アラウン [ʔa⸢rauŋ] (他動)

  • 洗う。
  • Example phrases
    • ⸣キン ア⸢ラウン
      [⸣kiŋ ʔa⸢rauŋ]
      (着物を洗う{EOS}洗濯する)
    • ⸢キュー⸣ヤ ア⸢ラーヌ
      [⸢kjuː⸣ja ʔa⸢raːnu]
      (今日は洗わない)
    • ⸢ウン⸣マー ス⸢ナ⸣カナー ア⸢ライ⸣クー
      [⸢ʔum⸣maː su⸢na⸣kanaː ʔa⸢rai⸣kuː]
      (芋は海で洗ってきなさい)
    • ア⸢ラウ ムノー⸣ ヌーヤ
      [ʔa⸢rau munoː⸣ nuːja]
      (洗うものは何か)
    • クナーテー アラウナ
      [⸣kunaːteː ʔa⸢rauna]
      (ここでは洗うな)
    • ⸢マー⸣ビン ア⸢ライヤー⸣ ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ ʔa⸢raijaː⸣ misamunu]
      (もっと洗えば良いのに)
    • ⸢パー⸣ク ア⸢ライ
      [⸢paː⸣ku ʔa⸢rai]
      (早く洗え)
    • ⸣キン ア⸢ラウンティ スンドゥ⸣ ウ⸢ディ⸣ヌ ⸣ヤミティ ア⸢ラーラヌ
      [⸣kiŋ ʔa⸢raunti sundu⸣ ʔu⸢di⸣nu ⸣jamiti ʔa⸢raːranu]
      (着物を洗おうとするが、腕が痛く<病み>て洗われない)
    • ⸣バー ア⸢ライ⸣ ミサカー ア⸢ラウ⸣ クトー ⸣ナルン
      [⸣baː ʔa⸢rai⸣ misakaː ʔa⸢rau⸣ ku̥toː ⸣naruŋ]
      (私が洗ってよければ洗うことは出来る)
    • ⸣ドゥーシ ア⸢ライヤー⸣ ミサムヌ
      [⸣duːʃi ʔa⸢raijaː⸣ misamunu]
      (自分で洗えば良いのに)
    • ⸢パー⸣ク ア⸢ライ⸣バ
      [⸢paː⸣ku ʔa⸢rai⸣ba]
      (早く洗えよ)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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アラガー [aragaː] F (名)

  • 新川

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

あらアラ

(Noun)

  1. Saw-edged perch (Niphon spinosus)
    Word usually written using kana alone

あら

(Noun)

  1. Leftovers (after filleting a fish)

  1. Rice chaff

  1. Flaw (esp. of a person)

(Prefix)

  1. Rough; Roughly

(Noun)

  1. Crude; Raw; Natural; Wild

さらあらにい

(Prefix)

  1. New

(Adjectival noun)

  1. Obvious; Natural

あら

(Common Interjection)

  1. Oh; Ah
    Female term or language

さいだんざ祭壇座

(Noun)

  1. Ara (constellation); The Altar